鳥取がんばる。助成金ありがとう。

2017/03/03 - 2017/03/04

鳥取県が去年の地震被害から立ち直ろうと観光客誘致のために一人１万円の助成金を出していることを知った。これは行かずばなるまいということで、さっそく旅行社に申込み。
後先になるがＪＲ・宿泊・レンタカーすべて入れて一泊で一人２２０００円ほどなのだ。鳥取県の平井知事に感謝。好天にめぐまれて、大山も壮大な景観を見せてくれるし、同じような夫婦連れと出会いの旅となったし、「よかったよかった」の思い出となった。
まずは倉吉からレンタカーで１時間、とっとり花回廊へ。（これも無料券がついていたのだ。）
冬とあって花は少なめながらクリスマスローズ展はあったし、ランやユリは咲き誇っていたし、何よりここからの大山がよかった。伯耆富士と言われるだけあって、まさに富士山そっくり。

三朝温泉に泊まるが宿も申し分なし。この値段で・・と思うくらい豪華な夕食をいただく。

三徳山は閉鎖中で投入堂は行けないので、せめて遥拝所まで。朝モヤの中にぼんやりしか見ることはできなかったが、ここで老夫婦に出会う。てっきり車で来られたと思いきや、バスで登ってこられて、帰りのバスまで１時間以上待ちと分かる。ならば一緒にどうぞというわけで、三朝や倉吉までご同行する。たいへん感謝され、話がはずむ、心がゆったりする。団体旅行でないのに、こうした出会いはめずらしい。聞けばやはり鳥取の助成金を使っての旅とのこと。

三朝バイオリン美術館、なしっこ館など、はじめてのところや定番の倉吉白壁土蔵群などめぐる。地震被害は新しい家に多くて、昔からの商家などは、ブルーシートもほとんどない。さすが先人の知恵か。地震による死者がなかったのもうなづけるというもの。

費用が格安だったり、新たな出会いがあったり、いつもと少しちがうほのぼのとした旅になったのでありました。

エリア 倉吉(鳥取)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

とっとり花回廊。正面入り口。

クリスマスローズ展。こんな鉢が１５０以上。それぞれ違う品種だそうだ。

ランも色さまざま。

飽くなき大山の勇姿を眺める。

角度を変えればこんな大山も。

ロウバイもさえる。

宿の前の三徳川。本来ならここに足湯が。今は休業中。

まだ雪の名残があちこちに。

雪の少し上に投入堂がかすかに見える。

なしっこ館。ほんまもんの梨の木がいっぱい。

ナシの試食コーナー。一年中３種類のなしが食べられる。

昔の街並み。酒屋さんが多いようだった。

土蔵にブルーシートはなし。あたらしい家にはある。

突き当りに弁天さんが。

これまた酒屋さん。

豊田家の中。文化財に指定されているとのこと。

同じ豊田家の中庭。太鼓橋になっている。

こちらは倉吉淀屋。大阪の淀屋橋と大いに関係あり。

さいご中国河北省とのつながりで作られた燕趙園。

こんな立派な門も。