北朝鮮国境の街丹東から北朝鮮を望む

2012/05/04 - 2012/05/06

近くて遠い国北朝鮮を見に、中国の国境の都市丹東に2泊3日で行ってきました。

エリア その他の都市(北朝鮮)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

上海から直行便、1万円台だったのでファーストクラスで行きました。

エコノミーの食事＋パンとサラダとハム等が付きます。

途中はお決まりのPMです。

丹東空港に到着です。

あっという間に外に出れて、ここでタクシー運ちゃんに捕まります。

ホテルに向かいます。

ホテルは北朝鮮が望めるアクセス至便な四つ星ホテルです。

客室は普通に綺麗でした。

浴槽も付いてます。

部屋からは金正日が良く鉄道で使っていた中朝友誼橋(左)と、日本が作ってアメリカに壊された鴨緑江断橋が望めます。

早速、鴨緑江(川の名前：ヤーリュージャン)断橋を歩いてみます。

タダです。

進んでいきます。

断橋の終点です。ここから北朝鮮の街を望みます。

日本のニュースでも良く見かけるメリーゴーランドですが、ジーッと見てましたが、動いてませんでした。

ホテルらしき建物です。

船着き場の様な場所も見えます。

これが夕方の景色です。

夜の北朝鮮側は真っ暗です。

ふとiPhoneを見た所、平壌時間になってました。因みにその後も丹東に居る間はずっと平壌時間でした。

ホテルの朝食です。

さすがに郊外のホテルは中華がメインですね。

それでも無理やり洋食にして食べました。

前日空港から乗って来たタクシーの運ちゃんの申し出により、その運ちゃんの車で万里の長城の最東端に向かいました。（秦皇島も最東端となってたような気もするが）

途中、北朝鮮の人にエサをあげるなの注意書きが（左下）。

こんな風景を横目に、タクシーの運ちゃんが長城よりも良い所が有るからそこに連れて行くと言い出し、

分かったと言いながら、何時まで経っても着きません。何時つくんだよ？と苛立ちながら、

お花畑で休憩。今、家を買ったばかりで稼がないとならないんだとか言ってました。（だから遠くまで来て、効率よく金を稼ぐと言いたいのか？）

二時間かけて、やっと目的地周辺に到着。

北朝鮮が見えるもう一つの断橋です。日本が作ったので、昭和17年と書いてあります。

てくてくと歩きます。

毛沢東の長男が朝鮮戦争にてアメリカの爆撃により、ここで戦死したそうです。そりゃあ、米中の仲も悪くなりますわな。

北朝鮮集落です。

橋げたも残っています。

こちらは中国側です。田舎ですが、カラフルですね。

5元(当時60円)で望遠鏡が使えます。横の人が時間を計ってます。

北朝鮮の人が見えます。

次は丹東方面に戻って、当初の目的地の虎山長城です。

緑の所が北朝鮮ですね。

登り始めます。

てくてく

てくてく

急な階段もゼイゼイ言いながら、

下からもおばちゃんが頑張って登ってきます。

ひたすら階段。

まだまだ階段。

最後の階段。

20分強で登り切ると、北朝鮮集落が見えます。

整然と集落が。この集落の人はいつでも中国側に行けそうにも見えます。

こっちは中国サイドです。緑が多いですね。

宿に戻って、飽きずに遊覧船に乗ります。

ルートはこんな感じ。

双眼鏡を10元で貸し出してました。

民族大移動中。

よくもこんなに人が乗っていたものです。

夜は真っ暗な建物。

工場か倉庫かなんかでしょうか。

戻って晩飯は宿の近くの北朝鮮国営レストラン。

キムチに始まり、

ビールを頼みます。

中国人観光客で満席で、私が最後の客でした。

調子に乗って喜び組の歌と踊りを動画で撮って居たら、お姉さんに注意されました。そして、このショーが終わった途端、中国人が一気に帰り始めて、何と私独りになってしまいました。入り口が一つしかなく外からも見えない密室で、やべーと思いながらも、「未だ冷麺が来てねー、どうしよう」と思いながら、ドキドキしながら冷麺を待ってました。

ついに冷麺が来ました。美味しかったです。その後、拉致される事も無く、会計の女の子に笑顔で見送られながら店を後にしました。
この街には北朝鮮の捜査員が沢山居り、脱北者を取り締まっているそうです。川を挟んで直ぐに北朝鮮側ですので、簡単に拉致されそうな感じだったのでスリルが有りました。（一人になった時は本当にドキドキさせられました。）

夜の友誼橋はライトアップされて綺麗ですが、北朝鮮側は真っ暗です。

翌日は更に北朝鮮に近づくために、別の遊覧船に乗りました。

民家です。広くて立派な感じにも見えます。塗装はされてません。

北朝鮮の人民が洗濯しています。

中には髪を洗っている人も居ました。

みんな川が好きなんですね。

遊覧船ツアーの後は旧北朝鮮通貨を買いました。もう使う事が出来ないので、セットで数十元で買えます。金日成だらけです。女性の裸体写真も売って居たのが印象的でした。中国では違法なので、露店ならではですね。

旅も終わり空港に戻ってまいりました。

これがチェックインカウンター？って感じの所でチェックイン。このパーティション、病院の診察室じゃないんだから。

土産に北朝鮮たばこを購入。

徒歩で飛行機まで移動です。刺激的で面白い旅でした。