2016/12/23 - 2016/12/27
3位(同エリア173件中)
Antonioさん
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- 旅行記788冊
- クチコミ24件
- Q&A回答32件
- 1,212,134アクセス
- フォロワー117人
年末の休暇を利用し、パナマに旅行に行ってきました。
米国で勤務している事情もあり、日本からは短期旅行ではなかなか行きにくい、中南米に行くことにしました。中南米は、はじめてということもあり、どこに行くか迷いましたが、近年注目されているパナマにしました。
パナマは以前は、治安は悪かったですが、近年は中米の国の中では、経済発展がめざましく、政情も比較的安定し、また、米国では観光地としてもスポットライトを浴び始めています。
たくさんの写真を撮りましたので、これから旅行を検討する人、あるいは、単に興味のある人の参考になればと思い、投稿することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- コパ航空 ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
PR
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米国ニューヨークのJFK空港からパナマのトクメン空港までは、ユナイテッド航空と同じくスターライアンスのメンバーであるコパ航空を利用しました。
ニューヨークからパナマシティまでの飛行時間は、5時間半ほどでした。 -
ニューヨーク近辺には、大きな空港が3つ(JFK空港、ラガーディア空港、ニューアーク空港)ありますが、ユナイテッドでマイルを貯めている理由もあり、最近は、ユナイテッドのハブであるニューアーク空港を利用することが多かったです。そのため、JFK空港の利用は久しぶりでした。
JKF空港はターミナル4でしたが、ニューアーク空港と同様に、少しおしゃれな飲食店が増えたなという印象です。 -
クリスマスの時期のため、どの空港もクリスマスの飾りが目に入りました。
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朝の便だっため、機内食は朝食でした。
肝心な味の方ですが、可もなく、不可もなくといったところでしょうか。
飛行機がトクメン空港に着陸した際ですが、機内で一斉に拍手が起きたため、びっくりでした。記憶を遡れば、そのようなことは過去にもあったかもしれませんが、近年利用する米国やアジアへの便では、経験したことがなかったため、新鮮でした。 -
パナマシティでは、新市街にあるラディソンデカポリスホテルに計4泊しました。
ホテルはエクスペディアで手配しましたが、米国で同ランクのところに宿泊した場合と比べたら、かなり安めの価格で宿泊できたため、お得感はありました。
パナマの公用語はスペイン語です。今回英語が通じないことが多かったですが、ホテルの人は英語を話せ、いろいろと聞いても対応してもらえることもでき、サービスはよかったと思います。 -
写真に写っている寝室以外に、もう一つ部屋が付与され、それぞれの部屋にテレビとトイレが設置されていました。
一人旅だったため、ここまでしてもらう必要はなかったのですが、気分はよかったです。 -
ホテルの正面に位置するショッピングモールで撮った写真です。
パナマは一年中夏のような気温の国ですが、人口の8割がカトリック教を信仰していることもあり、街中でクリスマスの飾りを目にしました。 -
モールで展示していたクリスマスをテーマにした模型です。
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せっかくパナマに来たので、夕食は現地の食事をということで、検索したところ、ホテルから徒歩15分くらいのところにあるCosta Azulというレストランに行きました。
フォーマルなレストランというよりは、アメリカでいうダイナー、日本なら食堂でしょうか。 -
前菜として頼んだ魚のケビチェです。
まずまずの味で、おいしかったです。
ケビチェはペルー料理として世界に知れ渡っていますが、パナマ料理のレストランでも必ずと言っていいほど、メニューに載っています。
パナマのケビチェの特徴として、クラッカーの上に魚介類をのせて食べることが挙げられます。 -
こちらはメインとして頼んだエビのグリルです。こちらの方も普通においしかったです。
付け合わせとしてバナナかポテトのフライの選択があり、ポテトを選びました。 -
中南米でコーヒーといえば、ジャマイカやコロンビアが産地として有名ですが、パナマも有名なようです。
コーヒー通は、知っているかと思いますが、パナマ産のゲイシャブランドのコーヒーは高い値で売られており、大手コーヒーチェーンも扱っています。
スターバックスは一昨年パナマに一号店を出店したようですが、モールを歩いていて一番目にしたのは、写真のDuran Coffeeでした。二回ほど試してみましたが、なかなかの味でおいしかったです。 -
コーヒーショップで売っていたコーヒー豆やマグカップです。
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2000年以降、パナマの新市街にたくさんの高層ビルが建ち、香港やドバイを彷彿させるような街並みを形成しています。その中でも一番目につく高層ビルは、写真右のグルグル巻きのかたちをしたビルではないでしょうか。他の都市では、見られないユニークなかたちです。
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こちらのビルもユニークなかたちをしており、中南米のエネルギーを感じさせます。
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たくさんそびえたつ立派な高層ビルとは対照的に、新市街の道路や歩道の整備状況は今一で、信号機も不足しているような印象を受けました。
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サーカスのピエロのような恰好をした人が暑い中、芸をしていました。
新市街では、外を出歩く人は基本少ないので、鑑賞する人は必然的に車で通りがかる人になります。 -
ホテルの人に市内を観光できるツアーについて聞いたところ、提携している旅行会社を紹介してもらいました。クリスマス休暇という事情もあり、12月26日(月)の午前まで参加できるのはありませんでした。
最初の数日は、ガイドブック等を参考にしながら、市内を歩き回りました。
写真の背景はパナマシティの新市街です。 -
新市街と旧市街を結ぶバルボア通りの横は、Cinta Costeraと呼ばれ、太平洋岸沿いを歩けるように歩道が整備され、やしの木が並んでいます。
まるでハワイやフロリダにいるかのような気分になります。
近年のパナマシティの顔としてよく撮影されます。 -
途中にあった庭です。すごく目の保養によいです。
Cinta Costeraは特別で、パナマ政府がこのエリアの開発にすごく力を入れたのだなとわかったのは、後日市内各地を散策してからでした。 -
