ぶらり南伊豆(1)　下賀茂温泉「石廊館」　伊浜海岸　下田でちょっとクルージング

2017/04/21 - 2017/04/22

ことしは今まで何度も足を延ばしている南伊豆を中心にブラ歩きです。
いつもの仲間との南伊豆の旅です。

ご存じ伊豆半島は静岡県の東端部に位置し、南へ約50kmにわたって突き出した、駿河湾と相模灘を隔てている半島です。一説には、南海に突き出ているので、「出づ」から「伊豆」と呼ばれるようになったと言われていますが、伊豆の旅は何といっても新鮮なお魚料理と各種温泉がお目当てです。

　穏やかな陽気の中、南伊豆の最西端に位置にある伊浜（いはま）海岸ではマーガレット栽培が盛んで伊浜地区では4月22日、花狩りが始まりました。5月7日まで区が管理する花畑で赤、黄、白色のかれんな花々を観賞した後、1人10本まで無料で持ち帰ることができます。

今回のお宿は
21日　天然温泉１００％自家源泉を２４時間かけ流しの「石廊館」
22日　なまこ壁の町並みで知られる西伊豆の拠点、花とロマンの里の温泉宿「伊豆まつざき荘」町営の国民宿舎です。

注）記事中各地の紹介についてはWEBサイト・フリー百科「ウイキペディア」および各観光地公式サイトから抜粋加筆したものです。

エリア 下賀茂温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊豆半島といえば　おなじみ特急「踊り子」号ですね。

伊豆急下田行ＪＲ特急踊り子号では東京駅から下田まで2時間45分。

この日は事故の影響を受けて品川発に変更され出だしから大騒ぎ、何とか横浜でメンバー全員が無事集合し安どのため息。

まずは　車内で駅弁をいただきます。

今回は山形　松川弁当店のおもてなし弁当を購入。

山形　おもてなし弁当　の内容は
上段左から「山の幸」「米沢牛」「和え物」
次は「漬物」「揚げ物・焼き物」「煮物」
三段目は「弁慶飯」（荘内風焼きおにぎり）「煮物」
下段に「押し寿司」「ブランド米・つや姫」

これに同行のお仲間からご厚意差し入れの横浜崎陽軒のシウマイが追加

今までの駅弁の中でもトップクラスの品揃えです。

伊豆急下田駅

下田海中水族館

下田湾にある自然の入り江をそのまま利用した水族館です。入り江に浮かぶ水族船「アクアドームペリー号」では“伊豆の海を再現”をテーマに、50種1万点を飼育展示しています。

写真左にはウミガメが伊豆急オモシロ駅長に就任したとのメッセージが。

館内では、迫力ある2種類のイルカショーをはじめ、日本でも珍しいアシカの水中ショー、キスが話題の「アザラシショー」、ダイバーによる魚の餌付けショーを毎日開催しています。

下田海中水族館ではイルカと遊べる4種類のふれあいプランは年間を通じて体験できます。

1967年3月に開館し、2017年で50周年を迎えました。

下賀茂温泉湯の花観光案内所

下賀茂温泉湯の花「道の駅」では農林水産物の直売をしています。

下賀茂温泉湯の花「道の駅」農林水産物の直売所

下賀茂温泉湯の花「道の駅」農林水産物の直売所

湯の花　観光交流館

この日のお宿　「石廊館」到着です。

「石廊館」は自家源泉を持つ温泉旅館です。


源泉かけ流し１００％　内風呂・露天風呂ともに 源泉かけ流しの湯になります。
天然温泉１００％自家源泉を２４時間かけ流ししています。ゆえに大浴場と露天風呂は加水加温を一切しない源泉かけ流しで楽しめます。

