2016/01/29 - 2016/02/01
4219位(同エリア7275件中)
ゆずのはさん
「大牧温泉に行こう!」と思い立ち、JTBで空室を見つけたのは秋頃だったかしら。
じゃらんも他も空室がないのに、さすがはJTBさん、しっかりお部屋を確保しているんですね。
2016年1月29日、富山県高岡行きの夜行バスで東京駅から出発しました。
今回も夫婦二人の旅です。
【日程】
1月29日(金)22時40分東京駅出発。
1月30日(土)富山県高岡駅…(世界遺産バス)…五箇山相倉集落…(散策)…(世界遺産バス)…上梨集落…(散策・昼食)…(世界遺産バス)…菅沼集落…(散策)…(世界遺産バス)…城端駅…(JR城端線)…福光…(送迎車)…ふくみつ華山温泉泊
1月31日(日)ふくみつ華山温泉…(送迎車)…福光…(JR城端線)…城端…(散策)…城端…(城端線)…砺波…(バス)…小牧堰堤…(庄川汽船)…大牧温泉泊
2月1日(月)大牧温泉…(庄川汽船)…小牧堰堤…(バス)…瑞泉寺口…(瑞泉寺、井波散策)…井波中央…(バス)…瑞龍寺…(瑞龍寺)…新高岡駅…(北陸新幹線)…東京駅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月30日朝、富山県高岡市に到着後、8時10分発の世界遺産バスに乗り、五箇山を観光しました。
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相倉集落入口で下車。
バス停から相倉集落の中心までは約10分ほど歩きます。
雪は多いものの、意外に歩きやすかったです。
もっとも、この旅に備えて今回はキャリーケースは持たず、各自、登山用のリュックを背負い、防雪・防寒装備もバッチリでしたけどね。 -
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民宿・勇助さん。
中を見学できます。 -
五箇山での往時の生活の様子を垣間見ることができ、雪深い山里の暮らしの知恵も知ることができました。
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相倉の集落をパチリ☆
吹雪いていたら、とても写真を撮るどころではありませんが、私たちが訪れた時はチラチラ降る程度だったのであちこち歩き回ることができました。 -
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相倉集落入口に戻り、再び世界遺産バスに乗車。
次は上梨集落を観光。 -
上梨集落・村上家住宅(国指定重要文化財)。
こちらでも中を見学させて頂きました。
ちょうど、ご主人が学生らしき見学者にささらを手に五箇山民謡『こきりこ節』を唄っているところでした。
その昔の中学の音楽の授業で習った記憶があり、不思議と歌詞をしっかり覚えていたりします(^_^;) -
村上家住宅正面。
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村上家の合掌造り内部。
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旧加賀藩流刑小屋へ続く橋。
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橋から見えた庄川(?)の流れ。
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上梨集落の通りを散策。
意外にひらけています。 -
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神社もパチリ☆
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次のバスまで時間があるので、こちらの食堂で昼食を頂きました。
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富山名物・白海老のかき揚げそば。
五箇山豆腐はサービス品です。
朝食はパン1個だったので、お腹はぺこぺこ…
おいしく頂きました! -
次は菅沼集落を観光。
雪と山と川…絵画みたいな景色です。 -
道路から見る菅沼集落。
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菅沼集落は世界遺産バスの通る道路を下ったところにあります。
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天候が回復してきたので、雪景色が映えます。
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カフェを発見☆
少し歩き疲れたので、こちらで休憩しました。
お店の名前は『掌』というそうです。 -
こちらのお店、気に入ったカップを選ぶことができます。
私と夫、それぞれの好みのカップを選択。
コーヒーのお供に手作りクッキーがサービス品として付いてきました。
上梨集落の食堂といい、五箇山のお店はおもてなしの心がバッチリだと思います。 -
さっきお蕎麦を食べたばかりなのに、クッキーもおまけで付いてきたのに、メニューを見たら我慢できなくてトーストを注文してしまいました!
