2016/09/30 - 2016/09/30
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TAKEおじさん
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先日訪れた横浜の「三菱みなとみらい技術館」に続いて、川崎の「東芝未来科学館」を訪れた。
東芝未来科学館は、1961年に開館した東芝科学館を引き継いで、2014年に現在の場所に開館した。
ラゾーナ川崎の一角にあり、人出は多いが場所が分かり難く、館内は割と空いている。
東芝未来科学館は名前の通り、子供たちが科学技術を学べる展示や、東芝の歴史などを紹介している。
子供たちが、遊んで学べるように工夫されている。
入場料は無料。団体には説明員が付く。
最近、来場者100万人を超えた。
(一部、以前の写真使用)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
ラゾーナ川崎から
JR川崎駅直結の商業施設ラゾーナ川崎。
ラゾーナ川崎には、映画をよく見に来るので、お馴染みだ。 -
正面の東芝ビル入口を通って
広場から行く3階は、東芝本社が入っている。
受付ロビーの大きな映像が凄い。 -
東芝未来科学館
2階に降りると、東芝未来科学館がある。
ちょっと、入り難い。東芝未来科学館 美術館・博物館
-
受付を通って
パンフレットを貰い中に入る。無料が嬉しい。
すぐに、なんだろう? -
ウエルカムゾーンでゲーム?
体を動かして点数を貰う。
その日のランキングが出る。私は、トップ10に入れなかった。 -
ヒストリーゾーン
東芝の歴史や創業者を知る。
東芝の創業には、日本の近代科学技術史を支えたふたりの巨人がいた。
「からくり儀右衛門」と呼ばれた田中久重が興した重電機製造の流れと、日本のエジソンとしてその名を知られた藤岡市助によるエレクトロニクス分野の流れがある。 -
東芝の創業者は「からくり儀右衛門」
日本の近代技術史に名を刻む天才機械技術者「からくり儀右衛門」とは、東芝の創業者田中久重である。
からくり人形など実演してくれる。 -
弓曳童子 1820年代
4本の矢を順番に弓につがえ的を射る。
ゼンマイ、カム、滑車、バネ、糸で複雑な動きを再現する。
からくり儀右衛門の発明の数々。 -
無尽灯 1837年(天保8年)
圧縮空気を利用して、4時間もの長い間点灯させた。 -
太鼓時計 天保後期〜(1838〜)
中央の竜の持つ剣が時刻を示す。定刻になると、太鼓を打ち、鳥が動く。
この他、いろいろな時計を作った。 -
和時計・天球儀 須弥山儀
太陽、月、星の運行を再現する。田中九重は、仏教的宇宙観の和時計・天球儀を作って行った。
右は、時計作りの道具箱。 -
万年時計〔万年自鳴鐘〕1851年(嘉永4年) 最高傑作
万年時計は、「からくり儀右衛門」が設計・製作した機械式和時計。
高度の天文暦学と西洋の時計技術の精髄を取り込んだ最高傑作。
優美さと気品を漂わす伝統工芸品としても高い精度を誇っており、2006年には国の重要文化財に指定された。 -
国家プロジェクトで再現した 2004年
万年時計は、洋式時計と、昼夜をそれぞれ六等分する当時の「不定時法」の時計が同時に時を刻む。さらに干支や七曜、二十四節気、月の満ち欠けの表示もする。
設計図を基に、国家プロジェクトで再現した。 -
茶運び人形
お茶碗を茶托に載せると人形が運ぶ。 -
連理返り人形(複製)
棒を肩に抱えた二体の唐子人形が、前の唐子人形を宙返りで飛越、階段を降りて行く。 -
二代目 田中久重
明治14年(1881年)に83歳の田中久重は生涯を閉じ、二代目田中久重が明治15年に(1882年)に東京芝浦に「田中製作所」を設立した。明治26年に芝浦製作所になり、後に東京電機と合併して東京芝浦電気となった。 -
藤岡市助
東芝創業のもう一人の巨人は藤岡市助。
エジソンの発明から10年後。日本で初めて国産電球が点灯された。
市助の提言により「東京電燈」(東京電力株式会社の前身)が開業。いよいよ日本でも電気時代が到来した。市助は大学の教職を辞し、東京電燈の技師長へ転身。 -
電気の"力"を知らしめる 〜国内初のエレベーター設計〜
日本初の超高層建築物として注目を集めた「凌雲閣(浅草十二階)」。
市助と門弟の三宅順祐は、この新名所の閣頂にアーク灯を点け、周囲を満月のごとく明るく照らした。そして閣内には、日本初の電動式エレベーターを設計・設置。
10人乗りのかご2基が1階から8階を昇降し、観光客を大いに喜ばせた。 -
我が国初の電車を走らせる 〜電車を考案設計〜
明治17年(1884年)の第二次アメリカ外遊の際、手に入れた電車を自ら改良するべく新たに設計。明治23年(1890年)、市助を中心としたスタッフは、「第三回内国勧業博覧会」の会場にレールを敷設。公衆を乗せた電車は、見事に動き観衆の拍手を浴びたのである。 -
京都電気鉄道
