イタリア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ゴールデンウィークにもイタリアへ旅行したのですが、訪問する予定だったスペッロに行けなかったことが心残りでした。今年を逃すと数年間海外旅行に行けないだろうということもあり、意を決して今年2回目のイタリア旅行を敢行しました。<br /><br />7月15日:<br />関西国際空港8:25AM→アムステルダム・スキポール空港3:10PM/5:35PM→ローマ・フィウミチーノ空港7:45PM/9:40PM→ピサ・ガリレオガリレイ空港10:40PM<br /><br />16日:チンクエテッレ(ピサ泊)<br />17日:モデナ・フェラーラ(ペーザロ泊)<br />18日:ウルビーノ(スポレート泊)<br />19日:アッシジ・スペッロ(モンテプルチャーノ泊)<br />20日:モンテプルチャーノ・ピエンツァ(アレッツォ泊)<br />21日:コルトーナ(フィレンツェ泊)<br /><br />22日:<br />フィレンツェ・ペトロラ空港1120AM→アムステルダム・スキポール空港1:30PM/2:40PM→関西国際空港8:35PM(翌23日着)<br /><br />移動手段は、鉄道とバスでした。

チンクエテッレ・ウルビーノ・トスカーナの旅(2016年7月)

9いいね!

2016/07/15 - 2016/07/22

17981位(同エリア40618件中)

0

38

八福神

八福神さん

ゴールデンウィークにもイタリアへ旅行したのですが、訪問する予定だったスペッロに行けなかったことが心残りでした。今年を逃すと数年間海外旅行に行けないだろうということもあり、意を決して今年2回目のイタリア旅行を敢行しました。

7月15日:
関西国際空港8:25AM→アムステルダム・スキポール空港3:10PM/5:35PM→ローマ・フィウミチーノ空港7:45PM/9:40PM→ピサ・ガリレオガリレイ空港10:40PM

16日:チンクエテッレ(ピサ泊)
17日:モデナ・フェラーラ(ペーザロ泊)
18日:ウルビーノ(スポレート泊)
19日:アッシジ・スペッロ(モンテプルチャーノ泊)
20日:モンテプルチャーノ・ピエンツァ(アレッツォ泊)
21日:コルトーナ(フィレンツェ泊)

22日:
フィレンツェ・ペトロラ空港1120AM→アムステルダム・スキポール空港1:30PM/2:40PM→関西国際空港8:35PM(翌23日着)

移動手段は、鉄道とバスでした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
家族旅行
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
航空会社
KLMオランダ航空

PR

  • 7月15日(金)<br />午後11時ごろピサ空港に到着です。<br />ピサ空港からピサ市内へのプルマンに乗ったのですが、なぜかピサ中央駅までしか行きませんでした。かなり夜も遅かったので、予約していたホテルまで徒歩で行くのは時間的にも距離的にも難しく、ピサ中央駅前のタクシー乗り場からタクシーに乗ってドゥオーモ広場の近くのホテルに向かいました。<br /><br />7月16日(土)<br />この日はチンクエテッレを1日かけて観光します。<br />ピサ中央駅午前8時28分発の列車でラ・スぺツィアへ。ほぼ定刻通り午前9時11分着。<br />ラ・スぺツィアからローカル線に乗って、まずは一番東に位置するモンテロッソ・アル・マーレに行きました。

    7月15日(金)
    午後11時ごろピサ空港に到着です。
    ピサ空港からピサ市内へのプルマンに乗ったのですが、なぜかピサ中央駅までしか行きませんでした。かなり夜も遅かったので、予約していたホテルまで徒歩で行くのは時間的にも距離的にも難しく、ピサ中央駅前のタクシー乗り場からタクシーに乗ってドゥオーモ広場の近くのホテルに向かいました。

    7月16日(土)
    この日はチンクエテッレを1日かけて観光します。
    ピサ中央駅午前8時28分発の列車でラ・スぺツィアへ。ほぼ定刻通り午前9時11分着。
    ラ・スぺツィアからローカル線に乗って、まずは一番東に位置するモンテロッソ・アル・マーレに行きました。

