【2017GW】乗り継ぎだらけのNASA巡り。最後はカリブも。（６／８ ） トリニダード・トバコ編

2017/05/03 - 2017/05/05

2017年GWはアメリカのヒューストンとオーランドへ。
この地を訪れる目的といえば、「NASA」ですね。

今回のGWは9連休。NASAだけなら余裕の旅程になるんでしょうけど、
そうはいかないのが弾丸トラベラーの性。
アメリカだけでは飽き足らず、「カリブ海も行っちゃえ！」ってことで、
トリニダード・トバコにも行ってきました。
加えて、乗り継ぎを利用してシカゴやマイアミもちょこっと訪問しています。
9日間でフライト10回・・・
結局、いつものようなバタバタ旅程になっちゃいました。

そして、最後はこの乗り継ぎの多さが仇に。
トリニダード・トバコから戻る飛行機が遅延して、後続便への乗り継ぎに失敗。
玉突き事故のように最後の帰国便にも乗れなくなってしまいました。
というわけで、図らずしてトータル10日間の旅に。
そんなわけで、ちょっとハプニングもあったけど、目的は全て達成。
充実した9日間・・・じゃなくて10日間になりました。


＜主な行程＆旅行記＞

（１）4/29 　　羽田出発～シカゴ乗り継ぎ観光
　　　http://4travel.jp/travelogue/11239271
（２）4/29-5/1 ヒューストン
　　　http://4travel.jp/travelogue/11239274
（３）5/1　　　ワシントンD.C.乗り継ぎ　ペンタゴンメモリアル訪問
　　　http://4travel.jp/travelogue/11239273
（４）5/1　　　マイアミ乗り継ぎ　リトルハバナ＆マリナーズ試合観戦
　　　http://4travel.jp/travelogue/11239574
（５）5/1-5/3　オーランド　ケネディ宇宙センター
　　　http://4travel.jp/travelogue/11239603
（６）5/3-5/5　トリダード・トバコ
　　　http://4travel.jp/travelogue/11240216
（７）5/5-5/6　ワシントンD.C.
　　　http://4travel.jp/travelogue/11240591
（８）5/6-5/7　帰国便
　　　http://4travel.jp/travelogue/11250463



＜基本情報＞

■航空券　

・ANA 203,590円
　（27）04/02 MH1143 V ペナン(10:40)⇒ｸｱﾗﾙﾝﾌﾟｰﾙ(11:40)
　（28）04/02 NH886　M ｸｱﾗﾙﾝﾌﾟｰﾙ(14:00)⇒羽田(22:00)
　（29）04/29 NH112　M 羽田(10:50)⇒シカゴ(08:40)
　（30）04/29 UA1722 M シカゴ(17:36)⇒ﾋｭｰｽﾄﾝ(20:26)
　（31）05/01 UA1955 M ﾋｭｰｽﾄﾝ(07:15)⇒ﾜｼﾝﾄﾝD.C.(11:21)
　（32）05/06 NH001　M ﾜｼﾝﾄﾝD.C.(12:20)⇒成田(15:25)
　（33）09/16 NH885　M 羽田(00:05)⇒ｸｱﾗﾙﾝﾌﾟｰﾙ(06:20)
　（34）09/16 MH2604 V ｸｱﾗﾙﾝﾌﾟｰﾙ(07:35)⇒ｺﾀｷﾅﾊﾞﾙ(10:10)

・AA 7,590円
　（35）05/01 AA324 Q ﾜｼﾝﾄﾝD.C.(13:55)⇒ﾏｲｱﾐ(16:43)

・AA 6,620円
　（36）05/01 AA039 Q ﾏｲｱﾐ(22:45)⇒ｵｰﾗﾝﾄﾞ(23:55)

・AA 16,590円
　（36）05/03 AA1461 O ｵｰﾗﾝﾄﾞ(06:45)⇒ﾏｲｱﾐ(07:51)
　（37）05/03 AA2689 O ﾏｲｱﾐ(10:35)⇒ﾎﾟｰﾄｵﾌﾞｽﾍﾟｲﾝ(14:18)