バルボアの銅像です。
バルボアは16世紀スペインの探検家ですが、太平洋を発見したことで世界中で知られている人物です。
パナマではよくバルボアを耳にします。パナマの通貨はドルとペグされており、ドルは普通に流通していますが、正式な通貨はバルボアです。また、パナマでは、自国のバルボアビールが一番人気です。 -
しばらく歩いてから撮った新市街の街並みです。
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エクササイズができるように鉄棒が設置されていました。
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パナマの魚市場の入口です。
日本のODAの援助を受けて完成したため、看板には日の丸が揚げられています。 -
たくさんの魚介類が取り扱われており、パナマでは魚介類もよく食べられていることがわかります。
気候のせいもあったと思いますが、きつい臭いをぷ~んと臭ってしまったため、残念ながら、食欲は湧きませんでした。 -
ロブスターです。
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魚市場の2階から撮った写真です。
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魚市場の外には、シーフードレストランがたくさんありました。歩いていて、よく目にした食べ物は、ケビィチェです。
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いかにも雨が降りそうな気配ですが、その後、どしゃぶりでした。
旅行前の天気予報では、旅行中は毎日雨を予想していましたが、行ってみてわかったのは、一日中雨が降るわけではなく、スコールが降ることでした。
雨は降っても、10~15分くらいの間に集中的に降り、その後は雨雲が去り、綺麗に晴れるようなパターンの天気が毎日続きました。 -
魚市場を離れてから、しばらくして雨が降ったので、旧市街(Casco Viejo)の建物でしばらく、雨やどりをしました。
旧市街の一風景です。 -
旧市街には、コロニアル様式の建築物がたくさんあります。
観光誘致も意図しているようですが、ここ数年で立て直しや修復がかなり行われたようです。その成果もあり、以前に比べ、かなり整備され、安全なエリアになりました。
旧市街は、2003年にユネスコにより、世界文化遺産として登録されました。 -
旧市街を通るセントラル通りを内陸に進むと、マーケット(日本の商店街のようなところ)がありました。
服装や出店しているお店等ですぐわかりましたが、ここは観光客よりも主に地元の人で溢れていました。 -
ここまで来るのに通過したCinta Costeraや旧市街とは、雰囲気がガラッと変わりました。
すごく人間臭い街の臭いが漂っており、生活感のあるところでした。あえて例えるなら、ベトナムのハノイの旧市街や韓国ソウルの南大門市場に近いでしょうか。
新市街だけで行動していたら、まず遭遇することはないような光景だったので、ここにたどり着くことが出来、大満足でした。 -
パイナップルやバナナが売られているのは、よく目にしました。
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飾り用のトウモロコシです。
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マーケットの一風景です。賑やかな音楽も流れていました。
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かき氷屋さんです。一度だけ試しましたが、おいしかったです。
常時暑いので、街ではいろいろなところで見かけました。 -
中華料理屋さんですが、現地の食文化に融合されたような中華を提供していました。
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床屋さんですが、Antisociales Barberとスプレーで書かれています。
Antisocialesは反社会的という意味ですが、ここではどのような意味合いがあるのか、見当がつきませんでした。 -
ダンサーによる逆立ちの演技です。
ニューヨーク・マンハッタンのタイムズスクェアあたりでは、よく目にする光景です。 -
ガイドブックでよく紹介されているカフェ・コカ・コーラで昼食を食べました。
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ウェーターを呼んでも、なかなかオーダーをとってもらえず、苦労しました。
サービスも超スローでしたが、このお店に限らず、観光客がよく利用するようなところを除けば、パナマではこのようなサービスが普通でした。 -
チキンレッグとライス&ビーンズのセットです。
写真では何の変哲もなく写っていますが、これが予想以上に大当たりですごくおいしかったです。
チキンのもも肉がすごくジューシーに焼きあがっていて、現地のお米は豆と一緒に炊きあげられたのだと思いますが、すこく調和していました。今回の旅行中に食べた中では、一番おいしい食事でした。 -
昼食の後は、また旧市街に戻り、もう少し散策してみました。
写真からもわかると思いますが、セントラル通り沿いにあったマーケットのあたりとは、雰囲気が一変します。
旧市街の街並みはすごく見ごたえがあり、ここを歩いていたら、他の中南米の国にも行ってみたくなりました。 -
フェレーラ広場です。
フェレーラ将軍は南米の国のスペインからの独立に貢献し、パナマがコロンビアからの独立を試みた際に活躍した人物です。 -
旧市街の中の通りです。交通量が多いわけでもなく、すごく歩きやすかったです。
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ラ・コンパーニャ教会です。
地震や火災の被害を受け、現在に至っているようです。ただし、現在修復中です。 -
独立広場です。
この広場に隣接しているメトロポリタン大聖堂は必見スポットですが、残念ながら、修復中だったため、全貌を拝見することはできませんでした。 -
独立広場周辺にある開業準備をしていたホテルとブラジル雑貨を扱うお店です。
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パナマ国立劇場です。海に面しているところに建っています。
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サンフランシスコ教会です。
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こちらも旧市街の通りですが、別の都市に来たような錯覚に陥ります。
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旧市街にある古風な住宅です。