  • チンクエテッレをどんな順番で回るかは決めていなかったのですが、リオ・マッジョーレで午前11時を越えていたので、食事をする予定のモンテロッソ・アル・マーレへ移動して食事をすることにしました。<br /><br />レストラン・チャックで昼食です。駅を降りて海岸を右に見ながら直進すると見えるトンネルを抜けて、列車の高架をくぐって少し行ったところにあります。

    チンクエテッレをどんな順番で回るかは決めていなかったのですが、リオ・マッジョーレで午前11時を越えていたので、食事をする予定のモンテロッソ・アル・マーレへ移動して食事をすることにしました。

    レストラン・チャックで昼食です。駅を降りて海岸を右に見ながら直進すると見えるトンネルを抜けて、列車の高架をくぐって少し行ったところにあります。

  • リーグリアの家庭料理です。オリーブオイルがふんだんに使われているのですが、あっさり味です。日本で味わうオリーブオイルとイタリアのそれとは段違いです。<br />地元の人と思われる高齢の女性もこの料理を注文していたので、地元の人も認める味なのでしょう。

    リーグリアの家庭料理です。オリーブオイルがふんだんに使われているのですが、あっさり味です。日本で味わうオリーブオイルとイタリアのそれとは段違いです。
    地元の人と思われる高齢の女性もこの料理を注文していたので、地元の人も認める味なのでしょう。

  • 海鮮のリゾットです。

    海鮮のリゾットです。

  • レストラン・チャックをあとにします。この高架をくぐって少し行ったところに、レストラン・チャックがあります。

    レストラン・チャックをあとにします。この高架をくぐって少し行ったところに、レストラン・チャックがあります。

  • 腹ごしらえした後は、モンテロッソ・アル・マーレからヴェルナッツァに列車で移動します。7月の昼になると太陽光線が強くて気温も高く、暑いです。ヴェルナッツァの駅のプラットホームは列車を待つ観光客がいっぱいでさらに暑いです。<br />

    腹ごしらえした後は、モンテロッソ・アル・マーレからヴェルナッツァに列車で移動します。7月の昼になると太陽光線が強くて気温も高く、暑いです。ヴェルナッツァの駅のプラットホームは列車を待つ観光客がいっぱいでさらに暑いです。

  • 中世の要塞へしばらく階段を上ります。<br />要塞の上には要塞内のらせん階段を通って上がることができます。

    中世の要塞へしばらく階段を上ります。
    要塞の上には要塞内のらせん階段を通って上がることができます。

  • ヴェルナッツァからコルニーリアに列車で移動します。<br />コルニーリア駅から高台の町までは結構な上り坂の階段を上がる必要があります。今までの山登りと比較すると、新神戸駅から布引の滝に行ったり、山崎駅からアサヒビール山荘美術館に行くくらいの疲労感です。<br />列車から降りた乗客が連なって町を目指します。

    ヴェルナッツァからコルニーリアに列車で移動します。
    コルニーリア駅から高台の町までは結構な上り坂の階段を上がる必要があります。今までの山登りと比較すると、新神戸駅から布引の滝に行ったり、山崎駅からアサヒビール山荘美術館に行くくらいの疲労感です。
    列車から降りた乗客が連なって町を目指します。

  • コルニーリアからマナローラへ列車で移動します。<br />夕方になると海の青さに深みが加わります。

    コルニーリアからマナローラへ列車で移動します。
    夕方になると海の青さに深みが加わります。

  • マナローラ駅からの地中海の眺めは最高です。<br />波に跳ね返る太陽の光の美しさを忘れることができません。帰国後もふとした瞬間にマナローラ駅から見た光に溢れる海のことを思い出します。<br />マナローラ駅からラ・スぺツィア駅へ列車で移動します。

    マナローラ駅からの地中海の眺めは最高です。
    波に跳ね返る太陽の光の美しさを忘れることができません。帰国後もふとした瞬間にマナローラ駅から見た光に溢れる海のことを思い出します。
    マナローラ駅からラ・スぺツィア駅へ列車で移動します。

