Hybrid Tokyo Fall,2016 ー 虎ノ門・愛宕起点の懐かしくも新しい秋の東京散歩　vol.2

2016/11/01 - 2016/11/03

友人Mさんとの旅と言えば海外旅行がお約束ですが、今回諸事情からMさんと初の国内旅決行！彼女の希望で旅先は東京です。私は本当はソウルが良かったんですが、BIGBANGの東京ドームツアーのチケットが当たったら東京もええかなー、とOKしちゃった。結果的にはチケット当たらず・・まぁ、下調べもすすんでいることだし東京観光でもする～？ってことで・・・

vol.2では、秋を愉しむ新旧Hybrid Tokyo旅ってことで、築地で朝食からの上野で印象派絵画の芸術に触れ、青山でのランチの後台湾茶ぶっこんで・・・２日目も盛りだくさんな神戸人的視点東京観光！

関連旅行記はこちらからどうぞ↓
vol.1 http://4travel.jp/travelogue/11186627

エリア 新橋(東京)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ

２日目
おはようございます

ホテルの朝食は付けておらず、朝9時虎ノ門ヒルズ３階にあるカフェへやってきました
Mさんのリサーチ力さすが！

虎ノ門ヒルズ 名所・史跡

白衣を着た綺麗なお姉さんがバリスタ

この日は休日にて、出社するサラリーマン極少
（カフェの向かいがオフィスビルの入館ゲート）

おしゃれな空間で

カフェイン補充

実はこの日、気温10度まで下がった朝でした
持って着た洋服をありったけ重ね着

絶品ではないけれど、美味しいラテでした

さて、ラテで胃を満たした後、私の提案で朝食を取ろうとやって来たのは築地
私、東京へ来るとなぜか築地来たくなるんです

築地駅 駅

曇天

さむー

場外のお店を目指してトコトコ

築地場外市場 名所・史跡

ここです
前回来たかったけど、お休みだった場外の定食屋さん

手前の網で鯖とか焼いていた匂いが全くもってソウルの焼き魚横丁を彷彿とさせ、ロックオンされたお店。念願の朝食でーす！

鈴木水産 グルメ・レストラン

あまのじゃくで江戸っ子、切り返しの鋭いおじさんと互角に戦いながら（関西人の意地）、数ヶ月所望していた当初の焼き魚ではなく刺身定食に落ち着いたNecoです・・・
意志が弱い私

Mさんも書いておられましたが、ここのご飯が美味しい

1200円

魚は正直どこでも食べられるレベルですが、新鮮さは何にも勝る、ですね
後、旅行中のお食事は、純粋に味だけでもなく場所や選んだ経緯、その時の天気や誰と行ったかなど全ての要素が食事の体験の評価を左右する、ですよね

そういう意味で、100点満点の朝食でした
Mさん付き合ってくれてありがとう～

場外うろうろ

中華系の人たち多いのかと思いきや、東南アジア系（タイやフィリピン）の旅行者も多いんですね。みんな買い喰いしながら楽しそうだぜ！

自転車も旧式ですが現役

ここは私にとっても海外同然
珍しいものに目を奪われます

きれいなお豆！
今、写真見ながら買わなかったことを後悔

活気ある商店街
客８割外人

私がイメージする日本の商店の正しい姿

そんな築地場外散策もサクッと終えて、今日の本丸上野駅到着です！

隣接のスタバでピーチネクタリンティー（ホイップ抜き）を流し込み、紅茶でカフェイン補充の後は上野公園へ向けて歩きます

寒々しい天候ですが、

ワクワク

ついたー

東京の秋、大人の社会見学からの芸術鑑賞を目的とした今回の旅

私もMさんも好きな印象派の美術展へ

上野の森美術館 美術館・博物館

作品数52点と書いてあって「なーんだ結構少なめ」と思っていたけど、
いやはやどうして印象派のモネ、ルノワール、ゴッホから始まりキュビズムのピカソまで、そしてドイツとフランスの20世紀絵画までバランスよく網羅されていて、初心者にも分かりやすい構成です。

アメリカの自動車産業が盛んだった19世紀末、多くの絵画は大西洋を渡りアメリカの産業都市デトロイトで市の美術館に保管され多くの美術ファンに愛されてきたそう。そして2013年のデトロイト市財政破綻からの絵の売却の危機、市民団体の保存活動や寄付のお陰で存続が決まり、晴れて歴史あるこの美術展は日本で目下興行中！

コントリビューションでガチャしました

当たった缶バッジ

ルノワールの「裸婦」・・・

ここ切り取る～？笑

隣の子どもさんが当てたのは「山」

よりはいいか・・・

絵画鑑賞を楽しんだ後は、

文化遺産となった「る、コルビジェ」

の建築を愛でる

この建築にこの曇天が異様にマッチしてる件

国立西洋美術館 美術館・博物館

ほうほう

ふーむ

あまりにも周辺の環境に調和取れすぎていて地味ではありますが、
そもそもコンクリート建築でこんなに調和しちゃうこの角ばった箱を作るなんて、
コルビジェさんさすがです

