彦岳と塩湯の海鮮丼

2017/01/27 - 2017/01/27

大分県の南部、佐伯市と津久見市の間にドーム状の山頂を持つ彦岳がある。市民に愛されている山でハイキング気分で登れて見晴らしも良いので登ってみた。最近は山に登ったら、帰りに温泉に寄るのを楽しみにしている。今日の温泉は塩湯。海水を沸かしているのでしょっぱい。そしてここに併設された食堂は海鮮丼が有名だ。

エリア 佐伯(大分)

• 旅行の満足度: 4.0

彦岳
山頂はドーム状をしている。今日登るのは、佐伯側の狩生にある王子神社からにした。

王子神社は山村広場として整備され、駐車場もある。

ひっそりとした山間で、誰もいない。

トイレは掃除が行き届いており綺麗だ。ここを使わせてもらった。

王子神社

古い鬼瓦などが横に置いてあった。神社の謂われはわからない。

手前の湧き水は出ていなかったが、写真奥の所からは今も出ている。上水道が出来る前までは使われていたらしいが、今は検査していないとのこと。あくまでも自己責任で。当然私は、生水は飲まないことにしている。

登山口まで車道を歩く。途中に狩生鍾乳洞へ行く道があるが、閉鎖されていて行くことができない。

登山道はよく整備されている。途中、急な所もあるが、手すりやロープがあり子供でも気軽に登れそうだ。

小手洗の滝へ行く道は閉鎖されている。崖が崩れて危険なのだろう。

大手洗の滝にもやっぱり行くことができない。

途中にはこのような看板が立ててある。先日蒲戸崎展望台に行ったときにも、このお寿司のカロリーを書いた看板があった。お寿司分のカロリーを消費するのも大変だなぁと思う。

林道に出た。ここにも数台分の車を駐めるスペースがある。ここまで、王子神社から1時間。楽に登りたい人はここから登ると良い。

ここからの景色でも充分、美しい。

見晴らしがよくなるように、桜以外の手前の木を伐採してある。佐伯市方面が見える。正面の山が先週登った元越え山。本日の天気は曇り。

それでは、休憩を終えて、再度登山道へ。

途中、上浦からの登山道と合流する。

30分程度で山頂に到着する。林道（7合目）からの道の方がなだらかで登りやすく、時間も短いので、小さなお子様は、林道から登ると良いだろう。
山頂には彦岳権現社がある。
りっぱな鯛が供えてあった。まだあまり傷んでいないみたいだ。蝿もたかっていないし。

彦岳 自然・景勝地

写していないが、小さなぬいぐるみ（リトルグリーンメン）が供えてあった。先週に地元の登山会があったので小さなお子さんが供えたのだろう。

蒲戸崎方面を望む。遠くにはうっすらと四国の山々を望むことができる。

蒲戸崎を拡大。

反対側を望む。手前は尺間山。遠くには祖母・傾山の山々を見ることができる。

右奥が佐伯市街。リアス式海岸は景色がいい。
結局、誰にも会わなかった。さあ、降りる。

この木には。どのような紆余曲折があったのだろうか？
途中、登ってくる1人とようやくあった。

林道からは登山道ではなく、林道を歩いて大回りしてみた。狸穴線というらしい。狸が多かったんだろうな。

彦岳を振り返る。ドーム状に見えないので、山頂は奥なのかな？

駐車場から10分ほどで、塩湯に到着。

塩湯 グルメ・レストラン

海岸のそばにある。

食堂で、お風呂に入りたいことを伝える。入浴料は500円だったかな。食事もされますかと聞かれたので、風呂上がりにと答えたら、名前を書いておいてくれた。ちょうどお昼時なので、3組ほどが待っている。今日は平日なので少ないが、土日は待ち時間が多いとのことである。

風呂の方は誰もいない。誰もいないので写真を写してみた。
大浴場はふたつあって、男と女が日替わりとのこと。ここは檜風呂。木の香りがとても良い。

前の写真の戸を開けると、露天ではないが、外の景色が見れる。窓をあけるとすぐに海。
海水を温めてあるので、顔を洗うと、唇が塩辛い。が、おなかが空いているのでおいしい。余計におなかが空いた。お湯は海の臭いは全くしない。無色透明。窓を開けたら、潮風が海の臭いを運んでくる。

風呂から上がったことを伝えると、次に呼ばれた。
お勧めはリサーチによると海鮮丼らしい。税抜き1200円也。
待ち遠しいが、風呂上がりで疲れて眠くなってきた。

普通の海鮮丼とはちょっとイメージが違う。てんこ盛り。

上から食べていったがなかなかご飯が出てこない。皿に一回降ろすのが正解かも。こりゃすごいね。
ただ、難点を言うとすれば・・・
刺身が厚すぎる。もう少し、薄い方が良いのでは。
それに、刺身の量が多すぎる。ちょっと食べ飽きてしまう。
味噌汁はおいしいのだが、味噌汁に入った魚が小骨が多い。（魚は食べないものなのか?）
と、難癖をつけたが、この値段のこのような海鮮は初めてだった。海鮮焼きとかもおいしそうなので、今度来たら食べてみよう。

塩湯 グルメ・レストラン