2017/03/21 - 2017/03/21
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GermanyZidaneさん
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前日は関空からクアラルンプールを経由してメダンクアラナム空港に到着後、空港内で一夜を明かしました。
その続きです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の4時ぐらいまで3階のベンチで横になっていましたが、早朝の便に乗るお客さんで人がいっぱいになってきたので、空港の探検と場所を移動することにしました。
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早朝の便のスケジュールです
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オープしてからそれほど年月が経っていないためか空港内は非常に綺麗で清潔です。
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無料wifiの電波は安定していました。
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空港を出てすぐにあるバス乗り場の案内
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空港と直結している鉄道駅。メダン市内へ鉄道でも行けますが、料金がバスの5倍で10万ルピアします。
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鉄道駅内部。朝早すぎて人が全然いない。
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外国で自販機を見たのは中国や台湾でしかなかったので珍しかった。
自販機が置いてあるということはある程度治安が良いことの証(メダンはインドネシアで一番危険な町という悪評がありますが。。)
ちなみにポカリスエット500mlが1万ルピア(約80円強)で売られていました。
インドネシアではポカリが小さな町でも売られているので大変重宝します。 -
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行き先表示と値段が記載されているのでグッドです。
しかし、表示先の場所がどこなのかはわかりません。 -
色々とサービスが有るようです。
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空港の外を歩き回っていましたが、蚊がいたので鉄道駅内部に避難してきました。
内部はかなり清潔です。
休憩していると職員の人がトレインと声をかけてきましたが、バスと答えるとOKと言って立ち去って行きました。インドネシアの人達は、こういう声かけをしてくれるので臆病者の僕にとってはありがたいです。 -
駅構内で日記を書いていると6時前になっていました。
昨晩はメダン中心部行きのバスの始発は7時と言われましたが、もしかするとこの時間ぐらいからバスがあるのではと思いバスターミナルに向かいます。
ターミナルに行くと職員の人がいたので、メダン中心部行きのバスを尋ねると、近くにあったエンジンがかかっていない真っ暗なバスだと教えてもらいました。
真っ暗っで扉が開いていなかったので、どこから乗ってよいのかわかりません。
前の扉を押したら開いたので、入るとバス運転手が丁度降りてきました。
真っ暗だったので人がいることに気づかず、少しびっくりしましたが、バス運転手にも念のため確認で中心部行きかどうかを尋ねました。
うなずきだけされたので、とりあえず中心部には行けそうです。
この時点では乗客は僕以外に誰もいませんでしたが、出発する7時前ぐらいには3分の1ほどの席が埋まりました。
出発は昨晩のバス職員のおっちゃんが言ってたとおり7時でした。
料金は回収されずに出発です。
少し走った先でバスを停めてから回収されました。
料金はなんとなく2万~3万ルピアだと思っていたので、とりあえず3万ルピアを渡します。しかし1万ルピア返されたので、中心部へはバスで2万ルピアで行けるようです。
鉄道の5分の1の料金です。
中心部に近づくにつれて車やバイクの台数が増えて渋滞がひどくなってきました。
朝の出勤ラッシュのようです。
クラクションの音など、どこか無秩序なところが東南アジアに来た実感を沸かせてくれます。