・BA 10,000アビオスポイント ＋ 6,120円
　（38）05/05 AA2689 T ﾎﾟｰﾄｵﾌﾞｽﾍﾟｲﾝ(15:18)⇒ﾏｲｱﾐ(19:30)

・AA 7,590円
　（37）05/05 AA2590 Q ﾏｲｱﾐ(21:21)⇒ﾜｼﾝﾄﾝD.C.(23:57)

■宿泊
・ヒューストン
　Red Roof Inn Houston IAH Airport
　2泊 朝食付き　14,250円

・オーランド
　Quality Inn Orlando Airport
　2泊 朝食付き　11,020円（100.99USD）

・ポートオブスペイン
　Buddy Inn
　2泊 朝食なし　100USD

・ワシントンD.C.
　Hilton Washington Dulles Airport
　1泊 UPG朝食付き　9,240円(83.03USD)

■通貨レート
　・クレジットショッピング　1USD＝113.6～114.9円
　　　　　　　　　　　　　　1TTD＝17.1円

エリア トリニダード島(トリニダード・トバゴ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日はオーランドからマイアミを経由してトリニダード・トバコへと向かいます。

オーランドではNASA巡りだけだったけど、ディズニーランドも有名だね。
空港にもディズニーショップあり。

まずは国内線でマイアミへ。

ゲートはサテライトのほう。

サクサクゲートに向かっていたら、アメリカン航空のラウンジを見過ごしちゃった・・・
どうやらメインターミナルのほうにあったらしい。

戻るのも面倒なので、プライオリティパスで入れるラウンジへ。

ここが、アタリ！

フードメニューはアメリカン航空ラウンジより充実してるし・・・

広々としたシャワー室まで完備。
（利用はしてないけど)

