ニューグレンジ周辺のタラの丘とモナスターボイスを散策

2017/03/04 - 2017/03/04

ダブリンの北の郊外にある
ニューグレンジを観光しました。

ニューグレンジはボイン川渓谷にひらけた場所で、
歴史的な遺跡、ケルト十字などが残る
タラの丘とモナスターボイスなどを散策しました。

タラの丘はケルト人の聖地と呼ばれる場所です。
またモナスターボイスはケルト十字と呼ばれる
アイルランドに特有な十字架などがある場所です。

エリア ニューグレンジ周辺(アイルランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

ダブリンから北西６０ｋｍほどにある
アイルランドを代表する世界遺産の
ニューグレンジです。

ボイン川流域のなだらかな丘陵にケルト以前の遺跡群と
アイルランのケルト人の心の故郷の
タラの丘です。

丘陵地にあるタラの丘です。

観光案内所から緩やかな道を歩いて行くと
タラの丘です。
途中にアイルランドの聖人である聖パトリックの像がありました。

途中の教会の１階に観光案内所があります。
ただ訪れた冬場は閉まっています。

なだらかな丘陵地です。

タラの丘です。

タラの丘に建つ石です。

タラの丘は紀元前２００年ころに移り住んできた
ケルト人のなかの王の王である
タラの王が治めていた場所です。

ケルト人の聖地といわれる場所です。

天気が悪く、強い風と強い雨の中での観光です。
撮影していると雨が降り大変です。

タラの丘はキリスト教が入り、
衰退していますが、
ケルト人には心のよりどころであった場所です。

近くにはケルト十字がありました。

タラの丘です。
空は晴れているのですが。

近くには墳墓のようなものもあります。

東側に入口があります。

墳墓のようです。

天気が悪いので長く居られず戻ってきました。

ボイン川沿いを移動していきます。

ボイン川です。

ボインの古戦場もこのあたりです。

ボインの戦いは
１６９０年のジェイムス２世軍（カトリック）と
ウイリアム３世軍（プロテスタント）との戦いの場所です。
戦いはカトリック側の敗戦となり
その後のアイルランドの人たちの苦渋の歴史が続きます。

ボイン川から北へと丘陵を越えた場所に
教会群があります。

モナスターボイスです。

５世紀に聖パトリックの弟子である聖ブイトが建てた教会です。

先端が破壊されたラウンドタワーの周囲に
多くの墓標が林立しています。

墓標のすぐの場所にはアイルランドの特有の
ハイクロスがあります。

このハイクロスには
全面に見事なレリーフが施されています。

日輪を配した十字架の中央には最後の審判を示す
聖人が配されています。

柱状の場所にはイエス生誕を祝って
東方の聖人が贈り物を持ってきたのを現しています。

ラウンドタワーは１０世紀に建てられたもので、
バイキングなどの外来からの攻撃から守る
砦の役目を果たしていました。

ハイクロスのまわりには墓標があります。

訪れた時は強い風、強い雨、持続する小雨と
悪い天候での観光でしたが、
天候が良ければ、
もっとさわやかな快適な感じであったのでしょう。

このような場所が聖地であるのも
幾分理解できる感じでした。