2016/08/23 - 2016/08/31
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yamada423さん
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満水に近い砂川掘北野第3調整池 2016.8.23
今年の夏は九州や北海道が大雨の被害にみまわれた中、関東地方は少雨で水源地の水不足が深刻な状況でした。
先週末には3つの台風が同時に日本に接近し、そのうちの一つ台風9号が昨日22日に千葉県に上陸し、記録的な豪雨を各地にもたらし、東北地方、北海道を縦断してオホーツク海に抜けた。
埼玉県で記録的な豪雨を報じられることはめったにないが、昨日は地元の所沢市や隣の入間市では100から120ミリの1時間雨量を記録したと報道された。
埼玉県道8号川越入間線の西武新宿線踏切が水没して電車が立ち往生して不通となり、新狭山の会社に勤める家族を車で迎えに行くことになった。
帰宅途中に通った県道126号所沢堀兼狭山線(堀兼バイパス)は堀兼付近の下り車線は数箇所で水没して2キロほどが渋滞停止していた。
水没した道路の写真を最後に掲載しました。
手前で通行止・迂回路指示の標識(看板)が間に合わなかったようだ。
https://www.google.co.jp/maps/@35.8449854,139.440839,13.36z
カーナビの画面には堀兼に○の中に×の印(地図の警察署マーク)が表示されていたが、初めての経験で意味(通行止)がわからなかった。
所沢市内では東川(あずまがわ)が氾濫し、ナビの画面に通行止のマークが数箇所見られた。
東川は元の川の地下にトンネル水路を設けて氾濫対策をしたが容量を超えてしまったようだ。
一夜明けると晴れていたので、台風が過ぎ去った後の自宅周辺の様子見をかねて6時前にカメラ持参でウォーキング北野コースへ出かけた。
最初は西武鉄道小手指車両基地の地下を横切る通路(通称バケトン※)をくぐって南にある砂川掘北野調整池に出た。
予想通り満水で、出口の放水路からは勢いよく音を立てて濁流が流れ出ていた。
調整池の排水口周辺には、流されてきた木屑や枯れ草などがびっしり水面を覆い、淀んでいた。
所沢西高校の前を通り、国道463バイパスを横切り、北野中、白旗塚、北野運動公園、誓詞ケ橋、小手指が原交差点、小手指陸橋を越えるルートを回るコースの歩数は9849歩であった。
途中の農道には畑から溢れ出た水が川のように流れていたり、低いところに泥がたまって歩けないところもあった。
畑には水が流れて掘られた溝が豪雨の生々しさを残していた。
撮影 Canon PowerShot SX610 HS
※バケトンはお化けトンネルのことで、通学時間帯以外は人通りが少ない薄気味悪いトンネルという意味で、そう呼ばれている。
西武線との交差。ボックスカルバートで車庫(小手指車両基地)の下を潜っている。この部分は二層式になっており、上層は地下道として使われている。増水時は地下道部分も水に浸かることから、降雨時は危険のため注意と書かれている。この周辺には踏切が1km近くないため、地元の人達にとっては重要な生活路である。
8月31日(水)
8月下旬に同時発生した3つの台風の一つである台風10号は小笠原付近で発生した後、しばらくは南西に進み、数日前からUターンして日本列島の太平洋岸に沿って進んだ。
昨日8月30日には気象庁の観測史上初めて岩手県に上陸し、東北地方を横断して日本海に抜け、温帯性低気圧に変った。
東北地方・北海道には記録的な豪雨の被害をもたらした。
31日の昼のNHKテレビで、岩手県岩泉町の川沿いのグループホームで9人のお年寄りが亡くなって発見されたとのニュースを見ました。こころよりご冥福をお祈りいたします。
過去の記録にない未曾有の大雨で河川の増水・氾濫の恐れがラジオ・テレビで繰り返し警告されていたにもかかわらず、このようなことが起きてしまったことを耳にするのはやりきれない思いです。
関東地方は一週間前の台風9号ほどの被害はなかったが、一週間ぶりの快晴の朝にウォーキング北中コースを歩いてきた。7993歩
9月7日(水)
8.22の台風9号で被害を受けたと手差し車両基地を横切る地下道、通称バケトンの補修工事が終了したので点検を兼ねてウォーキングに出かけた。
トンネルの壁面は台風の当日に調整池から溢れた濁流の水路になったことは翌日のゴミの跡でわかっていたが、よく見ると水没したところまでは洗われてきれいになっているのが分かる。
水位を測ってみたら130cmだったので印を付けた。
(130cm 2016.8.22 台風9号)
参考旅行記
台風一過のわが街小手指と西武電車
http://4travel.jp/travelogue/10604216
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
2016.8.23(火)5:56
砂川掘は調整池から流れ出た濁流で水位が50センチぐらいになっています。
ここは枝垂桜の名所で、毎年桜開花情報を発信しています。
2016小手指のしだれ桜・ポトマック桜 開花情報
http://4travel.jp/travelogue/11115155 -
通称バケトンの地下水路から流れ出た濁流は、線路沿いの道路に下でこのダムを流れ下ります。
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地下水路だけでなく、バケトンにも深さ1メートルほど流れたゴミの跡が残っています。
フェンスの支柱は流れの勢いで曲がってしまいました。 -
バケトン入口(出口)から下流側を見たところです。
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バケトンの出入り口には注意書きがあります。
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バケトンの調整池側の路面は流れの勢いでアスファルト舗装がはがれてしまいました。
35年前は舗装されておらず、乾くと土埃が舞い上がって歩きづらかった思い出があります。 -
調整池側の出入り口 6:01
右側は自転車を押して上り下りする階段ですが、近くの所沢西高校の生徒たちは自転車に乗ったままスロープを登る光景をよく見ます。