  • ラ・スぺツィアからプルマンに乗ってポルト・ヴェーネレへ。ポルト・ヴェーネレ行のバスは、列車の駅前のロータリーから出るわけではなく、階段を下って1つ奥の道路にあるバス停から出ます。少しわかりにくい感じです。<br /><br />夕刻の港町はとても素敵でした。<br />ポルト・ヴェーネレでのお目当てはレストランです。

    ラ・スぺツィアからプルマンに乗ってポルト・ヴェーネレへ。ポルト・ヴェーネレ行のバスは、列車の駅前のロータリーから出るわけではなく、階段を下って1つ奥の道路にあるバス停から出ます。少しわかりにくい感じです。

    夕刻の港町はとても素敵でした。
    ポルト・ヴェーネレでのお目当てはレストランです。

  • ポルト・ヴェーネレのダ・イセオで夕食です(写真は、海鮮のパスタとカレーパスタ)。<br /><br />食事をしてしばらくしてバスに乗ってラ・スぺツィアへ戻ります。もうちょっと滞在したかったなと思いました。<br /><br />ラ・スぺツィアからピサへトレニタリアで移動します。駅構内で買ったコーラが冷えていなくて開栓と同時に中身が噴射。幸い濡れずに済みましたが、こんなことは小学校以来です。ビックリすると同時に懐かしさを覚えます。<br /><br />ラ・スぺツィアからピサへの帰りに間違った列車に乗ったらしく、車掌さんに「このチケットは、インターシティ。この列車はリージョナル。間違った列車に乗っている。警告!次は罰金を払ってもらいます!」と高圧的に言われて、ビックリしました。同じ車両に乗っていたドイツ人と韓国人も同じく怒られていました。<br />インターシティのチケットでリージョナル(各駅停車)に乗っていたようです。<br />ピサの次の駅までのインターシティの出発の2,3分後にピサ行のリージョナル(各駅停車)が出るスケジュールになっていて、列車番号を確認せず、到着地と出発時間だけを見ていたので、間違った列車に乗ってしまったのでした。<br />確かに、出発時間が数分違うなあ、と一瞬思ったのですが・・・。こんなに近い時間に紛らわしい・・・。リージョナルより値段の高いインターシティのチケットを買って必要以上にお金を払って、しかも怒られて、(;´д`)トホホでした。<br />でも、この後の移動では、列車番号を確認するようになったので、よい勉強になったといえそうです。

    ポルト・ヴェーネレのダ・イセオで夕食です(写真は、海鮮のパスタとカレーパスタ)。

    食事をしてしばらくしてバスに乗ってラ・スぺツィアへ戻ります。もうちょっと滞在したかったなと思いました。

    ラ・スぺツィアからピサへトレニタリアで移動します。駅構内で買ったコーラが冷えていなくて開栓と同時に中身が噴射。幸い濡れずに済みましたが、こんなことは小学校以来です。ビックリすると同時に懐かしさを覚えます。

    ラ・スぺツィアからピサへの帰りに間違った列車に乗ったらしく、車掌さんに「このチケットは、インターシティ。この列車はリージョナル。間違った列車に乗っている。警告!次は罰金を払ってもらいます!」と高圧的に言われて、ビックリしました。同じ車両に乗っていたドイツ人と韓国人も同じく怒られていました。
    インターシティのチケットでリージョナル(各駅停車)に乗っていたようです。
    ピサの次の駅までのインターシティの出発の2,3分後にピサ行のリージョナル(各駅停車)が出るスケジュールになっていて、列車番号を確認せず、到着地と出発時間だけを見ていたので、間違った列車に乗ってしまったのでした。
    確かに、出発時間が数分違うなあ、と一瞬思ったのですが・・・。こんなに近い時間に紛らわしい・・・。リージョナルより値段の高いインターシティのチケットを買って必要以上にお金を払って、しかも怒られて、(;´д`)トホホでした。
    でも、この後の移動では、列車番号を確認するようになったので、よい勉強になったといえそうです。

