葛飾区立石・四つ木探訪(昭和の面影を求めて)

2017/04/30 - 2017/04/30

葛飾区屈指のディープゾーン立石やキャプテン翼ゆかりの四つ木周辺を散策。昭和を感じさせる風景も点在し、いろいろ楽しめた。

エリア 亀有・柴又(東京)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

お花茶屋駅から徒歩7～8分で葛飾区役所に到着。ずいぶん年季がはいった建物。
最近、豪華な区庁舎が多いなかで、和む…

区役所近くのタカラトミー本社。
このあたり、昔は宝木塚(ほうきづか)と言っており、そこから会社名になったらしい。

葛飾シンフォニーホール。
立石らしいからぬ現代的な建物にちょっと驚いた。
大小のホールを擁する本格的な施設！

かつしかシンフォニーヒルズ 名所・史跡

立石熊野神社。
平安時代中期に陰陽師安倍晴明によって勧請された。古くから集落が形成されていた立石の総鎮守。

参道から境内を望む。

児童公園のなかにひっそり佇む立石の祠。
立石の地名の由来となった御神石を祀る。

立石様 名所・史跡

江戸時代後期の文化年間(19世紀)以降、立石は玉垣石で囲われて、奉られるようになった。

神石に指定されてから、風邪の煎じ薬、愛石家のコレクションさらには、戦争のお守りとして削り取られ、その結果、今のように地表に顔をちょっと出すだけになってしまった。

立石祠の裏手を流れる中川。
この辺りは川が多い。どこにどの川が流れているのかもわからなくなる…

立石駅近くの公園にある大空翼の銅像。

柴又は寅さん！
亀有は両さん！
そして立石や四つ木はキャプテン翼！

立石駅通り商店会のアーケード。
それなりに賑わっていた。

それにひきかえ、、、
隣に並行している仲見世通りは人もまばらで、シャッター通りになっている。
日曜日だから？

まさにディープゾーン立石を象徴する呑んべ横丁のレトロなサイン。
昭和の香りがする！

ただこの辺りにも確実に再開発の波が押し寄せているようだ。残念でもあり寂しくもあり…

渋江公園内の岬太郎像。
翼と「ゴールデンコンビ」を組む！

渋江公園 公園・植物園

渋江公園には、もう一つ、「セルロイド工業発祥記念碑」というシブいモニュメントがありました。
大正から昭和にかけて、この地域はセルロイド工業の街として繁栄したらしい。

白髭神社。
文化文政から天保時代にかけて客人大権現と称して隆盛を極めた。

渋江白髭神社 寺・神社・教会

灯篭や狛犬に歴史を感じる。

白髭神社の参道にある森田屋でランチ。

森田屋 グルメ・レストラン

餡かけ湯葉丼750円。
湯葉丼も出汁が効いていて美味しく、更科そばもGOOD！竹輪の天ぷらまでついて、量も値段もクオリティも大満足。

四つ木公園にある日向小次郎の像。
翼のライバル。

四つ木駅の近く、その名もつばさ公園にある大空翼の銅像。
作者の高橋陽一氏がまさにここ四つ木生まれということもあってか、今まで巡ってきた銅像よりも大きめだった。

四つ木つばさ公園 公園・植物園

親鸞ゆかりの西光寺。
鎌倉時代の有力な豪族だった葛西清重の居宅跡でもある。

西光寺の裏手にある葛西清重の墓。
このあたり、鉛筆を削った時の匂いがした…

お墓に隣接して鉛筆工場を発見。
建物の外壁が微笑ましい。

四つ木駅裏手の風景。
裏手とは言え、駅から１分も歩かない近さなのにあまり人の気配がしない。

駅のすぐ脇にある「四つ木の灸」
レトロな日本家屋は、昭和の佇まい。
軒先のつくばいやお地蔵様も風流だ。

木根川橋を渡り、荒川沿いの八広の風景。
三丁目の夕日に出て来そうな懐かしい家並み。

アド街にもでていた松永薬味店。
唐辛子でもお土産に買って行こうかと思ったが残念ながらお休み。

小村井の厚生病院。
4～5年前に散策した時にもレトロな雰囲気だったが、そのレトロ感にさらに磨きがかかっていた！
まだ「現役？」なのでしょうか。。。

小村井の香取神社。
かつて隣に大きな梅園があって江戸時代から明治時代にかけてかなりの賑わいだったと伝えられている。

香取神社 寺・神社・教会