夫は私が何か注文すると、必ず対抗心を燃やすというか…大して食べたくなさそうだったのに団子を注文(~_~;)
でも、このお店のコーヒーは香ばしくておいしかった〜♪ -
カフェで休憩後は再び菅沼集落を散策。
太陽が顔を出し、気温が上昇してきたので、道路に積もった雪がかなり溶けてきました。
合掌造りの屋根からもとけた雪がポタポタと落ちてきます。 -
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ひとしきり菅沼集落を散策したことだし、この日の宿のチェックインの都合もあるため、再び世界遺産バスに乗るべくバス停へと戻ることに。
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急いでバス停に戻りましたが、まだバスは来そうにありません。
五箇山、また違う季節に来れるといいな。 -
世界遺産バスを城端で降り、JR城端線の福光駅で下車。
画像は城端線の車内で撮ったものです。
写真の雨晴海岸、時間があれば行きたいけど、今回の日程ではとても無理なので、いつかまた…。 -
福光駅到着。
この日の宿は駅から車で数分のところにあるため、送迎車の予約を事前に入れておきました。 -
送迎車を待つ間、駅前にあった石碑をパチリ☆
福光は有名な彫刻家・棟方志功ゆかりの地なんですね。 -
迎えにきた送迎車に乗り、ふくみつ華山温泉到着。
ロビーではウェルカムドリンクのサービスがありました。(二人とも迷わずビールを選択)
色浴衣を無料で選べるサービスもあります。 -
館内は相変わらず撮り忘れましたが、貸し切り風呂無料のサービスもあり、また有料ですが、北陸唯一の砂風呂のあるなかなか良い宿でした。(砂風呂、冷えた体がポカポカ温まり、すごく気持ちよかったです♪)
所定の喫煙場所以外は全館禁煙のため、私たちの部屋は喫煙所の一番近くにお願いしました。
うちの夫、禁煙と聞いた途端に機嫌が悪くなりますので(^_^;)
画像はこの日の夕食です。
スタンダードプランですが、味もボリュームも◎でした。 -
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締めのデザート。
手作りのゼリーがまたさっぱりとしておいしかったです♪ -
1月31日旅二日目。
ふくみつ華山温泉の朝食です。
接客もスタッフの皆さん一生懸命で、とても気持ちよく過ごすことができました。
砂風呂がとにかく気に入ったので、また機会があれば泊まりたい宿です。 -
ふくみつ華山温泉のエントランスから見える景色。
山の向こうは石川県金沢市とか。
金沢からの宿泊者も多く、一日一便、金沢駅間の送迎もしているそうですが、今回は金沢には寄らないので、再び福光駅へ送って頂きました。 -
二日目の宿の大牧温泉に行くまで時間があるので、福光駅からJR城端線に乗り、前日に世界遺産バスを降りた城端に戻り、半日ほど観光をすることにしました。
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城端の町を散策。
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素晴らしい快晴のなかの散策は気持ちの良いものですね。
遠くの山並みもくっきり☆ -
城端別院・善徳寺。
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浄土真宗第8代蓮如上人開基の真宗大谷派の古刹。
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立派な彫刻ですね。
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逆光ですが、善徳寺の鐘楼。
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宝物館。
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親鸞上人?蓮如上人?
どちらかだか失念。 -
本堂内部。
豪華絢爛ですね。 -
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続いて、城端曳山会館へ。
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2階展示室。
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曳山会館の斜め前にあった『じょうはな織会館』も見学。
1階がショップ、2階が工房になっていました。
何か旅の記念に購入しようかと思いましたが、結構なお値段の物ばかりだったので、見るだけにしました。
そろそろ大牧温泉に向かうため、城端駅に戻らなければ。
城端駅からJR城端線で砺波駅下車、砺波駅前から一日4本の小牧堰堤行きのバスに乗らなければ、大牧温泉行きの最終の船に間に合いません。 -
砺波駅から約40分ほどバスに揺られ、小牧堰堤到着。
バス停の目の前が大牧温泉行きの船乗り場です。
乗船まで少し時間があり、待合室で座って待っていると、観光バスから団体客が…! -
この船に乗るのかしら?
