2016/10/13 - 2016/10/21
4位(同エリア17件中)
k4cactusさん
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モンテプルチアーノの向かいにある小さな農家民宿に6日間滞在して、大好きなドライブや美味しいペコリーノチーズ、地元の赤ワインを楽しみました。
この農家民宿「LA CRETA]は、3年前に初めて利用してからすっかり気に入って、今回で3回目の利用になります。
ロケーションが最高なのはもちろんですが、家主のクリスティーナさんが素晴らしい方で、とてもリラックスした時間をすごせます。訪問するたびに、ウェルカムサービスとして、手作りのトスカーナ料理やカントゥッチ等を出してくれるのですが、本当に美味しいです。
もう一つのお気に入りは、ドライブです。
私は大の車好きで、日本で発売していない車種をレンタルして、アウトストラーダやトスカーナの美しい風景の中をドライブするのが至福の時なのです。今回は、アミアータ山麓のワインディングを走り、サトゥルニア温泉にも出かけてみました。
勿論、マラネロのフェラーリにも行って、テスト走行中の車を見たり、エンジンサウンドを聴いて大満足。
今回は車好きのご縁から、ローマから100キロほど南のSORAという街にある、旧いアルファロメオやランチアのエンジン屋さんを訪ねました。このお店には、私のクルマのエンジンを注文しているのですが、本人にお会いして、イタリア人の車に対する熱さが伝わってきました。
旅行日程
10月13日 羽田(JAL)→ロンドン経由→ローマ(BA)
ヒルトンエアポート泊
10月14日~20日 AGRITURISMO LA CRETA
10月20日 ローマ(BA)→ロンドン経由→羽田(JAL)
レンタカー フィウミチーノ空港 Rentalcars.comで手配
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本日から1週間ほどお世話になる、農家民宿に到着です。
前日は22時半頃空港に到着したので、すぐ歩いて行けるヒルトンに宿泊しました。翌朝利用するレンタカーオフィスの横を通って歩いていきます・・・動く歩道の半分は動いてたと思います。
レンタカーは、昨年までハーツで借りていましたが、乗ってみたかったシトロエンカクタスが無くて、初めて他社のNoleggiareという会社を利用しました。
手配は、Rentalcars.comを通じて行い、保険はオプションでフルサポートを付けましたが(このオプションはRentalcars.comの請求)、かなり安いと感じました。
ただ、口コミにある通り窓口での手続きが遅いんです。カウンターに2人いるのに、客対応は1人だけなので、なかなか捗りません。2人目だったのですが、30分はかかりました。その点、ハーツだと会費無料のゴールドプラスリワーズ会員になっておけば、クルマの引き渡し場所で手続きをしてくれるので、一か所に行けばいいし、あまり待つこともありませんが、勝手に車種をアップグレードしたりオプションを薦めてくるので、その必要がない事を伝えるのに苦労します。
心配していたクルマの程度ですが、走行3万キロ、バンパーに小傷がある程度で、タイヤも摩耗しておらず安心して乗れました。
因みに、今までハーツで借りたクルマは走行1万キロ未満、なかには千キロ未満のほぼ新車もありました。
クルマを借りて立体駐車場を出る際には、そのフロアー出口のゲートで駐車券を取ります。それから建物を出て、空港から出る場所にもゲートがあるので、先ほど取った駐車券を差し込むとゲートが開いて、いよいよスタートです。
この駐車券は、裏表があるので、間違って差し込むと開きません。開かない場合は反対面を上にして差し込んでみてください。
また、帰ってきたときには、クルマを借りた立体駐車場の記号(A・B・C)の書いてあるゲートから入庫しますが、その際にもこの駐車券を使用するので、保管しておく必要があります。 -
建物の南西側から撮った写真です。
2階が家主さんの住居で、1階にゲスト用の部屋が2部屋あります。
毎年、正面にモンテプルチアーノの街が見える部屋を借りています。料金ですが、7泊8日(2ベッドルーム)で665ユーロでした。(食事はありません。)
これは、ミッドシーズン料金になるようです。飛行機を決める前に予約していたので、実際の宿泊よりも、一泊分多く予約していました。
