【世界一周】5-4.憧れのパタゴニアへ　④近寄り難し、け高きフィッツロイ

2015/02/23 - 2015/02/23

ラグーナ・トーレまでのコースを楽しんだ翌日は、いよいよ楽しみにしていたフィッツロイのお膝元、ロス・トーレス湖を目指します。

予報通り曇天です。途中から雨になりそうです。
トーレス湖からの眺めは期待できないかもしれませんが、無茶をしないの前提で決行。

朝８:00、ホテルで予約してもらった車にピックアップしてもらい、町から車で30分ほど北上したオスタル・エル・ピラールへ。
エル・チャルティンからの往復ではなく、ブランコ川沿いをピエドラス・ブランカス氷河を見て、ポインセ・ノット経由でロス・トレス湖へトレッキング。その後、カプリ湖を通って町まで戻ってくる約9時間のルートです。

エリア エル・チャルテン(アルゼンチン)

30分のところでしたが、途中のピックアップに時間がかかり9時前にエル・ピラールに到着。
怪しい天気です。

目印方向に向かいます。

すぐに、ブランコ川沿いに出ました。うっすら虹が見える。

20分ほど歩くと、木々の茂った山道に出ました。

"Senda el Pilar(柱の歩道）"と書かれた入り口の案内板のところで、年配のグループに楽しんで！と声をかけてもらい、写真も撮ってくれました。

1時間弱で氷河が見え始めました。
はい、足元に気をつけないとね。

ピエドラス・ブランカス氷河です。その向こうは雲がかかって見えません。

フォーカスしてみると、雪解け水が流れ落ちている所々が凍っているようにも見えます。

可愛いい黄色にホッとさせられます。

尖った頂が何本かうっすらと見えます。

風の音しかしません。

うっすらと尖った頂が見えて、氷河の下あたりに虹がかかってます。

2時間ほど歩きました。

Poincenot

小川に渡された親切な橋。ここでペットボトルを一杯にしていきます。

手前のキャンプ場には多分、ロス・トレス湖で朝焼けを見て（観れたのかな？）戻ってきたと思われる方たちがご飯を食べたりのんびりしていました。

さらに30分歩くとリオ・ブランコキャンプ場にやってきました。

低木が多くなり、可愛い枝が地面を這うように伸びて花を咲かせています。たくましい。

1時間弱後。ロス・トレス湖です。

リオ・ブランコを出発してすぐに天気が悪くなり、途中から雨が降り始め、ここに到着する頃には風も強くなってきました。

周りのみんなと共に岩場に張り付き、雨が弱まるのを待ちます。
視界もかなり悪いです。

ロス トレス湖 滝・河川・湖

みんな雨具装着で懸命に上がってきます。頑張れ！

30分近く待ちましたがこう着状態です。
体も冷えてきたので、周りのみんなと共に動き出します。

湖側に降りてみたり。

別の坂を上がって眺めてみたり

しましたが、残念、雲は晴れませんでした。

撤退します。

ロス トレス湖 滝・河川・湖

くだりの早いこと。20分もしないうちに、町方面には晴れ間が見えます。

頂上を出発して1時間後（14:30)には、湿原にいました。

進行方向は晴れているけど、

振り返ると。
これはこれで、仕方なかったと納得。

さらに2時間後（16:30)、ロス・トーレス湖からはすでに10km以上離れた”Usted esta aqui”のところにいました。

この後、山道を歩いていると、日本人の男子学生さん２人に会いました。
大きな荷物を背負ってこれからキャンプ場に向かうそうです。
明け方上に上るそう。きっと晴れる！

さすがにぐったり疲れて、ホテルに戻りこちらで食べようとすると、
がーん、月曜日はレストランは定休日だそう。
ここ美味しそうだったのに、超残念です。

フィッツロイと共に、心残りを作りました（比べてはいけないけど）。

仕方ない、近くのワインバーで軽く。
オススメのワインを。これ、飲んでみたかった。
とっても美味しくてオススメです。

メンドーサのワイン。

この町で泊まったホテルは、バスターミナル前にあるとても便利で居心地の良いところ。スタッフも親切で、夜はロビーにあるこの暖炉の前で、ワインを飲みながらゆったり過ごしました。
＜Hosteria Sendero＞

近所のベーカリーのお菓子も素朴でおいしかったな。ランチのサンドイッチなど購入しました。

朝食はこちらで。