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「マツダランプ発売」 〜「東京芝浦電気」誕生まで〜
明治38年(1905年)、市助はエジソンの会社、米国ゼネラルエレクトリック社との提携を図った。明治44年(1911年)には、タングステン電球「マツダランプ」を発売。
市助の情熱を継承する東京電気の技術者により二つの発明(二重コイル/内面つや消し)がもたらされ、現在の白熱電球が完成。
昭和14年(1939年)、田中久重が興した会社の流れをくむ「芝浦製作所」と合併。 遂に総合電気メーカー「東京芝浦電気」が誕生する。 -
昔は電球と言えばマツダランプ
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1号機ものがたり
サークライン、茹で卵器、電気釜。
東芝は業界初が多い。 -
白黒テレビ、トランジスタラジオ 昭和28年
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ラジオ番組の右下にテレビ番組
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カラーテレビが出てきた 昭和35年
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赤がカラー放送。
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TAC 真空管式計数形電子計算機 昭和29年
東大に納めた。これは、ブラウン管の記憶装置。これだけ大きくて512ワードしかない。 -
ワードプロセッサ
当時500万円以上もした。 -
世界初のラップトップPC(右)
左は、パーソナルワープロ。随分とお世話になった。 -
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扇風機 明治27年
昔から有った。 -
電気洗濯機 昭和5年
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冷蔵庫
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やぐら式こたつ 昭和32年
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手動式計算機
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マツダ電気蓄音機オリオン 昭和8年
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電気冷蔵庫 昭和8年
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真空管式ラジオ受信機 大正14年
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ラジオスピーカー 大正14年
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特別展 (2014年開催)
世界初の郵便物自動処理器。昭和42年。 -
世界初の光ファイリングシステム
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自動改札機搬送機構
複雑。搬送している所は必見。 -
紙幣整理機
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ゲーム感覚で学べる
ナノライダー。半導体の中に入る。
子供たちが楽しく学べる。 -
ビルタッチ
快適さと省エネに挑戦。 -
スマートステップ
便利なスマートハウスを作る。 -
キミセンサー
自分のカラダ情報を使って体験。 -
やってみたが
自分情報を登録して、体の組成が・・・ -
音楽を奏でたり
いろいろと面白いことになる・ -
団体客も
事前登録すると、ガイドさんが案内してくれる。 -
超伝導の実験
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浮かんでいる!
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静電気の実験
髪が立っている! -
サイエンスステージ
毎日数回、行われる。日替わりでテーマが変わる。 -
光のサイエンスショー
3原色ってなんだろう。
赤に・・・ -
赤に青を混ぜると・・・
紫。 -
ハロウィンでサヨナラ
子供が楽しみながら学べる科学館だった。
大人には、電化製品の歴史が面白い。
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