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魚市場の近くの海岸からとった新市街の街並みです。
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パナマ発のファーストフードで、PioPioというフライドチキンのチェーンです。パナマ市内では、よく見かけます。
新市街では、夜手軽に食べられるところを見つけるのは難しく、このようなファーストフードを何度か食べました。 -
パナマ版のKFCといったところでしょうか。フライドチキンやチキンサンドイッチを主に扱っています。
味の方ですが、う~ん、微妙でした。 -
三日目の朝は、アンコンの丘からスタートしました。
アンコンの丘までは、タクシーを使い、丘を登る入口まで連れて行ってもらいました。地図や標識等だけだと、はじめての場合、どこから登れるのかを把握するのは、難しいかもしれません。
アンコンの丘のふもとのあたりは、裕福な人が住んでいるのはすぐわかりましたが、そのすぐ近くは、El Chorrilloという治安が悪いエリアです。アンコンの丘を登る方は、事前に場所や道をきっちり確認してから行くことをお勧めします。 -
丘の入口あたりの道です。このあたりはすごく静かで、落ち着いた住宅がいくつか並んでいました。
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丘を登った際の坂道です。ジャングルの中を道が通っています。
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途中の見晴らしです。旧市街を上から見はらすかたちになります。
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丘の頂上にたどり着く直前のショットです。
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頂上から撮ったパナマ新市街の街並みは、素晴らしい景色です。
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魚市場がある一体のショットです。
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パナマの国旗です。
旧市街やセントラルのあたりから、アンコンの方を向くと、パナマの国旗が風になびいているのが目に入ります。 -
北米大陸と南米大陸を結ぶ、アメリカ橋です。
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パナマ運河近くのコンテナ群です。
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パナマ運河方面のショットです。
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その昔、米軍の基地があった場所です。米国の大統領候補になったことがある共和党のマケイン上院議員はこの基地で生まれたそうです。
米軍が撤退してからは、国内線のみを扱う飛行場として利用されています。 -
丘を下った際に利用した階段です。
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アンコンの丘の入口あたりになりますが、少し趣の違った家屋が集まっているのを目にしました。その入口です。
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ミ・プエブリトと書かれていますが、昔のパナマの街並みを再現しています。
ここについては、ガイドブック等には全く書かれていなかったので、ノーマークでした。 -
一般家屋が集まっている場所しか見ることができませんでしたが、ここは旧市街の建物とも異なる雰囲気を醸し出していました。
愛知県犬山市の明治村に何となく趣が似ています。 -
住宅の正面が細長く伸びています。うまく活用するには少し狭いように見えましたが、中に入ってみてみたかったです。残念です。
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すこし違いますが、ベランダのある家屋は長崎のグラバー園にある建物を彷彿させます。
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本来であるならば、家屋の中も見学できたと思うのですが、休日だったため、見ることができませんでした。残念です。
ベランダを構えている住宅が多いですが、暑い気候が理由なのかもしれません。 -
ガぜボ(日本で言うところの東屋)です。
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ミ・プエブリトの正式な入口です。
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アンコンの丘の入口です。一般道から入ることができます。
今回いろいろ見回ったなかでは、アンコンの丘から見るパナマの景色が一番よかったです(旅順の203高知や尾道の千光寺公園からの眺めと同様で、絶景でした)。気持ちを清々しくしてくれます。 -
アンコンの丘を囲むように二車線の道路が通っています。
かなり歩かないと、交差点にたどり着くことができなく、向かい側に渡ることができませんでした。 -
バルボアビールの広告塔です。
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交差点にたどり着く途中で撮ったアパートの写真です。
この一体は、エル・チョリージョと呼ばれ、治安が悪い地域として現地の人にも知れ渡っているところです。(ニューヨーク市のサウス・ブロンクスのようなところでしょうか。)
その昔、初代ブッシュ大統領の政権時に、米国はパナマのノリエガ将軍を麻薬密輸の容疑で逮捕するためにパナマへ侵攻しましたが、このエル・チョリージョにはノリエガ派が隠れているということで、爆撃の対象となりました。 -
「石の拳」のニックネームで知られている往年の名ボクサー、ロベルト・デュランはエル・チョリージョの出身です。
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ラウンド・アバウトに着いたら、円形スペースの中心にいつか銅像がありました。
国旗をあげているので、パナマのコロンビアからの独立を記念する碑かもしれません。 -
昨日賑やかだったセントラルのマーケットですが、クリスマスということもあり、この日は人が少なかったです。
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地下鉄の駅、Cinco de Mayoです。
パナマでは、地下鉄は一路線あります。2014年4月に開通したので、もう2年半以上の走行実績があります。
駅や車内は清潔であり、本数も多い印象を受けました。ただし、唯一の難点は券売機でしょうか。使い勝手が悪く、警備員のような人に聞いても、わからないようなことが何度かありました。現地の人は、慣れていて、うまくメトロカードを購入していましたが、はじめての人にはすごくわかりづらいと思います。 -
