７５歳じいちゃん　欧州　世界遺産と小さな綺麗な街を求めて一人旅（第６日目　前半　ロヴィニ、ポレチ　観光）

2016/06/28 - 2016/06/29

5:30 ホテル出発 Mestre駅発 5:50　電車　7:46 着TRIESTE発 8:45 バス(Pula行) 12:40 ROVINJ　着
　　　　　　　　　　　　ロヴィニ観光　 レストランランチ
ROVINJ 発 14:50 ﾊﾞｽ　Ｐorec着 15:30 ポレチ 観光 POREC発 17:15 　バス
18:35 着PORTOROZ　PORTOROZ発 18:40 バス　 PIRAN 着　18:55 　　　ピラン泊

ROVINJ(ロヴィニ)は２０１４年にテレビで放映された｢世界の旅行社が選ぶ世界で最も美しい街ベスト１０｣で｢アドリア海沿岸にあるヴェネツィアのような美しい港町｣として紹介された街です。

POREC(ポレチ)は４世紀から６世紀にかけて造られたビザンツ様式の教会で内部が美しいモザイク画があり初期キリスト教文化を伝えていることで世界遺産に登録されている｢エウフラシウス聖堂｣があります。

今回はバスが遅れて現地での観光時間が短く駆け足になってしまったのが残念です。

もう一度行ってみたい街でした。

エリア ロヴィニ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＭＥＳＴＲＥ発５：５０のインターシティは、スーパーエコノミークラスでは１等と２等の料金は同じなので当然１等のチケットを予約した。

ＭＥＳＴＲＥ〜ＴＲＩＥＳＴＥまで９．９ユーロ

シングルの向かい合わせの席を指定

２等に比べると座席の幅が広いしゆったりしています。

終点のＴＲＩＥＳＴＥ駅まで前の席には誰も来ませんでした。

トリエステ中央駅

立派な建物で構内も広いです。

中央駅の左側の大きい建物がバスターミナルです。

今日はそこから長距離バスに乗ってクロアチアのロヴィニまで行きます。

建物の扉を開けるとチケットの売り場になっていて各方面行きのチケットが買えます。

チケット売り場の前に各国行きのバスの時刻表が表示されています。

今日行くロヴィニはクロアチアなのでこの時刻表で発車時間を確認しました。

チケット売り場の隣の売店の横にバス乗り場に行く扉がありました。

上に ＡＩ　ＢＵＳと表示されています。

この建物の中央駅寄りに有料のきれいなトイレが有りました。

０．５ユーロを黒いボックスに入れると自動扉が開きます。

手前が男性用、奥が女性用ですが表示の色が赤っぽいので間違えて出てくる女性がいました。

男性用はよくあるブルー系にすればよかったのに。

AI BUSの扉を開けると広いバスターミナルになっていて６つぐらい乗り場が分かれています。

ネットで予約しオンラインチケット

ＣＲＮＪＡ　ＴＯＵＲＳのサイトから予約できます。

ちなみにシニア割引もあり１２ユーロが９ユーロになりました。

ＣＲＮＪＡ　ＴＯＵＲＳが運行するこのバスに乗ってロヴィニに向かいます。

途中ＫＯＰＥＲで１５分ぐらい休憩を取りました。

休憩中にロヴィニまで大型バスを運転する女性の運転手さんとパチリ

彼女は２２才で２０才で大型免許を取ったそうです。
彼女はクロアチア語しか話せないので同じバスに同乗していたクロアチアのおばさんがイタリア語←→クロアチア語の通訳をしてくれました。