予約は、AGRITURISMO LA CRETAのホームページから英語で予約できます。英語といっても、日にちや人数なので簡単にできます。2、3日うちには返事が来るはずです。お支払いは現地で現金払いになります。
一度、Booking.comから予約したこともありますが、家主さん的には、HPから直接予約してくれると嬉しいとのことでした。 -
リビングとダイニングキッチン
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2つあるベットルームのうち小さい方です、東に窓が一か所あります。
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大きい方のベッドルームです。こちらは南に向いて外に出れるドアがあります。
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カエル君・・・ドアが閉まらないように、ひっそりと頑張っていました。
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バスルームは、トイレにビデとシャワーブースの構成で、残念ながらバスタブがありません。
熱いお湯が問題なく出ますし、セントラルヒーティングも効いているので、寒いということはありませんでした。
昨年、持ってきて置いて帰った洗面器がちゃんと仕舞ってありました。これがあると、ちょっとした洗濯にも便利です。
ここには洗濯機が無いんです・・・仮にあっても、イタリアの洗濯機ってやたら時間がかかるし、調べておかないと操作ボタンの意味が分からないし、どうしてもの場合はコインランドリーの方がいいかもです。
モンテプルチアーノにコインランドリーは有りました。 -
ガスコンロは4口の本格的なコンロです。
キッチンのトップはグリーンのタイル貼りで、シンクは2つに分かれてて、お湯も出ますし使い易いです。
知り合いの住宅屋さんによると、最近はタイル張りのキッチンの注文を受けることが時々あるようです。システムキッチンよりも見た目が暖かく可愛らしい感じですね。ただし、日本では湿気が多いので、タイルの目地がカビで黒くなりそうな気がします。 -
昨年来たときは、テーブルはオリーブ色でしたが白に塗り替えられたようです。
食器類はIKEAの丈夫な物が揃えてあるので、気兼ねせずに使っています。
鍋やフライパン類も各種サイズが揃っています。
包丁は切れないですね・・・
写真には写っていませんが、冷蔵庫も完備しています。
自治体の生ごみ用とその他用のごみ袋も備えてあるので、ゴミはこの袋に入れて収集コンテナに捨てに行きます。 -
天井は、遠目には全て木材に見えますが、レンガが敷き詰められています。
一個がかなり大きなレンガなので、地震で崩れると人体に与える影響が大きいと思われます。 -
リビングのソファーからの眺めです。
目の前の斜面は葡萄畑で、その上にモンテプルチアーノの街があります。 -
庭からの眺めです。
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遠くに見える教会はサン・ビアージョ教会で、映画「トスカーナの休日」にも出ていました。映画の設定上はコルトゥーナだったと思います。監督さんもきれいな風景を使いたかったんでしょうね・・・と、勝手に思っています。
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家から少し移動して撮影しました。
絵になる風景です・・・実際にモンテプルチアーノの街には、この付近の風景を描いた絵を多く売っています。 -
家から300mほどのところに、ペコリーノチーズの製造直売所があります。
ヨーグルト、リコッタチーズを買いに毎日お邪魔しました。
地元の美味しい赤ワインやビールも置いてます。
ペコリーノチーズは、熟成の浅いものから、フレスコ→セミスタッジョナート→スタッジョナートと呼ばれているようです。カットしてそのまま食べるのなら、セミスタッジョナートが好みでした。スタッジョナートは味が濃くなっていますが、ハードになってきているので、そのままよりもすりおろしてパスタ料理に使うと美味しいです。
全てカットして試食させてもらえるので、好きなタイプを選べます。
トリュフ入りや、ペペロンチーノ入りなどいろいろな種類があります。
セミスタッジョナートで1キロが17ユーロなので、安いですよね!
