中国シルクロード旅行（その２）

2016/07/18 - 2016/07/19

灼熱のトルファンを歩いた私は、疲れと食事により徐々に体調を崩していくことになります。

エリア 吐魯番(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

トルファンで投宿した交通賓館。

宿は朝食付きだったのですが、中国人が食べ散らかしたのを目撃、食欲が失せたので近くの屋台で売っていたサモサを朝食にしました。

この日は一日ツアー。ネット上では、日本語で話しかけてくる安岡力也さん似のウイグル人にバスターミナルで声を掛けられ、どうしようかと迷った挙句、85元だったので誘いに乗ってみました。遺跡類をじっくり見てもよく分からんだろうと思ったのと、時間が余りある訳でもないので、いろんなところを周るツアーで十分と思いました。

蘇公塔にやってきました。前日に歩いて来ようかと思ったところでしたが、なんせ暑くて断念。

きれいに改修済み。

中はモスク。現在でも機能している様子です。

お墓なのだろうか…

説明書きはあったのですが、正直、誰なのか分からない…

蘇公塔のすぐそばにある郡王府。

郡王の住まいなどが見れます。せっかくここまで来たのでついでに見学。

蘇公塔を後にして、火焔山に来ました。

ここは施設見学はせず（一緒に回っていた中国人は見学していました）、風景を楽しみます。

個人的には面白い風景だと思います。

ツアーバスが途中立ち寄ったところ。なんとなくシルクロードっぽくて良かった。

ここの風景は結構よかった気がします。

乾き切った大地の中を川が流れていて、その流域の一部だけ緑で青々しています。作っていたのは葡萄だろうか？

谷の底を川が流れています。

昼食はドライバーの家族なのか親戚なのか分かりませんが、そんな感じの葡萄農家兼レストラン的なところでラグメンを食べました。味はまあまあ美味い。ドライバーはこんなところでも稼がないとダメなんでしょうね。

水路。流れは早くて落ちたら流される勢いです。

昼食後は世界遺産の交河故城へ来ました。もう一つ高昌故城は行かないのかと、ツアー申込時に日本語を話すウイグル人に聞いてみたのですが、「一緒だから行かない」ですと。

日除けになるようなものは無く、めちゃくちゃ暑い。高昌故城にはいかなくていいかも、と思ったほどでした。

乾燥で朽ち果て、在りし日を想像できるものはありません。

ちなみに見学しやすいように見学路は整備されています。

歩くだけではなく、電動カートもありました。

たしかこれはお寺の跡だったかな。かろうじて遺跡らしく遺っていました。

これも何かの塔の跡だったような。

この後、カレーズ楽園を見学（私は入らなかったけど）して、葡萄溝に立ち寄り（誰も見学せず）帰ってきました。ただ、ベゼクリク千仏洞には誰も興味がなかったようで、入口で引き返してました。何か聞かれたような気がしたのですが、上手く「私は見学したい」という意思表示ができず、見学せずじまいでした。

帰ってバザール辺りをウロウロ。肉を豪快に売っていました。

ライチジュース。まずまず美味い。

昨日の牛肉麺屋さんで、昨日とは違う一番シンプルな牛肉麺を食しました。支払いを済ませたのですが、多く支払ったようで、店を出てから差額を返しに走って追いかけてきました。中国ですが店員さんはウイグル人だったからでしょうか。優しいというか真面目というか。

サイドメニューも頼んでみました。

晩飯を食べた後は広場裏の屋台街で一杯やります。ここは夕方になると屋台街に変わるのですが、時間も遅く夜９時くらいからだったと思います。

屋台街ですが、こんなに明るくて夜９時くらいでしょうか。

今日は水餃子を肴に一杯。

よくテレビで見る店の従業員が朝礼でやっている体操風景。

果物屋さん。

バザールの中のフードコート。ポロを炊いていました。

肉が豪快だ…

ドライフルーツやナッツ類も豊富です。

トルファンバスターミナルからバスでウルムチへ戻ります。３時間くらい。

ウルムチのバスターミナルから歩いてBRTの駅へ向かったのですが、途中で牛肉麺を食べました。美味い。

ウルムチはどこへ何しに行くにもセキュリティが厳しく、ここでもパスポートを見せて乗車しました。

BRTを乗り継いでウルムチ南駅へ到着。

ウルムチは本当に近代的な街で…

ここがシルクロードの街だなんて思えません。

これから寝台列車に乗って敦煌へ向かうのですが、それまで市内観光。ここは紅山公園。場所が分かりづらく、えらく遠回りさせられたような感じがします。

山に登り、塔に上った風景。

これがその塔。遠眺楼というらしい。

ウルムチ南駅の駅舎。

ウイグル人がナンを焼いています。

待合室で結構待って、ようやく乗車できます。チケットはCtripで予約。手数料などが高かった感じがしましたが、仕方ない。

徐州ってどこだべ…

今回は軟臥で移動。２段寝台の上段に乗車。コンパートメント自体は４人一つですが、今回は私ともう一人の中国人だけ。カーテンがないのが難点ですが、乗り心地はいいと思います。

車内の感じ。ではおやすみなさい。