その１キリマンジャロ登頂への道のり5895M

2017/01/24 - 2017/02/04

地元の登山店のリーダーと会員（男性４名・女性４名計８名　平均年齢約5７歳位？）でタンザニア「キリマンジャロ登山」5895mにチャレンジしました。
5泊6日の「マラングルート」です。
下山後「タランギレ国立公園」でサファリツアー
出発は九州〜羽田〜ドーハ〜タンザニア（キリマンジャロ国際空港）
カタール航空利用
現地でのホテル・登山ガイド・etsの手配は　ケニアのツアー会社に依頼。日本人の女性でとてもステキな方です。参考までに連絡先です。
Afro Space Ltd.,
P.O.Box 61202-00200，Nairobi Ngina Street International House 6F Nairobi,KENYA
TEL [phone]
FAX [phone]
河上　洋子　さん

全ての総額　約67万円（ガイドへのチップ２万円・サファリツアー込み）
他のツアー会社より少し高め(^^;)でしたが５泊6日の高度順応日があり登山ガイドのサポート力が素晴らしく８人全員登頂！出来たので満足です。
＊私が高山病にならず無事登頂できた対策は　その２「登頂日」をご覧下さい。

エリア タンザニア

1月24日（火）

1月25日（水）
タンザニアのキリマンジャロ国際空港です。暑いですがカラッとした暑さです(^^;)

空港前でお迎えの車に乗ります

手配していたツアーバスに乗りキリマンジャロ麓のマラング村へ向かいます。

途中　スーパーで１人1.5Lの水を買いましました。

車窓から見たお店

マラング村「ナカラホテル」
Nakara Hotel
TEL [phone]

明日の打ち合わせ中。登山ガイドのリーダー（ファザさん）は英語・スワヒリ語ですが　ツアー会社の河上さんが通訳してくれます。

地図を確認！

キリマンジャロビール　私はお水で乾杯

自己紹介をしながらの夕食o(^-^)o中央が河上さんです。

ナカラホテルの二人部屋。明日からお風呂に入れないので体・髪をゴシゴシ洗う。ドライヤーがなく(@_@)1Fのトイレの手を乾かすドライヤー？で腰を曲げて髪を乾かす・・

1月26日（木）朝日　

タンザニアの朝に何を思う(~o~)　友人

ポーターさんに預ける荷物１人８キロです。寝袋は別。渡された筒状の袋に自分の荷物を詰め込むのに一苦労です(>_<)念には念をで持参して来たカイロ・着替え・トイレットペーパーが入らない！結局、必要最低限の物を詰めてトイレットペーパーは置いて行く事に。登山開始時にポーターさんからトイレットペーパー一つもらえますが、５泊6日です、私は足りなくて男性からもらってました(^_^;　女性は＊トイレットペーパー絶対多めに持参しましょう！＊

朝食を済ませ午前９時半いよいよ登山口へ出発

気持ちのよい朝です。キリマンジャロマラングルート登山口

国立公園　世界遺産

手続きが遅くなり( ･_･;)お昼過ぎに出発。

マラングゲート　1879m

各グループのポーターさん達も順番待ち　私達の荷物を持って登ってくれるポーターさん・毎日の食事を用意してくるコックさん。彼らがいなくては登頂できませんでした・・尊敬します！

マラングゲート　初日はマンダラハット（2729m）まで約４時間半歩きます。

通訳の河上さんとは下山まで一旦お別れ。現地ガイド・ポーターさんとは　20年前にケニア旅行で覚えたスワヒリ語と英語でなんとかやり取り(^_^;
熱帯雨林の中　皆元気(^_^)v

木漏れ日が気持ち良い

ここでお昼ご飯です

初日の昼食です。木陰の涼しい場所

スープ　おいしい(^^)

トイレ　一応あります

約4時間15分歩き「マンダラハット」（2720M）に到着。
左の建物は食堂

女性陣の山小屋　今日は二段ベットが５つある部屋に４人で寝ます。広々！

隣の男性陣の部屋

夕食前のおやつの時間には毎回ポップコーンがでますo(^▽^)o

マンダラハットの山小屋　トイレは水洗トイレ

夕食は毎回こんな感じ　スープはいつも絶品o(^▽^)o

1月27日（金）
朝食後マンダラハット朝８時出発　
歩き始めて間もなく視界が開けてきます。
マウエンジ峰を横に見ながら高度を稼ぎホロンボハット（3720m）まで約５時間歩行予定
今日もお天気(^^)

