有田のお雛様

2017/02/16 - 2017/02/16

春の陽気に誘われて、今回は有田へと向かいました。
磁器で作られたお雛様は、さすがとしか言いようがありません。
近くに住んでいながら、いや、近くだからこそ遠かった(笑)有田。
街並みも風情があっていいですね。

エリア 有田(佐賀)

今話題の線路が、目の前を横切っています。
遮断機が無いので、ご注意！
くれぐれも線路内で、写真など写されませんように(笑)

その昔、鍋島藩にて朝鮮より連れて来られた陶祖・李参平を奉る陶山神社。
あれもこれも磁器で作られており、見応えたっぷりです。

あ！

うん！

今日の目当ては、究極のお皿で味わうフレンチ第3弾。
まずは駐車場に指定された陶山神社へと向かいました。

友好都市のマイセンからも。

食事の前に、皿山通りの有田館に立ち寄りました。
柿右衛門のお雛様だ！

磁器の鳥居の先に、有田の街並みが広がります。

なぜか物悲しい目をした狛犬さんに、遥か海の彼方の故郷を想っているのかなぁなんて。

どこかのお寺の龍に似ていませんか？

しん窯さんが三年の時をかけて製作された、世界最大の磁器製座り雛七段飾り。

ぼんぼりの透かしも見事です。

お土産コーナーも充実しています。

皿山の街並み

これが噂のトンバイ塀です。
登り窯の耐火レンガの廃材などを固めて作られています。

今回の究極の器でいただくフレンチの会場。
小路庵(しゅうじあん)
狭い路地の事を、しゅうじと言ったそうで、そこから名前がつけられたようです。
100年以上前の古民家で、ＴＯＴＯの社長さんの生家だったそうです。

飾られたお雛様を眺めながら、しばし散策します。

まずは萬二窯の器からスタート。
からすみ！美味しい。

柿右衛門窯です。

太郎右衛門窯
鯛ですね。

有田鶏も柿右衛門のお皿に喜んでいるかな。

佐賀牛スジ肉のカレー。
萬二さんの白の器で、映えますね。

今右衛門窯に盛られると、まるで芸術作品。
温かい料理は、お皿もぬくぬく。
冷たいデザートは、お皿も冷たい。
ユージアム・有田の時に県が買い上げられたお皿を、今回も使ってありました。
お皿を傷つけないように、お箸を使うことになっているらしいです。
私はお箸が大好き(笑)
3300円税込、けして高くはないと思いますよ。
前日までの予約制となっているので、有田観光協会0955-43-2121へどうぞ。
3月20日までの開催です。
意外と空いているみたいです。

お腹もいっぱいになったので、街中を散策。
深川製磁本店。

藍土

香蘭社

香蘭社ゆかりのお雛様。

今回も天候に恵まれて、楽しい女子会でした。
さて、次はどこへ行こうかなぁ。