2016/11/24 - 2016/11/25
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αρκαδια(アルカディア)さん
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2016年11月24日、東京には54年ぶりとなる11月の雪が降りました。
そんな日に、桜エビを食べるため、箱根を抜けて由比に向かいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
-
2016年11月24日の午後、由比の桜エビを食べるためにクルマを静岡に向けて走らせていた。
平日だけど、朝から降った雪の影響か道路は空いていて、いつも混んでいる戸塚の国道1号線も、藤沢バイパスも、なんの障害もなくスイスイ。
茅ヶ崎から国道134号線へ移り、海岸伝いに西へ。
西湘バイパスも空いていた。 -
そして、箱根を越えるために入った箱根新道で最初の障壁にぶつかる。
関東の人はご存知の通り、箱根新道というのは箱根を越える国道1号線の元有料バイパスで、今は無料道路だ。
一般道で神奈川から静岡方面に抜けるには、この道路が一番近い。
しかし、私が箱根の麓に辿り着く1時間ほど前に、この道路で事故があったらしく、麓から山頂の箱根峠まで全線で通行止め。
旧料金所跡地の辺りで、国土交通省の車が来て、反対方向へと車を誘導していた。 -
箱根の麓の小田原から、箱根の山を越える主なルートは3つ、前述の箱根新道、それから、旧道の国道1号線、さらに有料道路の箱根ターンパイク、この3つは全線センターラインのある比較的道幅のある道路だ。
しかし、前述の通り箱根新道は通行止め、箱根ターンパイクは朝から早々に通行止めだった。
普通なら旧道の国道1号線を使うのだが、新道もターンパイクも通行止めである以上、ほとんどの車が国道1号線に向かうはずで、交通量が増えるのは必至だ。 -
そこで選んだのが「旧東海道」と呼ばれる、県道732号線。
この道路、江戸時代の東海道にもっとも沿った箱根越えルートで、箱根湯本の温泉街の裏を抜けて、箱根へと登って行く。
しかし道幅は狭く、所々センターラインもない。
箱根越え主要3ルートに対して、第4のルートとも言える。 -
路肩には今朝から降った雪が、10~15cmほど積もっている。
さすが、第4のルートだけあって交通慮は少なく、箱根越え向けて快調に坂を登っていた。 -
この旧東海道、約11Kmの長さがあるのだが、ちょうど行程の7割ほど進んだところに、つづら折りしながら、箱根新道と立体交差を繰り返し、急坂を登っていく憂鬱な場所がある。
その場所で、2回目の問題が起こった。
つづら折りのカーブを6回曲がった辺りだろうか、突然目の前に渋滞の列が現れ、車のがれが停まった。 -
私はすぐさま、その場に車を置いて、徒歩で坂を登った。
道路の本線上の真ん中に、車を放置して歩いて行ってしまって良いのか?
と思う人が居るかも知れないが、スバリ『いいんです!』。
前も動かないんだから、そこに私の車が駐停車してあろうが無かろうが、これ以上邪魔になりようがない。
それよりは、この動かない渋滞の原因を見に行かなくては!
雪の峠道、この状況からすると渋滞の先頭では、事故が起きているか、または滑って登れない車が立ち往生しているか、どっちかだ。
対向車線の雪の無いところを歩いて前に進んで行くと、私の車の先10台くらいの位置で、トラックが停まっていた。
15mほどバックすれば、対向車線にブレーキが効かなくなった時に突っ込む「緊急待避所」がある。
そこまでバックで坂を下れないかトラックの運転手さんに訊いてみる。
ところが、もう、前にも後ろにも数センチも進めないということ。 -
こういった、天候による道路の障害時に、一番やっては行けないことは「待つこと」、長くその場に滞留することだ。
何故なら、待っていると確実に次の災害がやって来る。
今回はもう小降りになっていたが、雪が降り続いていれば、動ける車も動けないほど積雪することもあるし、対向車が絡んで事故が起きれば、上下線とも渋滞になり前にも後ろにも動けなくなる。
このトラックのすぐ後ろでは、道路中央に積もった雪を足で掘って、Uターン路を作ろうとしているグループも居た。
それで正しいと思う。 -
今回私は、珍しくというか、こんな時期なのにスタッドレスタイヤを履いていた。
しかも、昨夜の会社での雨・雪対策に、たまたま長靴も持っていた。
この区間はセンターラインに低いポールが立っていて、道幅も広い。
なので、中央に積もった雪の幅も広い。
広い代わりに、あまり踏まれたり寄せられたりしていない分、積雪の高さは低く、また雪も柔らかいはずだ。
長靴でセンターの雪を蹴散らしてみた。
思ったより柔らかく、高さも10cmちょっとしかない。
これなら4WDの車で踏んで、通路を作れば他の車も通れるんじゃないか?
渋滞後尾から自分の車を動かして、何度かセンターの雪を踏み対向車線に出た。
(先で対向車線を止めていないが、大丈夫だろうか・・・?)
そのままノロノロと対向車線を進み、立ち往生したトラックの前で、自車線に戻る路を作った。 -
立ち往生に巻き込まれた他のドライバーと話し合い、冬タイヤを着けている車だけを今の対向車線通路から通して、ノーマルタイヤの人にはUターンを促すことにした。
対向車を止める交通整理は、原因となったトラックのドライバーにお願いし、最後の車が通過を確認してから、対向車を流すように言った。
トラックのさきは、一ヶ所だけ倒木があったが、道路を塞ぐほどではなく、また、路面の雪も冬タイヤなら問題なく通れるレベルだった。
畑宿に抜け、芦ノ湖畔を通り、箱根峠へ。
こうして、思わぬ11月の雪に見舞われた「箱根越え」は終わった。
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