16年夏休み～クロアチア周遊二週間プラスαの旅★11 ザダールの旧市街でダイナミックな夕陽を見る

2016/08/08 - 2016/08/10

ご訪問ありがとうございます。

プリトヴィツェ湖群国立公園でアドリア海沿岸の街とはまたちょっと違うクロアチアの魅力を堪能したあとは、またまたアドリア海沿いの街、ザダールへ。

有名な観光地とはいえないザダールを滞在地に選んだのはどちらかと言うと交通の便が理由で、arucoにも「夕陽がきれいに見える街」というくらいの情報しか出ていませんでしたが、宿泊したホステルがクロアチアでは初めて旧市街の真ん中だったこともよかったのか、街に住んでいるような気分を味わいながらリラックスして時間を楽しむことができ、意外にもかなり楽しかったです。

海に囲まれた半島状の旧市街にはビーチはありませんが、海ぞいのエリアは遊歩道になっており、写真のように夕陽が沈む時間になると多くの人がプロムナードに集まって来ます。屋台で魚のグリルを買ってビール片手に見たザダールの夕陽は、忘れられない思い出の風景のひとつとなりました(^ ^)

なお全体のスケジュールは次のとおりです。

　7月26日　伊丹→成田→　機中泊
　7月27日　→ドーハ→ベオグラード　ベオグラード泊
　7月28日　→サラエヴォ　サラエヴォ2泊
　7月30日　→モスタル　モスタル2泊
　8月1日　→ドブロヴニク　ドブロヴニク2泊
　8月3日　→フヴァル　フヴァル2泊
　8月5日　→スプリット　スプリット2泊
　8月7日　→プリトヴィッツェ　プリトヴィッツェ泊
★8月8日　→ザダール　ザダール2泊
　8月10日　→プーラ　プーラ2泊
　8月12日　→リュブリャーナ　リュブリャーナ2泊
　8月14日　→ブレッド湖　ブレッド湖泊
　8月15日　→ザグレブ　ザグレブ2泊
　8月17日　→ドーハ　空港泊
　8月18日　→羽田　東京泊
　8月19日　→伊丹

エリア ザダール(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

プリトヴィッツェ湖群国立公園からバスに乗ってザダールへ移動中。
はじめのうちは山の景色。

一時間くらいで海が見えました。丸一日ぶりの海(^ ^)

乗車時間一時間半くらいでザダールのバスターミナルに到着。近かったです。
歩いて1.5キロくらい先にある旧市街のホステルに向かいます。
小さめの半島がまるっこ旧市街になっているので右も左も海。

無事チェックインしてお散歩に。
ホステルはものすごい市街地の真ん中でした。
このホステルはフロントが少し離れた場所にあるため、玄関の鍵も渡されるので、ちょっとアパート気分(^ ^)

☆Three Corners Hostel, Varoška ul. 5

濃い色の物と淡い色の物はちゃんと分けて洗っているのね(^ ^)

ホステルの玄関から1分くらいで海辺のプロムナードに出られます(^ ^)
すでに夕陽の時間。

パセオ マリティモ 散歩・街歩き

夕陽を見ながら歩いていると、いわしのような魚を焼いている屋台を発見～
思わず一皿ゲット(^ ^)
昼ごはんもマスのグリルだったんだけどな（笑）

近くのお店でビールを買って、夕陽がよく見える場所でいただきます(*´ω｀*)
苦い。でもおいしい(^ ^)

お日さままたあした～(^ ^/

ザダールの太陽The Greeting to the Sunという大きな円形のモニュメントがプロムナードの先端近くの地面に埋め込まれていました。円の縁に近い部分が光ります。

太陽への挨拶 現代・近代建築

お日さまは見えなくなったけど、お月さまが見えたよ(^ ^)

マジックアワーのプロムナード。いい感じ。

さっきグリル魚買った屋台(^ ^)

そして夜の旧市街。
ザダールの石畳も表面がツルツルで光を反射していました。

ホステルのすぐ近くにレストランやバーがいっぱい。
なので部屋の窓から下を見ると歩いている人がいっぱいいました。
テラス（というかただの路上…笑）で食事している人も見えちゃいます(^ ^)

つぎの日の朝～
外に出たらすぐ前のレストランのテラス席にネコさんが。
おはよ～(^ ^)

ショーウインドウにアヒルちゃん(^ ^)
マリン系の柄のカップもかわいい。

旧市街の中を朝のお散歩です。
あ、こちらの方も朝のお散歩中ですね(^ ^)

