九年庵（くねんあん）　佐賀・紅葉と庭一面に広がる緑の苔のコントラスが鮮やか

2016/11/20 - 2016/11/20

九年庵（佐賀県）
元来　九年庵とは現別邸の西北端に建てられていた14坪の茶室の事をいい
また　九年庵とはこの庭園が９年の歳月を費やして築造された事に
由来するものだそうです。

邸宅～
庭の木々は　あでやかに紅葉していて　
様々な色合いの木々と足元の深い緑の苔とのコントラスト
目を見張るものがありました。

入母屋葦葺の屋根に杉腰張りの土壁
竹格子の連小窓や真竹用いた周りの濡縁など
野趣に富む外観を持ち、材質、色感、意匠、構造など
すべてに細心かつ充分なぎんみが加えられた茶室と書院の様式の
数寄屋建築です。

エリア 吉野ヶ里(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

国の名勝「九年庵」一般公開

佐賀の大実業家・伊丹弥太郎さんが
明治２５年に造った別荘と

明治３３年から９年の歳月をかけて築いた６８００㎡の庭園

毎年　紅葉の時期に９日間　
一般公開されます。

約６０種（約７００本）
つつじ類２６５本
モミジ類１３４本
他

色鮮やかに染まった

九年庵の紅葉真っ盛り★

苔類４０種
（ウマスギゴケ、ホソバオゴケ、カガミゴケ）

自然をあるがままの姿で活かし
水のあるところ　水を使う

茶堂の奥儀をその心として
庭木　庭石の一つ一つを吟味して
納得いくまで組変えを命じ完成させたそうです。

秋が深まると
九年庵の深紅の紅葉につつまれます。

秋は９日間だけの　プレミアな公開です。

苔むした庭は風情があり～。

土壁　竹格子の連小窓や　真竹を用いた周りの濡縁など

野趣に富む外観を持ち　
材質　色感　意匠　構造などのすべてに
細心かつ充分な吟味が加えられた茶室と

書院の格式を折衷した
近世和室の　数寄屋建築である。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2016/11/24 12:42:56

  穏やかな秋色

  こんにちは、nadeshiko28さん
  
  小さな茶室から見るオレンジ色や赤の世界。
  黄色や緑も相成って、素敵なグラデーションですね〜
  優しい色合いの風景で、
  穏やかな秋を感じます。
  
  こういう風景の中では、のんびり縁側に座って
  おまんじゅうでも食べたくなりますね〜(笑)
  
  　　たらよろ

  nadeshiko28さん からの返信 2016/11/25 08:12:13

  RE: 穏やかな秋色

  　たらよろ様　おはようございます。
  書き込みありがとうございます。
  
  > 小さな茶室から見るオレンジ色や赤の世界。
  > 黄色や緑も相成って、素敵なグラデーションですね〜
  > 優しい色合いの風景で、
  > 穏やかな秋を感じます。
  ありがとうございます(*^^*)
  
  > こういう風景の中では、のんびり縁側に座って
  > おまんじゅうでも食べたくなりますね〜(笑)
  
  本当にそうですね.。o○
  4〜5年前に京都の東福寺にお邪魔した時
  近くのお寺さんだったか　
  
  庭とお座敷を開放していて
  お抹茶と　モミジの和菓子を頂き
  しばらくボーっとしてました(笑)
  そんなときが一番ストレス開放になり　やすらぎますネ^^
  
  ありがとうございました。