高岡旅行記(ブログ) 一覧に戻る
立山連峰を見て帰りたいというじいじの要望でそれが<br />見えると言われている雨晴海岸&義経岩を堪能した<br />帰りのドライブ中に偶然見つけた控えめな小さな看板<br />「武田家住宅」畑に埋もれるように立っている看板に<br />ひかれた私は ドライバーである利点(笑)を生かし<br />乗り気ではない家族三人を連れて いざ行かん!<br /><br />畑の中をグングン進んで あ あそこだ!と指をさした先は<br />樹齢?百年もありそうな巨木がぐるっと周囲を囲んでいる<br />一角。武田家駐車場に車を止めて 歩いていくと<br />大きな家が見えてきました。<br />門構えもさることながら 家もまぁ大きい!<br /><br />ガイドさんに出迎えられて 私たち4人ともう1人の<br />観光客の方を入れて5人で 説明を受けました。<br /><br />以下 パンフレット抜粋<br />「武田家住宅は 約200年前に建築された 肝煎住宅<br />(肝煎とは十村(大庄屋)の下で一か村を支配した庄屋のこと)<br />そのままの姿を現在に伝えている。<br />安政年間(1772-1780)から寛政年間(1789-1800)に<br />かけて 伏木勝興寺本堂が再建されたときの余材で建てられたという<br />伝承を持ち 現住宅の構造、手法から その頃のものだと確認されている。<br /><br />間口、奥行きとも21メートルで<br />建築面積は457平方メートル(約138坪)。<br /><br />正面から見ると茅葺(かやぶき)の寄せ棟造り<br />背面は杮葺き切り妻造(こけらぶき きりつまづくり)の<br />越屋根でその下部がに茅葺屋根 というこの地方特有の<br />屋根の形式を持つ貴重な民家である。<br />加えて 建築年代が古いのも関わらずよく保存され<br />当初の形式をよく残しているために 重要文化財に指定された。」<br /><br />大河ドラマ”真田丸”の主人公たちの主君であった<br />武田家の末裔の居宅。<br />今では 家の外にも武田菱を見ることができますが<br />この家の歴史からしたらつい最近の昭和40年代後半ごろに<br />「もうそろそろ良いだろう」と家紋をようやく家の外にも<br />付けたんです と ガイドの方の説明を受けました。<br /><br />私たちの知らないところで 当事者たちの戦国時代は<br />続いていたのか!!とかなり驚いたお話でした。<br /><br />また 現在の当主の方は横浜にお住まいとのことで<br />それも 面白いお話しでした。<br />(由緒ある家の方々は先祖代々の土地に住むんだろうと<br />思っていたので。。。)<br /><br />ガイドさんたちはボランティアで日替わりで担当している<br />そうです。<br />最後にこの日のガイドの方に 面白かったですか?<br />来てよかったですか?と 聞かれました。<br /><br />初めての富山訪問で とても良いおもてなしを受けました。<br />機会があれば是非 違った季節に訪れたいと思いました。<br /><br />~~~~~~~~~~~~~~~~~~<br /><br />「重要文化財 武田家住宅」<br /><br />富山県高岡市大田4258<br />開館 午前9時より午後4時半まで<br />休館 毎週火曜日(祝日に当たるときはその翌日)<br />   年末年始(12/29-1/3)<br />観覧料 大人210円 (65歳以上の方は2割引き)<br />    小中学生 無料<br /><br /><br />

3世代で歴史訪問~富山県高岡市重要文化財「武田家住宅」~

13いいね!

2016/08/06 - 2016/08/06

249位(同エリア629件中)

0

23

Vegas Mama(@VegasMama4)

Vegas Mama(@VegasMama4)さん

立山連峰を見て帰りたいというじいじの要望でそれが
見えると言われている雨晴海岸&義経岩を堪能した
帰りのドライブ中に偶然見つけた控えめな小さな看板
「武田家住宅」畑に埋もれるように立っている看板に
ひかれた私は ドライバーである利点(笑)を生かし
乗り気ではない家族三人を連れて いざ行かん!

畑の中をグングン進んで あ あそこだ!と指をさした先は
樹齢?百年もありそうな巨木がぐるっと周囲を囲んでいる
一角。武田家駐車場に車を止めて 歩いていくと
大きな家が見えてきました。
門構えもさることながら 家もまぁ大きい!

ガイドさんに出迎えられて 私たち4人ともう1人の
観光客の方を入れて5人で 説明を受けました。

以下 パンフレット抜粋
「武田家住宅は 約200年前に建築された 肝煎住宅
(肝煎とは十村(大庄屋)の下で一か村を支配した庄屋のこと)
そのままの姿を現在に伝えている。
安政年間(1772-1780)から寛政年間(1789-1800)に
かけて 伏木勝興寺本堂が再建されたときの余材で建てられたという
伝承を持ち 現住宅の構造、手法から その頃のものだと確認されている。

間口、奥行きとも21メートルで
建築面積は457平方メートル(約138坪)。

正面から見ると茅葺(かやぶき)の寄せ棟造り
背面は杮葺き切り妻造(こけらぶき きりつまづくり)の
越屋根でその下部がに茅葺屋根 というこの地方特有の
屋根の形式を持つ貴重な民家である。
加えて 建築年代が古いのも関わらずよく保存され
当初の形式をよく残しているために 重要文化財に指定された。」

大河ドラマ”真田丸”の主人公たちの主君であった
武田家の末裔の居宅。
今では 家の外にも武田菱を見ることができますが
この家の歴史からしたらつい最近の昭和40年代後半ごろに
「もうそろそろ良いだろう」と家紋をようやく家の外にも
付けたんです と ガイドの方の説明を受けました。

私たちの知らないところで 当事者たちの戦国時代は
続いていたのか!!とかなり驚いたお話でした。

また 現在の当主の方は横浜にお住まいとのことで
それも 面白いお話しでした。
(由緒ある家の方々は先祖代々の土地に住むんだろうと
思っていたので。。。)

ガイドさんたちはボランティアで日替わりで担当している
そうです。
最後にこの日のガイドの方に 面白かったですか?
来てよかったですか?と 聞かれました。

初めての富山訪問で とても良いおもてなしを受けました。
機会があれば是非 違った季節に訪れたいと思いました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「重要文化財 武田家住宅」

富山県高岡市大田4258
開館 午前9時より午後4時半まで
休館 毎週火曜日(祝日に当たるときはその翌日)
   年末年始(12/29-1/3)
観覧料 大人210円 (65歳以上の方は2割引き)
    小中学生 無料


旅行の満足度
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー 新幹線

この旅行記のタグ

13いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP