2017/03/09 - 2017/03/16
16858位(同エリア22340件中)
jonaさん
ハノイから中部ベトナムへ乗り込んだ大阪のおばはん5人組。
五行山で、まさかの人生初クライマーとなり、
ホイアンフェスティバルでは運命の恋に落ち、
今回も盛りだくさんの旅は続く。
Part 3では、ミーソン遺跡から、ダナンの海でおばはん弾ける!
そしてローカルレストランで海鮮料理に舌鼓、
フエでは世界遺産と人の温かさで胸いっぱいに。
感動の?Part3です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホイアンチェックアウトの朝、またホテルともめた。シングル1、ツイン2で予約していたのだが、3部屋なくて、3人のファミリールームとツイン一部屋で妥協した。その清算で。この国はまともに予約していた部屋が用意されていたためしがない。まあ一人1000円もしないホテルなので、仕方ないか。
この日はミーソン遺跡へ。これも、外人混載の英語ツアー(1000円ちょっとの午前中半日ツアー)。
遺跡までの車中では、街の名前の由来や、遺跡の歴史について語られた。
まあ理解できるのは半分くらいだけど。(笑)
ここはカンボジアの遺跡に似ている。規模は小さいけど。
この写真をみて、アンコールの遺跡群だと思った人も多いのでは? -
違うのはベトナム人が好き者だということ。(笑)朝っぱらから、ゲジゲジまゆの、現地ガイドは、これが男性のパワーの源と、何度も説明していた。確かハロン湾の鍾乳洞にも、あったよなあ。
-
そして、こちらは女性のん。上から水を流して、出口から出た水を飲めば子供が、授かるそう。我がメンバーのさきちゃんは、ガイドの餌食になり、子供は何人?とか、いじられてた。どうせなら、子供は、10人よ。私の旦那はとても、ストロングだからとか、答えればもっと、笑いとれたのに。と、思ったのは今やこてこて大阪人の私だけ?
-
アンコールワットの、ベンメリアには、東洋のモナリザがいる。こちらは、ベトナムのモナリザといったところか。お顔の方は、ちょっと、ベンメリアに軍配が、あがるかな。確かカンボジアのクメール人に、闘いを挑んで負けたのも、この人種。規模といい、美貌といい、戦力といい、カンボジアに勝てる部族では、なかったようだ。子作りに、励みすぎていたせいかも、知れない。(笑)
-
とは、言えひっそりと、森の中にたたずむ遺跡群は、戦い敗れて、荒れ野となる。
ここはベトナム戦争でも破壊され、地面に爆弾の後のクレーターも残る。
「夏草や、兵どもが夢のあと」松尾芭蕉の奥の細道を思いだした。 -
さて、このツアー昼の1時半にホイアンに戻り、バインミー(フランスパンに具を一杯挟んだサンドイッチ)のおいしい店でランチをとり、ホテルから2時半にタクシーでダナンに向かう予定だった。
なのにバスは町はずれにとまり、お店にはたどり着いたもののこのままではタクシーに間に合わない。
仕方なく私と心ちゃんは食べながらホテルに戻り、荷物を載せてこの店でほかのメンバーを拾うことに。企画、お世話係は大変です!
付き合ってくれたこころちゃんありがとう。彼女はお金の管理もしてくれ、数字、とくに0がたくさんついたベトナムドンはさっぱりわからない私を全面的にフォローしてくれた。
ところが後から知ったのだが私だけみんなの倍もの値段でバインミ―を買わされていたらしく、とてもショックだった。
ダナン着、すぐに海にいきたいのに、また2部屋しかないという。おまけにシービューの部屋を予約していたのに、海がほとんど見えない低層階。
Noと言えば、代えてくれることをすでに学んだ私は、ここでもNoと叫んだ。
もちろん数分後、部屋は用意された。どうなってるの?この国。
大幅に時間をロスし、海についたのはもう夕方。
それでも、この解放感はたまらない。ここはすごく広いビーチでおまけに遠浅、
かなり遠くの人があんなに立っているでしょ?
水はちょっとまだ冷たかったけど、ビーチリゾート気分を満喫。 -
ひと泳ぎして、部屋でシャワーを浴び、海鮮料理を食べに。
こんな素敵な月が出ていた。 -
ホテルに長期滞在しているという日本人にすすめてもらった海鮮料理は
びっくりするくらい高い値段。
ちょっと躊躇して、あたりをぶらついていると、ローカルな屋台が。タイに何年か住んでいたことのあるフエさんが、「ここ、おいしいと思う」と。
これぞアジアで培った勘。この店が大当たり、水槽で泳いでいるしゃこや、アサリや、空芯菜のいためものが、激うま! -
特にこのしゃこ。ガーリックと塩加減が絶妙で、ビールのあてに最高!
