片道ビジネスで広東・福建省【3日目】山奥の世界遺産から高速鉄道で香港へ

2017/05/05 - 2017/05/05

なにかの拍子でたまたま確保できた、大型連休最終日（7日・日）に帰国してくるLCCのチケット。
3日に日本を発つ便をマイル交換でゲット。
羽田発の全日空機のビジネスクラスで、中国・広州へと移動します。
その晩の夜行列車を使って、福建省の内陸部・龍岩を経由し、山奥の世界遺産「福建土楼」エリアへ。
1泊したのち、路線バスと高速鉄道を使って、一気に香港へと移動します。

5月2日（火）：地元から国内線で東京へ
5月3日（水）：羽田からビジネスクラスで広州へ、夜行列車に
5月4日（木）：福建省龍岩着、バスで福建土楼エリアへ
5月5日（金）：龍岩へ戻り高速鉄道で深セン経由、香港へ　←ここ
5月6日（土）：香港の離島へ
5月7日（日）：早朝のLCCでいったん帰国

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨晩は、18時過ぎに寝てしまったので、薄暗いうちに起床。
とはいえ、始発（6:20）に乗るには時間がないので、
その次（7:30）に乗るべく、身支度と

ホテル周りの散歩に出かけます。

隣の建物、円楼の「環興楼」は住んでいる人もいるようで、
昨日も今朝も生活感が出てるし。

バス乗り場周辺の商店は、まだオープンしていないところばかり。
その中で唯一営業していた食堂で、

「判面」とやら（10元）。
油そばって感じ。とはいえ見た目ほど、油っぽくなく、さっぱり。

宿に戻る途中、ここ「環興楼」の住民らしきおばちゃんがしきりに「ついて来い」と。
のこのこついて行ったところ、入口脇の「入場料10元」の看板を指差され。。。

ごめんね、そんな時間ないんだ。

宿に戻ると、昨日も何かと親切にしてくれたご主人から、お茶を入れてもらい、
翻訳アプリを使いながら、「今日はどこに行くんだい？タクシーチャーターはいかがかい？」と。
でも、筆談で、「10分後のバスに乗るんだ」と伝えると、あわててバス乗り場まで連れて行ってくれました。

龍岩までの帰りも、マイクロバスのような路線バス。
始発からは、隣町の学校に通うような小学生ばかり。
入れ替わるように、街に出る人たちが乗り込み、始終満席。

昨日とは違うルートで、途中は高速道路も走ります。
2時間足らずで、龍岩のバスターミナルに到着。
やはり、街中の建物というだけあって、大きくてきれいですね。

駅に向かうには、まだ時間があるので、逆方向にある商店街に行ってみることにします。
昨年、雲南省の山奥で見かけた、●ニクロのような、ダ●ソーのような、ムジ●シのような雑貨屋。
安くて、おもしろそうなものがあるんだけど、かさばるので、パス。

商店街の歩行者天国エリアのほぼ中心まで来てみました。
平日の朝早い（といっても、9時半ごろ）のためか、ちょっとさびしい。

携帯電話屋が固まっている場所、スポーツ用品店ばかりある場所、洋服屋などなど、それはそれでいいんですかね？

昨日歩いてきた道を、今日も歩いて帰ります。
日差しがきついので、昨日よりも疲れますが、
時間が有り余っていますので、歩いてみます。

約20分かけて、駅に到着。
2時間以上前に着いてしまいました。
国際線の飛行機に乗るワケでもないのに。。。

ひとまず、チケット売り場で、あらかじめオンライン予約していた深セン北駅までのチケットを発券。
今回も、アプリの指定ページを見せ（て、パスポートも提示）るだけで、あっさりゲット。

駅の1階に食堂が連なっていたので、そのうちの1軒で、早めの昼飯。
なぜか「判粉（8元）」。
朝食の「面」と違って、ちょっと薄め。

改札（切符とパスポートのチェック）を入って、
荷物検査があって、

大きな待合室で、乗り込む電車の始発まで、1時間以上待機。
冷房が効いているし、売店もいろいろあるので、じっとしていても飽きません。
たまにWifiを拾えるので、助かります。

出発15分ほど前に、改札オープン。
高速鉄道といえど、普通列車の改札と変わりがありません。
で、ずっと先に停まっていた電車まで、プラットホームを延々と歩かされます。

各車両の中央に1か所、出入り口があるタイプ。

中は、こんな感じ。
出入り口が中央にあり、1車両にコンパクトな客室が2つ。
座席は、一番後ろの通路寄り。
進行方向に向けて、座席が固定・・・と思いきや、最初の停車駅で向きが変わったので、みんなこっちを向きました。。。

最高時速は、約200km前後。
でも、深センまで4時間かかります。

契約していたSimカードは切れちゃったし、
車内のWifiはないし、窓側じゃないから外は見にくいし、
・・・みんなこっち側を向いているし。

16時過ぎ、深セン北駅にやっと到着。

深セン北駅 駅

ここから、地下鉄に乗り換えます。

乗り場がわからず、地下に降りる入口を発見。
いったん地下で改札を通り、今度は長いエスカレーターに乗って、深セン北駅上の高架にある「地下鉄」ホームへ。
・・・遠回り。

深圳北駅 (地下鉄) 駅

乗り換えもなく、終点の「福田口岸」駅へ。
香港に来たときに、たまにここから出入国しているので、慣れています。

ここで、中国から「出国」。
そして、長い渡り廊下を渡って。。。

香港に「入境」します。

そこからは、路線バスに乗り、

近くの鉄道駅（が入った、ショッピングモール）へ。

新元朗中心 ショッピングセンター

そして、鉄道、地下鉄を乗り換え、ホテルへ。
・・・なんで、入境してから、2時間もかかっちゃうんだろうな。
たぶん、ルート設定が間違ってるんだろうね。

元朗駅 駅

さて、チェックインを済ませ、荷物を置いた後で、
前回（約1年前）にひと悶着あった、近所にある麺屋へ。

海老ワンタン麺（17HKD）。
・・・うまい。また、来よう。