どこかにマイルでどこかに行こう　【宮崎編】

2017/06/10 - 2017/06/11

JALの「どこかにマイル」の面白さやお得さに味を占め、冬の徳島に続いて再び「どこか」を旅してみることにしました。
今回は北海道か九州あたりがいいなぁと思いながら組み合わせを探してみて、帯広・北九州・宮崎・熊本になった時にえいっと申し込みボタンをクリック。目的地に選ばれた宮崎で、初夏の花を観賞したりパワースポットを巡ったりグルメを楽しみながら2日間過ごしてきました。

エリア 宮崎

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田10時ちょうどの宮崎行に乗っていきます。
写真はターミナルビルから見送ったシンガポール航空の離陸風景。いつかまた海外旅行もするぞと思いつつ・・・

冠雪が減ってちょっと目立たない富士山を横目に見ながら、一路西へ。

下り坂の天気予報だったけど、到着した宮崎空港はいかにも南国らしい青空が広がっていて一安心。
さっそく日産レンタカーでマーチを借りて、宮崎県北部の観光に出発です！

と言いつつ北に向かわず南に下って最初に訪ねた先は、ここ青島。空港から近い定番観光地を天気がいいうちに行ってみようと足を伸ばした次第。

洗濯岩に囲まれた青島へと歩いて渡り、青島神社を参拝。
枇榔の樹々に囲まれた神社なんて、なかなかないですよねぇ。

振り返ると真っ青な海が見えてます。

本殿を詣でてから右手の元宮も参拝。
南国の植物に包まれた不思議な空間。

元宮に続く門の所でのスナップ。

本土側に戻って、青島ビーチパークで一休み。週末なので賑わってました。

青島近海でとれた「ほうぼう」という魚のフリッターを食べてみる。
さっぱりした白身が美味しかった。

まだ6月なのに真夏を思わせる海岸の景色を見て過ごしました。
夏休みに沖縄の島に行きたくなったよ。

本来の目的地である宮崎北部方面へ。高速道路が整備されたことで移動がだいぶ楽。
まず向かったのは「クルスの海」。今回の旅プランを検討するまで知らなかった観光スポットです。

十字架という発想は納得だけど「叶う」の文字に見立てたのはすごいなあ。

願いが叶いますようにとお祈りしてから、細島半島（日向岬）の先端まで行ってみました。小さなレストハウスの脇には若山牧水の碑があります。

レストハウス前の駐車場に車を止めて遊歩道を進んで、馬ケ背と呼ばれる荒々しい岩礁海岸へ。

スパッと刀で切ったような垂直の断崖。

馬ケ背遊歩道の一番先がここ。迫力のある風景が眼前に。

丘の上に鎮座する細島灯台にも行ってみました。
たくさんの船の安全な航海を見守ってきたんでしょうね。おつかれ様です。

続いては大御神社を訪問。

ふつう神社は背後に森があったり丘の上にあったりしますが、この大御神社は大海原を背後に鎮座しているのが新鮮に感じました。

開放的な境内を海風が渡っていく。

境内の南寄りから、その先（さらに南）に延びる海岸線を見渡した所。紀伊半島の七里御浜を思い起こさせる風景。

境内社「鵜戸神宮」の昇り龍も見てきました。
光り輝く龍が勢いよく昇っていく姿をご覧あれ。

突然ですがニャンコです。大御神社に程近い伊勢ケ浜や細島半島（クルスの海）に向かう道沿いにはなぜか猫が多かったんですよね。

1日目の観光はここまで。宿泊地の延岡へと車を走らせました。

泊まったのは「ホテルメリージュ延岡」。5階のツインルームを利用。

メリージュに泊まった理由の1つは、ホテル内に宮崎牛の美味しいレストランがあると知ったから。
2階に入っている「延岡みやちく」で豪華な晩ご飯です！
それほど大きな店ではないので、予約していくことをお勧めします（予約なしで行ったら結構すれすれだった・・・）