焼きたてホットケーキで朝ごはん。

ラウンジ自体は小さいんだけど、設備が充実したレベルの高いラウンジでした。

6:30 搭乗
朝イチ便でマイアミへ。

ポートオブスペインまで片道1.7万円ほどで手配。

まだ夜も明けたばかり。朝焼けを眺めながらテイクオフ。

8:00前

晴天のマイアミに到着。
乗り継ぎ時間は３時間ほど。余裕の乗り継ぎ。

というわけで、ラウンジへ。

この旅、2度目のマイアミラウンジ。

メニューは変わりばえしないけど、朝食には十分なんです。

・・・あれ？ さっきも朝食、食べなかったっけ？？

10:30
さて、そろそろトリニダード・トバコに向けて出発。

機材はやっぱりナローボディ機だけど・・・

シートモニタが付いていた。

座席は結構前の方。
ワンワールドサファイアは無料でどこでも座席指定出来るのでありがたい。
ここはユナイテッドと違うところだな。

ちょっと雲が多いけどマイアミらしい空。

トリニダード・トバコに向けてテイクオフ！

マイアミビーチ上空。

マイアミって、ほんと独特の地形だね。
リゾート施設が多いのも頷ける。

国境越えなので、イミグレーカード書かなくちゃね。

4時間弱のフライトだけど、食事は無し。
国際線なのに？？

ビスケットとジンジャーエールでがまん。

やがて、トリニダード島が見えてきた。

ちょっと雲が多いな・・・
天気はイマイチか。

15:00
トリニダードのピアルコ国際空港に到着。
ちいさな空港です。

マイアミとの時差は無し。
ちなみに日本との時差は13時間。

イミグレへ。

カリブの国々は入国審査が厳しい。
違法滞在が多いみたいだね。
宿の名前とかしっかり聞かれた。

少々時間がかかったものの、無事入国完了。

トリニダード・トバコらしいスチールパンのオブジェがお出迎え。

まずは空港のATMでキャッシング。

手数料なしでトリニダード・トバコ・ドルがおろせた。
ただ、表示がドルなので米ドルが出てくるんじゃないかと心配になったけど、そんなこともなく。そりゃそうだ。

ゲットしたトリニダード・トバコ・ドル。
略してTTD

1TTD＝約17.1円。

微妙に換算しづらいレート。

さて、街へ。

事前にレンタカーを予約しておいた。

2日間で68ドル。
SIXTというメジャーなレンタカー屋さんだけど、比較的安いね。

2日間、足となる愛車。
トリニダード・トバコは日本と同じく左側通行なので右ハンドル車。

USBポートも標準装備の使い勝手の良い車でした。

・・・あれ、ガソリン、満タンじゃないんですけど。。。
満タン返しじゃなくて良いのかな。

曇り空でイマイチ、スカッとしないけど、本日は移動のみ。
まずは、宿に向かう。

信号停車中には行商が。
まぁ、他の国でもよくある光景ではありますが。

空港から街の中心部までは車で30分ほど。

中心地に近づくと高いビルもちらほらと。

カリブの国々の中ではトリニダード・トバコは比較的裕福な国。

中心地に入ってからさらに走ること10分。
お世話になる宿に到着しました。

泊まるのはBuddy Innという日本人オーナー経営の宿。

1泊50米ドルとトリニダードの宿の中ではかなり良心的なお値段です。
（カーニバルシーズンは1泊70ドル）

お部屋も広くて明るくて綺麗。
予約後のオーナーさんとのやりとりもスムーズでとても安心感がありました。

今回、2泊お世話になります。

宿の名前にもなっているBuddyちゃん。

ときどき見せる人間くさいしぐさが妙にかわいい。

オーナーさんご主人はトリニダード・トバコ人。

この後、「一緒に夕食でもいかがですか？」
とのお誘いで、近所のレストランに行くことに。

この日は移動だけだったの予定だったので、こういうお誘いは嬉しい。

徒歩5分くらいで到着。
宿の近くにはバーやレストランが多くて、食事に困ることはなさそう。

料理は量り売り。
好きな料理を取って最後に精算するシステム。

少しずつ色々な種類のローカルフードが選べるので楽しい。

肉も野菜も値段は同じなので、ついついお肉ばっかりに。
お肉料理は煮込みかBBQが多いようだ。

この量で700円くらいだったな。
トリニダード・トバコは特別物価は安くない。

食後はそのまま向かいのバーレストランへ。
なんて便利な立地でしょう。

ローカルビールのSTAGとCaribを。

製造会社はどちらも同じ。
そういや、Caribって、セントマーチン島に行ったときに朝から飲んでたなぁ・・・

ビールを2本ほど空けたのち・・・

やって来たのはスチールパンの練習会場。

宿の近くでスチールパンの練習があるとのことで、オーナーさんに紹介して貰いました。

この日はたまたま練習日。
スチールパンは是非見ておきたかったのでホント、ラッキー。

独特の音色だね。
ドラム缶から奏でられた音とは思えない。
叩く場所で音階が変わる。
楽譜も無くて、人から人へと見本を見せながら教えていくそう。

こちらはベース。へこみが大きんだね。

練習とはいえ、パワフルで繊細な音色に聞き入ってしまった。
貴重な体験が出来ました。

【動画】
https://youtu.be/7Q4hBKWT0hs

この後、宿に戻って、ちょっと早めの23:00頃には就寝して・・・

3:00に起床。
3時間かけて島の西側にあるグランド・リベリアという場所へと向かいます。

グランド・リベリアはオサガメという希少種の産卵地で有名だそうで。
かなり遠いので躊躇したけど、滅多に無い機会なので行ってみることにした。

5:00過ぎ。目的地到着。

無事に着いたけど、なかなかハードな道のりでした。
途中から真っ暗だし、道は悪いし・・・
なんか精神的に疲れた。
でも、道のり自体はシンプルなので、レンタカーがあれば行くのは難しく無いでしょう。