建築は好きですが、あまり造詣が深くないので雑な感想を述べてしまってすみません

そろそろ空腹っつーことで、散歩も兼ねて湯島天神の駅まで歩く決意

上野恩賜公園 公園・植物園

はい、水辺に出てきました
周辺はポケGOしてる人率高い、首都東京の癒しの水辺であります

都会のオアシス散策

秋が深まり、空気感がフランスかと思えなくもない湖畔

東京は、歩いて見て回ってなんぼの街だとつくづく思う

神戸から600Km

ここは私にとって十分異国

気持ち良い寒空の散策を終えて、地下鉄で青山、表参道へ！

Mさんが今回とても楽しみにしていたハンバーガーショップ

この行列・・・

東京は実際大した店でなくても「人気だよ」とかいう口コミで、並んででも旬なうちにとにかく食べてみようってな食文化だと思う　これは首都江戸っ子の流行り物敏感気質なんじゃないかと

関西人の私は東京で並ぶ名店を信用してませんが・・・

シェイクシャック 外苑いちょう並木 グルメ・レストラン

失意のどん底にいるMさんと、翌日のリベンジを誓い、どっか入ろうということでこちらへ移動　同じく外苑イチョウ並木通りにあります

パンも売ってるこちらのカフェ
神戸でゆうと「セントラル」的な

オリーブオイルで食べるフォカッチャ
お腹空いててパンおかわり

メインはポークロインの香草なんちゃら、レンティスバルサミコ風味

見た目も味もgr8！！！

スープとドリンク付きでパン食べ放題

1500円

たらふく食べて満腹なのに、表参道散歩がてら立ち寄った

私のお気に入り　「GONG CHA　貢茶」

ゴンチャ 原宿表参道店 グルメ・レストラン

阿里山ウーロンミルクティの仙草ゼリー入り　ホット

「あったかいのも美味しいのか？」
「ゼリー溶けないのか？」と心配してお兄さんに聞いてしまった

結果、アイスの方が好きだけどホットもイケる
何せ、外は寒空
他に選択肢なし

さて、ゴンチャで休憩したのち表参道ヒルズのリモワを冷やかし（いつも同じことをするMさんとNeco）、青山のお店巡りへ

Mさんのアンテナの高さにはいつも脱帽
住宅街に一角にこんなお店

サマーバード オーガニック グルメ・レストラン

ズラーっと！

メレンゲ入りのチョコらしいです

見た目がなんともフレンチぽくていいと思ったのに、店員さん曰くこちらはデンマークのお店らしい。「デンマーク？」
知ってること少なすぎて「へぇー」ってなった2人・・・笑

