2016/05/14 - 2016/05/14
4位(同エリア50件中)
kayoさん
旅行10日目は大移動の日。スペインのアルヘシラスから
まずはアフリカ大陸のスペインの飛び地セウタへフェリーで移動。
セウタからモロッコ国境越え、ひとまずティトゥアンへ。
国境では「相棒、別室へ」事件があり1時間足止めをくらうが、
無事にモロッコへ10年ぶり2度目の入国を果たす事ができた。
前回一通りモロッコは2週間かけて周ったので、今回はたった3泊4日のプチ旅。
でも今回のルートは前回のルートとは異なるので
ティトゥアンにシャウエンは私たちにとっては未知のエリア。
スペインとは全く違う空気感、街並や人々の服装を見て
イスラム世界へやって来た実感が!
5/05(木)関空11:00発→パリ16:35着 パリ20:45発→マラガ23:20着(マラガ泊)
5/06(金)マラガ→ネルハ→フリヒリアナ→ネルハ→マラガ(マラガ泊)
5/07(土)マラガ13:15発→グラナダ15:45着 バスで移動(グラナダ泊)
5/08(日)午前中グラナダ・アルハンブラ宮殿見学(グラナダ泊)
5/09(月)グラナダ8:30発→コルドバ11:20着 バスで移動(コルドバ泊)
5/10(火)コルドバ10:39発→ロンダ12:20着 列車で移動(ロンダ泊)
5/11(水)ロンダ→セテニル→ロンダ→アルコス・デ・フロンテーラ(アルコス泊)
5/12(木)アルコス13:00発→カディス14:00着 バスで移動(カディス泊)
5/13(金)カディス→アルヘシラス ジブラルタルへ日帰り(アルヘシラス泊)
5/14(土)アルヘシラス→セウタ→ティトアン→シャウエン(シャウエン泊)
5/15(日)休息日 一日シャウエンでのんびり(シャウエン泊)
5/16(月)シャウエン11:45発→フェズ16:30着 バス移動(フェズ泊)
5/17(火)フェズ21:40発→バルセロナ00:30着 ライアンエア(バルセロナ泊)
5/18(水)バルセロナ終日ブラブラ(バルセロナ泊)
5/19(木)バルセロナ12:15発(3時間遅れ)→アムステルダム14:30着
(関空行きに乗り遅れ)アムステルダム17:30発→
5/20(金)上海10:45着 上海13:00発→関空16:00着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅行10日目、アルヘシラスのホテルを8:30にチェックアウト。
ホテルからほど近いホコ天で、朝ごはんを食べるお店を探します。
結局一泊したけど、アルヘシラスの街を散策する時間はなかった。
そんなに大した街並でも無さそうであるが。 -
闘牛のポスター。まだスペインにいる実感。
本日はこれからアフリカ大陸はモロッコへ大移動の日。 -
開いているカフェを見つけ、相棒はサンドイッチ、私は甘い系の朝ごはんをサッサと頂く。
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朝食後はひたすらフェリーターミナルを歩いて目指す。
ホテルからは徒歩15分ぐらいで到着!
ターミナル前で、「チケットの窓口は閉まっている」なんて、よくある騙しが。
その手には乗らんし。相棒に「ここはすでにモロッコやで〜」って
気を引き締めさせて切符売場へ。アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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9:30発のセウタ行きフェリーを乗りたかったが、間に合わなかった。ガーン。
次は10:30と、こんな何にもないようなところで1時間も時間つぶしする羽目に。
フェリー代は相棒の米ドル決済カードで二人で73ドルほど。
今のご時勢、LCCの飛行機代よりフェリー代の方が高いような。アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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フェリーターミナルの2階でお茶して1時間後、
このフェリーが私たちをアフリカ大陸へ連れて行ってくれるフェリー。
10年前にはアルヘシラスからタンジェへフェリーで行きましたが、
今回の目的地シャウエンへはセウタ経由が近いので、こっち経由で行きます。アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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本日の移動ルート。アルヘシラスを10:30出発でシャウエンへは夕方到着。
途中ティトゥアンで寄り道はしたものの、丸一日移動に費やした。 -
私達が乗船したFRSのフェリーの中。オープンな感じで窮屈感は全然なし。
ほどよく空いていて好きな所に座れました。 -
こちらはビジネスクラス。船の前方です。
追加料金がいるようなので、そそくさ退散。 -
DFSも船内にあった。この晩、休肝日となるなんて思ってもみず。
ここでお酒買っとけば良かったかな〜なんて、今さら思う。 -
いざアルヘシラスを出港!昨日訪れたジブラルタルのザ・ロックが遠くに見えます。
アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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ドンドン遠くなっていくアルヘシラスの港。ヨーロッパ大陸、また4日後に戻ってくるよ〜。
船に乗って大陸から違う大陸へ行けるなんて、このスペイン⇔モロッコ航路以外にあるのでしょうか? -
別のフェリー会社も只今出港。タンジェ行きかな?