お店の名前は、「CASEIFICIO CUGUSI」さんで、ホームページもありますから、近くに行かれる際はぜひ立ち寄ってみてください。 -
スーパーで買った、パルマコット社のハムです。
1キロが21.9ユーロなので、結構高級品だと思います。
希望する量を伝えると、店員さんが大きな塊から薄くスライスしてくれるのですが、まず切り口を落として新鮮な面を出し、余分な脂肪部分も落としてから、機械で薄くスライスしてくれます。スライスしたハムは専用の金属のつまみ具?で上手に一枚ずつキャッチして、包み紙に綺麗に並べてくれるので、見た目にも美味しく感じます・・・さすが本場ですね。 -
こちらは、1キロが10ユーロの生ハムです。
夏ならば、メロンも買って「生ハムメロン」の出来上がりなのですが、この時期にはスーパーにありませんでした。
メロンは、一玉1~2ユーロ位で買えて、すごく美味しいです。あの夕張メロンと変わらないような気がします。あまりに高くて、北海道の観光農園で欠片しか食べたことがないので、ごく個人的な感想になりますが・・・。 -
スーパーで買ってきたフルーツとトマトです。
葡萄と洋ナシ、ミカンにはイタリア産と書いてありました。
トマトはシチリア産でした。
スーパーの果物や野菜類は、ほぼすべてがセルフ量り売りになっているので、少量を、あれこれと試してみたい私達にはもってこいです。
まずは、売り場にあるビニール袋とビニール手袋を確保します。素手で果物を触るのはルール違反のようなので、触る際にはビニール手袋を着用します。
買いたい果物の値札に書いてある番号を覚えていて、買いたい数・量だけビニールに入れて、売り場にある計りに載せます。それから、番号を入力するとすぐに値段やバーコードが印刷されたシールが出てくるので、ビニール袋に貼ります。
少しだけ買えるので、短期滞在にはホント助かるシステムです。
果物屋さんで日本と決定的に違うな~と思うのが、柑橘類の葉っぱです。日本だと、他の果実に傷がつかないようにと枝を短く切りますが、イタリアのミカンやレモンには枝と2~3枚の葉が残されており、見た目がすごくいいですね。なんだか、心に余裕があるという気がします。
それから、値札の数字も書いた人それぞれの想い(デザイン)があるような気がします。 -
チーズ屋さんから家に向かっての坂道です。
道沿いのオリーブの樹は、実が真っ黒に熟していました。
ドライブ中あちらこちらで収穫をしている風景を目にしました。 -
冷え込んだ朝、陽が昇ってくるにしたがい、谷の底から霧が湧きあがり、丘を昇ってきます。随分と前にテレビで観た、オルチャ渓谷の霧に魅せられた写真家の番組を思い出しました。
写真家になった気分で(笑)、シャッターを切りました。 -
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霧が生き物のように地表を這って広がっていきます。
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このあとは・・・昼過ぎまで霧で何も見えなくなります。
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霧の谷から、丘の上の街モンテプルチアーノへ来ました。
気になる路地がたくさんあります。 -
夏に来たときには、多くの人で賑わっていましたが、秋は人が少ないですね。
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モンテプルチアーノの有料駐車場NO6から撮影しました。
駐車場には駐車券自動販売機があって、コインかクレジットカードで支払えます。
時間を+ボタンで何時間何分停めるか操作します、金額もそれによって変わります。
イマイチ信頼できそうにない機械ですが、帰国後確認したら、クレジットカードにちゃんと請求が来ていました。 -
お昼は、アクアケイタというお店でTボーンステーキを食べました。
昨年は、3人で1.7キロを注文しましたが、今回は2人なので一番小さい塊を注文しました。それでも、1.2キロあるようですが、ロース部分はほとんど無いです。
焼く前に、店主が肉を客の前まで持ってきてくれて、「これでいいか?」なのか、「これを焼くぞ!」なのか伝えてから、店の奥にある薪のかまどで焼きます。
これは、焼き具合の注文はミディアムですが、かなりレアに近いと思います。
塩コショウだけの味付けですが、美味しいですね。また、オリーブオイルが置いてあり、これをかけると更に美味しいです。
これでもやはり食べきれず残していたら、店主の奥さんがもう一回焼きましょうか?と声をかけてくれました。近くに部屋を借りているので持ち帰りたいと伝えたところ、快く引き受けてくれて、ラップをかけて紙袋に入れて渡してくれました。