駅構内の写真です。
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路線図です。パナマ市の南北を貫きます。
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地下鉄の車両はフランス製のようです。
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北方から走ってきた列車です。
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プエブロ・ヌエブロ駅のホームの写真です。
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プエブロ・ヌエブロ駅から撮った街並みです。旧市街や新市街とは違った雰囲気です。
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新市街まで行こうと思ったのですが、乗り過ごしてしまい、プエブロ・ヌエブロ駅まで来てしまいました。
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逆戻りし、アルゼンチン通駅で降りました。
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駅を降りたところです。休日ということもあり、平然としていました。
ここでタクシーを拾い、運賃を交渉して、パナマ・ビエホまで連れて行ってもらいました。 -
パナマ・ビエホの正門あたりです。
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正門の近くにあった案内板です。
常時一般に開かれているわけではなく、入口で料金を支払い、見学できるようになっています。
クリスマスだったため、残念ながら、中に入ることはできませでした。 -
パナマ・ビエホの遺跡群を象徴する石造りの一部は、正門あたりにも設置されています。
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この時期はどこを見学してもそうでしたらが、クリスマスツリー等が飾ってありました。
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パナマ・ビエホの入口に隣接していた見学施設です。
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パナマ・ビエホは1999年に世界遺産として登録されました。
パナマ・ビエホは16世紀にスペイン人により、町として始められましたが、17世紀にイギリス人の海賊により町が焼失し、その後復興されることはなく、町の機能は、旧市街(Casco Viego)に移転しました。
現存している建物は、主に石造りの建物やレンガです。 -
正門から入り、中まで歩いていくかたちになっていましたが、外からでもそこそこ見れるようでした。
見学はあきらめてすぐ市内に戻ろうかと思いましたが、せっかくだったので、覗くようなかたちでもいいので、遺跡の横を走っている歩道を歩きながら、見ることにしました。 -
遺跡の横を走っていた道路です。
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遺構です。ただし、元々何だったのかは定かでないです。
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もう少し歩いたら、このような建物もありました。
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歩道を歩いていた時に撮った住宅地に一風景です。
クリスマスということもあり、派手な爆竹の音を何度か耳にしました。
昼間だったので、歩道を歩く限りにおいては、特に問題なかったですが、パナマ・ビエホの近辺は、治安が悪いので注意が必要と、英語のガイドブックには書かれていました。 -
しばらく歩くと、パナマ・ビエホの外になりますが、遺構がありました。修復中のようです。
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別の角度から撮りました。
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日本のメーカーの宣伝ですが、丸い赤のマークは、日本の高品質をうたっています。
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パナマ・ビエホのあたりから見た新市街の高層ビルです。
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新市街を歩いていると、このようなアパートの広告はよく目にしました。
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新市街では、このようなドライブスルーが完備された米系ファーストフードをたくさん見ました。
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パナマ・ビエホから新市街のホテルまで歩いていきました。
途中で食事ができるところはあるだろうと高をくくっていたのですが、なかなか見つからず、ようやく見つけたのは、ファーストフードだったので、こちらで食事をしました。 -
パナマで売られていた米系のファーストフードですが、価格的には米国と同レベルか、ほんの少し安い程度でした。
流通のルートが違うのかもしれませんが、米国で売られているものよりは少し味が落ちるように感じました。 -
KFCもよく目にしました。
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歩いていた途中に撮ったアパートの写真です。新市街はこのような建物がとにかく乱立しています。
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途中にあったフルーツのお店です。ジュースやアイスクリームを売っているようです。暑いパナマでは欠かせない類のお店かもしれません。
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前日もそうでしたが、天気の気配が怪しくなり、案の定、雨が降り出しました。
ただし、激しかったのは、一時的で、15分もしたら、雨は止みました。 -
新しいアパートが目立つ新市街ですが、このような古いアパートも残っています。
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新市街では、一面、見渡す限り、アパートばかりです。日本で言うタワーマンションでしょうか。