-
昨年サンクトペテルブルクからの出港時にも、
こういうコンテナを取り扱うクレーンの姿が延々と続いたのを、思い出した。 -
ジブラルタルの真横を航行中。昨日出会ったお猿さんたち、アディオ〜ス!
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チケットを買った時、高速フェリーと言われたのですが、実際も早い。
あっという間にジブラルタルが後方に。
船はフェリーで一般にいうデッキはないのですが、
喫煙コーナーとして1箇所だけ外に出る事ができる小さなスペースがあり、
写真を撮る人で場所取り合戦。自分のスペースを確保できれば動きません。
大阪のおばちゃん魂、発揮です。 -
美しいジブラルタル海峡にうっとりしていたら、
もう目の前には対岸のモロッコの岩山が見えてきました。 -
セウタの町も眼中に。セウタはまだアフリカ大陸にあるスペインです。
お天気が回復してくれて良かった〜。 -
アフリカ大陸の中にあるスペイン、セウタへ11:30に上陸!1時間の船旅でした。
セウタがスペインの飛び地であった事は前回の10年前のモロッコ旅で初めて知る。
セウタはまだスペインなので、ここではイミグレなど存在せず。 -
フェリーターミナルからはバスで国境まで行けると言う事なので、バス停を探す。
このラウンドアバウト辺で一人のモロッコ人が相棒に擦り寄ってくる。
相棒も英語で喋られてきたら、つい調子に乗ってしまって。
ここはまだスペインと安心しきってた様子。
両替の話になって私達がモロッコのディルハムを持っていないと察知すると、
ここで両替しておいた方が良いと旅行代理店へと連れて行かれた。 -
相棒はとりあえず100ユーロを両替したが、後からレートをチェックすると
5ユーロは損した計算。
旅行中にキャッシュがショートしない保険代と思う事に。
ちなみに国境を越えたモロッコ側にATMが一台ありました。もう遅いけど。 -
セウタもただ通り過ぎるだけなのですが、
先ほどのモロッコ人が教えてくれたバス停の前には、昔の城壁が。
サン・フェリペ堀。16世紀にポルトガル人によって築かれた城跡だって。
お堀の水の色が美し過ぎ〜。城壁 (サンフェリペ壕) 史跡・遺跡
-
お堀の真ん前が国境行きのバス停です。
相棒は今さっき両替したお金を必死で数えています。 -
すると一台のバスがやって来る。これが国境行きのバスであった。
慌てて乗り込み国境まで連れて行ってもらう。バス代は0.80ユーロ。 -
セウタの街並。アルヘシラスもこんな感じのカラフル、モダン系の街並だった。
-
セウタとモロッコの国境のバス停でバスを降ろされました。
この辺でもうざいモロッコ人が付きまとってきますが、完全無視します。 -
昨日に引き続き歩いて国境を渡ります。
イミグレの前では入国カードを売りに来る輩もおりますが、窓口でタダで貰えます。
歩いて国境を越えるドキドキ感、パッカー旅の醍醐味です。
この後ドキドキ感が不安へ一転しますが。 -
私はビザ無しでスルーパス。スタンプ押してもらうだけ。
ただ相棒の国籍はモロッコビザがいる国籍。
事前に東京の大使館で入国許可のメールを送って頂き、印刷して臨んだこの国境越え。
何も分からないまま、相棒だけがどこかへ連れて行かれてしまった。
相棒のビザをとる為に、
今までかけた事のない海外旅行保険(モロッコ滞在中の4日間だけ)、
帰りのライアンエアーやホテルの予約確認書、
銀行の残高証明書と全て完璧かと思っていたのに。 -
この門の外に出てしまったら、私が戻れないかと思い、
日陰もない内側で炎天下ひたすら相棒を待つ。
相棒はどこへ連れて行かれたのか?