マウンディクレーター

だんだんと木々が低くなりました。

前を歩く仲間達　はい！チーズ！

どんどん進みます

ポーターさんは私達の荷物を２人分（8キロ×２）を運んでくれます。

ポーターさん達は私達を抜かしどんどん先を行きます。

ガイドさんが見つけてくれた指サイズのカメレオン。私達は全く気づかず

歩行中の昼食はランチボックスで渡してくれます。

私はベジタリアンでベジタリアンの食事にも対応してくれます。

しつこいカラスが食べ物を狙ってます

ホロンボハットが見えてきました。クレーターを見に寄り道したので　8時間歩きました。

ホロンボハット（3720m）に到着
8人中1人が富士山に登った事が無く、苦しそうでした(>_<)

この時点で半数の人が日本で処方してもらった「ダイアモックス」を半錠飲む。
ホロンボハットでは高度順応日をもうけているので２日間で症状が改善するように※体を冷やさないようにする。※水を沢山飲む

頭痛・肩こり・だるさを訴えてます。オキシメーターで酸素飽和度を測ってます。

４人用の山小屋です。
毎日　朝、夕と洗顔・歯磨き用のお湯を用意してくれます。有り難いです。

４人用　山小屋の中

ハシゴが無い小屋もあるので背の高い私が上の段へ

キリマンジャロが見えます。左のまだ奥が頂上　まだまだ遠い・・
トイレ事情→ホロンボハットまでは水洗トイレです。

元気な私(^_^)v　オレンジのサンダルとても役立ちました。下山時にホロンボハットのトイレ清掃の方にこのサンダルあげました。とても喜んでくれました。

毎日　夕食時にボトル・水筒をコックさんに預けます。お湯を入れてくれます。
翌日用の飲み水です。（キリマンジャロ登山にペットボトル持ち込み禁止です。）
※私は1.5Lのハイドレーションと800mlのボトル、登頂用に800mlの保温用水筒を持参。
※毎日2Lの水を飲んでました。高山病にかからない対策です！

1月28日（土）高度順応日
９時出発
ゼブラロック（4100m）までゆっくり足慣らし。往復約４時間

ジャイアントセネシオの生い茂る中を歩きます。

ゼブラロック

一日経って頭痛を訴える人２名、ゼブラロック歩行中にダイアモックスを飲む。

1時頃ホロンボハットに戻り周囲を散策、ジャイアントセネシオ

ホロンボハットのソーラーパネル
山小屋の電気は蓄電式で電気をつけっぱなしでいると夜、電気がつきません(^_^;　※予備のランプを持参しましょう。

高山病患者を運ぶ「キリマンジャロtaxi？」これにはお世話になりませんように(@_@)
明日の朝まで皆のんびり過ごす。

1月29日（日）
ホロンボハット（3720m）〜キボハット（4703m）へ
今日も快晴(^-^)まだまだ遠い頂上に立てるか？深呼吸！
歩行時間約6時間予定

個人差は有りましたが高山病の症状もダイアモックスのおかげで軽くなり　出発！

本当に頭が下がります。ポーターさん

まだまだ遠い山頂・・

荒涼とした大地の中を穏やかに登ります。

女性陣は元気いっぱいです(^-^)

ヘリポートがあります。

途中のトイレ　ここからは穴だけのトイレになります。

山頂の氷河がはっきり見えます

少しガスってきました

この先は曇りかな？

ただただ歩きます

近づいて来たけどまだまだ！

なんとなく近づいてきました！テンション高めです(^_^)v

「The SADDLE」ひたすら砂の道を歩きます。

いつも陽気なガイドの「デェオさん」

皆、無言になってきたので集合写真！

紫外線が強い！

おっと！キリマンジャロtaxi！
高山病の患者を下山させてます
(;.;)

気をつけて！ガイドさんってすごい！

ずっと砂の道でしたが途中大きな岩場があります。ここでトイレ休憩

歩行時間6時間半でキボハット（4720M）1時半頃到着です。

曇に隠れてキリマンジャロは見えません。寒くなるので上下ダウンで過ごします。

山小屋　この建物に12人部屋が6〜8部屋ありました。男・女・各国の人々　皆一緒に仮眠します。

早め夕食を食べ、夜11に登頂開始です。それまでここで仮眠します。

標高4720M　体の動きが鈍くなります。少し離れたトイレに行くにも一苦労(>_<)高山病の症状が無い私もさすがにダイアモックス半錠飲みました。
※登頂日は「その２キリマンジャロ登山への道のり」へ続きます。装備品・高山病の予防法など詳しく載せます。どうぞご覧下さい。