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初日にも写真を撮ったユニークなかたちのビルですが、別の角度から撮ってみました。
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ホテルの近くにあったカフェです。
ガイドブックで高く評価していたので、行くことにしました。 -
いろいろなお菓子が売られていましたが、中東のお菓子であるバクラバとコーヒーを注文しました。
前日に飲んだのもそうでしたが、ここのお店のコーヒーもおいしかったです。 -
ホテルの近くのエリア、Punta Vistaを散策しました。
このエリアは、新市街の中でもたくさんの高層アパートが建っているところで、パナマ新市街をうつした写真では必ずと言っていいほどとらえられています。 -
流行を反映したデザインです。
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日本で例えるなら、勝どきや晴海にあるタワーマンションでしょうか。
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新市街は中心にいけばいくほど高層アパートの密集率が高くなり、ユニークなデザインの建物が増えます。
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四日目は、ホテルの人に紹介してもらった半日ツアーに参加し、パナマ運河に行きました。
パナマ運河のミラフローレス閘門です。ここには、ビジターセンターがあります。 -
パナマで一番の観光名所ということもあり、ここは明らかに観光客だとわかるような人で溢れていました。
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ビジターセンターは4階建です。
一階では、30分毎にパナマ運河を紹介する映画を上演していました。英語とスペイン語のどちらでもありました。 -
パナマ市内を歩いていると、米国と比べた場合、アジア系の人が少ないことに気づきます。ただ、このビジターセンターでは、米国から旅行で来ているようなアジア系の人を数人見かけました。ただ、日本、中国や韓国から旅行で来ているような人は、ほとんどいませんでした。
パナマのスーパーマーケットは、8割以上は中国系の人がオーナーとネットで読んだのですが、たしかにコンビのようなスーパーに行くと、レジにいるのは中国系の人ばかりでした。また、パナマのマーケットで見た中華料理は、中国本土にはない、米国の中華でもない、現地の食事と調和したようなユニークな中華でしたので、中国系の人は、かなり以前からこの国に進出していることを垣間見ることができます。 -
パナマ運河では、水門が三つありますが、各水門では船の水位を上下させて、通過させます。ミラフローレス閘門はそのうちの一つであり、場所としてはパナマシティに
一番近いです。
パナマ運河を通過できるように船のサイズが決まることが多いと聞きました。 -
実際に船が通過するのを見ることができたらよかったのですが、クリスマス開けだったため、残念ながら、この日は見ることができませんでした。
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パナマのここ最近の繁栄を意識してか、ニカラグアが中国の支援を得て、ニカラグア運河を建設することになったようです。
パナマは台湾と国交を結んでいる数少ない国のひとつですが、中国としては納得できず、こういった点が中国としてニカラグアの運河建設を支援する原因にもなっているようです。 -
ツアーガイドの人の説明では、パナマ運河は一隻あたり12万ドルくらいの通行料を請求しているとのことでした。
米国が運河を管理していた際は、管理コストをカバーできるレベルの価格設定を行っていたようです。ただし、パナマに返還されてからは、国の収入として大きなシェアを占めることから、この点もかなり意識して、通行料が決定するようになったようです。それでも、スエズ運河の通行料と比べると、かなり安いようです。 -
拡張工事が行われていましたが、去年完了しました。その説明です。
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世界中からいろんな人が集結して、運河の建設が行われたことをこの図では説明していました。
パナマ運河はフランスの主導で、1880年に建設が開始しましたが、気候や技術的な問題もあり、難航したようです。フランスは手を引き、その後、米国が運河の建設を進め、右往左往を経て、1904年に完成しました。
パナマ独立時の条約により、パナマ運河の周辺は、永久租借地として米軍の施設が置かれました。1977年のカーター大統領の時代に新しい条約が締結され、1999年にパナマ運河および周辺の施設はパナマに返還されました。 -
パナマ運河を通行する船の出発点を地図で示しています。
世界各国からの船がパナマ運河を通過することがわかります。 -
運河通過のシュミレーターです。
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ビジターセンターを出て行った際の階段です。
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ビジターセンターの入口です。
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パナマ運河の後、ツアーはAmador Causewayに行きました。
Amador Causewayは、太平洋に突き出た防波堤で、場所的には旧市街のさらに南に位置しています。 -
防波堤の一番端から見たパナマ新市街の街並みです。
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観光客用のギフトショップ等の施設です。
参加したツアーは、英語とスペイン語の同時通訳で行われました。ただし、贔屓目に見ても、スペイン語で話している時間の方が多かったと思います。
ツアーに参加していた人は、隣国のエルサルバトルやグアテマラ、米国の方等でした。 -
Amador Causewayの端には、ヨットハーバーがありました。
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Amador Causewayの途中で撮りました。歩道が道路に並行して設置されているので、端まで歩けるようになっています。
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Amador Causewayには、世界で活躍する建築家フランク・ゲーリーが設計したバイオミュージアムもあります。
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民芸品を扱うお土産屋さんの集合体です。
ツアーに組み込まれていて、30分ほど滞在しました。 -
女性用のカバンです。
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お皿です。