また、昨年来た事等を話してたら、パンナコッタとエスプレッソをご馳走してくれました。 -
12時30分に開店して店内はすぐに満席となりました。
隣のお客さんとの距離がものすごく近く、店内全体が和気あいあいとした雰囲気です。
私達は、食べ切れないので他の料理を注文しませんでしたが、猪を使ったソースのピチやタリアテッレなどのパスタ類も皆さん注文をされていました。
黄色いテーブルクロスは紙製で、支払いの時には店主がテーブルに来て、注文した品々の金額を書き込んでいき、暗算で合計金額を書く仕組みになってます。
以前、パリで食事をした際にも、ここと同じくテーブルクロスが会計伝票ってお店がありました。日本じゃ見ないですね。 -
一昨年、初めて行ったときに、店主にお願いして撮らせていただいた調理場です。
大きな肉の塊です・・・向かって右がサーロインで左がロースだと思います。 -
天気がいいのでサトゥルニア温泉まで出かけてみる事にしました。
世界中のみなさんが被写体にしている風景を自分も撮ってみましたが、なかなか、いい写真ってのは難しいですね。
こだわると、モノから入ってしまう自分にとって、写真は大散財の危険があるので、「うんうん、こんなもんだね」と、さらっと流すよう心がけています。 -
正面からも撮ってみました。
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サトゥルニア温泉へ到着しました。
駐車場は無料ですぐ隣にありましたが、日曜日だったのでほぼ満車状態でした。
更衣室などは無いので、車のそばか中で着替えます。水着は用意していましたが、サンダルを用意していませんでした・・・あった方がいいです。
思っていたより湯温は高く、水量はかなりのものでした。一番奥の滝下では身体が流されないように支えておく必要がありました。
皆さんの国籍は不明ですが、老若男女を問わず楽しそうにお湯に浸かっていらっしゃいました。
私以外に、二組のアジア系の方がいらっしゃいましたが、共に女性は上半身長袖を着たままでした・・・日焼け対策でしょうね。欧州の方は、できるだけ肌を露出させて陽をいっぱい浴びるって感じでした・・・肌には悪そうですが、太陽が好きなのでしょうね。 -
帰り道、向かいの道路から温泉の全景を写しました。
滝の上流にも人の姿が見えるので、そこでも入れるのだと思いますが、流れが速そうな気がします。 -
サトゥルニア温泉からの帰り道、下り急カーブを右に曲がった途端にピティリアーノの街が目に飛び込んできました。ルート上にあると思っていなかったので、突然で驚きました!
同じような街であるオルヴィエートよりも規模は小さいけど、突然のインパクトはこちらが上でした。
イタリアのドライブは、ガーミンのナビに自宅で目標を登録しておき、ルートをある程度頭に入れてから走っていますが。今回の、温泉行きはナビ任せにしてたうえに、このナビの地点間距離が最大50kmも短く表示(所要時間もその距離に合わせて表示)されていたため、走っても走っても到着せず、行きは少々焦りました。
帰りはガーミンナビに頼らず、グーグルマップで大まかに見て、来た時とはアミアータ山を挟んで反対側を道路標識を頼りに帰ってみました。
おかげで、先のピティリアーノや、SR2の通行止めによるう回路途上にあったラディコーファニにも行くことが出来ました。また、小さな街のおばあちゃんが一人でやってるバールでエスプレッソを飲んだりと、自由に走るのは楽しいですね。 -
モンテプルチアーノの向こう側から陽が昇ってきます・・・綺麗な朝焼けです。
今日は、ローマより少し南のソーラという街に出かけます。 -
高速と幹線道路を走って、260km離れたソーラの街に約束の時間通りに到着しました。
ローマから南のアウトストラーダは3車線でほぼ直線だったので、ついついスピードが出過ぎるので要注意。こちらにも、日本の高速と同じように自動速度取締装置が設置されていますが(数はイタリアの方が多いです)、どうも2タイプあって、一つは、日本と同じくカメラ前での速度を計測するタイプ、もう一つは2地点間(10km~25kmらしいです)の移動時間を計測して平均速度を計算するタイプです。ですから、後者のタイプだと、カメラ前だけスピードダウンして、そのあとは平均160キロ出して、次の計測地点直前でもう一度スピードダウンしても、きっと捕まります。どれが、そうなのかよく分からないので、130キロ以下で走るよう努めました。
