今回は台中がメイン

2017/05/03 - 2017/05/06

台湾はけっこう日本語が通じるし、交通も整備されていて、それほど広くもないので、あちこち動き回るのにとても便利なところです。日本から近いし、LCCも便数があるので文字通り思い立ったら行ける！
一度話の種に行ってみよう！とツアーに参加し、自分たちで十分行けるよ～と気づき、今回で6回目の台湾旅行。
今回は、5/3～5/6の3泊4日間、台中をメインに行きました。

5/3：成田空港→桃園空港→台中
5/4：台中→集集線→日月譚→台中
5/5：台中→台北→桃園空港
5/6：桃園空港→成田空港

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機は成田から、今回は初めてScootを利用してみました。
ScootBizという広い席で、荷物も預けられるので、いいや～と買いました。
空港には予定通り着いたのですが、予約システム・ダウンのために遅延するとのこと。
1時間くらい遅れて搭乗ゲートが開き、それから飛行機の中でさらに1時間くらい過ごして、結局2時間遅れで出発。
その日のうちに台中へ行く予定だったので、飛行機の中で、新幹線の予約を変更しました。早期割引があったのですが、変更後は当然割引はなく、ちょっとがっかり。
そんなこともあるんだね～と思いつつ、無事桃園空港着。前回のように、入国審査で時間を取られることもなく、両替、SIMカード購入を済ませて高鉄桃園へ、地下鉄で行きました(台北とは反対方向)。
チケットは30分前までにピックアップしないといけないのですが、なんとか間に合い無事新幹線乗車。
乗ってしまえば、40分くらいで高鉄台中です。

高鉄台中と台鉄台中は、つながっていません。別の駅です。
高鉄台中は、台鉄線新烏日駅とつながっていて、台中までは3駅10分くらい。
EasyCardも使えます。

今回宿泊したホテル
寶島53行館　（53 Hotel）
400 台湾 Taichung City, Central District, 中山路27號
台中駅からは、歩いて10分くらい。
旧台中駅からは徒歩5分ですが、今の駅舎はその隣でもう少し歩かないといけません。
タクシーやバスは、旧駅舎周辺から出ています。

夕飯：沁園春
400 台湾 Taichung City, Central District, 台灣大道一段129號

ホテルから歩いて5分ほどのところにあります。
20:30がラストオーダーで、私たちは20時に到着。
並んではいませんでしたが、お客さんでいっぱいで、私たちの後からも何組か来ていました。
いちおう日本語がわかるおばさんがおります。

お決まりの小籠包。
粒が大きいような・・・肉の臭みがなくおいしかったです。
他のお料理も、ちょうど良い味付けで、炒飯も具がいろいろと入っていました。
安いわけではありませんが、落ち着いてはずれなく食べられるのはうれしいです。

満腹で帰ってきたら、宮原眼科(スイーツ屋さん)が目の前！
お菓子部？に入っていき、ふ～んいろんなお菓子があるのね～って感じ。
建物の横をひょいっと見ると人影が・・・
アイスクリーム部？を発見。
店内にはお客さんがおらず、閉店の準備をしているのかと思いきや、試食のスプーンが出てくるではありませんか。
試食したら、食べないとね～ということで、私たちは各1玉ずつ。
1玉には、1種類のトッピングをしてくれます。
そのほかに、別料金でワッフルもあります。
この1玉が大きい。
私は東方美人茶にしましたが、香りも高く、甘さもちょうど良く(台湾はだいたい甘すぎる)、おいしかったです、まさに別腹。

朝ご飯：　民生嘉義米糕
403 台湾 Taichung City, West District, 建國路51之3號

事前チェックでマークしていたお店。
ホテルからは歩いて10分くらい。
スープは鰹出汁で、おすまし（ご飯についている）。
スープは飲むと、どんどんつぎ足してくれます。
魚のつみれ？、煮玉子。
ご飯は餅米で、そぼろがかかっています。
日本の餅米とは少しちがいますが、やさしい味でおいしかったです。
朝ご飯には、ちょうどいい量、味でした。
だいたい、ご飯(スープ）とつみれか玉子を頼むのが多いような雰囲気でした。

