濃尾平野を西へ。関ヶ原越え。京を目指す（二日目）

2017/04/15 - 2017/04/15

一度やってみたかった自転車の遠出。昨日は名古屋の自宅からおよそ実走行９０Kmで彦根のホテルへ。
この季節空室があるかどうか？　仕事で何度かお世話になったグランドデュークへ飛び込んだ。それほどいっぱいにはなっていないようだ。
部屋は小さいが身体を休めるには充分。まだ京都の目的地まで１１０Kmほど走らねばならない。

エリア 彦根(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

彦根の夜。
車も入れないくらいの道に店が並ぶ。
整理されてしまった銀座や錦と違い、祇園や別府の裏通り昔ながらの夜の街の雰囲気が良い。

仕事で来ていた頃に何度か来た事のある倶楽部。
二十数年ぶりかな？
彦根では名の知れた雰囲気の良い高級店（と言ってよい）

朝の写真だが、営業中は暖簾がかかっている。
老ママと久日ぶりにお会いして昔話やら、老後の話やら・・・。

遊郭の名残を留める町並みが残る。
機会があれば又来たいと思わせる町である。

彦根城の桜を見ておこうと、ちょっとだけ。

奥方と来たのは５年も前か・・。
葉桜の季節だった。　紅葉の時期にも来たい。

朝早くからカメラをぶら下げたおっさんが行き来する。
さて、先を急ぐ。
芹川から湖岸に出て湖岸道路を走る。

彦根市街からベルロードを南下

県道２号だが、新しい道路のように見える。
そろそろ塗装補修をしないと。
芹川を渡った。
犬上川畔を県立大・湖岸へ向かう。

昨日の天気予報では雨はなかったと思ったが、空模様が怪しい。

まだ降り出しはしないが、どうも怪しい。
愛知川の手前で新海浜地区に入ってしまった。行き止まりで川を渡れない。

英知川橋、県道２２号まで戻り愛知川を渡る。
対岸は菜の花が綺麗。

一路近江八幡を目指す

ポツポツしだしたがたいしたことは無い。

遠くに煙突が見える。
能登川の工場だ。仕事でずいぶん通った。
３０年にもなろうか・・湖東の移り変わりも見てきたことになる。

湖岸を長命寺の方へ行かずに広い湖岸道路を走る。
天気は少し回復したが、向かい風が強い。
山沿いに桜並木が見える。あっちを走ればよかったかな。
遠回りになるが、風は遮られたかも。

八幡にでた。

自転車道が整備されている。

水郷めぐり　近江八幡を過ぎる頃又降りだした。

対岸も煙って見える。
雨が本降りになってきたが、先の心配があるので先へ進む。

三上山の方角が変わらない。走れど同じ方向にじっとしている。

琵琶湖大橋を過ぎて、まだ雨は降り続く。

矢橋で湖岸へ下りて一服

小降りになるのを待って又走り出す。

もう大津、向かいは膳所
草津のショッピングセンターで昼食と乾燥を図る。

昼時、土曜日、飲食店は家族連れの行列が出来ている。
その上結構お高い。

名古屋生まれの喫茶店で、カツサンドとコーヒー。
ここは喫煙席があるのもありがたい。

昼過ぎて日差しも出てきた。衣類も少し乾いたので出発。

瀬田へでて唐橋を渡る。
向こうのマンションの近くに出張所があり滋賀の仕事のときはよく来た。今はもう無い。

唐橋も車でいっぱい。

観光船が通る。
この下を遠泳で泳いだ。中学のときかな。
唐崎から石山寺下まで１０Km　橋の上から声援と飴を投げてもらった。
今はもう行われていないのでは？

唐橋を渡って右か左か。
もう逢阪山と東山を超える力は残っていない。
左へ折れて瀬田川を下るルートを選択。
南郷洗堰を過ぎて鹿跳橋までは車も多い

宇治川ラインくだりと言うのは今もあるのだろうか

天ヶ瀬ダムの水位は少し低いのだろうか。
豪雨水害の爪跡が残っている。補修復旧工事も何箇所か。
交互一方通行区間が何箇所かあった

右岸から左岸へ渡るともうすぐ天ヶ瀬ダム

宇治川の急流
今の宇治川、宇治橋から見ても相当な急流である。
ダムの無かった昔はさぞや。　宇治橋の断碑にあるように
その速きこと矢の如しだったろう。
その中へ騎馬であろうとも乗り入れると言うのは相当な決意が要るのでは？義経だからこそか。

天ヶ瀬ダム近くも工事で信号待ち。待ってる間にヤマブキ。
ダムから先は平等院まで下る一方。
だが、過速度注意の段差舗装は自転車にとっては負担だし、怖い。

中書島、観月橋から北へ、京都市内に向かう。
四条川端に自転車を留めて一杯やりにいって自分はタクシーで。

日曜日自転車を取りに行く。駐輪料金￥３００だった。

京都の桜はもう終わりがけ。ソメイヨシノはほとんど散っている。
相変わらず観光客は多い。観光客の多いところには出向かないが、通らねばならないところは仕方が無い。
それにしてもレンタル着物の趣味の悪さには辟易する。

月曜日は雨予報。
役所の用事を済ませ。火曜日に新幹線で名古屋未戻った。