ん？　お散歩もう終わり？（笑）

細い鉄の柵の向こう側は現代、こちら側はローマ時代。

16世紀の時計塔があるナロドニ広場。こじんまりした感じが昔っぽい。

ナロドニ広場 広場・公園

小さな食料品店でヨーグルトとパンを買い、一旦ホステルに戻って朝ごはんタイム。

改めてお散歩開始～
こちらもかなり歴史がありそうな造りの聖ミカエル教会の脇を通って～

城壁の跡のような厚い壁を見て～

旧市街のメインの出入口、ランドゲート（陸の門）へ。
真ん中の上の方にはヴェネツィア共和国の紋章が見えます。
この門に向かって右側の少し盛り上がった部分は上が公園になっています。

Land Gate (Kopnena vrata) 史跡・遺跡

旧市街は半島だからお堀はこの部分だけ。すぐ向こうは海。

内側に入ると古い井戸が並ぶ広場があり、その名も「5つの井戸の広場」（笑）

5つの井戸の広場 広場・公園

5つの井戸の広場にあるキャプテンの塔は上から見たとすると将棋の駒のような形の五角形で、縦にもひょろっと長くて、ちょっと変な形（笑）これも13世紀からのものらしいです。

城壁の中に公衆トイレがありました。
ザダールの旧市街数か所に公衆トイレがあり、無料で使えました。

広場の隅っこにある古そうな棒…見た感じはローマっぽいですが？
左の奥に見えているのは赤っぽい壁が印象的な聖シモン教会。

聖シモン教会。

聖シモン教会からもう少し先へ行くと城壁の上が道になっているので、そこを歩いてみます。
旧市街東側の新市街につながる橋と新市街。

旧市街側には屋外マーケットが見えます。意外と地味な色の屋根(^ ^)
このマーケットの脇にKONZUMもあります。

シーゲート（海の門）の付近は旧市街の交通センターになっていて、路線バスのバス停やフェリーの発着所、駐車場などが集まっています。空港バスもここ。

海の門の上から見た旧市街。左の建物は国立博物館かと思いますが、よく見ると建物の表面は銃弾などで傷だらけです。

下に降りて来ました。大きな立派な建物の前にはさっき広場にあったのと同じような井戸が。

その近くの小さな教会。
この角度では見えませんが、前の建物と後の塔との間に円柱形の建物がはさまっています。日本語で何というのかわかりませんが、Our Lady of Health教会です。

ザダールの路地はそれほど入り組んではいなくて、まっすぐの道と直角の交差が多く、こういう先が見えない曲がった路地は少数派。それだけ城壁がしっかりしてたということでしょうか。

フォーラムの近く、プロムナードから突き出ている突堤。
近くにビーチがないせいか、ここで水着で寝転がっている人もいました…（笑）

その突堤の付近から聖ストシャ大聖堂にかけては屋台のお土産物屋さんなどが並んでいます。フォーラムの手前の広場にはローマ時代のものと思われる石材がゴロゴロ転がっていました(^ ^)

フォーラムにいまだ残る罪人見せしめ用の「恥の柱」
オビドスにも罪人を吊るすペロリーニョとかいう柱があったな…

フォーラム 史跡・遺跡

その裏の方にひっそりとあった教会。
塔の外観もそうですがかなり傷んでいました。

入口の上には羊さん。

こちらは表通りの聖ドナト教会、そして聖ストシャ大聖堂の鐘楼。
このときは何かのイベントの準備中のようで、この付近は機材やフェンスが乱雑に置かれ非常に雑然とした感じで、古代の雰囲気が全く感じられずとても残念…

聖ドナト教会 寺院・教会

マーケットに行ったら、いちじく売ってた。試食させてくれておいしかったので1パック購入。日本でも子供のときは食べた記憶があるけど、成長してからは初めて食べたかも。

ホステルに戻ってランチタイム。
おかずはKONZUMのお惣菜コーナーで買ったポークカツにチーズを乗せて。
ごはんがほしかったけど、お米一回分だけ買えないから、インスタント麺で我慢した。

ご飯の後はしばらくプロムナードでお昼寝～
そのあと、新市街のLiDLにお買い物に行きました(^ ^)
さっきの新市街につながる橋のところから1.5キロくらいかな。
レストランの看板料理はチェバピだった(^ ^)

この番地札塗り直された跡が見えますが、何年くらい使ってるんだろ～すごい！

あ、ぶどうがなってる～いっぱいあるね(^ ^)

新市街と言っても古めの建物ももちろんあるんですが、この周辺はどっちかというとこんな建物が多かったです。このオレンジのバルコニーのは大学かなんかの学生寮みたい。

着きました(^ ^)
ヨーロッパ各国に店舗網を広げるLiDLですが、国によって多少品揃えが違うので、わざわざやって来たのは見学がメイン。ついでにお買い物って感じ。でも安いのは確か。

