年越しは金沢で、そして北山鉱泉　お宿いけがみでまったりお正月

2016/12/31 - 2017/01/02

北陸新幹線開業後一年が経過し、少し落ち着いたかと思い2016年の年越しは金沢にしました。
翌日は魚津まで移動して北山鉱泉のお宿いけがみさんでのんびり過ごすことが出来た2017年元旦。

新幹線と金沢のホテルはＪＲ東海ツアーズで手配しました。
大晦日の金沢での夕食は夫のリクエストで居酒屋にしましたが、12月半ばころに予約の電話をするとどこも休業。
6件目でようやく予約出来ました。

また忍者寺こと妙立寺の内部観覧の予約もしていざ金沢に。
さて、待ち受けた試練とは？

エリア 石川

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線

2016年12/31東京駅。
帰省客、旅行客でいっぱいの新幹線ホーム。
乗車するはくたかは全席指定、満席のアナウンスです。

駅弁を二人でシェア。
だって金沢で美味しいものが待っている！

これも美味しかったですよ。

2時間20分で金沢に到着。
今日はこのチケットでバス乗り放題。

ひとまず金沢東急ホテルに向かいますが、チェックイン時間14時のため荷物を預けて近江町市場へ。
この写真だと混雑はさほどに見えますが混んでいました。
そしてお寿司屋さんにはどこも長蛇の列。

カニ、カニ、カニ。

ドジョウとかうなぎとか。

お寿司食べたいけれど行列に並ぶ気はさらさらない私達。
ネットで探した近江町市場外のお寿司屋さんも店じまいで困っていたら行列のないお寿司屋さん発見、鮨　歴々。
だめもとで扉を開けて尋ねたところ、予約なしですか～？ちょっとお待ち下さい、とお席を用意していただけました。
この後、予約客一組、予約なし一組が入ったところでしゃり終了になりました。
ギリギリセーフでした。

外は寒かったので熱燗、石川の地酒の黒帯です。
美味しい、沁みます。

夫はお造り付きのセット。サヨリとエビと鯛だったかしら。

私には茶碗蒸し。
写真に写っていませんが、お椀があら入りのお味噌汁でビックリするほどおいしかったです。

そして握り。
どれもこれも美味しかったです。
カワハギ、小肌、あと炙り２貫が絶品。

〆はノドグロの巻物。

他のお客さんで白身ダメのオーダーが入っていたけれど、板前さんがノドグロは白身？って会話をしていて笑った。
しかしお寿司屋さんで白身がダメって変わっている気が。。。。

さて、ホテル裏のせせらぎ通りを散策。

パラパラ雨が降ってきました。
武家屋敷跡野村家。
外国人団体客へスペイン語でガイドしている声が聞こえてきました。

ここは写真スポットなのか、地元の人が今日は人が全然いないね～と話していたのでパシャリ。

さて、15時ころになり雨も降ってきたのでホテルにチェックイン。
予約はスタンダードルームでしたが、ラグジュアリーフロアにアップグレードしていただいていました。

ローラアシュレイのアメニティって初めて。

ホテルからは花梅茶と辻占のプレゼント。

年越しそばとは振る舞い酒があるようです。

忍者寺は16時予約。
香林坊からバスで移動。
広小路で降りて西茶屋町を散策。

静かで、観光客は誰もいません。

年始にオープン予定のワインバー。

カカオサンパカや甘納豆のお店もすべて閉まっていました。

妙立時に向かう小道。

こちらは裏口ですね。

表はこんな感じで見学を終えた観光客さんが出てきました。

あ、黒猫ちゃん。

お寺ぽくないですね。
普通の古民家みたい。

あと15分くらいかな、と案内図を見ていたら、ふと気づいてしまいました。
あれ、予約は16時なのに今16時半じゃない？
あれあれ？
なんと私はどこかで一時間勘違いをしていたのでした。
冬場の最終入場が16時でしたので、もう観覧することはできません。
がっくりかつ夫に謝り倒して、バスでホテルに戻りました。

ショックと寒さで気分は↓

夕飯は予約しておいて良かった。
味処　一合半ぶん家さんに。

カウンターはずっと満席でした。

このお店は注文はタッチパネルでするシステム。
忙しそうな板前さんに話かけなくて楽ちん。
ついつい頼み過ぎてしまいそう。

勢子蟹大。

こちらは突き出し。ボリュームあってどれも美味しい。
真ん中のは今朝のテレビで観たベロベロかしら？

写真を忘れて食べてしまった白子の天ぷら。

河豚の卵巣の糠漬け。
お酒にめちゃ合いますね。
お酒は写真にありませんが、地酒いろいろ飲んでいます。
私は立山の梅酒が好みでした。

タコの天ぷら。

いかめし。
これがまた美味しいのなんのって！

お腹いっぱいになったところで、コンビニでお買い物をしてホテルに。
紅白からゆく年くる年、そして明けましておめでとうございます。

さてお部屋から金沢の街並み。

朝食は和洋食ブッフェと金茶寮の和食かどちらかの選択。

私たちは金茶寮を選択。
お店の前で2分位待って着席。
混みあっていてお料理が出るまで時間がかかりますとのことで30分ほど待ってお料理登場。
治部煮やお雑煮の他におせち風もありました。
お酒も飲みたい気分でしたが、時間がかかるかもと思い止めておきました。

