北アイルランドの景勝地のジャイアンツコーズウェイと世界最古のウイスキー醸造所のブッシュミルズなど

2017/03/03 - 2017/03/03

北アイルランドの景勝地で世界遺産でもある
ジャイアンツ・コーズウェイと
つり橋の景観があるキャリック・ア・リードと
世界最古の醸造所である
ブッシュ・ミルズ蒸留所を見学しました。

いずれも１０ｋｍほどの範囲にあります。
ベルファストからも近く日帰りで観光を楽しみました。

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

宿泊したベルファストのクラウンプラザを出発です。

ホテルの部屋です。

世界最古のウイスキー醸造所であるブッシュミルズです。
ベルファストから８０ｋｍほどにあります。

ブッシュミルズ醸造所、ジャイアンツコーズウェイ、
キャリックアリードは
それぞれ１０ｋｍ以内にあるので
一緒に観光します。

ブッシュミルズ醸造所です。
１６０８年のジェームズ１世の時代に
世界最初のウイスキー製造の
公認の醸造所として認められています。

スコッチウィスキーは
１８２４年にグレンリベットが最初とされています。

この２００年ほどの差は
スコットランドでは密造酒が造られていたためです。

ウイスキー醸造所は
ほかのウイスキー醸造所と同じで
別段変わったものはないのですが、
中は撮影は禁止でした。

見学はガイドとともにのみで、
時間は３０分程です。
最後に１杯のブッシュミルズのウイスキーが飲めます。

醸造所の中はわりと近代的で新しいです。

アイリッシュウイスキーとスコッチウイスキーの違いは
アイリッシュウイスキーは３回の蒸留をおこなうのに
スコッチウィスキーは２回であることや
スコッチウィスキーは麦芽を焙煎燻蒸することなどで、
香ばしい香りが付くことです。

ウイスキーのスペルも
アイリッシュウイスキーはwhiskeyです。
スコッチウィスキーはwhiskyです。

蒸留所内でランチを食べました。

天候は寒いですが、晴れて風もほとんどなく、
観光に適しています。

ジャイアンツコーズウェイのビジターセンターです。
ナショナルトラストが管理しています。

ビジターセンターから１ｋｍほど先に
ジャイアンツコーズウェイがあります。

天候がいいので歩くのもいいです。

このような道を歩いて行きます。

歩くのは嫌な人は、
１回の乗車１ポンドのバスが巡回しています。

ジャイアンツコーズウェイの石碑がありました。

アイルランドの北海岸線なので、
地理的には東側にはスコットランドが見えるはずです。

海岸線には溶岩、火山岩が見えてきました。

この溶岩は６１００万年前のものです。

柱状になった溶岩である
柱状節理が見えます。

独特の６角形の形をしています。

溶岩が冷えて固まるときに
３方向から引っ張られる形になり
外角が１２０度になり、
固まるときに６角形になることが多いです。

世界遺産ですが、
柱状節理の上に登り写真も撮れます。

柱状節理のスケールはすごいです。

日本でもこのような柱状節理はみられますが、
スケールはとても小さいです。

足元は滑りやすいので、注意が必要です。

柱状節理です。

柱状節理です。

柱状節理です。

遊歩道の先の崖には動物の顔のように見える岩が見えます。

遊歩道は計８ｋｍほどあります。

王のイスと呼ばれる石があります。

ビジターセンタのすぐ近くにはホテルがあります。

ジャイアンツコーズウェイから
５ｋｍほど西には
キャリックアリード（ロープのつり橋）があります。

キャリックアリードです。

事務所から５００ｍほど海岸線の崖の上を歩いて行きます。

歩いて行く途中には美しい景観が広がっています。

石灰岩の崖も見られます。

向こうに見える島はラスリン島です。

キャリックアリードが見えます。

島の沖合を回遊する魚（鮭など）を捕るために
漁師が秋、冬場の
一時的な移動のために架けたロープの橋が
キャリックアリードの起源です。

橋を渡ります。

一方通行なので、こちらに渡って来る人が
渡り切ってからの移動です。

かつては漁師が使うロープで橋は出来ていて、
１シーズンのみのものでしたが、
現在は恒久的な金属製の橋になっています。

下を見るとかなり怖いです。
揺れもかなりあります。

キャリックアリードです。

キャリックアリードです。

オフシーズンなので、観光客は多くありませんが、
夏場は橋を渡るのに時間がかかるようです。

事務所までの道をゆっくり歩いて行きます。
美しい景観です。

風が強いとか天候が悪いと橋は渡れないそうで
天候に恵まれました。

北アイルランドの景勝地を訪れましたが、
ベルファストからも近く
日帰り観光が出来てよかったです。
また天候もよく、景観を楽しめました。