2010/09/20 - 2010/09/21
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orangeさん
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一度は見てみたいと願っていた ”鷹の渡り”のシーズン到来とてwebで
伊良湖岬の民宿を予約しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
新大阪から豊橋まで新幹線 ”ひかり ”を利用し豊橋に向かいます。
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、豊橋から伊良湖へはバスで1時間半かかります。
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幸い雨も上がりました。期待が膨らみます。
-
黄金の稲穂が揺れる三河平野の田園風景に癒されながら着いたのは
"恋路が浜 "停留所でした。 -
大きな双眼鏡を構えた人が左手の山の方を注目しているようだったので
「今日は飛びますか?」と声をかけると
「風がこれだけきついと駄目かもね~」「明日が勝負かな~」との返事でした。 -
遥か右手には かの小説の舞台となった”神島”が望めます。
-
-
宿の直ぐ傍の砂浜は三河国定公園です。渚百選・白砂青松の美しい砂浜は
歩くとサクサク心地よく、打ち寄せる波音に心が奪われます。 -
太平洋の波を切って大型船が次々と港へ入って行きます。
-
暮れなずむ浜辺では恋人達が鐘をついています。フェンスにはびっしりと
愛の証の鍵がかかっていて浜風にカタカタと音を立てています。 -
宿の夕食は勿論食べきれないほどの鮮な海の幸が山と出されました。大きな
アサリの酒蒸しがたまらない美味しさでした。岩牡蠣も名物だそうです。
朝の5時半に起きて浜に出てみると既に車がずらっと並んでいます。 -
渡りを待つ間、後部座席のドアーを跳ね上げて椅子など出して新聞を読む
人、朝食を食べる人、望遠レンズをセットしながら仲間と情報交換をする人
様々です。 -
昨日親しくなった観察暦20年の小父さんが
静岡辺りの情報提供者とやり取りしているらしく「今朝静岡を300羽
ほど飛んで行ったからその内伊良湖の方へ行くだろう」などと。。。 -
あの東の方に見える岬からやって来るようです。
-
岬の東方に曙光がさしてきました。突如小型の鳥達がサーッと頭上を掠めて
飛んで行きました。「ほらあれは燕やで}「こっちは白セキレイや」と指差して教
えてくれますが肉眼では判別できずあっという間でした。 -
此処から台湾~フィリッピン辺りまで海際を休み休み渡って行くのだとか。
9月25日にはサシバが184、その他10羽余りと記録があり10月上旬
がピークかもと宿の人は言っていました。鷹の目はずっと先まで見通せるの
で今日晴れていても明日の気象条件が良くないと途中で羽を休めることもあ
るそうです。 -
ちょっと途切れたので一旦宿に戻り朝食もそこそこに再び浜に出てみますが、
なかなか続きが現れません。 -
じっと目をこらし北の空を見上げた首を東の方に廻らします。
-
3時間ほど待ったでしょうか周囲から歓声が湧き上がり見上げれば悠然と
舞う鷹の姿!がありました!
「3羽かな?」「いやいや5羽はおるようや」「17羽いるようやで」と口々に喧しいこと。
大きな翼が青空に透けて見え怖いとはつゆ思わずなんて美しいのだろうと感
嘆しました。 -
鷹柱がたつほどの数は見られませんでしたが
今までにこんな体験は初めてです。
すっかりはまってしまったottoさんは「もう一晩泊まろうか?」
なんて言いだす程でしたが、明日は完全に雨らしくて諦めました。 -
渚百選のたて看板を読んだり
-
解説プレートを見たり
-
しながら、浜辺を逍遥することに...
-
道すがらツクツクボウシやハマコウを観察しました。
今度機会があれば鳥羽のほうから海を渡って来てみてもいいし、是非とも鷹
柱や天の川の様に群れて飛ぶ様を見たいと強く思いました -
午後1時半のバスが来るまで灯台を目指し浜辺を散策しました。
-
右手は鳥羽の方です。
-
海と反対側には..俳人の芭蕉が残した句碑も立っています。
”鷹一つ見つけてうれし伊良湖崎 "
その気持ちがほんとに良くわかります。
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