日本語は通じませんが、メニューが写真のものしかないので、ほとんど困ることはないと思います。

この日のメインのイベントは、集集線に乗ること。
まずは、駅で1日乗車券を購入。
駅は日本語は通じませんが、英語が少し通じます。
「集集線」はなんと言うのかわからなかったので、だめもとで「Shushu line」のチケットください、と言ったら？？？の顔。
漢字で書いたら、ばっちりチケットを出してくれました。
Shushuではなく、Jijiなんですね・・・

台中駅で1日乗車券を買うと、乗り換えがわかる時刻表ももらえました。
この乗車券は、二水から車程間が有効です。
台中から二水まではEasyCardが使えます。

台中駅から普通電車に乗って、約70分。
車窓も少しずつ変化があって、のんびりムード。
日本は田植えのシーズンですが、台湾はもうけっこう伸びていました。
集集線の乗換駅・二水駅（ホームが変わるだけ）。
実際は、1つ手前の田中駅が始発？
私たちはeasycardだったので、いったん駅を出て、1日乗車券でまた入りました。

平渓線と違い、観光線ではあるけれど、生活線でもあるので、ごく普通の人たちがけっこう多かったです。
あと、通勤電車並み混雑はなく、立っている人はいませんでした。

時刻表を調べるサイト
http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/
中国語ですが、漢字表記なのでわかると思います。

この日の予定
台中9:06　→二水10:40　→車程11:30（集集線）
車程12:50　→日月譚13:20（バス）
日月譚　→台中　バス　30分に1本、1時間40分

約50分、トコトコ電車に揺れて終点。
ここは観光地化されていて、人もそれなりにおりました。
近くに集落もあって、お店が並んでいます。

お決まりの木桶弁当でお昼。

木茶房 Cedar Tea House
553 台湾 Nantou County, Shuili Township, 民權巷101號
駅からは歩いて5分くらいです。

このセットが390元。
桶のない定食が300元。
木桶は持ち帰ることができて、帰りに蓋と袋をくれました。
また、木桶のDYIもあるらしく、自分で作った木桶でご飯を出してくれるサービスもありましたよ（150元引き）。

村自体はとても小さくて、一回り30分もあれば十分なのかな？
林業で生計を立てていた地域らしく、木工細工がいろいろ売っていました。

ここからは、バスで日月譚へ。
バス停の位置がわかりづらかったのですが、駅と平行に走っている通りにありました。
駅をいったん出て、ぐるっと回るような感じです。

バスの時刻表
http://www.sunmoonlake.gov.tw/TaiwanTrip/TaiwanTripTime/TaiwanTripTime03.htm

1時間かからない位で、日月譚に到着。
私たちは間違えて「水社」というバス停で降りてしまったのですが、その次の終点まで行った方がいいです。
終点が、狭いのですがバスの発着場所となっています。
建物内お店も少しありますし、周辺は商店街です。

私たちは、そこでバスを乗り換えて、ロープウェイに乗るつもりでした。
ところが、その日はメンテナンス日でロープウエイはお休み・・・とほほ。
帰りのバスを待ちながら、思いつきで伊達邵から船で戻ることにしました(100元)。
15分くらいですが、湖上を楽しめます。

日月譚は、緑色していてとてもきれいです（たぶん深い？）。
バスは湖の周りを通っていくし、所々遊歩道も整備されています。
私たちもロープウェイ駅から伊達邵まで、遊歩道を歩いて行きました。
湖が澄んでいるのがよくわかりますよ。

水社のバスターミナルに着き、帰りのバスに乗り込んだら、定員オーバーで次のバス(16:10)へ。
30分行列して、無事バスに乗車。
でも、乗り切れない人たちのそれなりに長い行列。
バスの後、新幹線で移動する場合等は、ちょっと気にかけた方がいいかもしれません。
いつもこの状態なのかは不明ですが、行列の1/3から半分は日本人だと思う・・・

