スリランカ２　シギリヤ

2016/11/24 - 2016/11/25

シギリヤロック、ポロンナルワ

トゥクトゥク１日チャーター　５，０００ルピー（２人で）
シギリヤロックチケット　３０USドル払い
ランチのカレー６４０ルピー
ポロンナルワチケット　２５USドル払い
ホテルの夕食　３，０００ルピー

エリア シギリヤ(スリランカ)

６：３０マンジュレさんがホテルまでお迎え。

ホテルの朝食はボックスにしてもらった。パンもウインナーも全部ラップぐるぐる。
トゥクトゥクでは食べづらく、バナナだけ食べたけど、めっちゃくちゃおいしい！超ジューシー。日本のスーパーでいつも見てるフィリピンのバナナよりもずんぐりむっくり。

７：００シギリヤロック到着。

雨が降り出した。せっかくスリランカのために晴雨兼用折り畳み傘を買ったのに、ホテルに置いてきてしまった。アンポンタン。
でもさすがのマンジュレ、トゥクトゥクに１本積んでて、貸してくれた。

マンジュレは出口で待っていてくれるって。
昨日のダンブッラでもそうやったけど、何時集合、とか決めなくていいみたい。

おおおおーあれかー

入口

敵がいっぺんに入られへんように狭くしたそうな

これが、ミラーウォール。ただの壁なってしもてるやん。

見た時の感動が薄れるから全く予習しない派のＫちゃんは、素通り。
なんか損する気がして一応見るべきところを予習するケチな私は、無駄に写真撮る。

のぼるの、しんどくはないけど、あっついわー

ここ、今はめっちゃすいてるけど、帰る頃には観光客がめっちゃ増えてて行列やった。
お年寄りのグループもいて、ひとりにつきひとり、補助のスリランカ人がついてた。年取って自力ではきつくても、行きたいって思ったら行ったらええんやな。やっぱお金って必要やな。

雨は上がって、傘が邪魔。ビーチパラソルみたいにデカくて重くて、持ち手にカーブがなくひっかけられへんから、ずっと握っとかなアカン。
片手に傘の棒をにぎり、もう片手に自撮り棒を握り。そのせいで後で自撮り棒の方を失くしてしまったやん。

スリランカで蛙のことは、ゲンバ、って言うみたい。
掃除してるおじいちゃんが指差して「ゲンバゲンバ！ハハハ！」って笑って教えてくれるねん。たぶん全員に言うてる。

このおじいちゃん、頂上で再会した時、ほんのちょっとやけど英語でシギリヤロックについても説明してくれて、「オウサマ」とか日本語も言ってた。観光客にいっぱい話しかけて覚えていったんちゃうかなぁ。たぶんデキる男やで。

はじめにおいでおいでって手招きされた時はチップ目当てかと思ったけど、一緒に写真撮って握手して、楽しんでバイバイした。

曇り空～

Ｋちゃんとジャンプ写真を撮ろうとしてたら、別の人を案内中のガイドが声かけてきて撮ってくれた。全然タイミング合わず何十回もジャンプ。
汗だく。

帰り道、スマホ紛失
コブラの岩で写真撮ろうとしたら、あれ！ない！って。
自撮り棒に付けてずっと手に持ってたはずやのに！最後に記憶あるのいつ！？傘だけ手に持ってるやん。
たぶんホンマに真っ青なってたと思う。

慌てて戻る。
さっき声かけてきたお金をやたらと要求する人がおって、「カメラ？」って聞いてきた。
イエスイエス！！って言ったら上に向かって大きい声で何か言って、上の自称ガイド的な人が返事してきて、急いでのぼっていったら・・・親切な人が拾ってくれてた！！
プライベートガイドの人。いたずらっぽく「ユアフォーン？」ってポケットから出した！！
一生分のラッキーを使ってしまったかもしれん。初めて携帯なくしてしかも海外で、でも戻ってきた。
涙ちょちょぎれながら下山。
でも案内してくれた感じ悪い人が、１，０００ルピーよこせと言ってきた。さっきも、私らは道わかってるからいらんって言うたのにわざわざ前を歩き、案内したから金よこせと言ってきて、拒否したら「ジャパン、バッド。ベリーバッド」って言った。
スマホ拾ってくれた人に渡すべきやったのにテンパってロクにお礼できへんかった。
こいつは大声で聞いただけ。でも一応ちょっと助けてくれたから１００ルピーだけ渡そうとしたら、「ノー、１，０００」って。ほなええわってお金ひっこめて帰ろうとしたらむしりとられた。
Ｋちゃんは、あいつがさっき話しかけた時にスったんちゃうかって慰めくれたけど。