  • 7月17日(日)<br />ピサ中央駅午前8時32分の列車でボローニャ中央駅に移動です(午前10時到着)。ボローニャ中央駅で荷物を預けて、再び列車に乗ってモデナへ移動しました。<br />ピサ中央駅ではプラットホームへ出る階段の出口でトレニタリアの職員がチケットの確認をしていました。前の日も厳しかったので、取締強化期間だったのでしょうか。無賃乗車しそうに見えない普通のおばさんを含めて、結構多くの人が引っかかっていました。<br /><br />

    7月17日(日)
    ピサ中央駅午前8時32分の列車でボローニャ中央駅に移動です(午前10時到着)。ボローニャ中央駅で荷物を預けて、再び列車に乗ってモデナへ移動しました。
    ピサ中央駅ではプラットホームへ出る階段の出口でトレニタリアの職員がチケットの確認をしていました。前の日も厳しかったので、取締強化期間だったのでしょうか。無賃乗車しそうに見えない普通のおばさんを含めて、結構多くの人が引っかかっていました。

  • モデナ大聖堂の内部です。<br />この大聖堂を見るだけでもモデナに来た価値があると思える、とても立派な敬虔な雰囲気を持つ大聖堂です。歴史の積み重ねの重みを感じます。

    モデナ大聖堂の内部です。
    この大聖堂を見るだけでもモデナに来た価値があると思える、とても立派な敬虔な雰囲気を持つ大聖堂です。歴史の積み重ねの重みを感じます。

  • モデナからボローニャに一旦戻って、ボローニャからフェラーラへ移動です。<br />モデナ駅では、中国人のおじさんがチケットを見せて来て、どれに乗ればいいのと聞いてきました。チケットに書いてある駅名が知らない駅名だったのと自分の乗る列車まで時間がなかったので、教えてあげることができず、申し訳なく思いました。

    モデナからボローニャに一旦戻って、ボローニャからフェラーラへ移動です。
    モデナ駅では、中国人のおじさんがチケットを見せて来て、どれに乗ればいいのと聞いてきました。チケットに書いてある駅名が知らない駅名だったのと自分の乗る列車まで時間がなかったので、教えてあげることができず、申し訳なく思いました。

  • フェラーラの大聖堂は、モデナの大聖堂と比べて内部が豪華でお金がかかっている印象がありました。フェラーラの方が商業が発達しているのかな、と感じました。

    フェラーラの大聖堂は、モデナの大聖堂と比べて内部が豪華でお金がかかっている印象がありました。フェラーラの方が商業が発達しているのかな、と感じました。

  • フェラーラからボローニャへ。フェラーラ駅のプラットホームの自動販売機で飲み物を買おうとしたところ、コインを投入しても自動販売機は反応せず、投入したコインを見事に自動販売機に吸い取られてしまいました。<br />地元の人が買うのを観察すると、小さな金額のコインから投入していて、自動販売機の不具合からの損害を小さくする術を心得ています。かなり頻繁に自動販売機が不具合を起こすことがうかがわれます。<br /><br />訪れた国の感覚と自分の感覚の調子を合わせるのにいつも数日間小さなトラブルが起こりますが、それもまた旅の醍醐味です。

    フェラーラからボローニャへ。フェラーラ駅のプラットホームの自動販売機で飲み物を買おうとしたところ、コインを投入しても自動販売機は反応せず、投入したコインを見事に自動販売機に吸い取られてしまいました。
    地元の人が買うのを観察すると、小さな金額のコインから投入していて、自動販売機の不具合からの損害を小さくする術を心得ています。かなり頻繁に自動販売機が不具合を起こすことがうかがわれます。

    訪れた国の感覚と自分の感覚の調子を合わせるのにいつも数日間小さなトラブルが起こりますが、それもまた旅の醍醐味です。

  • ボローニャ午後6時58分発のフレラロッチャでペーザロに移動、午後8時15分に到着です。ペーザロ行のフレラロッチャの乗客には、険しい顔の人が多い印象がありました。アドリア海側は経済的に裕福でない地域なのかもしれません。<br /><br />夕食からの帰り道に、街角の自動販売機コーナーで小さな女の子がお母さんからもらったコインを投入しても飲み物が出てこないのを目撃しました。女の子がとっても悲しそうな顔をしているのがかわいそうでした。<br />