30分ほど待って「これは普通ではない」と思い、近くにいた警察官に
「旦那がイミグレ職員にどこかへ連れて行かれた」って言ってみると、
「あっちへ行け」って指差された方向へ。相棒を無事発見。ホッとした瞬間であった。
私は昔ハワイで相棒がアメリカの「グリーンカード没収」という悲劇に遭った時も、
同じ思いで訳も分からずひたすら一人でイミグレの外で待っていたトラウマがあり、
挙句の果てにハワイ日帰りってな信じられない現実を突きつけられた事が。
この時、ハワイでの悪夢が甦ってきてしまった。 -
相棒が申請したビザがこの国境では確認出来ないため、結局1時間ほど
国境で足止めとなりましたが、色々な所へ連絡してもらった結果、
相棒のパスポートにはスタンプを押され、いざ10年ぶりのモロッコへ。
どこの国もお役所仕事なので仕方ないかと思います。
ハワイでの悪夢が再来しなかっただけ、ラッキーと思います。
国境からはモロッコのグランタクシーでとりあえずティトゥアンを目指します。
詰め込まれるのが嫌だったので3人席を二人で50ディルハム(600円ほど)で交渉成立。
後ろのモロッコのおばちゃんに「幾ら払ったか?」を事前に聞きました。 -
グランタクシーからの車窓左手は美しいビーチが延々と続いています。
ただひと気は全くありません。
モロッコはスペインより1時間、時計の針を後ろに戻します。 -
モロッコタイムの13:30、ティトゥアンへ到着!約40分の道のり。
グランタクシーは乗りあいタクシーですが、行きたい所を告げると
その真ん前で降ろしてもらえました。
私達が気になっていたのはシャウエンからフェズへの長距離移動方法。
モロッコの国営バス会社CTMのバスがデラックスと知り、
日本でオンライン購入を何度も試みましたが、最後のカード決済で弾かれる始末。
1週間前でもかなり席が埋まっていたのですが、窓口で購入を試みるため、
CTMのオフィスでグランタクシーを下車。 -
案の定シャウエン→フェズのバスの切符は売り切れで買えず。
他のバス会社も運行していると聞き、シャウエンに着いてから調べる事に。
お腹ペコペコだったので、ご飯が食べられるお店を探します。
この辺は新市街かと思いますが、やっぱり街並がイスラム風に変わりました。 -
店頭にタジンがセットされ、日本で言うおかず屋さんのようなお店を見つけ、
入ってみる事に。欲しい物を指差して注文。
ローカルレストランでは英語が通じず、スペイン語の方が通じやすかった。 -
モロカン・サラダにイワシのから揚げ、カニの爪のフライにビーフのタジン。
ポテトフライがおまけで付いてくるのを知らず、
ピラフを注文してみたが量が多過ぎてピラフは返却。
アルコール類が無いので飲み物はミネラルウォーター。
全部で80DH(900円ほど)、安くて美味しかった! -
路上に広げられた露店。こういうのを見ると、ここはもうヨーロッパじゃないんだと、
実感する。 -
食後のデザートに露店でモロカン・スイーツをお買い上げ。甘い!
-
時間があればティトゥアンのメディナ内へも行ってみたかったが、
何せ荷物を背負っているため、シャウエン行きのバスが出ているターミナルを探す事にする。
ちなみにティトゥアンのメディナは世界遺産登録だとか。
また次回のお楽しみにとっておく。 -
途中、人に聞きながらバスターミナルへ。道中にあったモスクのミナレット。
-
二人がそりに乗っているように見えるけど、何て書いてあるのかな?