つまりは新鮮な生まれたての温泉を楽しめるのです。

また金目鯛を始め地元の食材を活かした会席料理も人気で気軽に温泉と食事を満喫できるオススメの一軒です。

石廊館　メロン最中でお出迎え。

石廊館　夕食

活きアワビの踊り焼き

石廊館　夕食
　お刺身盛り合わせ
　　金目鯛の炙り
　　青鯛
　　メジナ
　　アオリ烏賊

石廊館　夕食
大海老堂ヶ島塩焼き

石廊館　夕食
もち豚といろいろ野菜の胡麻豆乳しゃぶしゃぶ
と　〆のラーメン

石廊館　夕食
石廊館風豆乳グラタン

石廊館　夕食
秘伝だれで煮つけた下田金目鯛

石廊館　夕食
新ショウガ釜飯（茨城県産　ひとめぼれ）
香の物　里漬け盛り

石廊館　夕食
デザート　苺ムース

石廊館　朝食

定番　アジの開きとだし巻き卵

二日目朝食後スイーツカフェへ
扇谷製菓（メロン最中）の素敵な新店

二日目朝からメロンアイスクリームとメロンジェリー・カプチーノ

和洋スイーツカフェ　伊豆カップグルメもあります。

湯の花　観光交流館
フレッシュなつみたて苺

湯の花　観光交流館
各種　みかん

伊豆半島は全域にわたって山地が大部分を占め、平坦地は少なく、市街地は狭く、海岸沿いの低地や谷に住宅が集まっています。

一面の田畑といった光景も見られないことからも「海」「海岸」の景観と豊富な「海の幸」が売りですね。

東岸に相模灘、西岸には駿河湾があり、最南端に石廊崎があって、太平洋を望んでいます。

そして　下田といえば　黒船ですね。

伊豆下田港　ペリー提督来航記念碑


（写真は同行のMさん撮影です。）

伊豆の最南端石廊崎から遊覧船で

伊豆には「役行者（えんノぎょうじゃ）」の伝説があります。

役行者は、続日本紀によると、姓が役公（えだちノきみ）で、名を小角（おづぬ）と云い、６３４年（舒明天皇６年）８月１０日大和国葛木上郡茅原（ちはら）の里、奈良県御所市茅原の本山修験宗大本山・茅原山・金剛寿院「吉祥草寺」で生まれ、父は高鴨神に奉仕する高加茂朝臣（たかかもノあそん）で、加茂役君（かもノえだちノきみ）、加茂間賀介麻（まかげまろ）と云い、又の名を大角（おおづぬ）。母は渡都岐比売（とときひめ）、又の名を白専女（しらとうめ）、刀自女（とらめ）と云って、第２５代武烈天皇の御代（６世紀初期）大伴金村に攻め滅ぼされた大臣物部真鳥の娘です。

６３３年（舒明天皇５年）１１月１日母が２４歳の時、熊野に参詣し、月を飲み込んだ夢を見て受胎しましたが、５０９年の同じ１１月１日第２６代継体天皇の皇后２４歳は、太陽を飲み込んだ夢を見て、５１０年８月１０日第三皇子（第２９代欽明天皇）を出産しました。なお、小角の母が横になった悩ましい像を「吉祥草寺」で安置しています。　

文武天皇3年（699年）5月に、人々を言葉で惑わしていると讒言され、役小角は伊豆島に流罪となります。

人々は、小角が鬼神を使役して水を汲み薪を採らせていると噂しました。命令に従わないときには呪で鬼神を縛ったといいます。

さて伊豆へ流された役行者は、昼間は大人しくしていたのが、夜になると富士山へ登って修行をし、遂に飛行術を会得して、あちこち飛び回り、相模の江ノ島の裸弁天の影向（ようごう、神仏の仮の姿）等を拝して、７００年（文武４年）配流（はいる）の身である役行者６７歳は印度に赴き、金剛三蔵が建立し塔婆に納めた１６０の仏舎利を日本に持ち帰り「熊野本宮」に安置して、その後「大峯縁起」の相伝者にも３粒ずつ分けました。

配流地の伊豆では、都から役行者を殺そうとしてやって来た使に対し、使の刀を乞い受け、彼が舌で舐めると、文字が浮き出たので読むと、富慈（ふじ）明神の上表文だったので皆が驚き、使が慌てて都へ帰り、文武天皇に言上して天裁を仰ぎ、

流されて2年後の大宝元年（701年）1月に大赦があり、茅原に帰るが、同年6月7日に箕面の天上ヶ岳にて入寂したと伝わっています。享年68。

石廊崎から遊覧船が出ています。

伊豆半島最南端「石廊崎」ダイナミックな海を体感していただける遊覧船です。

海上 から見上げる「石廊埼灯台」 、奥石廊崎、海底が見える「ヒリゾ海岸」、「みのかけ岩」などをご覧いただけます。

伊豆半島最南端「石廊崎」ダイナミックな海を体感していただける遊覧船。

毎日運航で　出航時刻　9：00　-16：00の間は30分おきに
のりば 石廊崎港（南伊豆町石廊埼55番地）

所要時間は一周 約25分

運賃 大人1,400円　小人 700円

この見事な岩肌をご覧あれ、長い年月をかけて大自然の作り上げた芸術的な作品と言えますね。

（写真は同行のⅯさん撮影です。選ばれた被写体・画像いずれもお見事です。）

大自然の作り上げた芸術的な作品その２です。

（写真は同行のMさん撮影です。）

●通常はＡコース『奥石廊埼（ヒリゾ海岸）コース』の運航です。
天候により、Ｂコース『みのかけ岩コース』に変更となります。
（みのかけ岩コース：役の行者が蓑を掛け忘れたと言われる林だったみのかけ岩、上人岩（じょうにんいわ）ドント穴（あな）、釣り人のメッカ牛が瀬根（うしがせね）などを周遊するコースです。）

マリンバード号又は五百石船にて運航（定員各85名、90名）

最南端石廊崎でのクルージングの次に南伊豆の最西端の伊浜海岸へ向かいます。

（写真は同行のMさん撮影です。）

伊浜（いはま）海岸は南伊豆の最西端の位置にあります。

新緑に加え各種の花々が開花　旅行には最適の季節になりました。

ここ伊浜には透明度もバッチリな磯場があり上級者向けシュノーケリングもできます。

ここはスローライフを過ごしたい方にはベストな場所です。

マーガレット栽培が盛んで、昔はマーガレットラインとも呼ばれる程でした。

以下静岡新聞SBS 4/23(日) 9:50配信　マーガレットの産地として知られる南伊豆町伊浜地区で22日、花狩りが始まった。区が管理する花畑で赤、黄、白色のかれんな花々を観賞した後、1人10本まで無料で持ち帰ることができる。5月7日まで。

　大型連休に合わせた恒例の観光誘客事業。4月中旬以降に見頃を迎えるように、伊浜海岸の花畑約200平方メートルに苗を植えた。

伊浜海岸に次いで松崎に向かいます。

詳しくは　次回ご紹介します。