2017/05/13 - 2017/05/13
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小太り姐さんさん
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登録している市民大学の史跡見学に参加してきました。
この聖マリア・マッダレーナ(マグダラのマリア)修道院は、今現在国家の所有物でカラビニエーレ(憲兵)の施設内にあります。
その為めったやたらと入場できない「開かずの間」…。
その後聖ピエトロ教会も見学。普段簡単に入れない聖具室も見学。
ペルジーノ、ペルジーノ派の絵画に触れてきました。
- 交通手段
- 徒歩
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パルティジャーニ広場(バスターミナル)近くにあるガリバルディ像を左に直進すると…
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Trearchi(トレアルキ=3つの門)が見えます。
この門を抜けて直ぐの通りがCorso Cavuor(コルソカヴ―ル)通。
ここを右手に、聖ピエトロ教会方面へと向かいます。 -
ここが今回の見学施設。
この写真は公式サイト https://borgobello.wordpress.com より拝借。
(緊張して写真が撮れなかったので) -
聖マリア・マッダレーナ。
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天井のフレスコ画
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聖マリア・マッダレーナ
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聖マリア・マッダレーナ
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天井のフレスコ画
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1999年、正式に改装補強工事が始まる前の写真解説。
当時ここに在った絵画の幾つかは、ナショナルギャラリー、他市美術館、美術品倉庫…にと分散されてしまいました。 -
当日、解説案内して頂いた大佐(お名前失念)。大変分かり易く、また非常に造詣の深い楽しい解説でした。
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さらに奥の修道院回廊と庭
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真ん中に井戸があります。
この修道院は中世、売春から足を洗った婦女子の更生施設でした。
年を取り、終の棲家としてここへ来た婦女子も収容されました。
聖マリア・マッダレーナももともとは売春婦で、改心してイエズスに従った聖人です。 -
さすが軍施設。大戦で使用された本物です。
詳しい方には興味深いのでしょうが女子修道院跡に鎮座している…何とも不思議な感じでした。 -
その後足を延ばして聖ピエトロ大聖堂へ。
この聖堂はペルージャ市で一番古いカテドラルです。
ローマ方面からバス(若しくは車)でペルージャ市に向かうとこの鐘楼が見えてきます。
ああ、ペルージャ市に戻って来たなと感じるモニュメント。 -
入口扉の上にはペルジーノ作。ラファエッロの師匠です。
こんな凄い絵を吹きっ曝しのままにしていていいのか?(個人的な心配) -
聖ピエトロ教会内部。祭壇裏手の聖歌隊席。
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祭壇が分から入り口方面を見た感じ。
逆光で薄暗い感じですが壁一面聖画に覆われています。
回廊の柱も聖画に覆われている、圧巻の美!です。 -
聖歌隊席は全て木製、寄せ木細工、象嵌細工が施されています(触るの禁止です)。
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様々な動物の木製彫刻…想像上動物のグリフォンなどもいます。
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今回は、これまた許可を頂いて聖具室(ミサの準備をする部屋)を見学。
これまた美術の宝庫… -
これまたそうそう一般公開されない絵画。上段はカラバッジョ派の絵画、下段の小さめ絵画5枚はいずれもペルジーノの作。さすがにガラスのカバーがありました。
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天井と壁上段にはキリストの生涯を描いた聖画。
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保存されているのか心配なくらい無造作に扱われている床のタイル。
聖具室の真ん中にある大きなテーブルの真下です。 -
個人的に気に入っている聖母子像。
乳を与える聖母です。 -
教会入り口(外部)の壁画、これは三位一体を表します。
阿修羅の様な姿はペルージャ市内に4か所?(詳細不明)あるそうですが、3面とも女性の姿で描かれているのはここだけだそうです。
他の三位一体画は正面がキリストの顔(男性)で他が女性の顔で描かれています。
女性の顔は教会を表すのだそうです。
寒風吹きっ曝しにも拘らず(まだ)保存状態は良いです。
半日の見学会でしたが機会があればまた、色々勉強しながら施設見学を楽しみたいと思いました。
次は(不定期)どこになるでしょう…今から楽しみです。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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