へこんだのと、心臓のドキドキでしばらく写真なし。コブラ撮りたかった～

１０：００過ぎ、出口でマンジュレと合流。３時間も遊んでたんやな。
「ごめんトゥクトゥクに置いてたホテルの朝食ボックス、サルにやられた。２分くらい離れて戻ってきたらサルが数匹おって、食べとってん。手がつけられてないやつだけ残して、食べかけのんは全部捨てた。そして一所懸命掃除したんや」
えー！ショック。りんご食べたかった・・・。
１人分はきれいになくなってて、もうひとつも一部なくなってた。

でも、そうだよね、食べ物置いてたらサルきちゃうよね。迷惑かけたね。ごめんね。
って思ってたけど、トゥクトゥクが走り出してからＫちゃんが小声で「マンジュレが食べたんちゃうか」って真顔で言う。「だってサルがゆで卵食べる？殻むいて？犯人はコイツやで！」
えー！？まさかの？
・・・そうやな！マンジュレが食べたに違いない！悪いやっちゃな！笑
って後ろでコソコソ盛り上がる。

象に乗ろうかってマンジュレに連れて行かれたけど、私タイの森で象に乗って寺院めぐりしたことあるんやでーこんなんどうせ短時間だけやろーいらなーい。Ｋちゃんも乗ったことあるから興味なーい。でも写真は撮っちゃう。

宝石店にも連れて行かれそうになったけど、いらない、ってはっきり伝えたらしつこくはしない。
で、次はスパイスガーデンに行くよーって言われる。
スパイスガーデンは興味あるからいいねんけど、なんてゆうか、こっちがきっちり言わないと、なすがままになってしまう。
自分で考えなくてもひととおり観光できるからお任せツアーっぽくていいんやろうけど、彼に主導権を握られて勝手にされるのが気に食わないのだー。

マンジュレってしつこくもせぇへんし心得てるよな、空気読むし、気も利くし、でもこのままやったらマンジュレの言いなりやわ、もっと計画練るべきやったなぁ、いい人ではあるけども油断ならへんなぁ・・・
ってＫちゃんと言ってたら、運転しながら「日本語でしゃべられるとこっちはわからんやん英語でしゃべりぃやマダム」って振り返る。
悪口言うてるのバレてるわー。
なんかアメリカ人ぽいねんなー。フレンドリーに接してくるけど、けっこう遠いところで一線引いてる感じ。
そしてＫちゃんがあげた飴ちゃんの値段を聞いてくる。もっとくれと言う。しょっちゅうせがんでくる。あつかましいぜ！

スパイスガーデンで、やってみたかった脱毛クリーム！

案内人がいろんな木の葉っぱの匂いを嗅がせてくれる。

そしてショップというか小屋で買い物。ディスカウントするって言うけど高すぎて無理。半額になったとしても無理、とおじさんに伝えたらもう私には見向きもせずＫちゃんがターゲット。脱毛クリームと、お父さんへのお土産で糖尿病に効くやつを選ぶ。「現金ならディスカウントするけど、カードなら定価。２キロ先にＡＴＭがあるから下ろしてきて。商品は持って行っていいよ。中国人とロシア人は信用できないけど、君たち日本人は信用できるから」
って手早く袋に入れて渡そうとする。
商品を先に渡すことで、ＡＴＭに行く途中で面倒になってそのまま買うのやめられへんようにする作戦やな。

スパイスガーデンの木の植木鉢代わりはヤシ。１年毎に全部交換するねんて。

Ｋちゃんはだいぶ迷った末にＡＴＭへ行き、購入！

マンジュレの散髪代は１５０ルピーらしい。髭剃りも込みで。やっす！！
マンジュレはたぶん勝ち組やな。ほかのスリランカ人に比べて、小綺麗で肌ツヤも良く、デブじゃないけどちょっとお腹出てる。ええもん食べとるわ！

ランチはまたカレー。
豆カレー大好き。
マンジュレが食べるのをじーっと観察して、手で食べるコツをつかめた！もう私もスリランカ人よ～

魚のフライも手でむしって食べるねん。食べにくーい。

３人で１，２８０ルピー。マンジュレの分も私たちが支払い。
会計システムはよくわからない。定額で食べ放題なのかなぁ。いくらでもおかわり持ってきてくれる。
あとバナナも、３０本くらいの房をどーんと置いていく。

レストランのお手洗い、かわいー！と思ったら中は普通に私が無理なタイプのトイレ。
Ｋちゃんはすっかりプロらしく、ためらいなくサッと入る。

ちょっと離れたところに洋式発見。紙は持ってきてるけど、ごみ箱が見当たらない・・・そのへんに捨てるわけにもいかない・・
おばさんに、身振りで紙を流していいか聞くと、やっぱりだめで、１回も洗ってなさそうなバケツに水をためてくれる。

とうとう私も手で洗うのか。スカートにすれば良かった。ズボンびっちゃびちゃなるわ。
個室に入って、バケツを見つめて、簡単なはずなのにやっぱりうまく水をかけれる気がしないーと途方にくれてたら「おばちゃんゴミ箱持ってきてくれたで！」ってＫちゃんの声。
助かった。