バスに乗ってて印象に残った事がありました。新聞を通勤途中の人達に売る新聞売りのおばさんの笑顔です。おそらく裕福ではないと思いますが、笑顔で新聞を売り歩くおばさんの笑顔が素敵でした。今の僕が同じ状況になれば卑屈になって笑顔など見せられないだろうなあ。ほんとおばさんの笑顔が素敵でした。
1時間半ほどでメダンフェアモールという場所に到着です。
中心部には来れたみたいですが、手持ちの地球の歩き方には場所が載っていなかったので、バスから降りてすぐに駆け寄ってきたベチャマシーンのおっちゃんと交渉開始です。こちらの要望は取り敢えず両替所に行きたいのと、地球の歩き方に掲載されているメダンモールに行ってほしいことでした。
メダンモールに行けば、近くに両替所や本日の目的地であるブギッラワン行きのバスが発着するピナンバリスバスターミナル行きの乗合バスに乗れると考えていたからです。
初めての場所で、何も分からない状況ですが、まずはベチャマシーンのおっちゃんにボラれんとこうと思い、両替所は自分で探すから、ベチャマシーンは必要ないとハッタリをかましました。
ベチャマシーンに頼らずとも自分で目的地に行けるんだぞという姿勢を見せます。
予想通り、向こうもそんなことで諦めるはずもなく、遠いだの、良いレートの両替所を知ってるだのと言ってきます。
そこから本格的な交渉の開始です。
まずはメダンモールまでいくらで行けるかを聞きます。すると5万ルピアで行くとの返答。僕はすかさず1万ルピアと言います。
安すぎるためか、ノーノーノーと言われ顔を歪められています。
その後の交渉で結局2万ルピアで行くことに。
10分ぐらい交渉していた気がする。
結局連れてこられたのが、メダンモールとは違う場所にある両替所。
レートが良いしここで両替したらとおっちゃんが言ってるので、一先ず店の中に入る。日本円のレートを聞くと1円=115ルピアだと言われた。空港では1円=105ルピアだったし、レートが割りと良いのではと思い、ここで10万円を両替しました。
インドネシアの紙幣は10万ルピアが一番最大の紙幣で、その紙幣だけでも10万円分だと財布がパンパンです。しかも10万ルピアだけでは相手方がお釣りがない場合(特に田舎)もあるので小額紙幣も混ぜてもらいました。
満足してベチャマシーンのところに戻ると、ピナンバリスバスターミナルまで5万ルピアで行くけどどうだ?と聞かれ、乗り合いバスだと1万ルピアで行けるので断りました。
またメダンモールまで行ってくれるもんだと思っていたのに、そこだと遠いから、ここで終わりだと言われ、文句を言おうかと思った矢先、メダンモール付近で乗ろうと思っていた乗合バスが近くを通りかかりベチャマシーンのおっちゃんが停めてくれました。
メダンモールに行けなくても結果オーライです。
割りと親切だったベチャマシーンのおっちゃんにお礼と2万ルピアだけ渡して、乗合バスに乗り込みます。先客が2人いましたが、1人はすぐに降りたので、そのあとはピナンバリスバスターミナルまで僕ともう一人の乗客の2人だけでした。
20分ぐらい走ると、乗合バスの運転手にピナンバリスに到着したぞということを言われました。もうひとりの乗客もここからどこに行く?と聞いてきたので、ブギッラワンと言うと、運転手がブギッラワン行きはどれだと周辺の人達に聞いてくれました。この時は親切だなと思っていましたが、後々、ここは本当にピナンバリスバスターミナルだったのだろうかと疑問がわきました(ここのブギッラワン行きのバスチケットの料金が地球の歩き方に掲載されている料金と大きく違ったため)
運転手にはお礼を言って、1万ルピアを渡すとOKみたいなことを言われ、立ち去って行きました。 -
写真はブギッラワン行きのオンボロバス。
さて、降ろされたあと、指示された乗り場に行くと、わらわらと僕の周りに人が集まってきます。ブギッラワンまでの料金を聞くと20万ルピアだと言われました。
そんな馬鹿な。
地球の歩き方には1年古い型番ですが、料金は3万ルピアと記載されています。
しかも写真にあるクーラーもなくシートもボロボロなオンボロバスです。
道のりも3時間ほどです。
ボリすぎだろと思い、本には3万ルピアと書いてあると抗議しました。
するとこの値段は10年前ぐらいの料金で、年々運賃が上がってきてるというようなことを言われます。
そうなのかなと思いつつも、さすがに1年古い型番の地球の歩き方に掲載されている料金から7倍近くも値上がりしないだろうと考え、さらに抗議して料金を安くするように交渉しました。
18万ルピア、15万ルピアと下がっていき、途中に高すぎるから、もうブギッラワンに行かずに別の場所のブラスタギに行くと言うと、最終的に8万ルピアで行くことになりました。
それでも、おそらくぼられていました。
