初めてのイギリス　レンタカーの旅　（３）　港町ウィットビー　ゲイカップルの可愛いB＆B

2005/05/30 - 2005/05/30

英国イングランド北東部、ノースヨークシャー州、北海に面する港町　ウィットビーWhitby。

この街は　657年、修道院の建立とともに誕生しました。

ノースヨークムーアズ国立公園の北東部に位置していて　7世紀創建のウィットビー修道院跡や、
ジェームズ＝クックが見習いとして働いていた大船主の家（現在はキャプテン＝クック博物館）、
そして作家ブラム＝ストーカーが ウィットビーの民話に登場する　ドラキュラ伯爵の話から　着想を得て
小説を　書いた事でも知られています。

ひょんな事で　ゲイカップル経営のＢ＆Ｂに　泊る事に・・・・

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
5/58 エディンバラ　
　　　↓　
ニューラナークNEW LANARK
　　　↓　
クレイドヴァレイCLYDE VALLEY　泊


5/59 クレイドバレイCLYDE VALLEY
　　　↓　
カーライルCarlisle
　　　↓　
ケズウィックKeswick
　　　↓　
ハヴァースウェイトHaverthwaite
　　　↓　
グラスミアGrasmere
　　　↓　
ウィンダミアWindermere泊


5/30 ウィンダミアWindermere
　　　↓　
ニアソーリーNear Sawrey
　　　↓　
ランカスターLancaster
　　　↓　
ウィンダミアWindermere　泊


5/31 ウィンダミアWindermere
　　　↓　
ハウズHawes
　　　↓　
スキップトンSkipton
　　　↓　
ハロゲイトHarrogate
　　　↓　
ヨークYork
　　　↓　
ウィットビーWhitby　泊


6/1 ウィットビーWhitby
　　　↓　
ダラム Durham
　　　↓　
ニューカッスルアポンタインNewcastle upon Tyne
　　　↓　
ロスバリー Rothbury　泊


6/2 ロスバリーRothbury
　　　↓　
ジェドバラJedburgh
　　　↓　
メルローズMelrose
　　　↓　
エディンバラ　泊


6/3 エディンバラ観光　泊

6/4 帰国　　　6/5 日本着

エリア ノース・ヨーク・ムーアズ国立公園周辺(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ノースヨークムーアナショナルパークを抜け 急な坂道をずんずん下って行くと
今までの　石造りや城壁に囲まれた村や町とは　全く雰囲気の異なる　
町並みが広がってきます。　

ウィットビーの港町です。　

寄木細工のような家並み、開放的な雰囲気の　魅力的な町。　

ヨークミュージアムの友人が　フィッシュ＆チップスの　有名店。
ウィットビーでは　此処が　ベスト！　と教えてくれた　
レストラン　Trenchers　に入ります。

順番待ちの　客の列に　20分並び　席に座ります。

味は　まぁ、こんなもんです。　でかいです。　
フライをひっくり返してみたら　お皿の底に　かなりのオイル。　
油切り、雑です。

1人分にしては　多すぎーー。

二つを５人でシェアして　調度の量を　イギリスの　若者たちは　もちろん
ご年配の方々　　一人前　平らげているのには　驚きました。　　

体に　悪いです。

今夜の　Ｂ＆Ｂが　どの辺にあるのか　分からず・・・・

宿泊先のＢ&Ｂが見つからず　
路地でコソッと タバコを持っていた　四人の少年達に　道を尋ねると　
一瞬たじろいたものの　自転車に乗り　全速力で坂を上りきり　
海に面した斜面に建った　そのＢ&Ｂに案内してくれました。

自転車で　前を走る　初年たち。

車を先導してくれます。

　

少年たちに　お礼を言い　黒飴の　キャンディをあげました。

とても　素晴らしいロケーションの　『CrescentHouseB&B』

ところが　間際のリコンファームを忘れていた為　予約は、取り消され　満室。

申し訳なさそうに　宿のオーナーが　すぐ近くの姪が経営する　
Ｂ＆Ｂを紹介してくださいましたが、このロケーションが　捨てきれず、
真隣のＢ&Ｂに　空室がないか尋ねて貰うと　３室空き　有り！