    ボローニャ午後6時58分発のフレラロッチャでペーザロに移動、午後8時15分に到着です。ペーザロ行のフレラロッチャの乗客には、険しい顔の人が多い印象がありました。アドリア海側は経済的に裕福でない地域なのかもしれません。

    夕食からの帰り道に、街角の自動販売機コーナーで小さな女の子がお母さんからもらったコインを投入しても飲み物が出てこないのを目撃しました。女の子がとっても悲しそうな顔をしているのがかわいそうでした。

  • 7月18日(月)<br />この日は、ウルビーノ観光がお目当てです。<br />ペーザロはアドリア海に面しており、イタリアの西側に位置するチンクエテッレやアマルフィ海岸とは違って青色が濃い印象を受けました。<br /><br />トリビア情報ですが、静岡県掛川市は平成28年9月にペーザロ市と姉妹都市提携をし、ヨーロッパへのお茶の輸出拠点にしようとしているそうです。<br /><br />街角でデビスカップののぼりをたくさん見かけたのですが、滞在中にテニスのデビスカップ国別対抗戦イタリア対アルゼンチンがペーザロで開催されていたようです。

    7月18日(月)
    この日は、ウルビーノ観光がお目当てです。
    ペーザロはアドリア海に面しており、イタリアの西側に位置するチンクエテッレやアマルフィ海岸とは違って青色が濃い印象を受けました。

    トリビア情報ですが、静岡県掛川市は平成28年9月にペーザロ市と姉妹都市提携をし、ヨーロッパへのお茶の輸出拠点にしようとしているそうです。

    街角でデビスカップののぼりをたくさん見かけたのですが、滞在中にテニスのデビスカップ国別対抗戦イタリア対アルゼンチンがペーザロで開催されていたようです。

  • ペーザロの鉄道駅前のバス停からウルビーノ行のアドリアバス急行で40分くらいでウルビーノに到着します。チケットはバス停近くのカフェで往復分買いました。バスは2階建てで2階の一番前から見る田園風景は美しくとても印象的でした。山の上のウルビーノと思しき光景が見えるにつれて、どんな町なのだろうかとワクワクしてきます。<br /><br />バスは終点のサンタルチア広場まで行きますが、ドゥカーレ宮殿に近いメルカターレ広場のバス停で下車しました。<br /><br />最初に国立マルケ美術館へ、入場料6.5ユーロです。<br />ピエロ・デッラ・フランチェスカの『理想の都市』『キリストの磔刑』、ラファエロのモナリザと称される作品などの傑作がずらりと並び、クラクラしてきます。

    ペーザロの鉄道駅前のバス停からウルビーノ行のアドリアバス急行で40分くらいでウルビーノに到着します。チケットはバス停近くのカフェで往復分買いました。バスは2階建てで2階の一番前から見る田園風景は美しくとても印象的でした。山の上のウルビーノと思しき光景が見えるにつれて、どんな町なのだろうかとワクワクしてきます。

    バスは終点のサンタルチア広場まで行きますが、ドゥカーレ宮殿に近いメルカターレ広場のバス停で下車しました。

    最初に国立マルケ美術館へ、入場料6.5ユーロです。
    ピエロ・デッラ・フランチェスカの『理想の都市』『キリストの磔刑』、ラファエロのモナリザと称される作品などの傑作がずらりと並び、クラクラしてきます。

  • ラ・ヴェッキア・フォルナリーナで昼食です。<br />『地球の歩き方 フィレンツェとトスカーナ』には要予約とありますが、予約なしでも入店できました。素朴な郷土料理を味わえます。

    ラ・ヴェッキア・フォルナリーナで昼食です。
    『地球の歩き方 フィレンツェとトスカーナ』には要予約とありますが、予約なしでも入店できました。素朴な郷土料理を味わえます。

  • ウルビーノからバスでペーザロに移動します。ペーザロへ向かうバスはウルビーノ行とは違ってメルカターレ広場のバス停には止まらないので、サンタルチア広場から乗る必要があります。サンタルチア広場のバス停は、高層の建物の地下階にあります。ペーザロからトレニタリアでアンコーナを経由してスポレートに向かいます。<br />列車のアンコーナ到着が5分くらい遅れて、アンコーナでのローマ行リージョナルへの乗り換えが予定通りに行くか、心配でした。ローマ行に乗り換える乗客が多いこともあってか、列車が定刻の10分遅れでアンコーナを出発したので、予定通りに乗り換えれるかという心配は、結果的には杞憂でした。