予定より早く到着したので車内でしばし待機。
やがてうっすらと夜が明け始めたので、浜のほうに向かってみると・・・

薄暗い中、ゴソゴソ動く物体が。

いました。
お目当てのオサガメ。

よく見渡すと5、6匹いた。
オサガメの産卵は深夜なんだけど、夜明けを迎えちゃうのんびり屋さんもいる。

浜にはたくさんのオサガメの足跡。
海に戻って行った様子が分かる。
夜中にはたくさんのオサガメが産卵していたんでしょう。

すっかり陽が昇っても、まだ産卵中。

写真を撮るなら夜明けのタイミングが良いと思う。
夜はガイド付きの有料ツアーに参加する必要があるし、ライトも禁止なので写真は無理っぽい。

そんなわけで、純粋にオサガメの写真を撮りたいのなら、明け方狙いがいいでしょう。無料だしね。

正面から見ると、結構アブナイ顔してます・・・

世界最大のウミガメ。ホントでかい。
唸り声とか恐竜みたいだし。

たくさんのオサガメが産卵のために穴を掘るので、時々地表に出てきちゃう卵もある。

地元の人が砂をかけて埋め戻していた。

旅先でもあまり自分の写真は撮らないんだけど、今回はさすがに記念撮影。
もはや怪獣クラスの大きさ。

この巨体をクラゲの捕食だけで維持しているそう。
どんだけクラゲを食うことやら。。。

こちらは卵の殻。
薄いプラスチックのような感触。

実はこのような殻があちこちに散乱してまして・・・

犯人はコイツら。
ハゲタカみたいな黒い鳥。

自然の連鎖とはいえ、憎たらしい。

海へと戻っていくカメをみんなで見送る。

体力を使い果たしているのか、波打ち際に辿り着くのも一苦労。

必死に海へと戻るカメと必死に卵を産んでいるカメ。

波打ち際に続くブルドーザーのような足跡。

全てのカメが海に戻るまで見届けたかったけど、まだまだ時間がかかりそうだったので、このへんで浜をあとに。

・・・この浜辺、ひとつ気を付けないといけないことが。。。

それが、虫刺され。
ものすごく小さなハエのような虫が刺してくる。
なんと両足を250か所も刺されていた。見苦しい写真でスミマセン・・・

虫がいるのは聞いていたので、最初は長ズボンを履いていたんだけど、雨が降り出したので短パンに履き替えたんだよね。それが、この結果・・・
オサガメを見に行く時は完全防備で臨みましょう。

車を止めていた場所に戻ります。
車は海岸へと続く小道の近くに駐車場らしき空き地があったので、そこに止めておいた。

時間は7:00

すっかり明るくなった道を戻る。
行きは真っ暗で気づかなかった川を渡ったり。

海岸からしばらくは山道が続く。

こんな道が多いので、距離以上に時間を要する。

車を走らせながら、ふと森の方へ目を向けると、野生のカカオ豆発見。
思わず車を止めて写真撮影。

山道を抜けると民家もちらほらと。

大きな庭木には鮮やかな赤色の実が鈴なり。

赤い実の正体はこちら。
カシューナッツの実。

南米に旅行に行った時初めて見て、衝撃を受けた。
あまりにも想像と違った実だったもんで。
普段ナッツとして食べているのは先っぽの部分なんだね。

帰りは景色を楽しみながらのドライブ。
こんな海岸近くも走っていたなんて、行きは真っ暗で想像もしていなかった。

田舎道をひた走ったり。

やがて市街地に入って、車も多くなってきた。

思ったより早く戻ってこれたので、気合いでマラカスベイへ行って見ることに。
当初、予定には無かったんだけど。

マラカスベイへ向かう前に給油。
これが、すげーややこしかった。

入れたいガソリンを先払いして、金額分を給油して貰うというシステム。
そもそも、どのくらい入るか分からんし、リッターあたりいくらなのかも分からん・・・
全然分からないので適当に100TTD購入して給油して貰った。
最後はちょっと溢れ出してだけど、無理矢理満タンに。

