紅葉にはちょっと早すぎた寒霞渓

2011/11/02 - 2011/11/03

BS-３で故高峰秀子主演の 映画「二十四の瞳」を数十年ぶりに観ました。

小豆島の小学校を舞台に、女先生と小学生達の心温まるヒューマンドラマ。

只でさえつつましい島の暮らしの中で、太平洋戦争で戦没した教え子達。

坪井栄の名作にこめられた教育の本質、平和への希求を静かに訴えかけて

いて強く印象に残る作品です。

寒霞渓の紅葉を観てこの像に再会するのを楽しみに出かけました。

エリア 小豆島(香川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 船 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今は姫路から福田港までフェリーで1時間40分、。

昔は随分不便であったことでしょう

港に近づいてきました。

福田港から土庄までの路線バスを利用、草壁で途中下車します、

ロープウエイで寒霞渓に登るのですが..

繁忙期はロープウエイの待ち時間が半端じゃありません。

例年なら11月2日は寒霞渓紅葉茶会が予定されているのですが、

まだ緑が多く最盛期をイメージしながら見渡すほかはありません。

本三大渓谷美の一つといわれる険しい岩山。

　　　　〃

心癒される海の眺めです。

もう少し晴れてくれればいいのにね

野鳥も多いらしいです。

そろそろロープウエイで降りましょう

土庄の海に面している小豆島国際ホテル

今夜はここに一泊します。

小豆島国際ホテル

ホテル北側には小さな入り江があります。

部屋係さんから「潮が引いているうちに海に行った方がいいですよ」


と教えられとりあえず部屋を後にして

ホテルの裏側に回ってみます。

南側のほぼプライベートビーチに出ました。

干潮時には4つの小島が繋がって余島まで歩いて渡れるそうです。

あれよあれよという間に波に消えてしまうので要注意です。

翌朝、細い迷路のような道に足を踏み入れました。

かき分けて歩きます

道を抜けると「迷路のまち」の看板がありました

散策を続けます

小豆島八十八ヶ所霊場第五十八番札所「西光寺」周辺の昔懐かしい町並み。

三重塔が迫ってきます。

自由律の俳人・尾崎放哉が４２歳で亡くなるまでの８ヶ月を過ごした町

ということに 今頃気づきました。

町に溶け込み人々に愛されて暮らしたようです。

記念館はお休みだったが、墓所や句碑をみてこの地の人情に触れた気がしました。

外から撮影させて頂きました。」

軒下の大輪の菊鉢を見つけました。

土庄港への道すがら、車窓を過ぎる不思議なアーチがみえました。

｢世界で一番狭い海峡として、平成8年ギネスに認定さた「土淵海峡」です」と車内

ガイドが....。

土庄港に着きました。

船を待つ間、「平和の群像」」、オリーブ公園を見学します。

オリーブの歴史は古く小アジアとされ地中海沿岸に広まりました。

明治41年に始まった日本のオリーブ栽培は小豆島に根付き香川県の県花・県木

になっていると言います。

5月に花が咲き、９月末ごろから手摘みで収穫されるそうです。

「石と歩んだ歴史の島」としてこの島には数多くの石碑があります。

小豆島バスの社長として観光発展に力を注いだ功労者堀本文次の銅像、

その他にも句碑や女神の石碑、石川さゆりの歌碑、

大阪城修築時の献上石切り場など...

「オリーブライン」の船体が波止場に接岸します。

小豆島での思い出を胸に抱いて乗船し島を離れました、