2016/08/15 - 2016/08/15
111位(同エリア205件中)
tdrさん
暑い盛りだけど酒蔵を覗いてみたくなり、列車に揺られて昭和の雰囲気が残る駅からほろ酔い小旅行...
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 私鉄
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さて、小旅行のスタートは、JR浜松駅から北に伸びている遠州鉄道。
ローカルな中小私鉄ですが、全車自社車両で他社からのお古がなくご立派。
無人駅も多いのですが、たった2両の電車はワンマンでなく、駅に降りるとさっと走ってきて切符を回収してくれる働き者の車掌さんと、そんなときはすかさずアナウンスと扉を閉めてくれる働き者の運転手さんが乗っている、清々しい電車です。
偶然乗り合わせたのは山手線並み(?)のディスプレイが付いた最新車両でした。
次は終点の西鹿島。
岩水寺の駅は、ログハウス調の駅舎が国土交通省中部運輸局主催の第4回中部の駅百選に認定されたそうな。写真がなくてすみません。遠州岩水寺駅 駅
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というわけで西鹿島の駅。
遠州鉄道の終点で、天竜浜名湖鉄道への乗り換え駅。北遠方面へのバスの乗り換え駅でもあります。
この西鹿島の駅は、国土交通省中部運輸局主催の第2回中部の駅百選に認定されたそうな。
昔は駅の中に売店があったけどいつの間にかなくなっちゃったし、駅前の小さなお店もやっているかどうか怪しいので、乗り換えついでに買い出しを考えていた方は、よく調べた方が良いかも...西鹿島駅 駅
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昭和の香りがする改札。
遠州鉄道には、ナイスパスというSuicaみたいな緑色のICカードがあるけど、Suicaは使えません。ゲートはないけど、Suicaみたいにピッと通します。
改札の目の前に停まっているのが浜松もとい新浜松駅行きの電車。西鹿島駅 駅
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天竜浜名湖鉄道の駅は遠州鉄道に間借りしているような雰囲気で、上の写真の左側の片隅に券売機がポツンと一つあるだけ。
天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道の連絡のフリー切符もあるそうですが、券売機じゃなくて、窓口で売っているそうです。西鹿島駅 駅
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ホームに出てみると、手前と奥の両方に電車が停まっています。
手前が新浜松行き。奥はお休み。
普段は2両編成で、ラッシュ時には奥の電車を繋いで4両編成で走っているのですが、ここで繋いでいるのですね。西鹿島駅 駅
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新浜松駅行きの電車が出発すると、奥にも電車が見えます。
西鹿島駅 駅
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さて、地下の通路をくぐって...
西鹿島駅 駅
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一応、ここでもナイスパスでピッとして乗り換えできるそうで...
西鹿島駅 駅
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先ほどと隣の天浜線こと天竜浜名湖鉄道の西鹿島駅。
天浜線にも岩水寺という駅がありますが、先ほどの遠州鉄道の岩水寺とは大きく離れている駅です...西鹿島駅 駅
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ここからは天竜浜名湖鉄道に乗ります。
後ろに見えているのは、先ほどの遠州鉄道で...西鹿島駅 駅
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鉄分の濃い方はお分かりかもしれませんが、いわゆる湘南型のThe昭和の絶滅危惧種、吊り掛け駆動方式と言われている独特の重そうな音がする電車です。
今日はお休みのようですが、この夏、特別に何日か走っています。
で、手前にはちょっとは新しそうな電車が見えていますが...西鹿島駅 駅
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先ほどの手前の電車はこんな様子。
遠州鉄道は2両が一体化したような編成なのですが、たった1両で置かれていました。
もう1両は検査中のようで...
ここ西鹿島は、遠州鉄道の車庫兼整備工場でもあるんですね。西鹿島駅 駅
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なんて言っているうちに、やって来ました。
天竜浜名湖鉄道、たった1両の気動車です。
電車じゃない、いわゆるディーゼルカーですね。西鹿島駅 駅
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The昭和の電車が停まっている、昭和の匂いがプンプンする西鹿島駅を出発!
右に見える青い所の先には、遠州鉄道の洗車機がありました。
ちなみに... 毎年10月に行われているトレインフェスタなるイベントでは、電車に乗ったまま洗車機の体験ができます。子供が小さい頃には行きました。電車との綱引きや運転士・車掌体験などもあって、ふだんはイラストでしか見かけないアカデンジャーなるキャラクターも登場します。
もうひとつちなみに... アカデンジャーは、どちらかというとアカレンジャーよりもキレンジャーの雰囲気で... 私は好きです。 -
天竜浜名湖鉄道は、昔のJRもとい国鉄の二俣線。
軍事上の要請から、浜名湖付近で海岸線を通る東海道本線が敵軍の攻撃により不通になった際のバイパスとするため、遠江二俣と新所原(法律の条文上は豊橋)の間を改正鉄道敷設法別表に第63号ノ2として1933年に追加した上で建設されたそうな。
なので、重要な路線だったはずですが、この写真を見てわかるとおり、直線なのに微妙にゆらゆらとしていて決して整備状況はよくありません。直線なのに結構揺れて、真っ直ぐ撮ったつもりのこの写真も傾きを補正したほど...
東海道線の陰で忘れ去られてしまって、廃線の危機にさらされつつ第三セクターでがんばっている路線なんです... -
列車内はこんな感じ。フルーツパークに行くのかな?と思われる家族連れが乗り込んでちょっぴり賑やかでしたが、お盆+夏休みとは思えないぐらいの空き具合...