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パナマの先住民族エンベラ族が作ったユニークな模様の籠です。幾何学模様がすごく特徴的です。
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この色の組み合わせは、この民芸品センターでよく見ましたが、パナマの先住民族クナ族を起源にしているようです。
いろいろあった民芸品をもう一度振り返りますと、パナマ市の郊外に行けなかったのが悔やまれます。 -
スペイン植民地時代に奴隷だった人々をモチーフにしているのでしょうか。
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パナマの民芸品として有名なモラ(布)を使用しているカバンです。
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パナマ運河を通過する船舶を主題にした絵画です。
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お土産屋さんの後は、ツアーは旧市街に移動しました。
こちらは、サンホぜ教会です。 -
サンノゼ教会の内部の祭壇です。
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同じくサンホぜ教会の内部です。
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このようにかなり傷んだ建物もありました。
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修復中のメトロポリタン大聖堂です。
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独立広場に面して建っているホテルです。まだオープンしていないようです。
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大統領の官邸です。大統領はここを不在にしていることが多いため、警備は緩いとのことでした。
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サンフランシスコ教会の入口のあたりです。
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サンフランシスコ教会の内部の祭壇です。
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クリスマスの季節に合わせた飾りが置かれていました。
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旧市街は場所によっては、治安が悪いといろいろなところで書かれていたのですが、実際に行ってみると、そのようなことはなかったです。最近はかなり整備され、改善されたのではと思います。
少なくとも旧市街の中では、汚い、雰囲気が悪いと感じることはなかったです。 -
宿泊していたホテルの前に位置していたMulticentroモールです。
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時間がかからない食事をということでフードコートへ向かいました。
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一通りお店を確認した結果、一番食べ慣れているマックにしました。
とにかく今回の旅行では、ファーストフードが多かったので、反省です。 -
新市街のあちこちで見かけましたが、カジノを提供しているホテルがすごく目につきました。
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ネット等で調べていたら、トランプ次期大統領が経営するTrump Ocean Club & International Hotelがパナマの高層ビルの中では、一番高いビルのようなことが書かれていました。せっかくなので、近くまで歩いて、見ることにしました。
場所は、前日も散歩をしたPunta Vistaのエリアです。 -
ホテルに向かっている際に気が付きましたが、見てすぐユダヤ教の信者とわかるような人を多く目にしました。
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ショッピングセンターのお店を覗くと、米国ニューヨークにもよくあるKosherのレストランがありました。
Kosherとはユダヤ教の掟にしたがって調理されたという意味ですが、パナマで遭遇するとは思いもよりませんでした。 -
Kosherのお店がスーパーマーケットに一店のみでなく、数店あったので、多くのユダヤ人がパナマの新市街でも一番高層アパートが密集している裕福なエリアに住んでいることがわかりました。
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トランプのホテルの写真です。真ん中のダンゴムシを連想させるようなかたちの建物です。
今でもこのビルがパナマで一番高いビルかどうかは定かでないです。 -
近くの公園から撮ったショットです。
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高層アパート群の中にあった太平洋に面した公園です。
このような公園はすごく贅沢です。 -
30度くらいの気温ですが、両親に連れられて、遊んでいる子供がいました。
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公園は定期的に整備されていることがわかります。
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公園の出入り口のひとつとなっている階段です。
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日本のタワーマンションよりも斬新なデザインのアパートが多いです。
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アメリカやカナダから定年になって、パナマに移住する人は多いと聞きますが、このようなアパートに住む人は多いのでしょう。
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ほとんどのアパートには、ドアマンがいて、どこも快適そうでした。
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観光バスの切符売り場の隣では、マックのアイスクリームだけを売っていました。
警官までもが注文して食べていたので、少しびっくりしました。 -
ニューヨークや香港でもよく見る二階建ての観光バスです。
日本なら、はとバスに相当すると思います。 -