ここモロッコはアラビア語とフランス語の二重表記で、
バスターミナルはGare Routièreと書いてあったので、何となく分かった。 -
随分下へ下ってきたので振り向くと、ティトゥアンの街が一望できた。
こうやって見ると、スペインで訪れた白い街の大きいバージョン。 -
山肌に白い建物がへばりついて建っている。メディナ内も面白そう。
-
バスターミナルへようやくたどり着く。結構な距離を歩いたような。
シャウエン行きのバスがあるか聞いてみると、次のバスはかなり先。
グランタクシーで行くように勧められた。 -
バスターミナルの裏側がグランタクシー乗り場。
国境を越えた所でもそうだったが、
グランタクシーの仕切り役のおじさんがどこからともなく現れて、
「シャウエン」って伝えると「あの車に乗れ!」って指示してくれて、親切。
ティトゥアン→シャウエンは一人35DH(400円ほど) -
助手席にはおばさん、後部座席には男性2名、その前に私達が乗っています。
私の隣はモロッコのおばさんのため、私は真ん中の席でしたが、
ゆったりしていてこの距離ぐらいならグランタクシーでも全然平気。
一列に4人ぐらい詰め込まれるのかと思っていたので、意外と快適でした。 -
車窓はず〜とこんな感じの草原が続きます。
昔に行ったモロッコのイメージとはほど遠く、アンダルシアに近い感じです。
車内のラジオはフランス語、私達以外は全員モロッコ人。
こんな早口のフランス語が分かるなんて凄いと思った。
1時間半後、シャウエンへと無事到着!
シャウエン編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ドロミティさん 2016/07/07 09:23:37
- 青い空♪
- kayoさん、おはようございます^^
素晴らしい青空ですね。
スペインでの雨天のお陰で、何故か私までしみじみ青空を眺めました!
ジブラルタル海峡やサン・フェリペ堀の青い水面も印象的でした☆
フェリーで大陸移動ってすごく豪快な旅ですね。
フェリー乗り場やタクシー乗り場等でのkayoさんがとても頼もしいですね!
ロシア人のご主人様も大阪のオバチャンの前では適いませんね^^
税関に連れて行かれたご主人様を待つ間の心細い気持ちが伝わって、私もジ〜ンとしました。結果オーライで良かったですヽ(^o^)丿
明日から恒例?の夏休み旅行に行ってきます。
また、戻りましたら続きを楽しみにお邪魔しま〜す♪ ドロミティ
- kayoさん からの返信 2016/07/07 17:07:02
- RE: 青い空♪
- > kayoさん、おはようございます^^
ドロミティさん、こんにちは〜!
> 素晴らしい青空ですね。
> スペインでの雨天のお陰で、何故か私までしみじみ青空を眺めました!
> ジブラルタル海峡やサン・フェリペ堀の青い水面も印象的でした☆
やっぱり青空はいいですよね〜。
ドロミティさん、明日から始まるんですね。この時期だったらお天気良さそう。
真夏真っ盛りのヨーロッパ、良いな〜。
私は今後5月のヨーロッパはやっぱりチョッと考えます。
日本のうだるように暑いこの時期に日本を脱出して、爽やかなヨーロッパ、
羨ましい。
> フェリーで大陸移動ってすごく豪快な旅ですね。
> フェリー乗り場やタクシー乗り場等でのkayoさんがとても頼もしいですね!
> ロシア人のご主人様も大阪のオバチャンの前では適いませんね^^
相棒はボーとしてて、直ぐに人を信用しちゃうんで、時々を渇を入れなければ
そのまま騙される羽目に。
騙されるといっても旅行中は小金で済むんですが、
以前投資の話で取り返しのつかないお金を騙された事があるので、要注意です。
> 税関に連れて行かれたご主人様を待つ間の心細い気持ちが伝わって、私もジ〜ンとしました。結果オーライで良かったですヽ(^o^)丿
もし相棒が入国できなかったらどうしよう?なんてオプションすら考えていました。
そんな相棒ですが、今度は一人で日曜日からタイへと。
暫く帰って来ないようなので私は一人暮らしを満喫できて、ラッキー☆
> 明日から恒例?の夏休み旅行に行ってきます。
>
> また、戻りましたら続きを楽しみにお邪魔しま〜す♪ ドロミティ
気をつけて行ってきてくださいね!
帰国後の旅行記を楽しみにしています☆
kayo
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