瀬戸内国際芸術祭2016 高見島 粟島 本島 1泊２日

2016/10/15 - 2016/10/16

瀬戸芸 秋会期 楽しみにしていました。香川県西部の島々が開催されるうえ、気候的にベストです。瀬戸内海の島々の景色は世界で一番きれいと思うのです。

エリア 香川

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 船 自家用車

【多度津港】9時5分の高速船に乗るため早起きして多度津港にやってきました。、早めに到着したので近くの無料駐車場に停めることがでました。なんと8時45分に臨時便が出るとのことで予定より早く高見島に到着することができました。

【高見島】9時すぎには到着しました。キラキラまぶしい瀬戸内海。これを見に来たのです。

【高見島】【作品No.150　錆色の旅】使われなくなった古い家電などで形どられています。どうやら船のようです。芸術に紛れて娘が…(^-^;

【高見島】【作品No. 152　覚悟のイロハ】現在休校中の高見島小中学校の校舎を利用して壁いっぱいに巨大な旗がかかっています。

【作品No. 154　よなべのみやげ】細かいところまで見ると面白い。

【作品No. 153　うつりかわりの家】古民家の壁や板に穴が開けられ、アクリルの丸い棒を埋めることによって室内に光が注ぎ込まれています。ぜひ中から見て下さいね。

【大聖寺】でお接待の茶がゆをいただきました。初めて食べた茶がゆ、朝食にぴったりです。映画『男はつらいよ　寅次郎の縁談』のロケで使われたお寺です。ここからの眺めも最高です。この島の人々がみんな優しくてお世話好きであったかいのです。

【作品No. 155　除虫菊の家】かつてこの島では蚊取り線香の原料の除虫菊の栽培が盛んでしたが、今は石油が原料となっているそうです。

春に採れた除虫菊のドライフラワーが飾られています。

除虫菊の建物の主の私物が飾られています。お小遣い帳、コート、帽子、当時の写真や新聞記事など、タイムスリップしてひょっこり家主が帰ってきそうなお部屋です。

古い窓からの眺めはここだけ時間が止まっているようです。

除虫菊から作られた蚊取り線香のひとつだけ順番に火がつけられています。

【作品No. 147　海のテラス】ここだけ見ると、ギリシャのサントリーニ島のようです（行ったことないけど）イタリアンレストランです。

【作品No. 147　海のテラス】瓦屋根と洋風のテラスがミスマッチなようですが不思議と違和感なく、すべて自然の景色に溶け込んで芸術になっています。

【作品No. 151　たゆたう庭】素敵なテラスのご自宅の2階は塩を使って塩飽諸島を表現した作品を見ることができます。

【作品No. 149　時のふる家】古民家の壁にアクリル板を貫通させて外からの光を取り込んでいます。

【作品No. 148　漁師と職人】タコ壺に絵付けされた作品。

到着したばかりの高速船にこれから乗り、高見島11時20分発の粟島に向かいます。。

【粟島】15分ほどで粟島到着です。

遠くに見えるペパーミントグリーン色の粟島海洋記念館を目指して歩きます。

【作品No. 158　SOKO LABO OPEN】粟島海洋記念館到着。明治30年、粟島に日本初の海員養成学校が誕生しました。当時の機器などが展示されています。

瀬戸内海の海を表現しています。

金銀の文具店に売っているシールを網に貼り合わせている作品。キラキラしていてシールということを説明されて感心しました。枚数は忘れちゃいました(^-^;何万枚？

何を表現されているのか分らなかったですが、つまづかないように歩きました。

割れた陶器に穴を開けて編み込んでいる作品。ゴミもアーティストの手にかかれば芸術品になるんだな～

貝殻を貼り付けた作品。

お腹が空いてきたので、ル・ポール粟島で昼食にしましょう。私は海鮮丼。

娘は松花堂弁当。
ボランティアスタッフのおじさんが、「天気も最高で今日来た人は賢いで～」って(⌒∇⌒)良かった！

満腹になったところで、散策再びスタート。「つくもがみ」という作品。四角のフレームごしに見るのかな？

【作品No. 160　日々の笑学校・粟島研究所】
繊細なガラス細工、NHKのテレビ番組で見てぜひ実物を見たかった作品。若い女性のアーティストさんが作成している様子を見て感動しました。

繊細でとても素敵な作品ですね。

粟島に漂流してきた数々。木の板に並べると立派なアート。

暖簾もアートです。

この表情に思わず笑っちゃう作品。

見るだけで楽しい作品。

【作品No. 161　思考の輪郭】
旧粟島幼稚園の作品。真正面から見ると突き出たラインが同化してつまづきそうになります。スタッフの方からも気を付けてくださいね！と注意を受けます(^▽^)/

白い部屋

真っ暗な部屋

【作品No. 162　過ぎ去った子供達の歌】廃校の校庭に飾られた作品。廃校となった粟島小学校の校舎を利用しています。子供たちの休み時間のにぎやかな声、音楽が聞こえます。（録音）ちょっと怖かったです。

少し歩いて西浜を目指すと、海に何かが見えます。

静かな海に、象さんです。

この西浜は波の音しか聞こえません。最高の眺めに静かな波音。癒されます。

海沿いに歩くと、サイレントカフェがあります。イメージそのまんまのネーミングです！

ケーキセットでちょっと休憩

娘はオレンジジュースに果肉が入っている飲み物。

【作品No. 159　漂流郵便局】
http://missing-post-office.com/
おきれいなアーティストさんです。

藤井フミヤさんの座った椅子です。同じポーズで写真を撮る勇気が出ず。

さて、粟島から高見島へ、そして多度津港へ来た道を引き返して、琴平にある民宿「時しらず」さんに泊まります。清潔感、接客、食事、全てにおいて皆さまにおすすめできる宿でした。

【作品No. 141　咸臨の家】

2日目は丸亀港から高速船に乗り【本島】へ渡ります。大きな島なのでレンタサイクルで周ります。

【作品No. 142　そらあみ<島巡り>】

島の西側の海沿いを走ります。上りは押して、下りは猛スピードで下るのが楽しい。

個人でされている作品。入館料100円。

こちらのお宅で使用されていた瀬戸物やお椀もアートです。

お庭の様子。

このまま自然倒壊させるそうです。

【作品No. 140　漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト】

裏から見たところ。

【作品No. 143　産屋から、殯屋から】ちょっと不気味。

笠島まちなみ保存地区。塩飽水軍の拠点として古くから開かれた港町です。気に入った。

【作品No. 144　Moony Tunes】

【作品No. 145　水の下の空】

1泊2日の瀬戸芸の旅、楽しかったです。人々があったかい高見島、静かな西浜に再び訪れたい粟島、電動自転車で1周したい本島。やっぱり瀬戸内海が大好きです！