2016/07/09 - 2016/07/10
3位(同エリア41件中)
RAINDANCEさん
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フランス北西部、サルト県の県都であるル・マンを訪れました。ル・マン24時間レースが開催されることで有名なこの町は、帝政ローマの遺跡や、中世の佇まいを遺す旧市街の美しい街並みでも知られています。
★保存状態が良く、世界遺産候補にもなったという旧市街を散策
★タイミングよく開催されていたル・マン クラシックを観戦
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎リエット
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フランスの玄関、パリ・シャルル・ド・ゴール空港のTGV駅。
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レンヌ行きへ乗り、ル・マンへ向かいます。
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ル・マン駅に到着。
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ル・マン駅の東口。
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その真横に建つ「イビス・スタイルス・ルマン・ガール・スッド(Ibis Styles Le Mans Centre Gare Sud)」が、この日の宿です。
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フロントとラウンジ。
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客室。
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設備やアメニティは普通、ですが駅の真ん前で至便な割にそう高くはなく満足です。
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バスルーム。ビジネス系のホテルなのでアメニティは、タオルと頭とボディ兼用のソープがあるだけです。
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客室の窓から見る駅前のロータリー。
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チェックイン後、夕食を兼ねて少し街歩きへ。こちらが駅の北口、駅前の広場は広くこちら口がメインですね。
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駅の正面から伸びる、トラムが走るジェネラル・ルクレール通り。
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で夕食は、その通りに面するレストラン「ル・ベルフォンテーヌ(Le Bellifontain)」にて。
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小さなお店ですが、某有名口コミサイトでは高評価のレストランです。
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アミューズに出てきたのは「リエット」。豚肉等を使ったパテの様な、この地方の郷土料理です。
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いきなり赤ワインでも合うアミューズ。
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エビとリンゴのサラダ、マドラスカレー添え。
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メインはステーキ。
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デザートのシャーベット。
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ということで、この日は移動の疲れもあり早めに休みます。
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翌朝...
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駅の北口からトラムに乗って、旧市街方面へ向かいます。
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歩いても行けるのですが(駅から旧市街へは20分くらい)、トラムを活用すると便利。
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ジャコバン広場(Place des Jacobins)に着きました。その隣に広がる旧市街に鎮座するサン・ジュリアン大聖堂(Cathedrale Saint Julien-Le Mans)。
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フライング・バットレス(飛梁)が美しい教会。
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広場では朝市が開かれていました。
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ここから旧市街へ入ってみましょう。
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旧市街に入り、まずは大聖堂へ。
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この聖堂は、4世紀初めにル・マン最初のキリスト司教となった、サン・ジュリアン・ドゥ・マンに捧げられたのが起源だそうです。
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現在の聖堂は11~15世紀に建てられたもので、フレンチゴシックとロマネスクなどが融合されているとのこと。
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聖堂は、旧市街エリアの北東の端に有りますので、ここから南西へ向かい旧市街を一周します。
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ところで、やけにクラシックカーが多いです。
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この理由は後ほど。
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中世の保存状態の良いことで知られる旧市街。
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帝政ローマ支配下のガリア(現在のフランス)時代の城壁、こちらもフランスとしては保存状態の良いものらしい。
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旧市街の下を貫くトンネル。ル・マン24時間レースの際は、出走車がここをパレードします。
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旧市街への門。
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謎のカタツムリ。
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旧市街の高台からサルト川を挟んで西側に見えるのは、ノートルダム・デュ・プレ教会。元は11~12世紀に建てられたもので、15世紀にゴシック様式部が増築された様です。
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市街の南西の端に近づいてきました。人気のレストランが集中しているエリアです。
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サント・ブノア教会。起源は12世紀で、15~16世紀に再建されたのちに荒廃しましたが、1903年に復元されたそうです。
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その内部。
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サン・ピエール広場。
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広場に面する市役所(Mairie)。
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ほぼ一周したところで、世界遺産候補にもなったと言われる、中世の街並みが良く保存された旧市街を後にします。
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さて、再びトラムに乗って、ル・マン市南部の郊外へ向かいます。
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この日は、ル・マン24時間レースで有名なサルト・サーキットにおいて「ル・マン クラシック」が開催されていました。
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やけにクラシックカーを多く見かけると思ったら、そういうことでしたか。
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こちらがチケット売り場。
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サーキットに入場。早速目に入るのはダンロップブリッジ。
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当然ながら来場者は車好きが多く、様々な車が停まっていました。
これは、フェラーリ308GTB? -
ポルシェターボ。
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スーパーセブン。
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フェラーリ512BB
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...などなど、1970年代のスーパーカーブーム世代と思われる旧車好きが集まってる様です。
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ダンロップスタンドは別料金。
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スタンドでビールを買うと、ル・マンのスペシャルコップで出てきます。お土産がてら持ち帰り。
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皆さん、思い思いに寛ぎながらレース鑑賞。
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爆音を立てて走るクラシックなレーシングカー。
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私も車とバイクは好きな方ですが、サーキットでのレース観戦は初めての経験でした。
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レース観戦の後は、サーキットに併設されている「ル・マン24時間 博物館」へ。
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チケット売り場。
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ル・マン24時間レースを彩った車たちが展示されています。
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1966年にフォードの初優勝となったGT40。
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1999年に6位のクレージュC52ニッサン
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1991年に優勝したマツダ787B。日本車で史上唯一の覇者、その時は生中継で見てましたが感動しました。
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1994年に2位のトヨタ94CV。
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博物館だけに歴史を感じられるものも。
1923年の第1回優勝、地元フランスのシェナール&ウォルカー。 -
1927年に優勝のブガッティ。
...などなど、ル・マン24時間の歴史を感じることが出来ました。 -
コンテナで造られた、コースを展望できるカフェを横目に、そろそろサーキットを後にします。
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ル・マンの市街に戻ってきました。こちらはレピュブリック広場、レースの際には車検場となるそうです。
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広場の片隅に建つ教会(右)。
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ディナーの時間が近いですが、その前にテラスバーでビールでも。
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で、ディナーは旧市街の美味しいレストランエリアの「ラ・メゾネット(La MaiSonnette)」。看板が光って読めませんが...
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まずは白ワイン。
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欧州はメインの肉料理がガッツリなので、最初はなるべくサラダを選ぶようにしてます。
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で、お約束の大きめビーフステーキ。ですが、脂身は少ないです。
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デザートはティラミス。
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締めにはカフェ・ノワゼ。
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ホテルへの帰路。この日の夜は、フットボールの2016欧州選手権の決勝「フランス対ポルトガル」の真っ最中。あちこちのBARで、パブリックビューイングが準備されていました。
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私は普段はスペイン・ポルトガルのイベリア贔屓なのですが、この時ばかりはフランスを応援...していたのですが、圧倒的優勢だったにもかかわらず最後にカウンターで失点、フランスは優勝を逃してしまいました。暴動が起きないかちょっとだけ心配しましたが、フランス人は冷静なので何もなし。
ということで、レースにサッカーに旧市街に、盛り沢山のル・マン訪問となりました。
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