ベトナムで食べた料理のベスト1です。
値段は、お高い観光客向けのレストランより日本円で0一つ少なかった。 -
翌朝、またまた私とこころちゃんは、朝日を見に5時ごろから起きだして朝の海岸を散歩。旅に出ると、二人ともアドレナリンが出すぎて、あまり寝られない。どちらからともなく起きてる?と声をかけ、そわそわと出かけてしまう。
おかげでこんな素敵な朝日を拝めた。 -
この日は朝からローカルバスでフエへ移動。このバス安いのにすぐれもので、
180度近くリクライニングする。バスには靴を脱いであがり、こんなシートが2段ベッドみたいに上下にある。この心地よさにはまった。 -
フエのホテルに着くと、またしても予約がないという。お金もすでに払っているのに。そこに若くてかわいい女主人登場。この人は英語より片言の日本語が上手で自分の車で観光に連れて行ってくれると言う。一日観光40ドル。5人で割れば、一人8ドル!ちょうど昼前だったのでローカルレストランにも連れて行ってくれた。ベトナムは観光客だけで行くと高く取られるらしい。
これ、おいしかったよ。 -
こんなのを野菜と一緒にライスペーパーに包んで、たれをつけて食べる。ちょっとピーナッツの味がするたれ。これもおいしい。
-
笹の葉にエビの入ったモチモチしたのがくるんであるんだけど、
ラパンさんはこれが一番のお気に入りで、おいしい!を連発していた。
ここでの昼食、ビール飲んでたらふく食べて一人300円!
連れて行ってくれた女主人のおかげで現地人価格。 -
観光はまずは、郊外の世界遺産から。
ティエンムー寺 堂々とした7重の塔らしい。6重に言えるんだけど(汗) -
ここのお庭には、なぜか盆栽が。
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日本にもありそうな風景
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続いてトゥドゥック亭廟 案外奥まで広くてこんな池に船でも浮かべて優雅に
楽しんでいたことがしのばれる。
別荘だったらしく池のそばの建物では、時折民族音楽を演奏していた。 -
こんなのに乗って、お供を従えてお出かけされてたらしい。
中国の歴史映画でみたような・・・ -
私が一番楽しみにしていたカイディン亭廟
門が見えただけでテンション上がるけど、ベトナムの階段はどれも狭くて急。
暑いから体力の消耗も激しかった。
ここは根性で頑張る! -
立派!
-
素敵!
-
中の装飾もすごい!
これでこそ、世界遺産。 -
この写真もガイドブックで見たのと同じ!
フエに行くなら、ここが一押しです。
王宮より良かった。
是非行ってください。 -
ちょっと興奮して時間をくってしまった。
もう郊外はいいから、王宮に行こうとフエ市内に戻る。
フエは思っていたより大きな町で、車でつれていってもらえてなかったら、
とても全部は観光できなかっただろう。
王宮の門、この近くでチケットを買うからここから入るのかと思いきや、
ぐるーっと回って別の門から入る。とにかく広い。 -
ここから入場。電気自動車が走っていたから乗ろうとしたら、もう終わりだという。この時すでに4時、ここは5時まで。それにしても、5時まで営業ならもう少し
乗せてくれてもいいのに早々と営業終了(汗) -
中はほんとに広い、大半が草っぱら。
周囲にこんな長ーい廊下が。 -
廊下の中はこんな感じ、
おおー遠近法の写生にもってこいではありませんか!
なに、モデルがいまいちって?
えらいすんまそん(笑) -
お屋敷も左右に
-
金のドラゴン。
私たちは5人であっちふらふら、こっちふらふらのんびり観光していたものだから、ついに女主人から電話、さすがに待ちくたびれたのだろう。
一人80ドルの一日観光ツアーですら、こんなに自由にたっぷり観光はできない。
それを5人でわずか40ドル、彼女は私たちの好きなように観光させてくれた。
慌てて戻るも、中が広い。
ついに草むらを横切る作戦。
サンダルの素足に草がちくちくしたけど、待ってくれてる彼女のために
必死に歩いた。 -
夜は何が食べたい?と彼女。素敵な郊外のレストランに連れて行ってくれた。
おまけに予算を言うと、その範囲で食べたいのものをチョイスしてくれる。
おまけに自分の分はちゃんと昼も払った。
こんなホストいる?
今までのホテルでは、自分のペースに引きずり込もうとして
あわよくばだまそうとするホテルばっかりだったのに。
感動した。ホスピタリティー精神にあふれた彼女からは、たくさん考えさせられたし学びも多かった。
これから先自分がホストになるなら、精一杯してあげられる環境でこそ、しよう。
中途半端にやるのはやめようとも思った。
素敵な彼女の後姿だけしか公開できないけど、笑顔も素敵でほんとにかわいい人だった。 -
エビをリクエストすると出てきた料理。酢豚のエビバージョンみたいな味。
スイートサワーソースって言うのかな。 -
こうして、最後は王宮のライトアップまでリクエストして、ホテルに戻った。
やはりホテルに私たちの部屋はなく、近くのホテルに案内された。そんな事情があったから彼女は一日観光に格安で連れて行ってくれたのかもしれない。
でもそれ以上に温かさを感じたのはやっぱり彼女の人柄そのものなのだと思う。
人との出会い、旅の醍醐味はそこにもある。見知らぬ土地でどれほどの親切を今まで受けてきたことだろう。だから今度は私が恩返しをしたい。そう思ってある新事業を年末から準備してきた。でもここにきて彼女に出会って、そんなあまっちょろい準備でいいのかと問われた気がした。
人生まだ長い。やりたいことはやるのが、信条だけど、やるなら、本当にすばらしいおもてなし、体験をしてもらえるそんな事業にしたい。
はるか異国のベトナムで自分のこれからの人生を考えさせてくれたフエの町は
観光も、歴史も、一流の場所だった。
次はいよいよ、ホーチミンにくだり、旅も佳境に。
ベトナム縦断旅、最終章 coming soon!
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