2016/11/03 - 2016/11/03
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tono202さん
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端山巡礼でお堂めぐりを続ける中で出会った人や出来事を紹介しています。
今回は、旧半田町上喜来の古刹多聞寺を訪れました。
山から境内にりてくる風は冷たく冬の気配さえ感じました。
本堂の横の庭は急斜面を利用した室町期のものとされ、石がアトランダムに斜面に置かれ無骨ささえ感じさせるものでした。
しかし、寒風に負けて撤退。
住職さんは不在でしたが、後ほど別の場所で出会いました。
それは・・・・。
- 交通手段
- 自家用車
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端山巡礼のお堂めぐり。
今回はお堂でなく古刹多聞寺。
半田から20分あまり、上喜来集落への急斜面の町道を少し登った所にありました。
大きな石垣の上に広い境内が広がります。多聞寺庭園 寺・神社・教会
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鐘をついて、本堂に向き合います。
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端霊場の67番と68番を重ねているようです。
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「自由に本堂にお入りください」と書かれているので、本堂の引き戸を開けると・・
こんな光景が飛び込んできました。
般若心経をあげてお参りを済ませます。
自転車の安全ステッカーがあったのが印象に残りました。 -
本堂を背にして境内を見ます。
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広い空間にサルスベリの木がぽつんと立っています。
夏にはどんな花をつけるのか・・・
また今とは違う光景が見えるのでしょう。 -
本堂横にはこんな案内板があります。
ここには室町期の作庭とあります。 -
急斜面を利用した石組みがされています。
洗練さよりも無骨さのほうが私には伝わってきます。
どこか醍醐寺の庭の石組みを思い出させます。 -
位置を変えて見てみます。
こちから眺めるのが「本筋」なのでしょう。
本堂と上喜来山々が借景となって奥行きが広がります。 -
この寺も真言宗に属し、修験道の拠点としての役割を果たした寺だと思います。
箸蔵寺と剣山を結ぶ修験道者の往来の要衝に位置します。
剣山周辺の行場に向かう行者が先達として多くの人々を連れて立ち寄ったのではないかと想像します。
また周辺には、有力な行場もあります。
それは・・・ -
それは土々呂滝です。
土々呂の滝 自然・景勝地
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この滝の周辺は多くの行場があり、行者達が修行に励みました。
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滝の上には多聞寺の護摩堂が建っています。
毎年3日は、ここで「護摩祈祷」が行われているようです。 -
私が多聞寺に参拝したのが11月3日。
つまり、住職さんはこちらでお勤め中だったようです。 -
修験道の「法力」は、姿形を変えながらも現在の人々の心を掴んでいるようです。
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