あでやか！群青の間はウルトラマリン☆金沢にし茶屋街　２０１６秋

2016/11/20 - 2016/11/22

初めての金沢は
定番の市内観光とグルメを楽しむ。
にし茶屋街の歴史あるお茶屋の青い部屋。
ウルトラマリンのブルーが艶やかで美しい。
お茶屋のご主人から金沢の歴史など
ありがたいお話も聞けてイイ思い出に。
飛騨高山はさるぼぼの赤！
金沢はお茶屋さんの青！とご主人のお話。
晩秋の楽しい！美味しい！旅でした。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5

白川郷からＧＯ！して１時間。
金沢駅にとーちゃく。
雨や雪の多い金沢で
「駅を降りた人に傘を差し出すもてなしの心」
スバラシイ！
以前、北陸に住んでたので、わかるー。
冬の日本海側ってとにかく天気わるー。

ホテル日航金沢にチェックイーン！
全客室が１７階以上で眺望バツグン！
日本海側をリクエスト。

タクシーで「グリルオーツカ」へ。
平日の午後だってゆーのに３０分待ち。
店内は昭和から完全に時が止まった
レトロな雰囲気の洋食屋さん。

有名なハントンライス。
ふわっふわの玉子と
サクサクのエビと白身魚フライ
ケチャップライスと
タルタルソースが絶妙にマッチして美味。
でもこれ！かなりのボリューム！
晩ごはんに影響を及ぼすので
半分ほどオットの皿に移動～。

マンプクで長町武家屋敷跡をさんぽ。
町家を利用したオサレなお店がたくさん。

足軽資料館を見学。
足軽の住居といえば
長屋形式が一般的だが
百万石！の加賀藩の足軽は
庭付き一戸建てが与えられた。
さすが！

公務のないときは
家で家族と内職にハゲむのが足軽の日常。

「吉報は玄関から」
昇進や拝領などの吉報は玄関から
おとがめなどの悪い知らせは
勝手口から入って来た。
どっちから入って来るかドキドキだね～。
回覧板はどっちかねー。

自分的には
どっちかとゆーと弁当の方が大事。

歩いて「尾山神社」へ。
前田利家とおまつの方を祀る。
大河ドラマ見てた～。
あれって何年前？
と調べたら２００２年だった。

神社の池の落ち葉。
北海道の紅葉とは違って
なんとも風流ないい感じ。

金沢城公園の五十間長屋を見学。

ここスゴイよね～。
匠のワザ！ってゆーんですか。
けっこう見ごたえありました。
寒くて足が冷え冷えでしたけど。

兼六園のライトアップまで
少し時間があるので近くの石浦神社へ。
恋愛関係のお願い？をしてたよーな。

21世紀美術館の
色の三原色のとこで遊ぶ。

館内の油圧式！エレベーター。
中のカップルが幸せそう(*^▽^*)

兼六園ライトアップ【秋の段】
１７：３０からライトアップ開始！
なんと入園料は無料！嬉しいサービス。

開園と同時に
どこから湧いてきたんだってくらいの人！
有名な撮影スポットでは
通勤ラッシュ並みの人・ひと・ヒトー！
「立ち止まらないで進んでくださーい！」
と係りの方が絶叫。
ここもガイジンサンがいっぱい。

静寂そうに見えますが
係員さんの「押さないでください！」
若い子の「やばい！きれい！」の叫び声
無数のカメラのシャッター音で
かなりの騒ぎになっております。
写真はうまく撮れないけど
ナマで見るとホントにキレイ！美しい！

タクシーでホテルへいったん戻る。
運転手さんのお話では
現在金沢はかなりバブッているので
ホテルは予約困難な上に価格高騰↑。
そうか
新幹線が来るってこーゆー事なのね。

近くの居酒屋「ゆめり」でごはん。
白エビのから揚げが絶品！！
たちぽんとカワハギの肝和えもグー！

のどくろを焼いてもらう。
干したのかと思ってたらナマでした。
白身のトロですね。
お酒に合うね～。
値段がなくて時価！ってゆーから
ドキドキしたけど良心的でヨカッター。
２０００円くらいだったか？

イキオイづいて２軒めに突入～。
「香箱カニ」とは
北陸地方で獲れるメスのズワイガニ。
小さいけど濃厚。
中に入ってる内子がうまかった。
・・・らしい。
酔っててあんまし覚えてない(;´Д｀)

酔っぱらって
夜の駅を見に行くベ～と行ってみたら
いま北海道から着きましたー！
のオジサン軍団と遭遇。
オジサン達も新幹線で飲んだらしく絶好調。
北海道民仲良く金沢駅前で記念撮影！
なまら楽しい夜～。