前の道路は左にカーブして見通しが悪いので、飛び出した自転車との事故が発生しないか、いつも気がかりです。
行政は事故が発生しないと対策を実施しない習性があるようです。
車止めの赤白のガードは本来右側にも設置して、乗ったまま通れないようにすべきものです。 -
調整池からの排水溝から勢いよく流れ出る濁流
動画をパソコンで再生した画面を撮影したものです。
調整池が満水でもこの排水口いっぱいに流出しない理由は、調整池側にゴミ除け鉄柵(縦・横1mほどの鉄の枠に8〜10センチ間隔で平角鋼を設置したもの)があり、そこにゴミが付着して流れを阻害しているためです。
時々下水道局の関係者がゴミを取り除きに巡回していますが、一旦水が引かないと作業ができません。
しかし、もしゴミが付かなかったら排水量が多すぎて下流であふれる危険性があるので、うまく自然に調節されていると考えましょう。
「調整池」とは貯水だけでなく排水も調整しているのですね。 -
砂川掘北野第3調整池の水位は117センチでした。6:02
昨年2015.9.9には水位が185センチでダム(堰)を越えて流れ出ていたところを撮影してツイッターに投稿しました。
http://p.twipple.jp/pJ8Qc
このときの豪雨では鬼怒川が氾濫し、常総市の広い範囲が水没してヘリコプターによる救出状況がテレビ放映された。
関連記事:
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000634942.pdf#search='%E5%B9%B3%E6%88%9027%E5%B9%B4%E9%AC%BC%E6%80%92%E5%B7%9D%E6%B0%BE%E6%BF%AB'
台風18号及び台風から変わった低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込んだ影響で、記録的な大雨となった。
9月9日から9月10日にかけて、栃木県日光市五十里(いかり)観測所で、昭和50年の観測開始以来、最多の24時間雨量551mmを記録するなど、各観測所で観測史上最多雨量を記録した。 -
砂川掘北野第3調整池の全景
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調整池にはカモがたくさん飛来していました。
冬ではないので北の国からの渡り鳥ではないと思います。カルガモ? -
悠々と泳いだり、羽根づくろいなど。
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鏡のような水面をスイスイ・・・
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右側の第2調整池との間の道路は近くの畑から流れ出た泥が溜まってこのとおりです。
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調整池周囲のフェンスにも高さ50センチぐらいまで水没した跡が付いています。
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土手の草にも水没した跡が残っています。
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砂川掘北野第2調整池 6:10
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どこかの畑から流れ出た冬瓜(トウガン)が道端に転がっていました。
大きさは20センチほどです。 -
砂川掘北野第2調整池
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フェンスにもこの高さまで水が来たことを証明するもので、調整池が溢れたことがわかります。
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第3調整池の向こうにレッドアロー・クラシックが通ります。
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第1調整池から第3調整池へ流入する様子が見えます。
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畑の畦道(あぜみち)ではアリが水没した巣の修繕に余念がない様子です。6:25
動画も撮りました。 -
畑から農道にあふれた水は澄んでいます。6:38
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左の畑から湧き水のような澄んだ水が流れ出ています。6:42
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垣根の向こうの畑から流れ出る水。
畑は田んぼに水を張ったようです。 -
北野運動公園北側の水路も50センチほどの深さです。6:44
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誓詞ケ橋付近のフェンスは土台ごと倒れています。
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誓詞ケ橋の欄干にも流木などが引っかかっています。7:03
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誓詞ケ橋に立つ距離案内標識
自宅からは約1.5Kmです。 -
国道463バイパスは誓詞ケ橋付近が低くなっており、このあたりに濁流が押し寄せた残骸が残っています。
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排水溝と畑の境の縁石が倒されています。
想像をはるかに超える水の力で、隣接の市で、帰宅途中の女性が流されて亡くなったというニュースが理解できますが、お気の毒に。ご冥福をお祈りいたします。 -
ニンジン畑にできた大きな溝 7:11
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このニンジン畑は種蒔きを2回に分けて行っており、左側は発芽して3センチほどにしか伸びていません。