たくさんお客さんがいるし、全員乗れるかしら?とやや不安。 -
私の不安をよそに、待合室のお客さん全員を無事に乗せ、船は大牧温泉に向けて出航しました。
30分の船旅の始まりです♪ -
桜や紅葉の頃がよいけど、雪の季節も風情があって墨絵の世界って感じですよ、と前日宿泊した宿のスタッフさんがおっしゃってたっけ。
私は雪の季節に雪の降る場所に行くのが案外好きなので、しばし窓からの眺めに見とれていました。
なんか、遥かな地に来たって感じ。
隣のカメラ小僧夫、風情に見とれる暇もなく、また旅情に浸る間もなく、見える景色すべてを撮りまくっておりました(笑) -
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何やら建物が見えて来たので、もしやもう大牧温泉到着?と一瞬思いましたが、どうやら発電所だかの建物らしい。
まだまだ着くはずありません…。 -
あとちょっとかな?
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お〜ぉ、ついに見えて来た!?
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かなり曲がって写ってるけど、これが数々のサスペンスドラマの舞台になった大牧温泉!!
ついについに来ることができたことに一人で感激しまくりでした♪ -
下船して大牧温泉に向かいます。
団体客と一緒だとチェックインに手間取るかもと焦り気味の私。
でも、振り返ると夫は物珍し気にシャッター切りまくりで、私の方なんか全然見てませ〜ん(>_<) -
桟橋の手すりから見る景色。
焦ってるわりには余裕?(笑) -
ついに来ました!大牧温泉!!(興奮し過ぎ)
あ〜でも、早くチェックインせねば〜!!
ちなみに団体客の方々はまだ大半が桟橋近くで点呼中。
だから、そんなに急がなくてもいいのに、私ったら、やはり貧乏性なのかも。 -
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大牧温泉のロビー。
有名な旅館だけど、ロビーやフロントはこじんまり。
団体客と個人客の対応はしっかり区別ができているようで、個人客とわかると一組に一応一人の仲居さんが付き、チェックインの手続きもお部屋で行うそうです。(心配して損したかも)
「こちらの温泉、すごく良いですし、お部屋にも温泉がありますからね。」と担当の仲居さん。
「???」
意味がわからず、曖昧に返事をして廊下を付いて行きました。
だって、川側の和室の部屋確約としか、JTBの予約画面には書いてなかったし。 -
廊下の壁にはドラマのロケで来た女優さんや俳優さんの写真やサイン色紙がぎっしり!
さすがはサスペンスの宿…ここで何回殺人事件が起きたやら(笑) -
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で、なんと通されたお部屋は角部屋で、ベッドのある和室。
「あの〜私たち川側の和室なんですけど。ベッドは付いてないはずですけど…。」と恐る恐る私。
「川側だし、こちらも和室ですから、間違いじゃないですよ」と仲居さん。
「お部屋に掛け流しの露天風呂もありますから、寛げますよ」とさらに仲居さん。
「こんなに良い部屋じゃないはずなんですけど」と私も食い下がりません。
だって、間違えたので部屋を変えてくれといわれたり、追徴金取られたりしたら嫌だもの。
「いえいえ、この部屋がお客さんのお部屋ですよ」とさらに仲居さん。
ラッキー☆畳だけの部屋は苦手だし、ベッドが付いているなんて嬉しい☆ -
空耳じゃなく、確かに掛け流しの露天風呂も付いていましたよ。
何にも期待せず、泊まれるだけいいやと思って来たけど、ベッドと露天風呂なんて最高じゃない?
追徴金を取られませんようにと願いつつ、まずはお部屋でチェックインの手続きを済ませました。 -
大牧温泉の夕食。
秘境の地だから、全体に料理はやや残念な感じ。
山菜とか山の味を生かしてもいいかも。
団体客とは完全に分かれての食事であり、個人客は専用の食事処で頂けるようになっていて、静かに食事できるよう配慮されているのはよいと思いました。 -
大牧温泉の朝食。
夕食と同じ食事処で頂きました。
食後は朝風呂に。 -
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朝の大浴場には誰もいませんでした。
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温泉と雪景色をひとり占め♪
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小牧堰堤行きの船に乗船するため、9時半に大牧温泉をチェックアウト。
心配したお部屋の追徴金はもちろんありませんでした。
JTBで予約すると、何気にグレードアップしてもらえたのは何回か経験してますが、やはりホッと一安心(^_^;)
またいつか来る時があるかしら、大牧温泉。
最近、夫は宿の食事にうるさく、宿の食事がイマイチだったみたい。
一人でこんな秘境の温泉に連泊したらゆっくりできるんだろうけど、一人旅の受け入れはしてないとのことでした。 -
さよなら大牧温泉!