    ウルビーノからバスでペーザロに移動します。ペーザロへ向かうバスはウルビーノ行とは違ってメルカターレ広場のバス停には止まらないので、サンタルチア広場から乗る必要があります。サンタルチア広場のバス停は、高層の建物の地下階にあります。ペーザロからトレニタリアでアンコーナを経由してスポレートに向かいます。
    列車のアンコーナ到着が5分くらい遅れて、アンコーナでのローマ行リージョナルへの乗り換えが予定通りに行くか、心配でした。ローマ行に乗り換える乗客が多いこともあってか、列車が定刻の10分遅れでアンコーナを出発したので、予定通りに乗り換えれるかという心配は、結果的には杞憂でした。

  • スポレート駅から旧市街までは徒歩20分から25分で、スーツケースを引きながら、旧市街の入り口付近にあるホテルでチェックインして、食事へ。<br /><br />ホテル・クリトゥンノに併設されたサン・ロレンツォで夕食です。この旅行で一番うまかったレストラン!<br />屋外のテラス席で食事していたのですが、風が吹くと少し寒いくらいでした。スポレートは夏でも意外と冷えます。

    スポレート駅から旧市街までは徒歩20分から25分で、スーツケースを引きながら、旧市街の入り口付近にあるホテルでチェックインして、食事へ。

    ホテル・クリトゥンノに併設されたサン・ロレンツォで夕食です。この旅行で一番うまかったレストラン!
    屋外のテラス席で食事していたのですが、風が吹くと少し寒いくらいでした。スポレートは夏でも意外と冷えます。

  • 7月19日(火)<br />この日は、かなり強行ですが、アッシジとスペッロを回ります。<br />アッシジとスペッロを回るにもかかわらず、なぜ、前日にスポレートに宿泊することにしたかと言うと、アッシジとスペッロのホテルは駅から遠いので比較的駅から近いところにホテルのあってアッシジとスペッロに行くのに遠くないスポレートで宿泊するのがよいのではないかと考えたからです。<br />スポレートのホテルに荷物を預けて、アッシジに移動します。<br />スポレートのホテルのテレビでニースのテロのニュースをしていました。昨年に訪れたニースが厳戒態勢になっているらしく、少なからずショックを受けました。できるだけ早くニースが平穏になることを祈るばかりです。

    7月19日(火)
    この日は、かなり強行ですが、アッシジとスペッロを回ります。
    アッシジとスペッロを回るにもかかわらず、なぜ、前日にスポレートに宿泊することにしたかと言うと、アッシジとスペッロのホテルは駅から遠いので比較的駅から近いところにホテルのあってアッシジとスペッロに行くのに遠くないスポレートで宿泊するのがよいのではないかと考えたからです。
    スポレートのホテルに荷物を預けて、アッシジに移動します。
    スポレートのホテルのテレビでニースのテロのニュースをしていました。昨年に訪れたニースが厳戒態勢になっているらしく、少なからずショックを受けました。できるだけ早くニースが平穏になることを祈るばかりです。