しばらくしてから蒔きなおすかどうか、悩ましい判断でしょう。 -
帰りに小手指陸橋から見た武甲山です。
頂上付近の北側(右)斜面は石灰岩採掘のために大きく削られ、遠目にも形が変わったのがわかります。
直線距離38Kmは東京スカイツリーと同じ距離です。
手前は西武鉄道小手指車両基地で、早朝の電車の出庫を見に来ることがあります。
http://4travel.jp/travelogue/10933672 -
県道126号所沢堀兼狭山線「堀兼神社(北)」交差点の下り車線
2016.8.22 17:22(携帯P-07Bで撮影)
この日の午後3時のテレビのニュースで西武新宿線が踏み切り水没で不通と知りました。新狭山の会社に勤務する家族からメールで、4時までに復旧しなかったら迎えに行く要請があったので5時の退社にあわせて行きました。
帰宅途中に通った堀兼バイパスの上り車線は空いていましたが、下り車線はこの交差点を頭に2キロほど渋滞停止でした。
信号待ちで携帯で撮った貴重な写真です。
通常は交通量が多い道路です。(通称:堀兼バイパス)Googlemaps
https://www.google.co.jp/maps/@35.8469466,139.4471542,3a,75y,184.57h,71.45t/data=!3m6!1e1!3m4!1s9y3rlErVMZSGi0MDIp6OQA!2e0!7i13312!8i6656!6m1!1e1 -
下り車線は完全に水没しています。
交差点に面したセブンイレブン堀兼バイパス店の駐車場も半分水没しています。
2016.8.22 17:22(携帯P-07Bで撮影) -
2016.8.31 6:04
小手指陸橋北の交差点から北に延伸される道路のために撤去されたホームセンター跡地は大雨で洗われて「地固まる」
台風10号明けの快晴の朝、早朝ウォーキング北中コースを歩いてきました。 -
私の身長は15m
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畑のニンジンはまだ5センチぐらいです。
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今年の所沢特産のサトイモは、水不足に遭わずに順調に生育しています。
茎の丈は1.5mほどです。 -
百日紅(サルスベリ)
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畑道は水溜りの跡が残っていました。
畑の土は水をたっぷり吸うと黒くなる、いわゆる黒土です。
春先に乾燥して薄茶色になると、軽くなった表面の土が風に飛ばされて移動してしまいます。まるで砂丘の砂のように。
畑の境界に茶の木を植えるのは、飛散防止の風除けと茶葉の収穫を兼ねた江戸時代からの農家の知恵です。 -
狭山市南入曽の広大な1枚畑 (約2万m2)
北東の隅には水が引いた跡が残っています。
手前の水溜りは道路です。 -
この畑は秋にはソバの白い花で埋め尽くされることがあります。
小さな旅 狭山市水野のそばの花
http://4travel.jp/travelogue/10610642 -
超高脚グモ(勝手に名づけたものです)
体の長さは6ミリほどですが、脚の長さは50ミリもありそうですが、足先は見えません。
脚の細さ(太さ)は0.3ミリぐらいしかありません。
どなたか正式な名前を教えてくれませんか。 -
台風とは関係ないと思いますが、切り倒したクヌギ又はナラの木の直径は最大で80センチほどもあります。樹齢60年ぐらいか?
所沢市北中の「所沢やすらぎの里」の近くの雑木林。 -
大雨で土が流れ、溝ができた畑 6:57
■この記事を書く直前の昼のNHKテレビで、岩手県岩泉町の川沿いのグループホームで9人のお年寄りが亡くなって発見されたとのニュースを見ました。こころよりご冥福をお祈りいたします。
未曾有の大雨で河川の増水・氾濫の恐れが繰り返し警告されていたにもかかわらず、このようなことが起きてしまったことを耳にするのはやりきれない思いです。
94歳の身内がグループホームの1階に入居していることと重なって・・・。 -
9月7日(水)6:18
平常時の砂川掘の流れ
8.22の台風9号で被害を受けたと手差し車両基地を横切る地下道、通称バケトンの補修工事が終了したので点検を兼ねてウォーキングに出かけた。
トンネルの壁面は台風の当日に調整池から溢れた濁流の水路になったことは翌日のゴミの跡でわかっていたが、よく見ると水没したところまでは洗われてきれいになっているのが分かる。
水位を測ってみたら130cmだったので印を付けた。
(130cm 2016.8.22 台風9号) -
上の写真の水路を向こう側から見るとこのように落差があります。
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バケトンの路面の補修工事が完成し、通行は問題ありません。
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トンネルの壁は水が来たところまでが洗われてきれいになっています。
傘の先で示したところまで水が来たことが判ります。
路面からの高さ(水の深さ)は130cmでした。 -
路面が濁流で剥がされた箇所は舗装されてきれいになりました。
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通常時の調整池出口の水量はこの程度です。6:21
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砂川掘第3調整池出口のゴミ取り柵
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台風9号の翌朝の水位は117センチでした。
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砂川掘第2調整池
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砂川掘第3調整池の通常時の水路 6:27
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