2012/08/16 - 2012/08/16
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AandMさん
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アラスカ旅行でフェアバンクスに滞在していた時に、バロー日帰りツアーに参加しました。バローは北米最北端の町で、町の北側15km程の所に北米最北端のバロー岬(Point Barrow)があります。ツアーは早朝にフェアバンクス空港を発ってバローに到着し、観光を行った後、夜の便で9時過ぎにフェアバンクスに戻ります。北極圏ですので夏季は日も長いので、多少時間がかかっても問題ありません。バローはイギリスの探検家のジョン・バロー(John Barrow)が1525年に最北端の岬を発見し、この岬がバロー岬と命名されたことに由来しています。陸路でアラスカの町とは繋がっていないため、日常物資は航空機輸送となるため、物価は高めだそうです。知られた観光地ではありませんが、面白そうなので行ってみることにしました。
費用はUSD840/人と高めですが、珍しい景色や雰囲気を体験できそうです。フェアバンクスのホテルを午前6時前に出発し、7時過ぎのアラスカ航空便でバローに向かいます。バロー空港ではツアー会社の担当者が待っていてくれることになっています。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- アラスカ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝のフェアバンクス空港です。前方はこれから搭乗するアラスカ航空機です。途中、プルドー・ベイ(Prudhoe Bay)に立ち寄って、バロー空港(Wiley Post-Will Rogers Memorial Airport)に向かいます。プルドー・ベイはアラスカ油田の拠点です。搭乗者に頑強な男たちが沢山いましたが、彼らは皆プルドー・ベイで降機しました。バローまで2時間半ほどかかりました。
フェアバンクス国際空港 (FAI) 空港
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バロー空港に到着しました。バローの光景です。未舗装道路と多くの水溜りが見えます。
北米大陸最北端の町バローの空港 by AandMさんワイリーポストウィルロジャースメモリアル空港 (BRW) 空港
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空港の北側にあるエイコバック通り(Ahkovak Street)でバローのメインストリートです。
到着ロビーには誰も迎えに来ていません。ツアー会社が出迎えてくれることになっていました。??? 我々の他にもツアー参加者らしいグループが辺りを見回していました。暫く待っても誰も来ませんでしたので、ツアー会社に電話してみました。するとこれから車で迎えに行くので待っていてくれ、との返事がありました。高価格のツアーの割には、対応がいい加減です。北米大陸最北端の町バローの空港 by AandMさんワイリーポストウィルロジャースメモリアル空港 (BRW) 空港
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空港からツアー会社に行く際に見た町中の家々です。メーンストリートにある家ですがとても素朴で質素です。
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ツアー会社に到着し、これから前方で待っているバスで観光に出発します。道はぬかるんでいますし、沢山の水溜りがありますので、注意深くバスまで進みます。バスは数十年以上も使っているのではないかと思えるくらい古いものでした。気温は数度C以下ですが、バス内に暖房もありません。
バスガイド兼運転手が、大声で観光案内をしてくれました。通常のツアーとは大分異なります。 -
町中に記念碑がありました。世界各地の主だった都市方向を示す案内板です。案内板の向こう側に、人物像を掘り込んだ記念碑があります。
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バロー空港の正式名称に引用されているウイル・ロジャーズ(Will Rogers)の記念碑です。ロジャーズは米国で有名なコメディアンですが、彼が搭乗した小型航空機が1935年にこの場所で墜落して亡くなっています。米国人には良く知られた史実のようです。
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観光バスの様子です。未舗装道路をガタガタと進みました。クッションも効いていない旧式座席ですので、道路の起伏がそのまま伝わってきました。
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時々バスを止めて、運転手兼ガイドが説明してくれます。夏の間だけ、草花があちこちに見られます。白い植物は、北半球の寒冷地に分布しているワタスゲのようです。
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白いフサフサがしっかり茂っています。
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海岸沿いの道路を北に向かいます。見晴らしの良い平原、湿地帯がどこまでも続いています。
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通信用のパラボラアンテナです。緯度が高いため、アンテナはほぼ水平方向を向いています。
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バロー観光のメインスポットに到着しました。鯨の骨で作られた門(Barrow Whale Bone Arch)です。観光客の記念写真撮影スポットになっています。
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鯨骨アーチの近くにあるカフェレストランです。中は暖房されていました。温かい飲み物とお菓子で途中休憩です。
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家々の前にある冷凍貯蔵庫です。四角な板が冷蔵庫の入口になっています。バローは寒冷地で、少し土を掘ると永久凍土になります。永久凍土を活用した冷凍庫で食物などを保存しているとのことです。
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これからバロー岬を目指します。砂州が数km以上続き、その先端がバロー岬です。この道をどんどん進みます。左側は北極海、右側はラグーン(内海)になっています。
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道路の終点付近です。前方に小型トラクターが見えますが、周りには何もありません。
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見渡すとこのような荒涼たる光景が広がっているだけです。
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作業用のピックアップトラックの右手に砂州が遠方まで伸びています。ただ、ここから先はキャタピラー付の特殊車両でないと進めません。砂州には北極熊も時々出没するとのことでした。
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北米大陸の最北端であるバロー岬には灯台もありません。平坦な砂州、北極海、ラグーン、多くの水溜りがあるだけです。夏季は日没が夜10時過ぎと遅いため、夕方であっても十分観光を続けることができました。
この後バロー空港に行き、夜8時過ぎのアラスカ航空便でフェアバンクスに戻りました。帰りは直行便でしたので、夜9時半過ぎにフェアバンクス空港に到着しました。約16時間程のバロー日帰りツアーでした。
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