一夜明けましてホテル日航金沢の朝食。
金沢らしい和食バージョン。
和も洋も品数いっぱいで食べきれない。

車麩のフレンチトーストは人気メニュー。

駅前から城下町金沢周遊バスで
９：３０に予約してあった
「妙立寺（みょうりゅうじ）」へ。
人、呼んで忍者寺。
完全予約制で大人気だった。

ここスゴイ！
隠し階段や落とし穴階段。
二階建てに見えて内部は四階建て七層。
いろんな仕掛けがあってオモシロイ！
案内付きの一時間の見学があっとゆーま。
来て良かった！

スグ近くのにし茶屋街で
お土産に甘納豆を買う。

この後に行った
ひがし茶屋街に比べると
規模は小さいけど
静かで落ち着いててゆっくり歩ける。

行きたかった「料亭華の宿」を見学。
築２００年。
入るとお茶屋のご主人が
コーヒーを出してくれて各種資料を配る。
すぐには見学出来ない雰囲気。
配られた「古地図」を見ながら歴史の解説。
古地図！ブラタモリの感じ～。
金沢特有の文化のお話、お茶屋の話・・・
写真はありがたいお話が終わって
二階へ上がり突き当りが青いお部屋。

ご主人曰く
今の金沢はおかしくなっとる。
ひがし茶屋街はかなり東京の資本が入った。
金箔ちょこっと乗せたソフトクリームを
１０００円で売っとる（真偽わからず）
そんなバカげた商売を金沢商人はしない。
おかしいと思わんか？と。
はあ、そーですねーと。
われら札幌から来たばかりで。
あんたら札幌か？
わしは小樽に親せきがいるとか。
また話が長く・・でもなんかイイおじさんだ。

あとで思うに
大人気のひがし茶屋街に対して
にし茶屋街はわりとひっそりしてるんで
少し悔しいんじゃないか？と夫と話す。
にし茶屋街もぜひっ！
金箔ソフトに負けないヒット商品を！

「群青の間」は艶やかな着物や
豪華な調度品など見ごたえいっぱい。
ご主人に記念写真をたくさん撮ってもらう。
金沢といえば
「青い部屋」と
「お茶屋のご主人」の事ばかり思い出す。
ずっとお元気でにし茶屋街を守ってください。

華の宿のご主人に
お礼とお別れをする。
また周遊バスに乗りひがし茶屋街へ。

人がすごくて
ガイジンサンも多くて
お店も活気があってスゴイ。
人がいない路地をパチリ。

ここ有名な金箔やさん。

こうなったら（どうなったら？）
全部の茶屋街コンプリートって事で
歩いて主計町茶屋街へ。
お天気が良くてお散歩がキモチイー。

昼間で明るいけど「暗がり坂」
かつて旦那衆がこの坂を通って茶屋へ。
金沢市民どんだけ茶屋好きか。

近江町市場のはじっこの回転寿司へ。
にし茶屋街のご主人に
お寿司食べるんなら
海鮮丼とか東京資本の店行かんで
地元の商人が昔からやってる
この店へ行くようにと言われたので。
隣に座った方は何十年も通ってる常連さん。
握りたてで美味しいのどくろが最高！
にし茶屋のご主人、ありがとう( ｀ー´)ノ

このあと
小松空港から羽田経由で札幌へ無事帰る。
おしまい。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2017/01/16 06:36:26

  お茶屋のご主人

  satopi39さん
  
  遅なりましたが、明けましておめでとうございます。今年1年、事故も病気にもあわないように旅されてください。そう言う私は2週間前位からもしかして潰瘍？
  
  お茶屋のご主人の話、おもしろかった！　どんな顔で話されたか想像したらおかしいですわ。　金沢はうちの弟が大学院生の時におった街ですが、個人的には行ったことがないのです（仕事ではなんどか）　もし、行ったら必ずウルトラマン、いや、ウルトラマリンみてきますわ。
  
  　大将

  さとぴ。さん からの返信 2017/01/16 11:03:08

  RE: お茶屋のご主人

  大将さま
  
  ご挨拶遅れましたが
  新年あけましておめでとうございます。
  今年もよろしくお願い致します。
  
  ウルトラマリンは
  兼六園の成巽閣にある群青の間ってゆーのが
  有名らしいのですが行けなかったので、にし茶屋街へ。
  ご主人の話が終わるまで見学出来ませんので
  時間にゆとりを持って行かれてください。
  
  お体大丈夫ですか。
  無理せずにお大事になさってください。
  
  satopi39