南北アメリカ大陸で一番大きいモールは、パナマにあるアルブルック・モールです。
米軍基地跡の場所を活用して、2002年にオープンしたようです。 -
中を歩くとわかりますが、たしかに専有面積は広いです。
かなりアバウトですが、広さ的には、例えば、豊洲のららぽーとが4つか、5つくらいあるようなイメージでしょうか。 -
巨大なクリスマスツリーが飾られていました。
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広々とした階段が設置されていました。
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キングコングです。
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子供が遊べるような乗り物がモールのあちこちにありました。
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米系のサンドイッチチェーンや中華のファーストフードが出店していました。
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モールの中は広々としていて、ゆったり歩けます。
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フードコートや子供用の乗物アトラクションをセットにした施設は、モール内に数ヵ所ありました。
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モールの中には、メリーゴーランドがありました。
中国のモールでも見たのを覚えています。 -
どこのフードコートも米系のファーストフードのお店が目立ちます。
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お寿司のファーストフードもありました。
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メニューからして、お寿司で好まれているのは、米国でも人気のあるロール系のものが中心のようです。
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パナマでは、米系のファーストフードチェーンはとにかく多いです。
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高級なラグジャリーモールというよりも、中間層向けの店舗を集めたような印象を受けました。
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ボーリング場やゲームセンターもありました。
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モールはとにかく広いので、このようなクリスマスの飾りは、モール内に点々と設けられていました。
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汽車が走っていました。
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Conwayはあえて例えるなら、日本のイトーヨーカ堂のようなお店です。
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Arrochaは米国のDuane ReadeやCVSのようなドラッグストアです。
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ゲームセンター内にあった景品交換所です。
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クレーンゲームです。
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カードやレターなどのグリーティングアイテムを扱う米国発のメーカーです。
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米国発のアパレルブランドです。
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24時間営業のスーパーマーケットです。
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スーパーのレジカウンターです。
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色々と見た中で特にびっくりしたのが、アイスクリームの容器のサイズです。
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お米は主食ということもあり、一般的な米国のスーパーよりかは、たくさん並んでいました。
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バスの停留所の中です。
アルブルックは、パナマ各地に行くバスの拠点なのだからと思いますが、停留所もすごく広々としていました。 -
米国のスクールバスです。
米国で使用しなくなったものを買い取って使っているのだと思います。 -
地下鉄の駅とバス停をつなぐ陸橋へ登った際に使用したエスカレーターです。
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陸橋からとったバス停ですが、たくさんのバスが停車しています。
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陸橋も広々としています。
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地下鉄の駅にもあった子供向けのクリスマスの飾りです。記念写真を撮っていました。
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地下鉄のホームで電車を待っている人々の光景です。
モールで買い物をした人ばかりでなく、パナマ各地からアルブルックで下車した人が、パナマ市内に行くために利用しているのだと思います。 -
アルブルック駅の表札です。
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アルブルックは、地下鉄の南側の始発駅です。
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地下鉄の中は、すごく清潔です。
スマホを使う人は、米国や日本で見るよりも少ないかなという印象を受けました。 -
この日の夕食を食べる目的で向かったのが、アルゼンチン通です。
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アルゼンチン通の駅をすぐ降りたところに出店していた屋台です。
