2017/02/13 - 2017/02/14
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funasanさん
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今日のホテルはカンクンのダウンタウンにある「フォーポイント・バイ・シェラトン・カンクン・セントロ」(写真)である。
SPG傘下なのでプラチナ特典を期待したところ、いきなり「スイートルーム」にアップグレードだった。満額解答!素晴らしい。
為替は旅行当時のレートで日本円に換算
1アメリカ・ドル=114円
1メキシコ・ペソ=5.5円
注:メキシコ・ペソが暴落し、かっての半値になっている。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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カンクン空港に降りた瞬間、再び1人旅の苦労がはじまる。重いスーツケースを引っ張って、ダウンタウン行きバス(ADO)の停留所を探す。係員からカンクン・セントロのバスターミナルまでのチケット(72ペソ:396円)を買い、30分に1本らしいバスを待つ。メキシコ・ペソが暴落しているので日本円に換算すると非常に安く感じる。
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セントロのバスターミナルに着いたら、一般のタクシー乗り場に並び、タクシーを待つ。乗車したタクシーの運転手は英語は分からずスペイン語のみ、「フォーポイント・バイ・シェラトン」と言っても通じない。ホテル確認書の住所を見せて、シェラトン、シェラトンと大きな声で叫ぶ。ホテルまで料金は70ペソ(385円)、良心的値段で安心した。
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やっと着いた「フォーポイント・バイ・シェラトン・カンクン・セントロ」、受付のお姉さんにSPGプラチナメンバーだと言うと、満面の笑顔で迎えてくれた。そして、「スイートルーム(写真)にアップしております」という嬉しい返事だ。
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これで日本からの長旅の疲れも消え、一気に気分が盛り上がる。そして、部屋中の写真を取りまくる。実に素晴らしい部屋である。早速、部屋でネット接続しようと思い、操作するがうまく接続しない。そこで、フロントに電話して「誰か手伝ってくれ」と頼む。
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OK,OKという軽い返事ながら、5分、10分、30分たっても誰も来ない。そのうちネット接続がうまくいき、トラブル解消となったが、ホテル運営面で不安を感じた。
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バスルーム(写真)に入って驚いた。さすがにスイートだけあって巨大なバスルームである。真っ白なバスタブはジャグジー付きだ。さっそくお湯を入れてみると、排水口のフタがしっかり閉まらず、お湯が流れっぱなしになる。
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これでは風呂に入れない。すぐにフロントに電話してメカ担当スタッフに直してもらうよう依頼する。本当に来るか?と不安に思っていたら、今度はすぐやってきた。そして、修理終了。バスルームの半分に大きなシャワーブースもある。
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湯船に浸かり、日本からの長旅の疲れを癒す。浴槽のボタンを押すと勢いよくお湯が噴き出し、ジャグジー風呂となる。湯上りはバスローブに身を包んでベッドにごろ寝である。
客室の窓から遠くカンクンのホテルゾーンが見える。 -
1泊のルームチャージは127.12$(14492円、税・サ込)。ビーチに面したカンクンのホテルゾーンのホテルにはもう高くて泊まれない。日本人は平均的に貧乏になってしまったと感じる。
写真:ホテル屋上にあるプール -
さて、私が何故SPGプラチナメンバーになれたのか?秘密にしておこうか思っていたが、毎度私の旅行記を見て下さる方々のために、その経緯をこれから記す。
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私は昔からマリオットのファンで長らくマリオットのシルバーメンバー(年間10泊で達成)をキープしていた。このシルバー、それ程メリットはない。マリオット、ルネッサンス、コートヤード等、マリオットグループのホテルに宿泊してマリオットポイントを貯める。そしてある程度貯まったら無料宿泊に替える程度である。何も面白みがない。
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ところが2年前(2015年)の夏、マリオットの本部から突然英文のeメールが私のもとに届いた。「12月までに12泊すればマリオット・ゴールドを差し上げます」という手紙だ。
注:特定メンバーにメールを出したと言う。上級メンバー1本釣りだ。
写真:プールサイドにあるバー -
マリオット・ゴールドになれば最低価格で予約しても世界中のエグゼクティブ・ラウンジがフリーアクセスになる。私は昔からゴールドに憧れていた。しかし、そのハードルは高い。ゴールド達成には年間50泊も必要である。不可能!