「満タンで！」ってお願い出来ないのが面倒だ。

ガソリン満タンになったところで、安心してマラカスベイへ。
ビーチまでは峠越え。

峠の最頂部からは海が見渡せた。

市街地から走ること１時間。
マラカス・ベイ・ビーチ到着。

平日ということもあって、比較的静か。
ビーチをのんびり歩いたあと、ランチを取ることに。

マラカス・ベイ・ビーチはBake&Sharkというバーガーが有名だそう。
Shark・・・つまり鮫バーガー。

トリニダードの名物にもなっているけど、発祥はここマラカス・ベイだそうで。

ということで、早速１つ。

ノーマルのBake&Sharkを購入。１つ35TTD（=600円）

バーガーを受け取ったら、自分でトッピング。

初めて見る食材や良く分からないソースがあったけど、少しずつ試してみる。

これはなかなか楽しい。
トッピングが終わったら、スタッフがパッキングしてくれる。

そして、完成したバーガーがこちら。

非常に残念ながら、運転があるのでビールはなし。
代わりにノンアルコールビールを頂きました。
値段が普通のビールと同じってのがちょっと納得いかないが。。。

鮫の身はあっさりしていてクセはなし。予想以上に旨かった。

600円はちょっと高いと思ったけど、このボリュームなら納得。
何気にパンも美味しい。

食後も再びビーチをのんびり散策。

穴掘りを楽しむ子供たちを眺めたり。

砂はキレイ。

今回海水浴は控えたけど、ビーチには有料のシャワーも併設。

トータル１時間ほど過ごしてビーチをあとに。
町へ戻ることにしました。

14:00
ポートオブスペインの町に戻って来ました。

見どころの１つということで、マグニフィシェント・セブン（華麗なる7軒）を見ておく。
車を適当に止めて、順番に見物。

最初はマドールメイヤー邸

ローマカトリック大司教邸

ルーマー

ミルズ・フラーズ

木が多すぎて良く見えず・・・

大司教邸

がっつり、修復作業中・・・

裁判所

クイーンズロイヤルカレッジ

通り沿いにならんでいるので、見学は簡単。
ただ、なんとなく、さらっと見終わってしまう感じ。
きちんと予習しておけば、また違うんだろうけど。

マグニフィシェント・セブンの隣にはクイーンズ・パーク・サバンナ。

ポートオブスペイン市民の憩いの広場。

公園には面白い植物があった。

キャノンボールツリー。
名前のとおり、大砲の玉のような実が鈴なりに。

周りには果肉と思われる物体が散乱。
ドス黒くてちょっと不気味・・・

しかしまぁ、不思議な木があるもんだね。
アフリカ原産の木だそうです。

続いて訪れたのはウッドフォード・スクエア。

奥に見えるのはTrinity Cathedral。

地元の高校生かな。

ちょうど学校帰りの時間帯だった模様。

ザ・レッド・ハウス

元・議会の建物。
一部、修復中だった。

ウッドフォード・スクエア近くに車を止めたついでに、少し町を歩いてみることにした。

図書館

平日なのにクローズでした。

ビジネス街と思われる場所へ。

ポートオブスペインではあまり多くない高層ビルが集まっている。

金融系の会社。

金融系はどこの国でも立派なビルだね。

ふと入った土産物屋さん。

やっぱりスチールパンにちなんだ置物。

時間は15:00

この日、もう１つイベントが。
車を走らせること30分・・・

やって来たのはCaroni Bird Sanctuary

ここからツアーに参加して、バードウォッチングへ。

参加したのはNanan's Caroni Bird Sanctuary Tours

予約はしていなかったけど、当日参加ＯＫでした。

60TTD（=1,020円）

16:00　ツアー出発。

小型ボートに乗って、水路を進んでいく。

場所はこのあたり。

意外にも町の近くに広大な湿原が広がっています。

水路を覆いかぶさるように茂っている木々。

真上に蛇も。

他にも小型のアリクイとかいたけど、ちょっと遠くて写真には収められず。

このツアーの目玉は、トリニダード・トバコの国鳥「スカーレットアイビアス」

全身真っ赤なサギで、その群れはとても鮮やか。

群れがやって来るたびにツアー客から歓声。

カメラが貧弱でこの程度しかズーム出来ず。。。

戻って来たアイビスたち。
木々の下に集まっていた。

この日一番の大きな群れ。

夕方になるとこうやって、森に戻ってくるそう。

青空と深紅のコントラストが印象的でした。

トリニダード・トバコの国旗も赤を基調としているけど、スカーレット・アイビスとは無関係のようです。まぁ、そりゃそうか。。。

遠くにフラミンゴも見えた。

フラミンゴは最近訪れるようになったらしい。
そういや、野生のフラミンゴって初めて見たな。

ツアーは2.5時間ほど。
見学時間もたっぷりあって、これで1000円だからお手頃だね。

宿に到着したのは20:00頃。

さすがに１日中運転して疲れてたし、早めに宿でゆっくりしたい気分。
夕飯は昨晩連れてって貰ったレストランでお持ち帰りすることに。

ゲストハウスのダイニングでご飯。
ビールはちゃっかり昼間に買っておいた。

オーナーのＨさんもちょうど夕飯タイムでしばし歓談。
トリニダード・トバコでこんなに日本語で会話できるとは思ってなかったな(笑)

