2015/08/18 - 2015/08/20
11位(同エリア24件中)
pinokoさん
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プチバケーション、3日目にはちょっと遠出してブルゴス県北部へ。街歩きや廃線となった鉄道跡近くの遊歩道散策を楽しみました。
そして4日目はエスカライ近くでのんびりと山歩きです。
- 旅行の満足度
- 4.0
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エスカライから車で1時間半ほど、ブルゴス県のトベラ村に到着。
村はずれの切り立つ岩山の下にひっそりと建つ、サンタ・マリア・デ・ラ・オス教会。
中世には、サンティアゴへの巡礼者用の宿泊施設としても使われたそうです。 -
写真ではよく見えませんが、この村を二分するようにモリナール川が流れています。
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村の所々で滝となって流れ落ちる川。
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村中を滝が流れることで有名な、同じブルゴス県のオルバネハ・デル・カスティージョほどのインパクトはありませんが、8月でこの水量、なかなかのものです。
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トベラ村を後にして、車で5分あまりのフリアス村へ。
スペインの美しい村ランキングの常連です。
なるほど~の、この景観!
でも、「美しい」と言うより「奇妙」ですかね。フリアス村 散歩・街歩き
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クエンカの宙吊りの家よりはずっと小規模ですが、ここでも絶壁の上に家が建っています。
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中世を思わせる町並み。そして奥に見える城。雰囲気があり美しい。
でも、この手の町並みは他にもありそうです。 -
が、先に進んで見えてきた景観は、他ではなかなかお目にかかれないような独特なもの。
城の塔の土台となっている特異な形の崖が、家の上に覆いかぶさっているように見えます。 -
崩れ落ちてきやしないかとハラハラ。
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「メソン・フリーダス」で昼食をとってから散策を続けます。
サン・ビセンテ・マルティル教会。
13世紀築の教会が崩れた後、20世紀初め建てられたものです。
元のポータル部分の残骸をニューヨークのクロイスターズ美術館に売り、建築費を賄ったとのこと。 -
フリアス城。(正式には、フリアス公爵城)
元々砦があった場所に、13~16世紀に建てられました。
奥に見えるのが、例の崖上の塔。フリアス城 城・宮殿
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城への入口。
一般公開されていますが、昼の休憩時間で門は閉ざされていました。 -
塔のに上ると、細長く伸びた家々~サン・ビセンテ教会の塔~バックの山々という村特有の景色が北東に見られるのですが、私達は城前の広場からの景色で我慢。
南東の方角には、「モンテス・オバレネス・イ・サン・サドルニル」という長ったらしい名の自然公園内の山々が見えます。 -
北方向はこんな風景。
中央を横切る木々の所をエブロ川が流れていて、ローマ橋がかかっています。 -
フリアスを後にして車で25分、オニャに着きました。
庁舎とサン・フアン教会。 -
これは、サン・サルバドール修道院。
11世紀初頭に設立され、何世紀にも渡りカスティージャで最も重要な修道院の一つとされていたそうです。 -
奥に見えるのが、修道院の教会部分。
当初のロマネスク様式の部分が残っているのは一部の窓と内壁のみで、後期ゴシック建築が大部分を占めています。 -
修道院の広大な敷地の一部ではマスの養殖が行われている他、ちょっとした屋外美術館として一般に公開されています。
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オカ川を渡ると、旧オニャ駅があります。
20世紀初頭に構想された「サンタンデール-地中海鉄道」。
結局は、総長700km以上を完全に結ぶこと無く終わりましたが、区間毎には開通され、オニャを通るドサンテ(ブルゴス県)-カラタジュッ(サラゴサ県)路線も80年代中頃まで使われていました。
その後、オニャとお隣のトレスパデルネ間の2.5kmほどを観光列車が走っていましたが、それも後に廃止され現在に至っています。 -
廃線となったルート脇には、オカ川に沿って延びる「パセオ・デル・オカ」という名の遊歩道があります。
ここをぶらぶら歩くことに。 -
一部、線路を撤去していない箇所を横切ったり、遊歩道脇のこうしたトンネルをくぐってみたりしながら先に進みます。
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オラダーダ渓谷の一帯の、荒々しい岩壁の間をぬって走っていた鉄道線路跡。
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巨大な岩へと渡した橋。
この辺りでオニャへと引き返しました。
エスカライへの戻る途中、サント・ドミンゴ・デラ・カルサーダにてバルの梯子で夕食を済ませ、この日の予定終了。 -
四日目は、旧エスカライ駅近くからのトレッキングルートを少しだけ歩きました。全長240kmのGR93の中の極々・・・々一部です。
最初の4.5km程は緩やかな坂を上ります。鮮やかな緑の葉を茂らせた木々のトンネルがとても綺麗! -
人口が10人にも満たない寒村トゥルサ村に着きました。
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17世紀頃に建てられたと言われているサンタ・エレナ教会。
保存状態はあまり良くなさそう。 -
村を出て、今度はもう少し傾斜がきつい山道を上っていきます。
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貯水池があり一帯で牛が放牧されているラリサバラと呼ばれる辺りでお弁当を食べようと思っていたのですが、太陽カンカン照りでさすがに暑い!
林道を上って松林に入り、日陰でランチにしました。 -
松林の下方に少し見えたパスエンゴス村。
GR93は、この村を通り過ぎた後、世界遺産のユソ・スソ修道院があるサン・ミジャン・デ・ラ・コゴージャへと続きます。
私達は来た道を引き返してエスカライに戻りましたが、ボニカパーラという名の美しいブナ林を下るというオプションもあります。 -
エスカライから、車でバルデスカライ・スキー場に上ってみました。
滑走可能距離のトータルが20km余りなので、日本の感覚だと小規模なスキー場です。
夏季にもレストランなどが営業している所もありますが、ここは全て閉まっていました。
谷間に小さく見えるのは、ウルダンタという名の寒村。 -
再びエスカライに下り、前々日に私が歩いて上ったサンタ・バルバラ教会へ寄りました。何度来ても魅了される良いスポットです。
夜には再び「エル・レフヒオ」で、すっかり病み付きになったイバラ唐辛子揚げなどを食べました。 -
最終日は、セボジェーラ山脈自然公園内にあるビジョスラーダ・デ・カメーロス村で昼食をとり・・・
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ソリアのゴマラ伯爵邸近くのカフェでお茶した後、マドリードに戻りました。
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