かぶりまくりの日光街道（その４）

2016/10/08 - 2016/10/08

まだそんなに涼しくもなく天気もいまいちだった10月8日に、久しぶりに日光街道を歩いてきました。本当は天気の良い日に歩きたかったのですが、天気のいい日を待っていたら日光はあっという間に寒くなってしまいそうなので、無理矢理決行しました。

この日は古河宿から小金井宿までの約22キロを歩きました。午前中は小雨が降ったりやんだりで、午後は一度大雨にも見舞われましたが、その後は晴れ間も見えて、今度は暑さとの戦いでした。

道は国道沿いを歩くことが多く、あまり日光街道らしい画像はゲットできず…。でも乙女なエリアを歩けたし、おいしい栃木名物も堪能できて、なかなか楽しく歩けました。途中からは道がかぶっている部分がある奥州街道のほうが目立ち始めてきた感もありましたが、日光街道はまだ終わっていません。残りの約55キロも頑張ります！

エリア 小山(栃木)

前回歩き終えた古河駅からスタートです。

左に向かってレッツゴー。

まだ雨が降っていなかったので笑顔のミール君。

実年齢があまり若くないミール君には、若い二人の合言葉の意味がわかりませんでした。

古河提灯竿もみ祭り発祥の地の石碑。20メートル近い竹竿の先につけた提灯を激しくもみ合いながら、相手の提灯の火を消し合うお祭りだそうです。世の中にはいろんなお祭りがありますね。

素敵な古民家です。うなぎ屋さんでしょうか？

とってもレトロな郵便ポストを発見。ちゃんと取集時間が書かれていたので、レプリカではないようでした。

この時点では、栃木県に入ったことに気づいていなかったミール君。本格的なさぬきうどんと秋田名物きりたんぽ鍋を出すお店の前で、狐につままれたような顔をしています。

栃木県下都賀郡野木町にある野木神社。香川でも秋田でもなく栃木です。

このベンチのおかげで、すでに栃木に入っていたことにやっと気づいたミール君。

野木町のマンホールその１。

野木町のマンホールその２。

栃木県では初めての宿場町、野木宿の入口です。

日本橋から数えて、10番目の宿場町です。

江戸から17里（約66キロ）歩きました。

徳川将軍家が休憩所に使っていた友沼八幡神社。

小山ゆうえんち（すでに閉園されていたことを知りませんでした）で有名な小山市に入りました。

乙女一里塚跡。あんまり乙女チックではありませんでした。

東京から70キロの地点。

おとめ通りを発見！どれくらい乙女かというと…。

あんまり乙女感が伝わってこない、おとめ通りでした。

仏光寺の銅像ににらまれて、そそくさと退散するミール君。

こちらが仏光寺。

この歩道橋を渡れば、あなたも乙女になれるかも？

栃木県名物という言葉に誘われて、特にまんじゅうが好きなわけでもないのに老舗っぽいお店に吸い込まれてしまったミール君。

左が極上白いんげん豆使用のきんとんまんじゅうで、右は食感がカリカリのあげたんというまんじゅう。まんじゅうというと柔らかいイメージしかありませんでしたが、まんじゅうはカリカリサクサクのほうが絶対においしいです！（あくまでもミール君の個人的な感想です）

間々田ひものお店。技法は鎌倉時代の伝統を引き継いでいて、栃木県の民芸品だそうです。

昔ながらの酒藏。ちなみにこの辺りは間々田宿です。

開運の街、小山。ミール君の運も開けるといいですね。

この先に須賀神社があるのですが、だいぶ先にありそうだったので遠くから眺めて終了。

明治天皇行在所跡の碑。

小山宿に入りました。

849年に建てられた興法寺。

大晦日じゃなくても思わず撞きたくなるような鐘がありました。

興法寺は庭園のようにきれいに整備されていて、とても雰囲気が良かったです。

日枝神社のケヤキ。樹齢は400年以上で、どれも樹高が30メートル以上ある巨大ケヤキです。

国道を離れて、畑や民家の中を歩きます。

たぶん喜沢の一里塚。

JRの線路沿いを歩きます。

ものすごくわかりづらいのですが、三頭の馬がいる小山市のマンホール。

この辺りから、日光街道よりも奥州街道のアピールのほうが強くなってきました。

新田宿に入りました。もちろん奥州街道だけでなく、日光街道の宿場町でもあります。

日光街道はまだ終わってません！！

下野市に入りました。下野と書いて『しもつけ』と読むなんて、日本の地名は本当に読み方が難しいです。

この日は小金井駅で歩くのを終了。駅名が入ったものが何もなかったので、駅前にあったこんなものを撮ってみました。