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しかし今回のプロモーションに応募すれば12泊するだけでゴールドになれる。この大きな餌に私は飛びついた。そして、あえて12泊稼ぐために高級ホテルが安いマレーシアにゴールド修行に行ったのである。
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2015年12月には念願のゴール達成。夢がかなった。しかし、所詮、はかない夢である。なぜなら、ゴールドステイタスは1年のみで、来年もゴールドをキープするためには本年(2016年)も50泊する必要がある。
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ここで私の心が変わった。「やってみよう」人生で初の挑戦である。私は国内・海外を含めて旅行は必ずマリオット系のホテルに宿泊し、部屋のアップグレード、レイトチェックアウト、そしてエグゼクティブラウンジのフリーアクセス等、ゴールドメンバー特典を大いに利用した。
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このエリート特典の凄さは海外のホテルで特に感じた。私は海外1人旅が多い。マリオットの世界の予約サイトで直接予約すれば全くストレスがなく、最低でもエグゼクティブフロアー、場合によってはセミスイートにアップである。
写真:ホテル1階ロビー横にある読書・パソコンコーナー -
マリオットはSPGグループを買収し世界最大のホテルグループに躍進した。ここでマリオットは新しいプロモーションを出してきた。「エリートナイトをダブル(2倍)でカウントしてあげますので、上級メンバーに早くなれます」
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ここで私のアンテナはまたしても素早く反応した。2倍にカウントしてくれるなら、75泊も可能かもしれない。つまりマリオットリワード最上級メンバーである「プラチナ」達成である。
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私は、昨年、またしてもマレーシア(クアラルンプール)にマリオット修行に行き、2016年12月、遂にプラチナになったのである。
写真:ホテルのルームサービス「サーモンのグリル」
注:スイートの部屋があまりにも快適だったので、外食に行かずにルームサービスにした。税・サ込で2000円程度。メキシコと言えどもカンクンのホテルはアメリカ基準の価格。 -
マリオットとSPGが統合されたことにより、両者のホテルプロブラムのステイタスも統合された。マリオットプラチナメンバーはSPGプラチナに自動的になる。逆も真。
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しかし、この統合はあまりにもSPGメンバー優先でマリオット上級組が不利になる。不平等条約である。なぜなら、マリオットプラチナは年間75泊、一方、SPGプラチナは年間25ステイまたは50泊でプラチナ達成である。
注:1ステイとは1泊だけしても連泊しても1ステイとしてカウントされる。7連泊(7泊)しても1ステイカウント。
写真:ホテルの朝食レストラン -
私は日本国内・海外を含めて頻繁に旅行に出かけるのでSPG25ステイは決して無理ではない。逆にマリオット75泊は(マリオットに住むならともかく)不可能である。
写真:SPGプラチナギフトとしてビュッフェの朝食をもらった。 -
ここに至って、私はマリオット派からSPG派に転向である。シェラトン、ウェスティン・ルメリディアン・セントレジス等、SPGホテルグループは高級感のあるいいホテルが勢揃いしている。
写真:朝食メニューにアラカルトの注文もOKと書いてあったので、メキシカン料理「Enfrijoladas(taco rolls with beans and cream )」を注文する。 -
マリオットグループよりも選択の幅も数も多い。しかも、SPGプラチナとして、当日の宿泊状況により「スイートを含めてアップグレード」がプラチナ規定に書かれている。
写真:「カプチィーノできるか?と聞いたらOKという返事だったので、朝食の最後は菓子パンとカプチィーノでしばらく読書にする。至福の時、加谷珪ー『新富裕層の研究』を読む。時代の変化は早い。富裕層になる道も時代とともに変化する。なるほど、では今は? -
SPGという新しいホテルグループに最上級メンバーとして泊まる。さて、どのような施設・サービスが待っているのだろうか?
カンクンの青い空(写真)のように今年の私は躍動している。
マリオットよ、さらば!
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