超電導リニア（L0系）の乗り方

2017/03/24 - 2017/03/24

対応車種：　L0系

エリア 都留・道志(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急

いよいよ開業が2028年に迫った、ＪＲ東海の超電導リニア。
もしかしたら、その頃には灰になってるかもしれないため、
いち早く体験乗車してみた。

ここは、大月駅（山梨県）。
体験乗車が開催される山梨実験センターまでは、バスで15分。
普段はノラ犬しか歩いてない駅前だが、
この日ばかりは、20名ばかりの中年がバス停に並ぶ。

10時発では・・・

時刻は、9時40分過ぎ。
気の早い中年どもに、半ば呆れた表情を見せたが、
間もなくしてバスが到着する。

単なる自分の、勘違い。
10時 “発” ではなく、10時 “着”。

途中、脱落者（途中下車ともいう）２名を出しながら、
中年バスは、明らかなる田舎道を走る。

そんなバス旅も、中盤も過ぎようとする頃、
頭にうっすら雪の積もった男が、カメラを構え出す。

ファインダーの先は、高架建造物。
あの車の走ってない感からすると、超電導リニアの関係だろう。

次々とカメラを構え出す中年ども。
大量の落ち着きない中年が見られるのは、全国でもたぶんココだけ。

そんな見どころも挟みつつ、中年バスは山梨実験センターに到着。

そこは、屋台が3軒も立ち並ぶ繁華街。
フラッと1杯いきたいトコだが、
集合時間まであと15分なので、スルッとして会場へ。

ん・・・　Ｗｈｅｒｅ　ｉｓ　会場？？

会場だと思ったトコは、単なるおみやげ屋。
ココまで来たのに、体験乗車はできないのか？！

外へ出ると、中年どもがいない。
正直、アセる。

屋台の人が静観するなか、
必死の捜索により、会場までの案内図を発見ッ！！

速やかに歩く。

会場に到着。
セキュリテーを通過し、搭乗券を受け取る。

通された小部屋では・・・
更に大量の、落ち着きない中年ども！！
展示物をなめ回すように撮影してる。

こん中に上司がいたら、たぶん強めの “喝” をいれる。

10時20分、半ば美人のお姉さんが登壇。
ＪＲ東海が全精力を注いだＶＴＲが上映される。

全精力を注いだので、コレは “撮影禁止”
落ち着きのなかったハズの中年どもが、日常を取り戻す。

シィーーーーーーン。

いよいよ、L0に搭乗。

落ち着かずとも、順番にはキビしめの中年ども。
日本の平和は、中年どものたゆまぬ努力により守られてる。

発車ッ！

L0は静かに加速し、そして、軽くフワッ
タイヤ走行から超電導走行に切り替わる。

三半規管弱めの中年どもに、不安が走る。
が、それは心配ナッシング。
一瞬の不安ののち、スピードメーターは一気に286km/hへ！！

とアオってみたが、これじゃ東海道新幹線レベル。
しかも、このあと静かに減速し、タイヤ走行を経ての、停車。

中年どものカメラ率、17％

続いて、後ろ向きに走行開始・・・
当たり前だが、後ろ向きのまま一気に501km/h！！

これだけ高速走行してるのに、揺れも少なく、静か。
１つだけ問題があるとするならば、

最高速度と同時に、一斉にカメラを構え出す中年ども。
この “静” と “動” を巧みに使い分ける感が、オ・ト・ナのたしなみ。

中年どものカメラ率、100％超ッ！！

再び停車し、前向きで軽く500km/hを出したなら、
下車。

中年どもは、飼い慣らされたように展望デッキへ連れられ、
撮影タイム。

窓際の特等席は20名分しかないのに、
足腰が弱いのか、小走りすらしない中年ども。

それを左からマクり、難なく特等席をゲット！
さりげなく中年どもに席を譲ったなら、体験乗車は終了。

時計を見ると、間もなく中年バスの発車時刻。
これを逃せば2時間後。
おみやげ屋も、繁華街にもよらず、バス停にダイレクト。

からの、大月駅。

オーダーは、大月名物 「おつけだんご」
初めましてなのに、なつかしい味。

それも、そのハズ。
このだんご、両親の故郷・大分名物 「だご汁」 とクリソツ。


最後に一言。
中年どもよ、日本の平和をありがとう。

この旅行記へのコメント （4）

• 前日光さん 2017/06/24 00:03:13

  好き…ねぇ〜‥

  いつもは歩いてばかりだから、時々超電動に乗りたくなっちゃうんだね？
  
  分からないではないが、そんな時間とお金をかけて、体験しに行く価値が。。。あるんだろうねぇ〜
  
  傍から見るとどうでも良いことに猪突猛進しているので、人様のことは言えません。
  
  それにしても、この超スピードの出る乗り物、ホントに実現化されるのかね？
  
  
  前日光

  おま。さん からの返信 2017/06/27 14:57:42

  RE: 好き…ねぇ〜‥

  ミーハーですので。
  
  何かの "オタク" ってのは、
  すばらしいことだと、ボクは思ふ。
  
  "ミーハー" は流行り病みたいなモンですが。
  
  おま。

• trat baldさん 2017/04/03 09:45:32

  対費用効果は有ったの？

  非常に珍しい体験談を有難う、時速5Kmの徒歩から500Km/hの世界に一気に飛んだね！
  そう、年と共に楽な移動が必要な年齢が待っています(^o^)

  おま。さん からの返信 2017/04/04 15:59:05

  RE: 対費用効果は有ったの？

  費用対効果を問われると、厳しいよね。
  交通費含めると、１万円ぐらいかかってるもんね。
  
  それを気づかせないでぇ〜
  
  おま。