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岩水寺駅を出たところ。
先ほどの遠州鉄道の岩水寺駅とは大きく離れています。
奥に見えるのは新東名。
線路は不自然にS字カーブになっていますが、昔はホームの左右に線路があったことの名残りのようですね。 -
というわけで、目的地の宮口駅に到着!
宮口駅 駅
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乗ってきた列車が遠ざかっていきます。
何とものんびりとした風景。
さっきの岩水寺駅と違って、ホームは上りと下りに分かれています。宮口駅 駅
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The昭和の香りがする宮口駅。
私の親の実家の最寄り駅もこんな感じで、思わず「懐かしい!」と声が出てしまうほど...
ホームのど真ん中に階段があって、向かいのホームに渡るなんて、今ではなかなかみられません。宮口駅 駅
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で、これは何?
宮口駅 駅
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「あこーすてぃっく べんち」だそうな。
背もたれが凹レンズのようになっていて、「自然の音をこのベンチが集めてやさしい気持ちになります。」だそうな。
確かに蝉の鳴き声が聞こえてきて、のんびりした気分になりました。宮口駅 駅
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無人駅なので誰もいません。
お店があるそうなのですが、営業:日・月・水・金曜日で、しかも今日は夏季休業日だそうで、残念... -
さて、この宮口駅は、登録有形文化財施設だそうで...
宮口駅 駅
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こんな感じ...
宮口駅 駅
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こんな立派な看板もありました。
宮口駅 駅
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さて、歴史の回廊 宮口へ...
このお猿さんは、どこかで見たことありますよね、でも3匹じゃなくて4匹...
この謎の答えは後ほど知ることになります...宮口駅 駅
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ちょっと西に歩いてくると、こんなところ。
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さらに西に歩いてくると、麁玉(あらたま)小学校...
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突き当りを南へ...
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本日の目的地に到着!
宮口駅からゆっくりと写真を撮りながら歩いても6分で着きました。花の舞酒造 専門店
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お目当ての、花の舞酒造の蔵見学!
花の舞は、この宮口の庚申寺の門前で江戸末期1864年に創業で、今や浜松というより静岡を代表するお酒ですね。花の舞酒造 専門店
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ホームページでは10人以内なら予約なしでOKとのことでしたが、お盆の時期なので、一応電話してみたら、「日本酒の仕込みの時期ではないので工場見学は出来ないのですが、ビデオでのご案内や試飲もできます」とのことでやって来ました。
左に見えているのが日本酒のタンクで、その手前に積み上げられているのは回収してきた空き瓶。銘柄に関わらず集められているので、このあたりでの売れ筋もわかるとのこと。なるほど...
その右に見えているのが出荷場。
さらにその右にある入口から2階にとおされて、お酒造りのビデオを見て、施設内を案内してくれました。
精米や仕込み、しぼりなどの作業をしているところは見られませんでしたが、昔使われていた機械や現在使われているお酒をしぼる機械などを見せてくれました。
お酒の仕込みのシーズンだと、お酒をしぼる機械からの正にしぼりたてのお酒を試飲させてくれるとのこと...また来たい!花の舞酒造 専門店
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一通りご案内いただいた後は、試飲タイム!
まずは、仕込みに使われている南アルプスの伏流水を戴いてからこちら!花の舞酒造 専門店
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なんだかんだで、こんなに戴いてしまいました。
どれがお気に入りだったかは...ご想像にお任せします...花の舞酒造 専門店
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というわけで、ほろ酔いのいい気分で表に出て、石畳を歩いて...
花の舞酒造 専門店
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蔵の案内でも紹介された、目の前にある庚申寺へ...
門の屋根を見てみると、右から...庚申寺 寺・神社・教会
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見ざる...
庚申寺 寺・神社・教会
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言わざる...
庚申寺 寺・神社・教会
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聞かざる...
庚申寺 寺・神社・教会
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そして、手に珠を持ったお猿様...
「お地蔵さまが右手に持っているのが錫杖(しゃくじょう)で、左手に乗せているのが宝珠です。その宝珠を猿が持っているのです。これはめずらしいです」という宝珠猿と呼ばれているのだそうな...庚申寺 寺・神社・教会
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本堂の前にもお猿様がいらっしゃいます。
こちらも手には珠を持っている「お願い猿」。
「願い事を念じながら珠をなぜると願いがかなうと言われています。いろいろな願い事をする人がいるようですよ」だそうな...
しまった、そこまで行かなかった...庚申寺 寺・神社・教会
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再び宮口駅に戻って来ました。
宮口駅 駅
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近づいてくる列車は、さっきとちょっと違う...
宮口駅 駅
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車内はちょっぴり特別な感じで、椅子に小さなテーブルも付いていました。
この紙袋は、先ほどゲットしたお酒2本... -
行きに列車に乗った西鹿島駅で下りずに、さらにその先へ...
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天竜川を渡ります...
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実はこんな小さな鉄橋...
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鉄橋の次はトンネル...
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こんな懐かしいディーゼルカーも停まっていて...
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天竜二俣駅にやって来ました。
何と4列車も到着!?天竜二俣駅 駅
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手前から、
乗ってきた掛川行き、
到着した掛川発
これから出発する新所原行き、
です。
というわけで、2時間ちょっとの密度の濃い小旅行でした...天竜二俣駅 駅
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