このような屋台がもっとあればよかったのですが、クリスマスということもあり、閉じていたお店が多かったのかもしれません。 -
アルゼンチン通は、パナマの新市街の中では一番賑やかな通りとガイドブックに書かれていました。
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しばらく歩いていたら、すごいイルミネーションを目にしました。
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この公園では、すごく賑やかな音楽がかかっていました。
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これはサンタかサンタの衣装でしょうか。
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雪だるまやキャンディケインです。
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この公園にはたくさんの人がいました。
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パナマは一年を通して暑く、雪が降ることはまずないですが、それでも多くの雪や雪国をモチーフにしたイルミネーションがあり、びっくりでした。
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イルミネーションの公園でもかき氷を売るお兄さんがいました。
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アルゼンチン通まで来た目的は、ロベルト・デュランのレストランで夕食をとることでした。
ガイドブックやウェブに書かれていましたが、夕食時にデュラン自身がお店に出没することがよくあり、シュガー・レイ・レナードとの戦いについて、熱く語るそうです。
暗い中お店を探しましたが、やはりクリスマスのため、お店を開けていませんでした。残念でした。 -
ただし、道を渡る時にはっと気づきましたが、記念碑が建てられていました。
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デュランは、100戦以上の試合を行った、パナマ出身の有名なボクサーです。
レナード、ハグラー、ハーンズなどの米国のエリートボクサーと名勝負を演じており、ボクシングファンならば、ご存知の方は多いと思います。 -
デュランのお店は営業していなかったので、代替案として事前に調べていたEl Trapicheに行くことにしました。
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このお店はガイドブックにはよく出てくるお店です。パナマ料理をリーズナブルに提供するということで評判が高いです。
すごくフォーマルなレストランというわけでもないです。 -
このサイトでの評判は、万国共通になってきました。
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お店のインテリアは雰囲気があり、なかなかよかったです。
ウエーターはパナマの民族帽子をかぶっていました。 -
初日は魚のケビィチェだったため、今回はシーフードミックスのケビィチェを前菜に頼みました。
味は普通においしかったです。 -
メインは、中南米の料理の定番であるアロス・コン・ポヨを注文しました。
日本語にあえて訳すと、チキンの炊き込みご飯でしょうか。肝心な味の方ですが、こちらも普通においしかったです。 -
Iglesia del Carmenです。
パナマ新市街にある大きな教会です。 -
帰り道ですが、二車線の道路の真ん中のスペースにもイルミネーションがありました。
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夜イルミネーションの道だけを見ていたら、昼間はまったく別のところに来たような錯覚に陥るかもしれません。
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新市街の夜景です。
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出国した日の朝にホテルから撮った新市街の高層アパート群です。
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別の角度からも撮った高層アパート群です。
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パナマから米国ヒューストンまでは、ユナイテッド航空の便を利用しました。
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トクメン空港にもこのようなクリスマスをモチーフにした飾りがありました。
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トクメン国際空港は、新市街から20分くらいのところにあります。
コパ航空のハブ空港として機能しているようです。たしかに行きの便に乗っていた人は、南米各地に行く便に乗り換えている人の方が多かったかもしれません。 -
空港にもミラフローレス閘門を主題にした絵画がありました。
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展示していたモダンアートです。
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この飛行場に停留していた飛行機のほとんどはコパ航空でした。
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パナマシティからヒューストンまでの便は、自動的にビジネスクラスにアップグレードされていました。
ユナイテッドのマイルを貯めてきた恩恵をようやく受けることができました。とは言っても、ヒューストンまでの飛行時間は4時間半ほどです。 -
機内食はランチでしたが、エコノミーの食事よりかは全然おいしかったです。
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デザートもすごくおいしかったです。
ユナイテッドの機内食でもこのような食事を出すのだなと少しびっくりでした。 -
ヒューストン国際空港に到着しました。
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ヒューストンでの入国審査は1時間弱ほどの時間を要しましたが、無事入国できたら、とりあえずはほっとしました。
パナマでは、4泊しただけでしたが、いろいろな発見があり、予想以上におもしろかったです。中南米の他の国にもぜひ旅行したいと思います。
すこし長い旅行記かもしれませんが、もし参考になれば、この上ない光栄です。
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