後に、他の日本人の方のブログを見ると、こういったバスの乗る時は乗車前にチケットを買うとぼられるから、必ず乗車後、運転手に料金を支払うようにと書いてありました。 -
この時点でかなりの汗をかいていました。
脱水症状への布石がすでにありました。
この乗り場で2Lの水を買います。
冷えていないぬるぬるの水です。
飲んでもおいしくありません。
値段交渉のあと、あと10分ほどで出発すると言われました。
その間に5人ほど乗客が乗ってきます。
乗り場付近にいた誰かの子供が僕によってきて、何か話しかけてきましたが、僕がインドネシア語を話せないとみると離れていきました。
インドネシアの子供は目がくりっとしていて可愛いです。
そうしている間に出発です。
クーラーなしで席もボロボロですがこの人数だとさほどしんどくなさそうです。
と思いきや、途中から次々と人を乗せていき、隣の人と僕の汗でベトベトになった腕が常に触れてしまうぐらいの、パンパンな状態でほぼ終点のブギッラワン近くまで行きました。
途中から整備されていない道があるので、2時間半ほどの所要時間でも割りとしんどいです。景色はブギッラワンが近づくに連れて山や川等の自然があり見応えがありました。
牛が道を歩いていたりというシーンも見られます。 -
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ブギッラワン到着です。オンボロバスを降りると周辺にたむろしていた地元の人がぐぬンレウセル国立公園のトレッキングの勧誘をしにきます。
基本的には、向こうから誘いに来たり、初めての町に着いてから何かをすぐに申し込むと、ボラレたり、質の悪いサービスだったりすることが多いので、普段はスルーするのですが、旅行初日と暑さでめんどくさくなり、その場でトレッキング1日ツアーを申しこみました。
初めは、インドネシアの気候にも慣れていないので、半日で良いかなと思い、それで決定したのですが、その日程だとすぐツアーが終了してしまうので1日ツアーに変更して申し込みました。この選択が後々の悲劇につながります。 -
申込書には半日、1日、2日間etc等、所要日数による料金が記載されていました。
なぜかすべてユーロ記載だったので、おそらくヨーロッパからのお客さんが多いのでしょう。
僕はそれをルピアに換算してもらい、75万ルピアの提示から70万ルピアに少しディスカウントしてもらい、それを了承しました。
この70万ルピアの料金内には1日トレッキング(8:00~15:00)と国立公園入域料、昼食代が含まれます。虫よけと水分は自分で用意する必要があります。
料金は前払いでした。
なお、オランウータンの保護センターは現在閉まってしまったとのことでした。 -
トレッキングを申し込んだ人が無料で泊まるところに送ってくれるというので、地球の歩き方に記載されていたシバヤゲストハウスにバイクで送ってもらいました。
ゲストハウス周辺は吊橋があって川があり、すぐ近くに森が迫っている絶景の場所でした。
また閑散期なのか、観光客がほとんど見当たりません。
シバヤゲストハウスでは1泊10万ルピアの宿を2泊分前払いで支払いました。
オーナーが僕の大量の汗を見て、インドネシアの清涼水であるTeh botolのビンを1本サービスしてくれました。味はあまり好きではありませんでしたが、のどが渇いていたので一気に飲み干しました。
チェックインの時点で次の行き先を聞かれたので、ブラスタギに行くことにしました。 -
部屋に入り、早速カメラで写真を撮影しに行こうと思ってカメラを探しますが見当たりません。バックパックも大まかに探すも見当たらず、先程乗ってきたバスの中でカメラをいじった記憶があったので、もしかすると、バスの中に忘れてしまったのかもしれません。
これはかなり焦りました。
大急ぎで、バス停まで走って行きました。
すると先程、ツアーを申し込んで送ってくれた人や、その仲間らしき人が大勢いました。ぼくの猛烈な汗の量を見て、どうしたんだという感じで話しかけてこられました。
僕は、カメラをバスの中に置き忘れて行ったかもしれないことを伝えます。
バスはもうメダンの方に向けて帰っていったから電話で聞いてやるということになり、その場にいた人がすぐ電話をかけてくれました。
こんなことになり恥ずかしいやら、カメラが見つかるのか等心配で汗がさらに大量に出てきました。
周りの人も一先ず落ち着いて、水分補給した方が良いと言ってきますが、僕は気が気じゃないので、落ち着いてられません。
電話で聞いてくれた人が、もしカメラが見つかったらいくら出す?とバスのボスが聞いていると言われたので、カメラが戻ってくるのであればということで、来る時にかかった料金よりも高い10万ルピア出すと返答しました。
そのあと、バスの中を探してくれたみたいですが、カメラは見つからなかったようです。かなり落ち込みましたが、何人かが僕の近くに来て慰めてくれました。