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桟橋に行くと、船はもうスタンバイしてました。
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前日の団体客の方たちとまた一緒の船旅開始。
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まさに墨絵の世界☆
もちろん快晴の空もいいけど、こういう灰色の煙るような景色も好き。 -
お隣に座った団体客のおばさまの身の上話を聞いたりしているうちに、30分の船旅は終了し、小牧堰堤到着。
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小牧堰堤から高岡行きのバスに乗車しました。
前日、砺波駅前のバス停でお話ししたおばさまの「井波はいいですよ。井波が彫刻の町って知ってらっしゃると思うけど、瑞泉寺の彫刻は見応えありますから、せめて、瑞泉寺だけでも観光されたら?」という言葉を思い出し、瑞泉寺口で下車することに。
実は、富山に行ったら、井波にぜひ行ってみたいと思っていたんです。 -
井波別院・瑞泉寺。
前日行った城端の善徳寺同様、真宗大谷派の名刹。
明徳元年(1390年)、北陸の浄土真宗の中心として、後小松天皇の許しを得て、本願寺5代綽如上人によって建立。
現在の本堂は幾度もの焼失を経て、明治十八年(1885年)建立されました。
北陸最大級規模の木造建築のお寺だそうです。
古刹、名刹と聞くと通り過ぎることができない悲しい習性〜(笑) -
古めかしさに味のある山門の見事な彫刻。
もちろん井波彫刻。 -
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静寂と雪に彩られた境内。
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本堂内はもちろん撮影禁止のため、外に出て、本堂の軒の見事な彫刻をパチリ☆
砺波駅前のバス停で出会ったおばさまにオススメされなければ、この見事な彫刻を見ずに終わったかも。
一期一会ながら、旅の出会いに感謝です。 -
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来てよかったわ、瑞泉寺。
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最後に境内から、山門をパチリ☆
本当に立派なお寺でした。
平日でも、こんな雪模様でも、参詣者が多いことに納得です。 -
瑞泉寺の山門を出て、井波の町並みを散策しました。
一日4本しかバスがないので、乗り遅れは厳禁ですが、散策したり、お茶を飲むくらいの時間はありそう。 -
瑞庵というギャラリー&カフェを見つけたので、ちょっと休憩するにしました。
お店の外観や店内を撮ることをすっかり忘れましたが、店内には東儀秀樹さんの曲が流れ、寛いだ雰囲気の中で淹れたてのコーヒーと手作りバナナシフォンケーキを頂きました。
写真のコーヒーカップとお皿も販売しているので、自分用のおみやげとして購入。
絶対、「俺は要らない」といわない夫、色違い、微妙にデザイン違いのコーヒーカップとお皿を購入。(支払いはもちろん私★)
ギャラリーを見学したり、気さくなお店のママさんとちょっとだけ話をし、(夫にはムカッときたけどね)バスの時間がくるまで楽しい一時を過ごすことができました。
こういうのも旅の楽しみの一つですね。 -
そろそろバスが来るかも。
ゆっくり散策できなくて残念だったので、今度また来ることがあったら、もっと時間をかけたいと思います。 -
井波中央から高岡行きのバスに乗車しました。
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北陸新幹線新高岡駅を通り越し、瑞龍寺前で下車。
富山随一の大名刹・瑞龍寺を見て行かなきゃね。 -
瑞龍寺の長い参道にあった前田利長公像。
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国宝・瑞龍寺の総門。
総門は重要文化財だそうです。
正保年間の建立。 -
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瑞龍寺山門(国宝)
現在の建物は文政三年(1820年)に竣工。
曹洞宗高岡山瑞龍寺、加賀藩第二代藩主前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主利常公により建立とあります。 -
仏殿。(国宝)
万治二年(1659年)建立。 -
新高岡駅前のネマルカフェにて、遅い昼食。
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新高岡駅から北陸新幹線はくたかに乗車し、帰宅の途につきました。
一度は行ってみたかった五箇山、井波、泊まってみたかった大牧温泉、北陸の名刹にお参りすることもでき、今回も充実した旅ができたことに感謝です。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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