オードブルから始まります。

このスープも、パンプキンとベーコンの味が絶妙に絡み合っていと美味し。

そしてメインの牛肉です。
和牛ヒレ＆和牛ハンバーグのセット。

こちらは宮崎牛のロースステーキ。開店5周年のお得な価格設定の特別メニュー。
どちらのお肉もとても美味しかったけど、ただやっぱり宮崎牛に軍配が上がりますねー。

デザートもきちっとしたのが出てきてちょっとビックリ（失礼！）。
宮崎牛のレベルの高さに圧倒されたディナーでした。また食べたいわぁ。

翌朝は雨模様（本降りは朝のうちだけでしたが）。
1階にあるレストランでバイキングの朝食を楽しむ。

左の小さい皿には延岡名物チキン南蛮。バイキングの一品と期待してなかったんですが・・・見事裏切られました。朝からまた満足でございます。

9時にホテルを出発し、国道218号線を高千穂方面に向かいます。
これは途中の青雲橋（道の駅が併設）。

高千穂は以前にも観光に来たことがあり（だいぶ前ですが）、その時に行かなかった場所を選んで観光しました。
その1つが天岩戸神社の東本宮。境内はとても静かな雰囲気。

東本宮の社殿とそれを囲む森の木々。幻想的な風景。

少し奥に行った所にある七本杉を見に行く。すっくと立った姿が凛々しい。

高千穂の市街地に程近い場所にある悌觸（くしふる）神社へ。
でも境内はとても静かな佇まい。

社殿の屋根と青もみじのスナップ。

そして、パワースポットとして名高い？秋元神社を訪問。
山際の狭い道を進んでいくのでハンドル操作が緊張の連続でしたが、小回りのきくマーチのおかげで無事辿り着けました。

前の写真の階段を上って、いかにも梅雨のしっとりとした空気に包まれている社殿の前に進んで参詣。

社殿の横にそびえるご神木（銀杏の木）。その向こうには味わい深い鳥居が。

この鳥居になぜか魅かれるものがあり、何枚も写真を撮ってました。
（表紙の写真もこの秋元神社の鳥居です）

巡った3ヵ所とも荘厳な雰囲気のいかにも神様のおわす所という印象でした。

駆け足気味の高千穂観光を終えて、また延岡へと戻ります。
途中の道の駅「北方よっちみろ屋」で休憩＆お買い物。

こんなに早く？と驚きでしたが、早生の桃がこんな風に並んでました。
しかも地元の方がどんどん買い求めていくので、つられて買ってみる。帰ってから食べたら美味しかったです。

毎年6月中旬には桃祭りが開催されているようです。
http://www.walkerplus.com/event/ar1045e145219/
（リンク切れの時はごめんなさい）

宮崎の旅のラストは、延岡と日向市の間の門川にある「桃源郷岬」であじさい観賞です。

こんな感じで海をバックに咲くあじさいの景色を楽しめるのがここの特徴。

園内の遊歩道を散策しながら、いろんな色や形のあじさいを見て回る。

幸い天気も回復して晴れてくれたので良かった。

相変わらず植物は詳しくないけれど・・・あじさいにもたくさんの種類があるんですね。

紫や青、ピンクなど色鮮やかな花が園内を彩っています。

似たような写真が続いて恐縮ですが・・・ボリューム感ある青のあじさい。

濃いピンクが可憐。

あじさいと言えば梅雨時の花だけど、やっぱり陽射しや青空があると栄えます。

なかなか見応えがある桃源郷岬でのひとときでした。
因みにツアーの観光バスも何台も来てました（日曜日だったし）。

あじさいだけでなくジャカランダの花も咲いてます。まだ小ぶりな木が多かったので将来はジャカランダでも有名になるかも。

「駐車場脇の池の睡蓮も見てって下さいね」というスタッフさんの言葉に誘われて。

2つ寄り添うように咲く桃色の美しい睡蓮。

飛行機の時間もあり、1時間ほど滞在してから高速道路を使って宮崎空港へと戻ったのでした。

帰着した宮崎空港で写した写真。宮崎といえばマンゴーですねー。

今回は農産物のお土産をいっぱい買った旅でした（まるで買い出し!?）
・道の駅北方→桃とトマト
・門川町の農産物販売所→マンゴー
・川南ＰＡの特設テント→とうもろこし

17時過ぎに宮崎空港を離陸した所で、今回の旅行記はここまで。
どこかにマイル、また利用しそうです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。