ＥＣ加盟のスロヴェニアからクロアチアに入国する国境でかなり厳しいパスポートチェックがありました。

テロが多い昨今怪しげな者が入国しないようにするのは当然でしょう。

私はパスポートの提示だけで済みましたが、若い人は身分証明書の提示まで求められました。

３名の若者が事務所に事情聴取のため連れて行かれました。

バスに戻ってくるのに小１時間かかりました。

結局３名のうち２名がバスから降ろされ、１名は乗車を許されました。

これで私の予定が狂ってしまいました。

ロヴィニのバスターミナルに到着しました。

ポレチに行くバスの発車時刻１４：５０を確認して旧市街に向かいました。
バスターミナルから歩いて１０分ぐらいかかって港に到着。

波止場からパチリ

天気はご覧のとうり快晴です、海の色もきれいです。

この景色を見ながら冷たいジョッキーを傾けたらどんなに美味しいでしょう
と　想像しながら海沿いの道を歩いていきます。

左右にお店があってしばらく行くとこんなＢＡＲがあってお二人の秘密の隠れ家のようですよ。

それにしても水の色きれいだし

泳いでみたいね〜　　

純白のテーブルとチェアが空いています、皆さんを待っているようですヨ

オジーちゃんはパスしました。

ビキニ姿のお嬢さんがいました

目の前がきれいな海だからこの姿は当然ですネ

さらに岬のほうに行くといました海水浴客

水も透き通っています

いや〜こんなに暑いと老体によくないです、

足取りも怪しくなってきそう。

涼しいところで一服したいです

やっと岬の丘に立つ聖エウフェミヤ教会にたどり着きました。

海岸沿いの道からここに上がってくる坂道は「心臓破りの丘ならぬ道」でした。

早速教会内に入れさせてもらいました。

ちょっとぼけていますが

堂内はこんな感じです

石造りなので堂内は涼しいです

しばらく休ませていただき英気が戻ってきました。

旧市街に戻る途中の路地に有ったバール

きれいな花の下でのランチなんかいいね〜

左上が気になりますがパラソルで隠れるのでだいじょうぶでしょう

庶民の生活のシンボルの下を抜けて

またまた万国旗の下を通って

バルビ門に到着しました。

ロヴィニはヴェネツイア共和国の支配下にあったのでアレがいるはずです。

門の上のほうにいました。

次のバスが出発するまで４０分しかないので港に近いレストランで食事をしました。

冷たいクロアチアビールと早くできるスパゲティ・ボロネーゼ　を注文

パンが来ました

続いてスパゲティ

意外や意外　このスパゲティ美味しかったです。

イタリアでたべたものより美味しい。

やっぱりイタリア(ヴェネツィア)の支配下にあったから食文化もイタリア化されたのでしょうか

ソースが美味しかったのでパンですくって完食です

食事代はすべて込みで

ビール１５クーネ、スパゲティ４５クーネ　合計６０クーネ(８ユーロ)でした

バスの出発５分前にバスターミナル到着

ＣＲＮＪＡ　ＴＯＵＲＳの看板が出ていました。

チケットはオンラインでゲット。シニア割引で３ユーロ（通常４ユーロ）

窓口で出発時間を確認すると１５分遅れで到着とのこと

ええ〜　ポレチでの観光時間が短くなっちゃう〜

とにかく、バスは１５分遅れで出発しました

ポレチのバスターミナルに到着

観光時間は１時間ぐらいしか有りません

旧市街に向けて歩いて行くと港に出ました。

世界遺産のエウフラシウス聖堂を目指します。

ガイドブックの地図を頼りに海岸通りを歩いているとＨＯＴＥＬ　ＭＡＵＲＯの横のトンネルから人が出てきました。

この人に聖堂への行き方を聞くと｢このトンエルを抜けて真直ぐ｣と教えてくれました。助かった　時間を節約できました。

エウフラシウス聖堂に到着

入口の扉の上には黄金のモザイク画があります

チケットを買って入場　　８ユーロ

入場チケット

建物は現在の教会の建物と以前教会のあった跡の上に出来た博物館からできています

現在の建物は１５世紀に建てられたそうです

古い石造りの鐘楼もありました

昔は壁に展示されていたいろいろな模様の付いた石膏ブロックが貼られていたそうです。

説明用ボード

実際に保存されている当時の床のモザイク画

ビザンツ様式の特徴を残している聖堂内の祭壇

古代から中世までのキリスト教に関する衣装や礼拝用器具などが展示されていました。

聖堂への道を教えてくれた人が出てきた所に戻ってきました

目の前にきれいな海が広がっています


せっかくポレチに来たので観光案内所に寄ってポレチの地図をもらいました。

｢Grazze、Arrivederci｣と言うと
「Buona,Giornata」と答えてくれました

そこで
「Anche tu(ブラーノ島の若いママが教えてくれた通りに)」と言うと

笑顔で親指と人差し指で○を作って答えてくれました。


バスターミナルに急ぎました。

バスの発車時刻の５分前に到着

ほどなくしてバスも時刻どうりに到着

ポレチ〜ポルトローツ間バスのオンラインチケットです。　６ユーロ

（心もとないチケットです。乗車区間と運賃、乗ったら運転手にこれを提示せよぐらいしか印刷されていません）

運転手に見せたら初めて見たらしくどこかに電話して確認していました。
電話が終わってＯＫとなりました。


（文字が小さくてすみません。）

ポレチを出たバスはブドウ畑の中をスロベニアに向け走りました

クロアチアからスロベニアに入国する時にもパスポートチェックで３０分ほど
停車しました。

やっとピランへ行くバスとの乗換え停留所のポルトローツで降車しました。

１０分ぐらい待ってピラン行きのバスが着ました

このバスでピランのバスターミナルというよりバスの折り返し場と言ったほうがふさわしい所に到着しました。