朝食後兼六園までお散歩。

このゆるやかな登り坂がつらかった。
観光客もそこそこ、外国人が多い印象。
年末年始は兼六園は無料開放でした。

少し晴れ間が出てきました。

池に落ちた人がいて救助されていました。
後ろの人、子供かしら？おっさん？日本人？という会話。
まあ、そう考えるわな。

ざあっと周って兼六園前の交差点。
あっちが金沢城。

神社があって初詣をしていこうかと思いましたが、正面には入場の行列ができていて諦めました。
行列嫌いなので。

21世紀美術館も元旦は閉館でした。
ミュージアムショップを見たかったなあ。

チェックアウトはＪＲプランだと13時なのでお部屋で昨夜コンビニで買ったビールで休憩。
12時半頃にチェックアウトしてやはり特典のタクシー券で金沢駅まで。
ホテルのエントランスには同じようにタクシークーポンを持ったお客さんが数組。
ドアマンいきなり忙しくなって、あわあわしてタクシーを呼んでいました。

さて、金沢駅でお土産探し。
近江町市場を除けばあまり人出が多いとは言えなかった金沢の町ですが、駅ビルは混んでいました。
金沢おでんの有名店黒百合で一杯したかったのですが、またまた行列。

さっさと諦めてIRいしかわ鉄道で魚津に出発。
各駅停車のみですがこんな座席でした。

乗っているお客さんは地元の人がほとんどでしたが、山手線みたいな座席でないのでビールを飲んじゃいます。

一時間半弱で魚津に到着。
晴れてきたため立山連峰が綺麗でした。

駅前にお宿いけがみさんのマイクロバスが泊まっていました。
私達ともう一組で出発。

フロントでチェックインの時にいただいたお茶。

この湯飲み、始めは四葉のクローバーですが、

飲んでいくとハートに。

お宿は美人３姉妹の女将さんで有名で、地元のTV局から取材が来ていました。

お部屋は２階の椿。

こんな感じです。
実はこの時、サッカー天皇杯決勝の後半終了間際でお部屋に到着するなりTVにかぶりつき。

この全６室の小さなお宿には部屋にはお風呂はありません。
大浴場も小さいのですが、この日は４組の宿泊客で他の方と一緒になることはありませんでした。

お部屋からの眺め。
年末の12/30に少し雪が降っただけで、毎年どんどん雪が減っていますとのこと。

さてお待ちかねの夕食。
料理の美味しくてこじんまりとした宿が好みで、お宿池上さんにしました。

前菜。
苦手なクワイが肉巻きで、おそるおそる食べましたが美味しい、何これ。

そして利き酒コース。
地酒９種類から各々３種類づつ選びました。

全部味が違う。どれも美味しいなー。

お造り。

百合根饅頭。
実は百合根も嫌いなのに、これも美味しい。何故でしょう？

クレソンと牛肉のお鍋。
これは白菜が絶品。

蟹揚げ出し豆腐。
言わずもがな、の美味しさ。

酢の物。
このエリンギポン酢漬けも大好き。

ごはんとお椀をいただきデザート。
スワンシュー可愛い。

いつも旅館の食事は多すぎて食べきれないことが多いのですが、今回はちょうど良かったです（考えてみたら昼食抜きでしたが）。

廊下にこんな可愛い飾りが。

寝る前にもう一度お風呂をいただき、ゆっくり休みました。

朝ごはん。
おかずいっぱい。手作り豆腐が好き。

今日は昨日より雲が多い。

お食事処のテーブル（食後ですが）。

フロントで本格的なコーヒーのサービス。

こんな小さなお宿なのに売店があってお土産を購入。
主人はお宿いけがみのオリジナル酒いけがみ吟醸を大層気に入り購入していました。

お宿いけがみさんは良い意味で田舎ぽくないお宿だと思います。
器やコーヒーやセンスの良い売店、お部屋でhuluが見られたり、ちょこちょことした工夫が素敵でした。
都市からちょっと１泊で訪れたい様な。

おもちの花。
花餅といって飛騨高山の正月飾りだそうです。

さて、のんびりしたお宿いけがみさんをチェックアウト。
帰りの車は私たちだけでした。

雪が降らないと皆さんおっしゃっていましたが、先週末（1/14）からは大雪になったようですね。
ぜひ、また違う季節に宿泊したいと思いました。

帰りの電車、あいの風とやま鉄道はガラガラ。
富山から新幹線で東京へ。

さて来年はどこでどうしているのでしょうか。