2016/12/02 - 2016/12/08
23位(同エリア258件中)
旅行三昧さん
2017年の旅行三昧の旅初めは、九州北西部旅行。
佐賀、長崎、熊本を巡り、いつも通りの凸凹旅で、爽快な気分になったり、凹んだりしながら、1週間愛車に連れまわってもらった。
この旅で、中古46,000Kmで手に入れた我が愛車は、100,000Kmを突破。仕事のみならず、お酒を伴わないほぼ全ての行動を共にし、無くてはならない存在。昨年末、天井に新たに棚を設けて収容能力もアップ。まだまだ現役で頑張ってもらわねば。
母方の実家の長崎・島原へ昨年訪問したが、ひとりで巡りたくなり、佐賀、長崎、そして大地震の影響が今なお色濃く残る熊本を訪ねることに。
【1/7】1月2日 出発~佐賀の旅Ⅰ - 海運と陸運を両立する橋、他(本投稿)
・弥生時代にタイムスリップ
・海運と陸運を両立する橋
【2/7】1月3日 佐賀の旅Ⅱ - 海に並び立つ鳥居、他
【3/7】1月4日 佐賀の旅Ⅲ - リベンジ!ご当地バーガー、他
【4/7】1月5日 長崎の旅Ⅰ - 40分&冷たい!人気ご当地バーガー、他
【5/7】1月6日 長崎の旅Ⅱ - 快晴!再上陸!栄華を極める島、他
【6/7】1月7日 長崎の旅Ⅲ~熊本の旅Ⅰ - 自然の猛威、他
【7/7】1月8日 熊本の旅Ⅱ~帰路 - 自然に育まれた阿蘇、他
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅の始まりは、サービスエリアから。自宅を出発し休憩した広島県の宮島SA。
天気が良ければ、厳島神社が見えるようだが、今朝は微かにしか見えずじまい。 -
同じく宮島SAにて。
広島県廿日市市はけん玉の発祥地なんだな。知らなかった。宮島サービスエリア(下り)スナックコーナー グルメ・レストラン
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去年は一関から関門トンネル人道でちょこっとだけ門司に入ったが、今年は車で関門橋を渡って九州上陸。
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九州上陸後、最初に訪れたのは「吉野ケ里歴史公園」。所謂、弥生時代のテーマパーク。
行く前に周囲からは「修学旅行や遠足で行くようなところだよ」と聞いていたが、確かにそうだな、と。
でも、ちゃんと弥生時代の人々の生活が理解できるよう工夫されていた。
興味がある「環壕集落ゾーン」を見学。
ここは「南内郭」の全体像。 -
最初に目に留まったのは「逆茂木(さかもき)」。
米の争奪など争いから自分たちの集落を守るためのバリケード。
ヒトに知恵がつき定住生活をするようになって生まれたモノ。 -
「南内郭」内。
吉野ヶ里の支配者層(大人(だいじん))が生活をしていた場所と考えられている場所。
物見櫓は5m程の高さ。竪穴式住居は大人の家。大人は一般的な農業労働には従事せず、その監督や生活的・行政的活動を仕事にしていたらしい。 -
大人には妻にも家が与えられていた。
弥生時代の人は、男が160cm、女が150cmが平均程度とのことだから、それでも入り口は小さく造られているのが分かる。
#モデルにさせていただいた女性の方、ありがとうございました。大きさがよくわかります。 -
「南内郭」内の柵で囲まれた場所に「王の家」。
大きさは大人の家と然程違いはなさそうだが、屋根が異なり、装飾に威厳が感じられる。 -
南内郭から、まつりごとの場所「北内郭」へ移動。
右の3階建ての大きな建物が「主祭殿」。吉野ヶ里のクニ全体の重要な事柄を決める会議や、祖先の霊への祈りや祀りを行ったりした、中心的な建物。 -
主祭殿の中では当時の模様が再現。
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北内郭はこのような環濠が巡らせてある。
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北内郭の北に位置する「北墳丘墓」。
左にトーテムポール的に立つ柱が、「祖霊の宿る柱」と呼ばれる北墳丘墓を守る祖先の霊が宿る柱。 -
祖霊の宿る柱から環濠のように延びる「墓道」は、周辺集落を含めた「クニ」全体の人々が北墳丘墓にお参りするための専用の道。
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北墳丘墓の北側の入り口を入ると、内部は展示室になっており吉野ヶ里集落の歴代の14基の甕棺(かめかん)が発掘。
北墳丘墓は、吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている特別なお墓。人工的に造られた丘で、違う種類の土を何層にも積み重ね、突き固められた丈夫な構造。14基の甕棺が発掘された現場を見学できる。 -
一般の人々の墓地「甕棺墓列」。
甕棺(かめかん)は北部九州に特有の棺。大型の素焼きの土器に亡くなった人の手足を折り曲げて入れ、土の中に埋める埋葬方法。吉野ヶ里の丘々に15,000基を超える数が埋められていると想定されている。
写真の凸凸しているところに甕棺が埋まっている。 -
近代的なモノを排除して再現された建物周辺だけを撮ると、まるで弥生時代にタイムスリップしたような感覚。
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次に訪れたのは国指定重要文化財「筑後川昇開橋」。
旧国鉄佐賀線の、筑後川を跨いで福岡県と佐賀県を結んでいた鉄道用可動式橋梁。現在は歩道橋。圧倒的な存在感!
曇天の中、一瞬の夕焼けを逃さないよう、カメラと共に格闘した、やっとの1枚。筑後川昇開橋 名所・史跡
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筑後若津駅跡地を中心に「筑後川昇開橋公園」が整備されている。
筑後川昇開橋 名所・史跡
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昭和13年と昭和60年の写真で、陸運と海運を両立した実績を重ね観る。
筑後川昇開橋 名所・史跡
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丁度昇開橋の非稼働日に訪問したため、次は動いているところを観たい。
筑後川昇開橋 名所・史跡
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初日の夜は、「武雄温泉」で温まり、国道207号沿いの「道の駅太良」で車中泊。
愛車での旅は、全国の色々な温泉に入れるのも大きな楽しみ。
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