きときとじゃないキト

2016/10/22 - 2016/10/29

初めての南米訪問はエクアドルの首都キト。きときと（富山弁で新鮮な魚介の形容詞）とは正反対の、歴史ある世界遺産の町並みを歩きまわりました。空気が薄いのと排ガスが濃いのでちょっと頭が痛くなった以外は、すてきな町歩きを楽しむことができました。

エリア キト(エクアドル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

毎度おなじみ成田空港ANAラウンジからスタート。お。今回は飲み物が赤くない。アルコール自粛中。ってのは嘘でこのあと普通に切り替えたのですが、写真を撮り忘れただけ。

成田空港第1ターミナル 空港

５６番ゲートから搭乗です。ヒューストンで乗り換えて、キトにつくのは二十四時間以上先という長い旅の始まり。

今回もおなじみのB777-300ERにお世話になります。ANA最長飛行時間の路線だとのこと、頑張って飛んでくださいね。

ユナイテッドで買った切符ですが、ANAのスーパーフライヤーの権利を利用して、プレミアムエコノミークラスをゲット！

プレミアムエコノミー、テーブルが少し広いのがよいですね。あとノイズキャンセラー付きのヘッドホンもGoo!

トリプルセブンの長い主翼、頼もしいです。乱気流の時はぐわんぐわんたわんでちょっと心配になるんですけどね^^;;;。「揺れましても飛行の安全にはまっっっっっったく影響ありません。」信用してますよー。

夜が明けました。１２時間以上の長いフライト、「シン・ゴジラ」２回も見ちゃいましたwww

ヒューストンで7時間の乗り換えののち、小さな737-800でキトまで5時間のフライト、まだまだ先はながいぞ。

ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル ヒューストン国際空港 (IAH) 空港

うわぁ狭い。ユナイテッド国内線仕様の飛行機だこれ。がまんの5時間。隣の席が空いているのが救い。

狭い機内の唯一の楽しみ、機内食の時間です。UAの機内食は、パスタを選ぶと比較的おいしい。

キト空港に着きました。でもまだ帰途にはつきません（失礼）。
富山きときと空港の半分くらいの規模かなとおもっていましたがなんなん（富山弁）、さすがに首都の空港なので夜１１時過ぎというのに各国からのフライトで賑わってますねー。
でも、コンパクトな空港なので、到着後の入国審査はとてもスムーズ、聞き取りやすい英語を話す審査官さんと二言三言話しただけで入国完了。預け荷物はないのでそのまま税関へ。税関チェックは結構長い列でしたが、なぜか抽選（？）で横道から出してもらうことができました。どういうシステムなのだろう？？？？

ホテルまではタクシーで。タクシー乗り場に行くとベストを着た係員さんがいたので声をかけると、こちらも綺麗な英語でどこのホテルか聞いてくれて客待ちのタクシーに取り次いでくれて料金も教えてくれました。キト市街までは一律２５ドルの模様。

空港からキト市街までは峠を越える必要があります。深夜の峠道をガンガン攻めるタクシーで、３０分ほどでホテルに着きました。あ、いや、そんなに急いでないんですけど。

宿はホテルフィンランディア、訪問先の大学がとってくれたのですが、新しくて清潔で快適でした。シングルルームでお願いしたのですが、なぜかエクストラベッドまで用意されてました。別に構わないけど。

ホテルの無料の朝食。とてもおいしい。
カフェテリア方式で好きなものを取ってくるシステムですが、左の皿に乗っけた何かの葉っぱの中に何かが包まれてるの（２種類）が謎な食べ物でしたが味はOK!

用事先の大学からの迎えの車が来るまでの間、ホテルの周囲を散策してみました。ここはQuicentroというショッピングセンター。無料Wi-Fiもとんでて、（ポケストップもあってw）、よいところです。

新市街の真ん中にある広大な公園パルケ・ラ・カロリーナ。市民の憩いの場になっているようで、日曜日のこの日、昼に向かってじゃんじゃか人が集まってきてました。この写真は１０時頃撮影したのでまだあまり人がいない。

おひる。お腹が空いたのでQuicentroショッピングセンターに戻ってフードコートで昼食。超不倫(Chaufarin)とやらをいただきました。飲み物とセットで4.99USD。首都の真ん中でこの値段。物価が安いのはいいですね。

ところで、エクアドルは現在独自の通貨を持たず、USドルが唯一の通貨です。両替の心配がいらないのはうれしいですね。

食事も終わり、お迎えの車が来たので大学へ向かいます。
こんな山道を2時間ちょっとぶっ飛ばして行きます。
エクアドルの運転手さん、みんな運転大好きなのか、峠を攻める攻める。隙があれば前の車を追い越す。ブラインドカーブでも追い越す。ひゃっほぉーぅ。

インバブラ山が見えてきました。目的地も近いのかな？

途中イバラの街中で見かけたスクールバス。あとで書き足した日野のマークついてるけど随分と日野っぽくないデザインですな。

イバラ 散歩・街歩き

大学に着きました。まだまだ作りかけの大学です。でももう学生もいる。

遠くにインバブラを望む雄大な景色のキャンパス。エクアドルでもトップクラスの学生が集まる大学ができつつあります。優秀な学生が、こういう環境で学ぶことで、国を支える人材に育ってゆくのだと思います。