やはりザダールと言えば夕陽ということで、きのうに続きプロムナードへやって来ました。プロムナードに沿って木やお花が植えられているのもいいですね。

こんなふうにプロムナードに面したアパートもあって、眺めはものすごく良さそうだけど、まわりは人が多くて落ち着かないかも？

お日さまが沈むまだまだ少し時間があったので、その間に旧市街のメインストリート、シロカ通りを散策。お土産屋さんのほか、アイスクリームやファストフードなどのお店が多いです。

シロカ通り 散歩・街歩き

お土産屋さんの店頭に魚が(^ ^)
絵はがきは見かけるたびにチェックしましたが、何十年も前に撮った写真みたいな一般的なのばかりで、イラストとか今風のはなかなかなかったです。

しっぽの先っぽが白いクロネコさん(^ ^)

そろそろプロムナードに戻ります～キレイですね～(^ ^)

みんなプロムナードの海沿いの部分に座っています。

海に突き出した部分にも人がいっぱいいるのが見えます～(^ ^)

きのうに続きザダールの夕陽を堪能してホステルに帰ったらクロアチアの田舎から来たという三人組がリビングで飲んでて、ご相伴にあずかる(^ ^)　代々農民だよみたいなこと言ってたけど、それでも会話できるくらい英語話せるんだからたいしたもんですね。

宴会の写真はないから代わりにクロアチアのコイン。動物か植物の柄です(^ ^)

つぎの日の朝～
きょうの午後、プーラゆきのフライトで途中の町を飛ばして一気にイストラ半島の一番先まで行きます。お昼まで時間があるのでまたまたまたお散歩中(^ ^)
プロムナードの奥の方にクロアチア各地の景色の写真のパネルが展示されていました。

ザダールの太陽。
昼間なら人を入れずに写真撮れるかなと思ってしばらく待ってみたけど、かなり範囲が広いのでこれで精一杯(^ ^)　夕方は人が多くてとても無理。

砂浜はないけど、こんな感じでシティビーチ的に利用されていました。

レストランの脇の壁にかわいい壁画が～(^ ^)

簡単ランチ。クロアチアに行ったら、KONZUMと並んでどこでも見かけるパン屋さん、Mlinerでカルツォーネ。陳列が選びやすくて手頃なお値段。普通のピザもあるけど、こっちのほうが食べやすいから。

小鳥さんが砂浴び中。スズメくらいの大きさだけど顔の周りの色が黒っぽいからスズメじゃないのかなと思う。

バナナの木がありました。
クロアチアでよく見るいちじくのほか、きのうはぶどうも見たけど、同じ街にバナナもあるんですね。～

そろそろ空港へ向かう時間です。きのうチェックしておいたバス停から空港バスに乗ります。
写真は空港に着いたあとだけど。

バスは平屋のターミナルの出入口からちょこっとだけずれたところに止まりました。
そこからターミナルに向かう途中で見つけたこの広告。スプリット～プリトヴィッツェで飲んだやつだ～(^ ^)

目の前にターミナル。
★組のクロアチア航空ですが税金など込で305クーナ（約40ユーロ）とLCC並みの値段でした。FSCと言っても機内のサービスは特にないけど、無料で座席指定できたのはよかったです。

ザダル空港 (ZAD) 空港

空港は国際線がメインで国内線の待合スペースはかなり狭く、お店はなくトイレすらありません。あまり早めに行かないほうがいいです。
飛行機はライアンエアーより小さいQ400。
無駄なバスを使わないで飛行機まで歩いて行くのは良い。

前から2列目の窓側の席が取れたので、ザダールの旧市街が見えないかなと期待してじっと見ていましたが、全然見えませんでした(^ ^)
見えたのはザダールの北西20キロほどのところにある古都ニンのあたり。白く見えているのは複雑な形をしたパグ島です。緑がほとんど見えません。

東側からイストラ半島の上空へ。間もなくプーラの空港に到着です。

プーラでも飛行機からターミナルまでバスではなく徒歩で移動。
ロープなどの誘導器具は一切なく、どこへ向かえばいいかはこのお姉さんだけが頼り。でもこのお姉さん歩くの速いし。一回も振り返らないし。お客が付いて来てるかどうかなんてあたしには関係ないも～ん的なナイスな誘導でした(^ ^)

このあとプーラの市街へ向かうのですが、到着ロビーでahirutを待ちうける悲劇とは…！
なんてラムロールさんの旅行記に影響されて次回に引っ張ってみる（笑）

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
このあとは激動のプーラ篇に続きます。ウソです。普通のプーラ篇に続きます。

プーラ空港 (PUY) 空港