１５：００ポロンナルワ到着
ルピーが足りず、腹巻に入れてた非常用１００USドルを取り出してＫちゃんの分も支払い。ヘソクリあってよかった～
けっこうお金なくなるわー物価安いと思っててんけどなー

写真だけ撮ってホテルにポイした、シギリヤロックとポロンナルワのチケット。
Ｋちゃんは大事に持って帰ってた。

シギリヤロックで消耗したから、ポロンナルワではマンジュレさんに主なとこだけ連れていってもらった。
トゥクトゥクでちょっとうとうとしてしまうたびに、寝るなー起きろーってマンジュレに言われる。ニッポンジンやねん仕事も旅行も忙しくて疲れてるねん。と言い返しながらも、まじめな日本人なのでゴメンゴメンって言うてがんばって起きてしまう。

このへん歩きながら、Ｋちゃんはずっと明日の営業をかけられてて、しゃべりながらマンジュレがすぐにさぁ次行こうって言うからちゃんと見られへんかったらしい。Ｋちゃんはテキパキしてるけどたまにこういう時に冷たくできずに話を聞いてしまう。かわいそう。

絵になるわー

自分は動物嫌いやと思ってたけど、サルは好きなんかもせぇへん。
かわいすぎるわ。
たまらんわ。
めっちゃ近寄れるの！

いつものマンホールの代わりに、ムーンストーン。

この泥まみれの１枚だけしか撮る機会がなく残念。

靴と靴下ぬいで見学して足拭いて、っていうのしたくないよ・・・もうこういう遺跡みたいなのはオナカイッパイだよ・・・
Ｋちゃんも同じらしいので、中に入らず２人して遠くから眺め、とりあえず写真撮ってマンジュレのもとへ戻る。
いつも私の前を歩くＫちゃん、髪ぼさぼさゴワゴワなってるで。疲れが出てきてるで。

１日でシギリヤロックとポロンナルワ行くんはしんどかったなぁ。
次来るときは、ポロンナルワで１泊して裸足でレンタサイクルでのんびりまわる、ってしたいなぁ。もう来ることなさそうやけどなぁ。

そして戻ったら、またマンジュレが「ごめんまたサルにやられた・・・」って屋根に残ってた食べ物のかけらを示す。結局朝食ボックスほぼ食べられへんかった。
私らが戻るまでそのかけら置いてるんがわざとらしくて、私らの中ではやっぱりマンジュレが食べた説、濃厚！！笑

象の集団発見～！
トゥクトゥクを降りて見てたら、通りすがりの観光客たちも集まってきた。
あんなに遠いのに、白人のオジチャンオバチャンたちみんな嬉しそうに激写しまくり。みんなかわいいなぁ

ホテル戻ってきた。

あー疲れた。マンジュレの営業がしつこいのでＫちゃんは飴とチップ５００ルピーを渡して、「明日はバスで行くから。これで晩ごはんでも食べて」と笑顔で断った。
クーラーなしのバスしかないよ？スリランカ人ばっかりで君たちにはむずかしいよ？ってマンジュレに言われる。
別に全然ええねんけど？って言ったら、すごい意外そうな顔される。
いや、バスくらい乗れるし。なめんなよー。
ってゆうかトゥクトゥクもクーラーないし。
やっぱ１日５，０００ルピーって、何もできない人向けのぼったくり価格やったんかなぁ。１人２千円強で丸１日貸切やからまぁえっかと思ってたけど、
マンジュレからしたら１日運転するだけで、私らが観光してる間は昼寝でもして（そして私らのごはんも食べて！笑）、連れていったスパイスガーデンからもお金もらってるやろし、この国の物価からしたらけっこうな儲けやわ。私らええカモやったんやな～

Ｋちゃんはマンジュレが走り去る後姿に、
「チップ渡したったしあいつも諦めたやろ！もう会うこともないわ！」って捨てセリフ。
えっＫちゃんあんなに仲良さそうにしゃべってたのに？「せやで。うちはあいつにそこまで思い入れないわ。あいつちょっとめんどくさいわ」
Ｋちゃんはすごい優しいし情に厚いけど、時々めっちゃドライなのだ。


今日はお酒も飲まず、ホテルのビュッフェディナー食べて１日おわり。
仕方ないけど、ホテルでごはんってつまんないな。
暑いからか、スペインよりもよく寝れる。

アリヤリゾートアンドスパのスタッフさんの制服がかわいくて、男の人も女の人も写真撮らせてもらった。

ハルカってシンハラ語で書いてもらった。

下にマンジュレって書いてもらったけど。ほんま？マンジュレのが短いんや？
読まれへんからわからんけど、ハルカ　ブス　って書かれてたらどうしよう笑