翌日は最終日。
移動のアドバイスも貰えて大変助かりました。

翌朝

バディちゃんも既にお目覚め。

オーナーさんが朝ご飯におススメのお店を教えてくれました。
わざわざ地図まで用意して下さり・・・
最初から最後までホントにお世話になりました。

8:00前　快晴

オーナーさんに見送られ、出発。

飛行機の時間まで、最後のトリニダード観光へと向かいます。

早速教えて貰ったお店で朝食。

Doubles（ダブルス）というインド系の軽食。
トリニダード・トバコは4割がインド系。
インド料理もローカルフード。

こちらがダブルス。5TTD（=90円）だったかな。

ロティのような生地にひよこ豆のカレー。この２つの組み合わせだからダブルス。
キュウリのアクセントがいい塩梅。

次から次へとお客さんがやって来る。

みんなその場で立ち食い。
奥に小さな手洗い場もある。

本日も素敵なローカル体験からスタート。

次に訪れたのはセントラルマーケット。

市街地から空港に向かう道沿いにある。

完全にローカル向けの市場って感じ。

干物かな。
かなり大きな魚のようだけど。

バナナは枝ごと売っていたり。

トウモロコシ。

ずいぶん乾燥しているようだけど、どうやって使うんでしょう。

トマト＆キュウリ

キュウリは日本のものよりゴロっとした形。

これはなんだろう・・・タロイモかな。
種類がいろいろ。

唐辛子も種類いろいろ。

スパイス。

カレー粉ですかね。。。

他にもたくさんのスパイスが。
見た目で素人に分かるのはシナモンくらい。

奥には衣料品も。
かなりグレーゾーンな雰囲気のブランドも。

市場の雰囲気の中では異色のDVD屋さん。

小さな商店。

トランプを楽しむ地元の人たち。
市場と言うか、社交場というか・・・

市場はお土産になるような物は売っておらず。
まぁ、地元向けでしょうから。

20分ほど見物して市場をあとにした。

さて、車を南へと走らせます。
距離的には90Kmほど。

しばしロングドライブ。

GoogleMapのナビどおりに行ったら、こんな農道みたいなとこを通ったり。

人も車も全然いないんだけど、道がボコボコしてなかなかスピード出せず。

目的近くでたまたま通りかかった小学校。
車を止めて、しばし子供たちを見物。

どうやら、クリケットみたいだね。

インド同様、トリニダードもクリケットが盛んなのかな。

そして、目的地「ピッチレイク」に到着。
ピッチレイクは世界的にも珍しいアスファルトの湖。

ビジターセンターで受付。
ピッチレイクはガイドが一緒じゃないと行動できない。

入場料30TTD（=510円）

「もうちょっと人が集まったら出発するね」ってことでしばし待機。

それにしても、平日にそんなにすぐに人が集まるんだろうか。

時間つぶしに2階の小さなミュージアムを覗いてみたり。

敷地の隅っこに天日干し中のカシューナッツ。

これって、どうやって食べるんだろうね。

近くではカシューの実を採取中。

採ってる様子をじーっと眺めていたら・・・

おすそ分け、貰っちゃった。

「トロピカルな味がするから、食べてみな」って。

カシューフルーツ。
これまで何度か見たことはあったけど、食べるのは初めて。

果肉は筋っぽいけど、ものすごくジューシー。
汁が溢れ出てくる。
美味しいのに実が柔らかいせいか、市場では出回らないようだ。