日本と違って、追い越し車線を延々と後続車を従えて走るクルマはいないので、走りやすいと思います。仮に、追い越し車線を130キロで走ってたら、パッシングや車間距離数メートルまで接近といった、日本だと「あおり運転」と言われるやつで強制退去させられます。追い越し車線を、追い越し以外で延々と走っている方が悪いので、しょうがないですね。
よくイタリアは運転が滅茶苦茶みたいに書いてありますが、アウトストラーダでは日本の高速よりもお互いをよく見ていて、規則正しい運転をしていると思います。
それと特徴的だと思うのは、ローマなどの信号のない横断歩道では、人が渡ろうとすれば必ず全てのクルマが止まってくれます。2・3車線あるような交通量の多い場所でもそうです。日本だと信号がない横断歩道で止まってくれるクルマは少ないですよね。
総じて、加減速が急で車線変更もよくしますが、周囲をよく見ていて運転がうまいな~と思います。 -
ソーラのすぐ近くにある、イーゾラ・デル・リーリという街です。
ソーラで無事に会うことが出来た、名メカニックのEzio Campoliさんが案内してくれました。
地名のとおり、周囲を川に囲まれているので、小さな島でした。 -
ソーラの街に戻り、ランチをご馳走になりました。
お店の名前は「Il Grottino」 魚介類の料理が得意なお店のようです。 -
あさりのスパゲッティ
美味しくて量も多いです。 -
魚介類のフリット
海の近くではありませんが、魚介類の料理が得意なお店です。
またしても食べきれず、持ち帰りたいと伝えたところ、立派な持ち帰り用の容器を出してくれましたので、フリットを持ち帰りました。 -
魚介類のトマトスープ
ムール貝、あさり、海老、イカ、 -
スパゲッティアマトリーチェ風
こちらも美味しいです・・・量も多し。 -
昨日までトリエステで行われていたラリーで、Ezioさんが乗っていたクルマです。
古いアルファロメオですが、色もいいし、カッコいいですね。
トリエステからソーラまでは約800キロありますが、トレーラに載せて彼一人で運転して夜中に帰ってきたそうです。疲れてるのに、今日は歓待していただき申し訳ない気持ちでした。 -
こちらは、ランチアフルビアで、製造からもうすぐ50年になるクルマです。
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手前は、フィアット128のレース車両でその向こうに、アルピーヌA110、アルファロメオ・・・楽しい空間です。お店の名前は「Campoli Classic Motorsport」。
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ランチアフルビアのエンジンです。
軽量フライホイールに、ハイコンプピストン、コンロッド等々をスペシャルパーツで組み上げていきます。 -
フルビアのエンジンに組み込むパーツ類です。
私も同じパーツでエンジンを仕上げてもらいます・・・来年早々にでも届くといいけど。
イタリアでは古い車のパーツが数多く流通しているようで、倉庫には沢山のパーツストックがありました。
古いクルマが新車のように維持され、また、飾るだけではなく、週末には各地で行われるレースに出て楽しむ・・・成熟したクルマ文化ですね。 -
帰りのアウトストラーダで、日本未発売のアルファロメオジュリアを運んでるのを発見しました。最上級グレードには、フェラーリ製のエンジンが載ってるそうです。
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こちらは、量販車のフィアットパンダ!
積み込めるだけ積んでます・・・何台もトラックを見かけましたが、パンダはこの積み方でした。 -
250キロ離れたマラネロまでドライブして来ました。
今日もほとんどはアウトストラーダの走行ですが、フィレンツェからボローニャにかけては山越えのルートとなり、狭いトンネルに急カーブと、なかなかの難所です。
ところが!このたび走ってみると、トンネルで抜ける新しいルートが完成していました。旧コースも展望ルートとして残されています。往きはトンネルを利用し、帰りは旧道の峠越えをしました。
ボローニャ方面に向かう新ルートは下り中心で、直線的な道幅も広いトンネルのおかげであっけなく難所を越えました。
帰りの旧ルートは、トラックは全く走っていないし、クルマ自体あまり走っていないので、2車線をいっぱいに使って走るイタリア式走行で、楽しいドライブが出来ました。しかし、以前は賑わっていた峠のサービスエリアがすっかり寂れていて、エスプレッソを注文したけどカウンターには一人だけ・・・やっぱり、周りでガチャガチャとカップの音がしたり、話し声がしないのは気分が出ないですね。 -
工場の裏口に行ってみると、ただ者ではないエンジン音が!!