  • アッシジからスペッロへ。<br />遂に来ました、スペッロへ! 訪れることができて感無量です。

    アッシジからスペッロへ。
    遂に来ました、スペッロへ! 訪れることができて感無量です。

  • スペッロはこじんまりとしていますが、ローマ時代からの遺跡もあり、花の美しい町でした。それほど有名な観光地ではないですが、意外と観光客もいます。

    スペッロはこじんまりとしていますが、ローマ時代からの遺跡もあり、花の美しい町でした。それほど有名な観光地ではないですが、意外と観光客もいます。

  • スペッロからスポレートへ。写真はスポレートの駅から旧市街方面を見た写真です。<br /><br />スポレートでは朝の散歩と夜の食事くらいしかできませんでした。観光地ではありますが、観光客が多すぎず、静かで落ち着いた雰囲気のとても気持ちが落ち着くところだなと思います。またいつかスポレートでゆっくりと過ごしたいです。<br /><br />スポレートから次の宿泊地であるモンテプルチャーノに向かいます。スポレートのホテルで荷物をピックアップして、スポレート駅からトレニタリアでキウージ・キャンチャーノ・テルメ駅へ移動します。<br />地図を見てみると、この駅の近くにはキウージとキャンチャーノとテルメという地域があり、大変長い駅の名前は3つの地名を並列に並べて付けられたのだと思われます。<br /><br />キウージ・キャンチャーノ・テルメ駅からバスでモンテプルチャーノへ。「駅のバス停は、出口を出て左にある駐車場の入り口付近にあるよ。」と駅のカフェのお姉さんが教えてくれました。道中で温泉を楽しんだと思われる老若男女が散歩する街を通り、モンテプルチャーノのバスターミナルに到着します。バスターミナルの隣には、消防署らしき建物(fuocoとかvigileとかいう火に関係ありそうな文字の表記があり、数台の大型車両がある建物)があります。<br /><br />

    スペッロからスポレートへ。写真はスポレートの駅から旧市街方面を見た写真です。

    スポレートでは朝の散歩と夜の食事くらいしかできませんでした。観光地ではありますが、観光客が多すぎず、静かで落ち着いた雰囲気のとても気持ちが落ち着くところだなと思います。またいつかスポレートでゆっくりと過ごしたいです。

    スポレートから次の宿泊地であるモンテプルチャーノに向かいます。スポレートのホテルで荷物をピックアップして、スポレート駅からトレニタリアでキウージ・キャンチャーノ・テルメ駅へ移動します。
    地図を見てみると、この駅の近くにはキウージとキャンチャーノとテルメという地域があり、大変長い駅の名前は3つの地名を並列に並べて付けられたのだと思われます。

    キウージ・キャンチャーノ・テルメ駅からバスでモンテプルチャーノへ。「駅のバス停は、出口を出て左にある駐車場の入り口付近にあるよ。」と駅のカフェのお姉さんが教えてくれました。道中で温泉を楽しんだと思われる老若男女が散歩する街を通り、モンテプルチャーノのバスターミナルに到着します。バスターミナルの隣には、消防署らしき建物(fuocoとかvigileとかいう火に関係ありそうな文字の表記があり、数台の大型車両がある建物)があります。

  • 普段アルコールを飲まないのですが、モンテプルチャーノに来たら必ず赤ワインを飲んでみようと思っていました。比較的新しいワインだったのでフレッシュな感じですが、コクもあっておいしかったです。日本で飲む赤ワインの独特の薬っぽさは全くありません。

    普段アルコールを飲まないのですが、モンテプルチャーノに来たら必ず赤ワインを飲んでみようと思っていました。比較的新しいワインだったのでフレッシュな感じですが、コクもあっておいしかったです。日本で飲む赤ワインの独特の薬っぽさは全くありません。

  • 7月20日(水)<br />モンテプルチャーノから見たトスカーナの平野です。<br />この日はモンテプルチャーノとピエンツァを観光します。<br />

    7月20日(水)
    モンテプルチャーノから見たトスカーナの平野です。
    この日はモンテプルチャーノとピエンツァを観光します。

  • モンテプルチャーノ9時発のプルマンでピエンツァに向かいます。<br />スーパーCOOPの前のバス停で降ります。

    モンテプルチャーノ9時発のプルマンでピエンツァに向かいます。
    スーパーCOOPの前のバス停で降ります。

  • ピエンツァからモンテプルチャーノに戻り、レ・ロッジェ・デル・ヴィニョーラで昼食です。素材と素材がけんかしていないよう工夫が凝らされているように思います。

    ピエンツァからモンテプルチャーノに戻り、レ・ロッジェ・デル・ヴィニョーラで昼食です。素材と素材がけんかしていないよう工夫が凝らされているように思います。

  • モンテプルチャーノからキウージ・キャンチャーノ・テルメ、アレッツォへ向かいます。グランデ広場前では野外の演奏会が開かれていました。

    モンテプルチャーノからキウージ・キャンチャーノ・テルメ、アレッツォへ向かいます。グランデ広場前では野外の演奏会が開かれていました。

  • 7月21日(木)<br />この日のプランでは、コルトーナを観光してフィレンツェへ向かうことになっています。<br />アレッツォからカムーチャ・コルトーナへ。