また、無償でこれまでのやり取りを何人もの人に助けてもらったので、気持ちということで、慰めに来てくれた人に代表で2万ルピアだけ渡しておきました。
その人は、バスの中になかったのであれば、自分の手荷物の中にある可能性があるから、もう一度探すようにと言ってくれました。
仮にカメラが無かっても、何人もの人が無償で手助けしてくれたので、その温かみのほうが、大きいなと思い、良い体験をしたと切り替えることにしました。
その後、もう一度ゲストハウスに戻り、バックパックを念入りに調べていると、な、なんと!カメラがあるではありませんか!
最初に焦らずにしておけば、こんな騒ぎにならなかったのにという思いと、カメラが見つかった喜びで再びバス停の方に戻り、手助けしてくれた人、一人一人にカメラが見つかったこととお礼を伝えました。 -
カメラが見つかり、一安心のあと、まだ朝昼ごはんを食べていなかったので、バス停近くにあった地元の食堂に入って、ライスと魚やパサパサの野菜を食べました。
写真にある食べ物すべてで1万ルピアです。かなり安いです。
先程の騒動で失った水分を取り戻そうと、無料で飲める水を飲みました。
日本だと水は無料でなおかつ飲んでも問題ありませんが、インドネシアは基本的に衛生的な水だとお金がかかりますし、無料の水だと、日本からやってきたすぐの人間にとってはお腹を壊すこと必須です。なのに、僕はあまりの乾きでその水を飲んでしまいました。
全部平らげたのですが、水のせいか、食後はお腹が少し気持ち悪かったです。 -
この左手の建物で昼食を食べました。
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バス停からブギッラワンのツーリストエリアまではのどかな景色が広がっています。
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ドラえもんの登場キャラクターが入り口に描かれている保育園のような施設もありました。
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ツーリストエリアに入ってきました。
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こういった吊橋がいくつかあります。
橋を維持していくために少しお金を払って渡るようです。 -
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ちょっと町を探検しようと思い、グヌンレウセル国立公園に向けて歩いていきます。
やはら観光客は少ないです。欧米人がちらほらいるだけです。僕のようなアジア系の観光客は皆無でした。 -
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どんどん歩いて行き、自然ばかりになってきました。
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川沿いに山道が続いているので歩いていきます。
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しばらく歩くとツーリストエリアから離れた辺鄙な場所にゲストハウスがありました。
地球の歩き方にも掲載されているゲストハウスで、欧米人に人気があるようです。
ここに泊まりに来るだけでも、荷物があると一苦労です。 -
先程のゲストハウスを通り過ぎると、すれ違う人もめっきりいなくなります。
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シバヤゲストハウスから1時間強歩き続けたぐらいで時刻が夕方の4時20分だったので、そろそろ引き返します。
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町に戻ってからは明日用の水1.5Lとポカリ500mlを買い、ゲストハウスに戻りました。戻ると電気が全く使えなかったのでオーナーに尋ねると、町全体が一斉に停電中とのことです。結局夜の9時ぐらいまで電気は使えなかったです。
部屋に戻ったのが6時ぐらいですが、そのあとすぐスコールが降り始め、町も電気が使えずに真っ暗で夜ご飯も食べずに部屋に篭っていました。
シャワーはライトを照らしてどうにか浴びれました。
部屋の中にはヤモリなどがいました。ヤモリは苦手なので、近くに来ないかどうか警戒しながら部屋でビクついていました。
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