カメラを構えたら、来ました~、「ラ・フェラーリ アペルタ」です。
なんでも200台ほどの限定生産で、お値段が4億円とか??一般社会に発表した際には既にSold Out! -
工場の中に戻るようです。
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シャッターが開きました・・・中にも数台見えます。
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ビアンカ、ジアッラ、奥にはロッサも見えます。
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フェラーリの社員の方が「表側のランナバウトに行った方がもっといい写真が撮れるよ」と話しかけてくれたので、移動してみました。
何台もテスト走行のフェラーリが通過しましたが、やはりこのクルマは別格でした。
ランナバウトと言えば、日本国内にも出来たということでニュースになっていましたね。最初は、ドキドキでしたが、慣れればこっちの方がいいと思うようになりました。
地方在住なので、無駄に停止しておく必要がないし、みんなスピードダウンするから直角交差より安全、右折待ちもないし、良いことばかりです。横断歩道も少し離れた直線部分に作れば、交差点巻き込み事故もないですね。 -
マラネロはフェラーリが主目的ですが、もう一つの楽しみが、「Pizzeria La Bufala」です。
このお店のピザはナポリ風の耳が厚いタイプで、マルゲリータが4ユーロか4.5ユーロだったと思います。実は今回行った日は18時からオープンとなっていて、残念ながら食べることが出来ませんでした。写真は昨年のものになります。
店主はよく喋る方で、サッカー日本代表監督だったザッケローニさんと友人だと言ってらっしゃました。また、日本だとピザが高い値段で売れていい商売になるんだってね!とも言ってました。
このお店も、食べきれないので持ち帰りたいと伝えたら、デリバリー用のケースに入れてくれました。 -
今日は午後からオルチャ渓谷の写真撮影に行ってみました。
-
有名な小さな教会です。
いちおう望遠レンズですが、小さい教会のまま…これが精一杯の高倍率。 -
手前の草がちょっといい感じだったので撮ってみました。
-
これは昨年すぐ近くまで行って撮った写真です。
この日初めて教会の写真を撮りに行ったのですが、未舗装路をどんどん行くと柵がありましたが開いていたので進むと、クルマや人・・馬も見えます。あれっ、服装が中世の騎士・・・それもきれいな女性に白馬!これは映画撮影かな・・・ドローンも飛んでる。
何か言われるかもと思いながらも車を降りて写真撮影!ただ、さすがにこれ以上先に進む勇気もないうえに、こちら側が表と思っていたので写真を数枚とって撤収。
皆さんの写真と違うな~、もしかして建て替わった?と思ったまま一年が過ぎましたが、今年ようやく分かりました・・・裏側だったのね。 -
時々やって来た猫ちゃん。
家主さん曰く、どこの猫か知らないけどいつも来ては、「ニャーニャー」言うので、「ニャーゴロー」と名付けたそうです。この名前は日本人にとっても、違和感なく受け入れられますね。しかし、イタリアで「ゴロー」はどんな使われ方なんでしょでしょうか? -
チーズ屋さんにいた子猫ちゃん。
カメラを構えたら、期待通りに木に登ってくれました・・・Grazie! -
ドアストッパーのカエル君も休息の時が・・・
-
もう帰国の日が来ました。
レンタカーも無事に返却して、早々に搭乗手続きを済ませます。
一昨年は、ブリティッシュエアウェーズの遅延でロンドンに一泊、昨年はアリタリアの遅延でシャルルドゴールを走りに走って、搭乗手続き締め切り4分前に搭乗カウンターに到着(JAL特典航空券と別売りのチケットのため、いったん荷物を受け取る必要がありました。)
今年は如何に・・・ -
予定通りに出発し、スイスアルプスの上空を飛行中です。
アルプス越えの風景はいつ見ても美しいですね、見入ってしまいます。
それから、ヨーロッパ上空は多くの飛行機が飛んでるので、近い高度で反対方向にすれ違う飛行機を見つけると歓喜してしまいます・・・対地面だと全くスピード感がありませんが、飛行機同士だと凄いスピード感ですね。オーバーに言うと、トムクルーズのトップガンのドッグファイトシーンを連想します(笑) -
ロンドン上空に到着です。
ヒースローで予定通り乗り継ぎを完了し羽田に到着。
国内線へ乗り継ぎ、無事に到着。
きっと来年の休暇も同じ場所に行くことでしょう。
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