CresentＢ＆Ｂのオーナーが　言い難そうに
隣はちょっと変わってる、と言う。　

聞いてみると、どうも　ゲイらしい。　No problem、全く気にせず　
荷物をそれぞれの　部屋に運んでもらい　部屋からの　素敵な眺めに　
ホッと一息。

とても可愛く　飾り付けられたSeaViewGuestHouseＢ&Ｂ。

家の中は、細部に　趣向を凝らしていて　とても気持ち良い。　

ゲイのオーナー夫妻？が　親切で　和やかに迎えてくれて　
旅の疲れも癒される感じ。　

今日も一日　天候に恵まれましたが　夕方からは雲行きあやしく　
明日は　雨模様。

窓から見える　切ないほどの美景に　見とれながら、夜は更けて行きました。

バス。トイレ。　カワユイ・・・

朝です。 今日は６月１日。

窓ガラスの曇りをぬぐって外を眺めると　やはり雨。　
丘の上のウィットビーアビーへの階段を　人が上って行くのが見えます。　
　

朝食ルームに下りてみると　厨房からは　良い匂い・・・・

奥さん(ゲイです）が　まめまめしく　
私たちのイングリッシュ・ブレックファーストを　準備してくださいました。

奥のこれ、黒い奴、ブラッド・ソーセージ、　ブラック・プディング　とも言いますが　大の苦手。　これだけは　食べれません。匂いがダメ。

雨で　ちょっと憂鬱になる気持ちも　
フルーツたっぷりの 美味しい　朝食に　気分は　上々。　

御主人様　です。

奥様　です。

最初　泊るはずだった　Crecent House B&B　の　オーナー。

SeaViewGuestHouseＢ&Ｂの　ご夫妻。

両方のオーナー達に見送られ　川向こうの　今は廃墟になった13世紀の修道院ウィットビーアビーへ 向かいます。

写真の右側が泊まるはずだった　Crescent HouseＢ&Ｂの 入り口。　

左側　今回泊った　Sea View Guest HouseＢ&Ｂの入り口。　　

駐車場に停めて　傘をさし　199段の石段を登って行くと　
途中の木の下で　雨宿りしている羊の家族を見かける。

こちらを見つめる子羊の目が　なんとも愛くるしい。

アイルランド出身の　小説家ドラム・ストーカが　ドラキュラの小説の着想を　
得て　かつ　映画の舞台になった　セント・メアリー教会。

教会を　取り巻くように古い墓石が立ち並ぶさまは　いかにも　吸血鬼が　
闇に紛れて　出てきそうな　雰囲気。

教会内部。

ひどいピンボケです。

ウィットビー　アビー。

9世紀にはヴァイキングの侵略にあい、16世紀には　ローマ・カトリックから分離、イングランド国教会を開いたヘンリー8世によって閉鎖、打ち捨てられ、
第一次世界大戦中には　ドイツ軍の攻撃を受け、今や外壁を残すばかりの廃墟となった　その姿からは　強烈な印象を　受けました。

雨の　この陰鬱な感じが　これほどまでに　ぴったりと会う景色って　ないでしょうね。

北海を見下ろす　丘の上からの眺めは　素敵です。

来た時とは違う　別の階段から降り　可愛い店がつながる裏通りから　駐車場へ抜けます。

店と店との間の路地から　垣間見える水面も 風情があって　美しい。

名残惜しい　ウィットビーを後に ダラム～ニューキャッスルアポンタイン～
そして、その先の　宿へと　走ります。　

この旅行記へのコメント （4）

• akikoさん 2016/11/10 23:33:35

  イギリスの旅

  ヴェラnonnaさん、こんばんは
  
  先日、湖水地方の旅行記を見せてもらいました。アンブルサイドのブリッジハウスなど、見たことがある景色があったり、ウィンダミアのB&Bでのオーナーとのやりとりでは、「いけずぅ〜〜」という言葉に爆笑したり・・・掲示板に書き込むつもりが、できずじまい。ヒルトップにも行かれたのですね〜　ニアソーリーの村も見ることができてハッピーでした♪　この旅はレンタカーで周られたとのこと。なんでもやってみたいと思う私ですが、車の運転だけはまだ自信がなくて無理です。ヴェラnonnaさん、すごいわ〜〜　
  
  今日ウィットビーの旅行記を見たので、合わせて書かせてもらっています。　ウィットビーってよく知らないのですが、北海に面した港町なんですね。ヨーロッパの港町（ヨットハーバー）って、惹かれます。日本と違って船やヨットがオシャレで、リゾートの香りがしません？
  
  宿泊先はゲイカップルのB&Bだったそうですが、写真を見ると、感じの良い人たちですね。お部屋からの眺めも良くって、映画の1シーンにでも出てきそうな景色です。ウィットビーアビーの近く、北海を見下ろす丘の上からの眺めもとても素敵です。お天気が良かったらもっと明るい感じがしたのでしょうね。　
  