美味しそうだけど

見てるだけで満腹

甘そう～

Mさんは大きいの２つ買ってました
一粒
600円也

おおおー

セレブなオーガニックチョコ店を後にして、こちらは私もしってる
Nicolai Bergmann Boutique in 青山５丁目

デンマークのフローリストさんのお店

今、人気ですよね
フォーシーズンズ京都の館内デコも担当されている

Nicolai Bergmann Sumu 専門店

お花のディスプレイが見たくて中に入ってみることに

有名なニコライさんのブーケ

絶妙なバランスが彼独特のセンスで大人気

店内は落ち着いた大人の雰囲気

ポットブーケも素敵

美味しそう

ブーケもいいけど私はおそらく、こうゆうナチュラル系が好み

色が目に飛び込んできて心地いい

これも素敵

和とも洋ともアジアンともいう

ニコライさん　男前

「まだ独身」と、Mさん情報

そゆとこ押さえてるの、Mさんらしい

っざーっと流してお次の目的地はこちら

ブルーボトルコーヒー青山 グルメ・レストラン

今回はごんちゃが溜まってるのでコーヒーは飲まず、豆だけ買いました

私はthree africans 1500円/200g　強気

でも、美味しい

ところでコーヒーのハンパー、今日みたいな寒空で湖畔でコーヒー立ててブレイクとか憧れるな。おしゃれグッズ要らないけど、そうゆう楽しみもありかと

ブルーボトルコーヒーの隣に自由大学

沢山の学生ぽい人たちが長テーブル囲んでた

ケーキ類でも群を抜いて興味ないタルト
でも、上のフルーツは美味しそう
じゃぁ、フルーツだけ食べればいいやん

という自問自答を繰り返して未だ食べたことはないタルトの名店

キル フェ ボン 青山 グルメ・レストラン

かどの花屋さん
都会のオアシス

Mさんの青山散策の最後の目的地はサニーヒルズ

サニーヒルズ 専門店

隈研吾さんの建築

東京オリンピックの国立競技場のデザインに選ばれる前から十分有名な彼のおもしろ組み木アート　

とにかく、何が悲しいって臨時の工事のため今日までお休み・・・

ウギャーッ！！！（パイナップルケーキと美味しい烏龍茶を楽しみにしていた反動）

甘いので大好きじゃないけど、、東京でちょこっと台湾を感じたかった

悲しみに暮れて、サニーヒルズを後にします

ぐるっと六本木を回って歩いて麻布方面へ

新旧入り混じる東京

これが私の感じる「東京」の魅力

東京タワー見えてきた

まだ5時前で点灯してません

麻布台のこちらが目的地

前にもきたことのあるフランスのぱん屋さん

メゾン ランドゥメンヌ 麻布台 グルメ・レストラン

前にもお話ししましたか・・・神戸で１年通ったパン教室の先生はパリにあるこちらの本店で修行され、３号店店長までされていたお方。そのご縁でこちらにお店があることを教えてきただき昨年一度来ました。

Mさんも無類のパン好き
喜んでくれるかと

7時半で閉店だそうです
夕方6時半、静かな店内

私はカフェインで胃腸がおかしいのでアイスのハーブティとフラン

このフランが絶品
気取らぬ味
これがパン屋さんのフラン

帰り道、東京タワーのライトアップがキュートすぎて

さすが「東京」
シャレオツさがずば抜けてる

神戸のポートタワーとはえらい違う

東京タワー 名所・史跡

大通りから見えた路地
住宅街かな
忙しい街でも一つ角を曲がって路地に入れば
その奥に人々の生活がある

どこでもきっと同じなのに異国「東京」ではなおさら感じる　そうゆうの

麻布台からそんなにホテルが離れていないことと、街歩きにハマった2人は歩いてホテルまで帰ることに

帰り道、国道１号線を神屋町駅方面へ向かう途上でこだわり系のコーヒーショップ発見
（表参道店ではない）

人はいなさそう
なんだろ、ちょっと見てみたい
とガラス張りの壁に近づいたら
うぃーんって、壁だと思っていたガラス扉が開いて驚く！！
「いらっしゃいませ」
中に居てはったアニキにもその時初めて気づきさらにビビる

猿田彦珈琲 表参道店 グルメ・レストラン

私「す、すみません、扉って知らなくてびっくりしたー！」
主人「いえいえ、いいんですよ。それよりこんな地味にやってる珈琲店にこんな時間にいらっしゃるなんてお客さんとはきっとご縁があるんでしょうねぇ。普通誰も気づきませんよ」
気づかないってまるで幽霊みたい・・・（ゾワッ）

宮沢賢治のなんとかとゆう物語の冒頭に登場しそうな、なんとも掴みどころのないここの雇われ？ご主人

それからMさんもやって来て３人で珈琲談義数分
ここではオフレコですが、まぁまぁすごいセレブの秘密まで教えてくれて、なかなかどうして奥の深いこちらのお店。ちなみにこの店、忍者屋敷です。
興味のある方は行ってみてほしい

私もMさんも珈琲ドリップパック購入
（私は次の台湾旅でお世話になるミンにも買いました）

ご主人、またお会いする日まで

東京でも素敵な出会いに感謝して

最後に東京タワーをもう一度

疲れて倒れこむ2人

部屋は綺麗になってました
このホテル居心地よし

東京虎ノ門東急REIホテル 宿・ホテル

パン屋さんでお腹は満足

出掛けるのも怠くなって東京２日目の夜、まさかのコンビニ飯

一応ナチュラルローソンでお買い物
ちょっとヘルシーな夜食
①太平燕
②ひじきのサラダ柚子風味
③亜麻仁入り７穀むすび

そのコンビニで「探偵ナイトスクープ」の北野誠さんに遭遇　Mさんとぶつかった誠さん「あっ、すみません」とMさんの声かけに「いえいえ、大丈夫ですよ　こちらこそすみません」と一見激フツーなようであるが東京ではなかなか聞けない言葉のキャッチボールが成立したことに私は驚いた。

東京では、都心のいわゆるローカルじゃないエリアで人とぶつかったりするとサラリーマン、女性、学生しかり、だいたい私から「あっ、すみませんっ」て謝ったりしても「謝るようなことでもないよ」という優しいオーラを出してはいるが目線も合わせず向こうからの発語もなく立ち去られることが多い、気がする。人と人の潜在的距離が遠い、それが田舎もん神戸人の東京に対するイメージ。もちろん、下町では相当ディープな関わりも体験できる、それも江戸気質の残る東京ならでは。

つまり、東京は新旧混ざり合って文化醸成中

そんなコンビニでの一コマから、異国「東京」を感じ、どうでもいいことをポツポツ思うNecoです。（ちなみに北野誠さんは大阪出身だから、キャッチボール得意系）

そしてゆったりバブのお風呂に浸かり、東京旅２日目終了