2017/04/22 - 2017/04/22
242位(同エリア493件中)
アリヤンさん
ワタクシの住むところは、その昔人々が大和から伊勢へ行くのに通った「伊賀路」「伊勢路」「初瀬路」が通るあたりだ。
「伊賀路」とか「伊勢路」とか「初瀬路」といっても、本当に昔の人々が歩いた古道は今はほとんど失われており、どれがその古道なのかは分からない。
いろんな文献で調べて大体の古道が分かってきた。
暇にまかせてそんな古道を自転車で廻ったりもした。
今日は「伊賀路」と「初瀬路」のはざまの古道を歩いてみた。
珍しくパートナーが歩きたいというので、そのはざまの古道を探して歩いてみた。
江戸時代くらいの旅人の気分を味わってみたかった、、、
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
-
イチオシ
伊賀路から初瀬路へ向かって外れるところにある通行安全を祈る小さな祠。
ぶら下がるワラジから推測するに、この祠は「手甲脚絆に草鞋(ワラジ)」スタイルの時代に周辺の住民によって作られたものと思われます。
ぶら下がるワラジは毎年新しいものに交換されているので、現在でも地元の人たちの信仰の対象となっているのだろう。 -
小川沿いに進むとすぐに全面田んぼの大空間が広がる。
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田んぼの中を通る「田んぼ道」。
小川沿いの道は現在では車の通る道と化しているので、ワレワレはあえて田んぼの中の道を歩く。
こちらにもさらに小さな小川に沿っており、より古道らしく思えるから歩くにも情緒が感じられる。 -
4月下旬はそろそろ田植えの準備です。
田に水が入り始めている。 -
田んぼ脇の小さな水路から水を引いています。
この水は周辺の山から落ちてくる水だ。 -
「手甲脚絆にワラジ」時代にワープしたような気分です。
数百年前の伊勢を目指す普通の人たちもこのような風景を見たのだろう、と考えると不思議と無性にうれしくなる。 -
田んぼ数枚先にはシラサギやアオサギが田んぼでお食事中だ。
アオサギは草餅色っぽくシラサギよりひと回り大きい。
サギは田んぼに多くいるが、彼らは人間とは必ずある一定の距離を保つ。
一心不乱にエサを探してついばむのだが、人間の気配を感じるとこのように長い首を伸ばしてコチラの出方をじっと観察します。
当方との距離がまだ安全だと思える間は首を伸ばしてじっと見ているだけですが、、 -
「危険だ!」っとアオサギが感ずる距離域に当方が入ると、すかさずサッと飛行し始めるのです。
飛行しても遠くには行かず田んぼ2枚くらい先に降り立つだけで、またエサさがしをするのです。
耕運機で田んぼを耕しているときなどは、いくら耕運機がすぐそばに来てもエサをついばむことは止めない。
彼らには人間と耕運機の違いが分かっているのだろう。
また水の入った田んぼのシロカキをしているときも、機械に乗っている人間がいてもすぐそばに来るまで飛び立たないのだ。
まあ、それだけ美味しいエサにたくさんありつける機会は滅多にないからだろう。 -
最近の農道は軽トラや耕運機が走りやすいようにコンクリートやアスファルトで固められた場合が多いのだが、ここには地道のまんまの道がまだ残っています。
まさに江戸時代さながらの田舎街道です!
あとは江戸時代の風俗を想像すれば、もうアナタは江戸時代にワープできてしまう。
ここは「伊賀路」と「初瀬路」のはざまの古道なのです。 -
イチオシ
春の日を受けてタンポポが迎えてくれます。
自然と歩くのが楽しくなってきます。 -
4月下旬、田植えシーズンのゴールデンウィークを前にすでに田植えの終わっている田んぼが数枚あった。
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ここは県の農業研究所の田んぼでした。
何かを集めて調査する機械が田んぼワキにあった。 -
農業用水路の水も豊富にぬるんでいます。
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田んぼと丘とシラサギ。
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田んぼの中の学校。
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田植えの準備にかかるお百姓さんたち。
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遠くに甍を連ねた小さな集落。
瓦屋根の古民家の集まり。
こうした風景はかなりな昔から変わらないのだろう。 -
蔵づくりの現代の「生活排水処理場」。
最近は周りの風景に合わせるような造りになっている場合が多い。
でも、新しいので目立つ。 -
「お大師さん」への石段。
こうしたお寺さんの風情は江戸時代から変わらないものと思われる。 -
「お大師さん」は弘法大師が開いたと言われるお寺で日本全国、どこにでもよくあるお寺で、庶民は「お大師さん」と呼んでみんなの生活の一部になっていた。
これはつい最近までの事実で、ワタクシが小さな子供のころ(60年くらい前)にも浦山の上にある「お大師さん」によく日参して遊んでいました。
その小さな山のことを「お大師やま」と呼んでいました。
(瀬戸内地方の田舎でのお話)
*空海:宝亀5年(774年) - 承和2年3月21日(835年4月22日))は、平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。
(ウィキペディアから引用) -
イチオシ
歩いて来た道が「古道」であった証拠に慶応年間(1865年から1868年までの期間)に建てられたと思しき石の「道しるべ」が古道ワキに立っていた。
これより先に進むと「初瀬路」の古道に合流する。 -
甍を並べた小さな集落。
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お大師さんのワキでワレワレはお昼とします。
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今朝握ってきた「おむすび」。
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お大師さんの入り口に立つ大きなイチョウの木も蒼ずんでいます。
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遠くに古民家群を眺めながら、「伊賀路」と「初瀬路」のはざまの古道を引き返します。
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これからは日本で一番良い季節です。
古道を歩きながら数百年前の街道風景を垣間見た時間でした。
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