「汁が服に着かないようにね。シミになるよ。」って言われた。

そうこうしているうちに、家族連れがやって来て、ガイドとともにツアー開始。
スペイン語の一家。南米からの旅行かな。

勝手についてきた犬はビジターセンターで飼っている犬っぽい。

しばらく、湿地のような光景が続く。

溜まっているのは雨水だそう。

犬、ここぞとばかりに水浴び。

歩き進めると、やがて一面真っ黒のエリアへ。

ここは全てアスファルト。

地面は柔らかくて、ゴムの上を歩いてるようで不思議な感じ。

ところどころ、ガスが噴き出した穴もある。

雨季には雨水が溜まる。

やや黄色がかって透明では無いけれど、水自体は綺麗そう。
ガイドさんは頭から水を浴びて、気持ちよさそうな表情。

ときどき、こんな大きな水たまりもある。

表面は乾いているけど、全体的には流動しているらしい。
深さは75mもあるそうで。

ドロドロのタールが沸いている場所も。

これは靴や服に着くと大変。

遠目に観察。

乾燥が進むと粘土のような固形物になる。

絶妙の状態だと、ホントに粘土みたい。

柔らかくて、くっきり手形が出来るほど。

水たまりで水浴びを始めた兄弟。
腰くらいの深さがある。
水たまりだけど、小さな魚も泳いでいた。

沸きだしたアスファルトは実際に商用利用されているそう。

世界には不思議な場所があるもんです。

こうして、今回のトリニダード・トバコ観光は全て終了。

一路、空港へ。

13:30　空港到着。
終始活躍したレンタカーを返却。

正味、1.5日くらいの滞在だったけど、見たものひとつひとつが初めての体験で、とても充実した旅になりました。
機会があれば、トバコ島のほうも訪れてみたい。

さて、これで2017ＧＷ旅行としても終了。
ここからは日本への帰路となります。
まずはマイアミ経由でワシントンD.Cへ。

この旅行記へのコメント （2）

• kanaさん 2017/06/26 20:28:32

  TT堪能させていただきました♪

  森さん こんにちわ♪
  
  いやー、トリニダードトバゴ堪能させていとだきました
  2泊なのにこれだけの充実度は、レンタカーという機動力だけでなく、森さんのリサーチ力の賜物ですね(^^)
  ごく僅かの滞在だったので、全てが新鮮でしたが、ダブルスってインド料理だったんですね！！
  そういえば、ちょっと辛かったw
  素晴らしい旅行記をありがとうごぞいました(^^)
  
  でわでわ
  kAna
  
  

  森 武史 さん からの返信 2017/06/26 22:46:05

  RE: TT堪能させていただきました♪

  kanaさん こんにちは
  
  えーと、まずお詫びを。
  kanaさんにセントルシアの情報を色々と頂いたのにもかかわらず、今回の旅行では結局行かず・・・
  半日観光も考えたのですが、最終的にトリニダード一本に絞った旅程にしました。
  
  結果的にトリニダードをじっくり回れて良かったです。
  日本人にはあまり馴染みの無い国ですしね。
  訪れる前までは「何があるんだろう？？」って感じだったけど、意外と見所が多かったです。
  車は必須になりますけどね。
  カリブのアイランドホッピングはまたの機会にでも。
  その時はまた御教示お願いします^ ^
  
  でわ