このバス、途中まではけっこう細かくバス停があります。
生活路線でもあるようです。
高速道に入ったら、早かったです。

台中駅でバスを降りて、次の日の自強号の切符を引き取りに駅へ。
タクシーで夕食のお店へ。

江家餛飩
404 台湾 Taichung City, North District, 健行路1004號
ワンタンのお店。
街の中心部、そごうから歩いて5分くらいにあります。

ワンタンが大きい。
私は麺なしの肉ワンタン・スープにしましたが、満腹。
キャベツの炒め物もおいしかったです。
どちらかというと薄味ですが、キャベツの甘みがわかる。
お客さんは少しずつ入れ替わっていきますが、常に満席状態。

ワンタン屋さんからバスで戻り、前日のレストランの近くで降りる。
すると見えるのは、やっぱり宮原眼科。

アイスクリーム部？のところにあるポスター。

左は息子の2玉、3トッピング、ワッフル。
右は私の1玉、1トッピング。
ちなみに夫は、2玉、3トッピング。

ふと目をやると、お茶部？が見えてしまいました。
お茶ベースの飲料で、タピオカミルクティーはないです。
温かいお茶を買ってホテルへ。
お茶そのものもおいしいのですが、香りがとても高く、すごいなと思いました。

朝ご飯
春水堂創始店(台中四維店)
403 台湾 Taichung City, West District, 四維街30號

ホテルから歩いたら20分くらいかかりそうなので、タクシーで。
開店を目指して行きました。
お店に入った途端に、お茶の香りがどこからか漂ってきました。

モーニング　65元。
ピーナッツ・トースト、サラダ、ハム、たまご。
これに、鉄観音ミルクティー、甘さ50％。
ミルクティーは味が深いです。

ピーナッツ・トーストは、それほど甘くなく、塩味っぽい感じでした。
甘くないピーナッツバターです。

行列はなかったですが、ひっきりなしにお客さんがやってきていました。
意外と現地の人も多かったです。

第四信用合作社
No. 72, Zhongshan Road, Central District, Taichung City, 台湾 400

息子がどうしても買いたいパイナップルケーキがあるといい、わざわざタクシーで行き、帰りはバスで。
適当なところで降りて、歩いていたら目に入ってしまったのがここ。
宮原眼科の姉妹店。

10cm角くらいのマンゴーアイスにいろいろ乗せてあるものを勧められましたが、さすがにムリ(モーニングでおなかいっぱい)。
複数で来ている人は、けっこうな割合でマンゴ-アイスと格闘していました。
夫と息子は台中食べ納めといい、アイスを食べていた・・・
私はお茶。

台中発12:33の自強号で台北へ。
15時前に台北駅へ着き、荷物はコインロッカー。
その後、お茶屋さん「一番屋」へ。
実は、パイナップルケーキを予約していたので、それを引き取りに。
お茶葉も1個買う。
日本人観光客には有名なお店らしく、次々にお客さんがやってきます。
さすがゴールデンウィーク。

その後、1回は行きたかった金鶏園(東門駅)へ。

注文票を見ながら頼んだ、鶏肉飯。
私は勝手に、鶏そぼろご飯のどんぶりが来るのかな、と思っていたのでびっくり。
う～ん、多過ぎ・・・お肉は柔らかくて、おしかったですよ。
お決まりの小籠包も、おいしい。
かに味噌小籠包、これがとてもおいしく思いました。
「風味」ではなく、きちんとかに味噌が入っていると思います。
これはお勧め、ぜひ食べてください。

ホテル：　桃園城市商旅航空舘
次の朝は早いので、空港の近くのホテルにしました。
第2ターミナルからタクシーで10分くらいです。
周囲は何もありません、寝るだけです。
朝食なしのプランでしたが、チェックアウトのときにくれました。
ツナ・パン、リンゴ、ゆで卵。
これにオレンジジュースが入っていたのですが、手荷物検査で取られました(当たり前なんですが)。
飛行機が遅れていたので、食べちゃいました。

帰りの飛行機も2時間遅れ。
早く起きたのに・・・
でも、次に何か予定があるわけでもないので、気持ちには余裕があったかも。

次は未定ですが、花蓮など東側に行ってみたいです。