  イギリスは大好きなので、また続きを見せてもらいますね〜
  
  akiko

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/11/11 00:49:58

  RE: イギリスの旅

  akikoさん
  
  こんばんは〜
  
  随分以前の　旅行記を　まとめ直しての　アップです。
  
  湖水地方では　稀に見る　晴天続きでした。
  
  なのに　デジカメも　使いこなせず　ピンボケ。
  風景写真も少なくて・・・・
  
  >この旅はレンタカーで周られたとのこと。なんでもやってみたいと思う私ですが、車の運転だけはまだ自信がなくて無理です。
  
  まだ　この頃は　50代前半で　視力も良いし　運転自体が　好きだったので
  イギリスや　南仏を　レンタカーで　回りました。
  
  車ですと　荷物も楽に運べて　行動範囲も広くなりますが　どうも　内容が　
  淡白になるような　気がします。
  
  でも　今は　もう　車は　ダメです。
  視力も悪くなり　視野も　狭くなり・・・　
  海外での　運転に　自身が無くなりました。
  
  > 今日ウィットビーの旅行記を見たので、合わせて書かせてもらっています。　ウィットビーってよく知らないのですが、北海に面した港町なんですね。ヨーロッパの港町（ヨットハーバー）って、惹かれます。日本と違って船やヨットがオシャレで、リゾートの香りがしません？
  
  ウィトビーは　想像していたよりは　ずっと　魅力的なリゾート地でした。
  雨だったので　港の景色は　イマイチでしたが　修道院を背景にした眺めは
  なかなか　重い雰囲気で　いかにもイギリスって　感じがしましたよ。
  
  > 宿泊先はゲイカップルのB&Bだったそうですが、写真を見ると、感じの良い人たちですね。お部屋からの眺めも良くって、映画の1シーンにでも出てきそうな景色です。ウィットビーアビーの近く、北海を見下ろす丘の上からの眺めもとても素敵です。お天気が良かったらもっと明るい感じがしたのでしょうね。　
  
  ゲイの方って　とても繊細な感性を　持っているなぁ〜と　思いますが
  このＢ＆Ｂも　内装が　可愛くて　センスが　良かったと記憶しています。
  
  エプロンをして　甲斐甲斐しく　朝ごはんを作っている姿は　　とても女性らしかったですよ〜〜((´∀｀))
  
  お天気次第で　このウィットビーも　印象が　違ってくるでしょうね〜きっと。
  
  魅力的な　街でした。
  
  じっくりと　旅行記を　見てくださって　嬉しいです〜〜
  
  ｳﾞｪﾗnonna

• ももんがあまんさん 2016/11/08 10:36:44

  懐かしいウィットビー

  　こんにちは、ｳﾞｪﾗnonnaさん。
  
  　2002年にウィットビーに行きました、ワタクシが行った日は、霧がた立ち込めてましたけど、雨も似合いますね、美しい、北部イングランドらしい、魅力的な港街でした。
  
  　ゲイさんのB&Bって・・・女性なら、大丈夫ですね、かえって安心して泊まれるかも？・・ハハハ・・ブラックプディング、ワタクシも苦手でした・・食べてみたらおいしいので、今はもう大丈夫ですけど。
  
  　ワタクシの旅は、最近はフランス周辺に集中してますけど、イギリスやアイルランドも好きで、結構、何度も行きましたし、いつかまた行きたいと思ってる土地です。
  
  　↓は、ワタクシの「ウィットビー」です、最後の方に出てきます、昔は、デジカメのメモリーの容量も少なかったし、写真も少ないのですけれど、良かったら、ご覧下さい。
  　http://4travel.jp/travelogue/10013955
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　by ももんがあまん

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/11/08 20:09:55

  RE: 懐かしいウィットビー

  ももんがあまんさん
  
  こんばんは。
  
  欧州　隈なく　歩かれているんですね〜〜〜　すごい〜〜脱帽！
  
  > 　2002年にウィットビーに行きました、ワタクシが行った日は、霧がた立ち込めてましたけど、雨も似合いますね、美しい、北部イングランドらしい、魅力的な港街でした。
  
  旅行記　拝見いたしました。
  霧に包まれた　港町ウィットビー。　別角度からの　アビーも　やはり　素敵ですねー
  イギリスは　靄や　雨が　良く似合います。
  
  > 　ゲイさんのB&Bって・・・女性なら、大丈夫ですね、かえって安心して泊まれるかも？・・ハハハ・・ブラックプディング、ワタクシも苦手でした・・食べてみたらおいしいので、今はもう大丈夫ですけど。
  
  そういえばそうですね。
  結構　ゲイの方は　よく見かけますが　あまり気にならなかったのは　異性だからですね。
  同性だと　危険が及ぶ可能性も　多々・・・・　ですものね〜^^;
  
  ブラックプディングは　何度か　かじってみましたが　血の味が　どうしても　
  オエッって(・_・;)　　ダメでした。　
  
  > 　ワタクシの旅は、最近はフランス周辺に集中してますけど、イギリスやアイルランドも好きで、結構、何度も行きましたし、いつかまた行きたいと思ってる土地です。
  
  是非是非　アイルランド並びに　イギリスの　おススメ　ベスト６０、執筆してください。
  楽しみに　お待ちしております　<m(__)m>
  
  ピンボケだらけの　単なる　旅の記録ですが　読んで頂き　嬉しいです。
  投票も　ありがとうございます。
  
  ｳﾞｪﾗnonna