学食の朝ごはん、5.99USD。エクアドルの物価と比べると高いぞ。学生には辛い価格だ要改善。あとスクランブルエッグが超しょっぱい。

この大学は、１０年前までさとうきびの農園だったところを修復して使ってるそうです。スペイン風の庭園もそのまま残ってる。

イバラの街におりてディナー。すごい肉。うまいけど多い食べきれませんごめんなさい。

標高が高いので、とにかく空が青いのです。

大学での用事が終わったのでキトへまた送っていただきます。丘の上に住宅地。

またもやカロリーナ公園。ここを目印に１日キトの街を散策することにします。

トロリーバス（どこまで乗っても25セント!）に乗って旧市街に来ました。遠くにパネシージョの丘が見えます。

バシリカ聖堂。これから左側の塔に登ってみます。

ボート ナシオナル聖堂 寺院・教会

塔に登るには2ドル払う必要があります。
「地球の歩き方」には聖堂への入場は無料と書いてありましたが、最近変わって聖堂へ入るのにも別途2ドルとられる様です。私は今回は塔の方だけにしました。

中程の展望台から。遠方に
この日はエレベータが点検中（故障中？修理中？）で使えなかったので、階段を歩いて登る必要があります。空気が薄いので結構きつい。

エクアドルと言うだけあって赤道直下の国なので、昼には太陽が真上に来ます。しかも空気薄いので紫外線ばんばん。おでこ、焼けまくりました。帽子を買ったときにはもう手遅れ。汚らしく皮がむけ始めました。エクアドルを訪れる皆さん、帽子の準備は忘れずに！あとサングラス。

高いところから聖堂を見下ろします。そして、その「上」まで登って、

ドームの屋根の中を渡り、その先の梯子を登ります。高所恐怖症のひとにはきびしいかも。
でも、こんなのなんてことない、ということがこのあとわかります！

そしてさらにこの梯子を登るのです。こわーい！
わたしは高いところそれほど苦手ではないのですが、登るのにかなり覚悟が必要でした。とうさん、かあさん、妻よ、息子よ、いままでの人生たのしかったよ〜^^;;;

勇気を出して梯子を上った人だけが味わえる、この景色。すばらしいのひとこと。

３６０度、キトの景色が楽しめます。

RICOH Thetaのリトルプラネットモードで加工するとこうなります v^-^v

す・ご・い・で・す・ね。

パイプオルガンも立派。

バジリカ教会をあとに、中心部へ向かいます。

屋根の上からわんこがしきりに通行人を威嚇しています(笑)

Centro Cultural Metropolitanoに迷い込みました。図書館と美術館と教会がまぜこぜになってるのかな？この建物。

アルベルト メナ カアマーニョ美術 歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

お腹が空いたので、その中庭にあるカフェでお昼ご飯。
ローカルビールとシーザーサラダ。
これだけでも結構お腹がふくれたのですが、

メインディッシュもたのんでいました。もうおなかいっぱい。幸せ。さすがにこれだけ食べると24ドルほどしましたが、アメリカだと40ドルコースだと思うので、お財布には優しいですな。

Museo de Arte Precolombino Casa del Alabadoに来ました。
印象的な中庭を囲むたくさんの部屋が展示室になっています。

アラバドの家／プレコロンビア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

説明。（ちゃんと読んでない...）

あざらし？いるか？

りす。

別の中庭にはいちじく。

さらに別の中庭はカフェになってます。

博物館をあとに、さらに街を歩いて行きます。

キトのハト。

独立記念公園はすごい人、日陰に座って休憩できそうなところは全部埋まってました。
おまわりさんはセグウェイで。たのしそう。

空気が薄いのと、排ガスがきびしいのとで、頭痛がする様になってきたので、旧市街は離れることにします。
キトの街中には電車は走っていないのですが、バスが専用軌道を走っていて、バス停も電車の駅みたいに改札があるしっかりした作りになってます。

民芸品ショップでお土産を買って（写真撮り忘れました）、タクシーを拾って空港へ。
流しのタクシーがたくさん徘徊しているので、簡単に捕まえることができます。できるだけ綺麗そうなタクシーをつかまえて、「あえるぷえると、くあんてこすてす？」「べんてぃちんこ」とのことで、来た時と同じ値段で帰れそうです。
やはり峠をガンガン攻めてくれて、夕方でも４０分ほどで空港に着きました。途中有料道路代（？）とのことで1ドル出しましたが、都合２６ドルで到着、リーズナブルですね。細かいお金がちょうどしかなかったのでチップはあげられませんでした。ごめんなさい。

頭が痛くて、早めに空港に来たので、ユナイテッド航空のカウンターがあくまで4時間ほど、空港内のショッピングセンターのカフェでグダグダした後チェックイン、エクアドル最後の食事は例のごとくラウンジでおつまみとビール。いただきます。

エクアドルさんさようなら。とても居心地の良い国でした。また来るね。（実は２ヶ月後にすでに予定が入っていたりするのでした）

ヒューストンから日本へ連れて帰ってくれるのは左のBB-8号!
マスターヨーダが乗ってました（らしい。わたしが爆睡してる間に回ってたそうです）

ジョージ ブッシュ インターコンチネンタル ヒューストン国際空港 (IAH) 空港

帰りの便はあいにくプレミアムエコノミーは満席でアップグレードできなかったのですが、BB-8号はいままでの７７７よりもエコノミーのシートが広く、しかも隣が空席だったので快適なフライトを楽しめました。

そして成田に到着。おつかれさまでした。

成田空港第1ターミナル 空港