    7月21日(木)
    この日のプランでは、コルトーナを観光してフィレンツェへ向かうことになっています。
    アレッツォからカムーチャ・コルトーナへ。

  • オステリア・デル・オペラで昼食です。

    オステリア・デル・オペラで昼食です。

  • カムーチヤ・コルトーナでアレッツォへプルマンで移動します。<br />サンフランチェスコ教会内のピエロ・デラ・フランチェスカの「聖十字架の伝説」を見学します。見学には予約が必要で、日本でネットを通じて事前に予約しておきました。おみやげ店の入り口で係員に予約済であることを確認してもらいます。内部に入場すれば、自由に見ることができます。

    カムーチヤ・コルトーナでアレッツォへプルマンで移動します。
    サンフランチェスコ教会内のピエロ・デラ・フランチェスカの「聖十字架の伝説」を見学します。見学には予約が必要で、日本でネットを通じて事前に予約しておきました。おみやげ店の入り口で係員に予約済であることを確認してもらいます。内部に入場すれば、自由に見ることができます。

  • サンフランチェスコ教会からアレッツオ駅までのイタリア通り付近で、気になるビルケンシュトックの靴を売っている店に寄って、2足をお土産と記念に購入しました。イタリアでドイツブランドの靴を買うのもちょっと変なのですが、日本で買うよりも安価です。しかも、ダメもとで「タックスフリー、プリーズ」と言うと、なんとグローバルブルーの書類を作成してくれました。少額ですが、フィレンツェの空港で免税できたので、さらにお安くなりました。<br /><br />トレニタリアでアレッツォからフィレンツェへ移動します。

    サンフランチェスコ教会からアレッツオ駅までのイタリア通り付近で、気になるビルケンシュトックの靴を売っている店に寄って、2足をお土産と記念に購入しました。イタリアでドイツブランドの靴を買うのもちょっと変なのですが、日本で買うよりも安価です。しかも、ダメもとで「タックスフリー、プリーズ」と言うと、なんとグローバルブルーの書類を作成してくれました。少額ですが、フィレンツェの空港で免税できたので、さらにお安くなりました。

    トレニタリアでアレッツォからフィレンツェへ移動します。

  • これが今回のイタリア旅行最後の夕食です。食事をしたイル・マガッツィーノは午後8時半頃に行くと満員でしたので、30分ほど待って入店することができました。

    これが今回のイタリア旅行最後の夕食です。食事をしたイル・マガッツィーノは午後8時半頃に行くと満員でしたので、30分ほど待って入店することができました。

  • 中に洋ナシが入っているという珍しい料理です。<br /><br />翌日、フィレンツェバスターミナルから空港に乗って空港へ。フィレンツェの空港で免税手続きができました。左の窓口でスタンプをもらい、右の窓口で書類を提出すれば、手続完了です。前に1組待っていたくらいで、列ができているわけでもありませんでした。KLMオランダ航空に乗って帰るときは、スキポール空港で手続するのかな、と思っていたのですが、フィレンツェでできました。<br /><br />リーグリア地方とトスカーナを中心にとっても楽しいイタリア滞在でした。

    中に洋ナシが入っているという珍しい料理です。

    翌日、フィレンツェバスターミナルから空港に乗って空港へ。フィレンツェの空港で免税手続きができました。左の窓口でスタンプをもらい、右の窓口で書類を提出すれば、手続完了です。前に1組待っていたくらいで、列ができているわけでもありませんでした。KLMオランダ航空に乗って帰るときは、スキポール空港で手続するのかな、と思っていたのですが、フィレンツェでできました。

    リーグリア地方とトスカーナを中心にとっても楽しいイタリア滞在でした。

この旅行記のタグ

9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イタリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イタリア最安 307円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イタリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP